ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

今飲みたいNZワインー白・ロゼ・赤

2014-07-31 12:40:51 | ワイン&酒
今飲みたいNZワイン―泡 に続き、白、赤、ロゼも紹介します。

白ワイン は、サザン・クロ が私のイチオシ


左)Southern Cross Marlborough Sauvignon Blan 2013 (NZ, Marlborough)
右)Southern Cross Halks Bay Chardonnay 2010 (NZ, Halks Bay)

Southern Cross=南十字星、のエチケットが印象的なワインですが、昨日のスパークリングで紹介したモートン・エステートがプロデュースしているバリューワインです。
どちらもスクリューキャップ使用で、価格は、ソーヴィニヨンが1830円(税抜、以下同様)、シャルドネが1830円。

ソーヴィニヨン・ブラン は、ソーヴィニヨンらしさがはっきりと感じられるワインですが、口当たりがよく、スーッと透明感のある味わいで、品の良さがありました。アルコール度数13%。

シャルドネ は、コスパ抜群だと思います。4年以上経過し、酸が落ちてきていますが、骨格はほどよくしっかりとしています。熟成感があり、バニラやプディングの風味まったりとしてリッチ。まろやか系が好きな方に超オススメ。アルコール度数13.0%。


赤ワインのオススメ にも“サザン・クロス”のワインが入ります。
いくつものワイナリーのワインが紹介されていた中、偶然にもモートン系列のワインが集まってしまいましたが、品質のよさと価格のバランスが優れていることの証明かもしれませんね。


左)Southern Cross Halks Bay Pinot Noir 2012 (NZ, Halks Bay)
右)Lawson's Dry Hills White Label Pinot Noir 2010 (NZ, Marlborough)

サザン・クロスのピノ・ノワール は、夏の暑い季節に、少し冷やして飲んでおいしい赤ワインです。
色がとても淡く、イチゴジュースのような色調でした。キャンディーのようなアロマがあり、酸がみずみずしく、チャーミングで軽快。少々スパイシー感もありました。アルコール度数12.5%、スクリューキャップ。(2300円)

ローソンズ・ドライヒルズ白ラベルのピノ・ノワール は、ハッとする果実味が印象的!スパイシー感が強く、焼き鳥(塩で)が似合いそうです。余韻はそれほど長くありませんが、これも暑い時期に楽しめる赤ワインです。アルコール度数13.5%、スクリューキャップ。(2350円)

どちらのピノ・ノワールも、お値段がけっこうしがちなNZなのに、嬉しい2000円台前半
カジュアルなシーンはもちろん、きちんとした場でも活躍できるクオリティです。



Lawson's Dry Hills Pinot Rose 2013 (NZ, Marlborough)

ローソンズ・ドライヒルズ には ロゼワインもあります。(2300円)
フレッシュでかわいらしい果実味が楽しめます。アルコール度数13.3%、スクリューキャップ。




Ata Rangi Crimson Pinot Noir 2013 (NZ, Martinborough)

エチケットが夏らしくて素敵なのが、アタ・ランギのクリムゾン ピノ・ノワール
凝縮感があり、果実味が鮮やかで、少々ビターなニュアンスを感じました。濃いワインですが、ドロドロした感じはなく、するりと飲めます。アルコール度数13.5%、スクリューキャップ。(4000円)



Mount Edward Earth's End Pinot Noir 2012 (NZ, Central Otago)

マウント・エドワード アース・エンド ピノ・ノワールを口に入れた時、ああ、やっぱり私は セントラル・オタゴが好き と思いました。
果実味がピュアで、ジューシーでバランスよく、非常にエレガント。スーッと飲めますが、余韻が長く、これは超好みでした。アルコール度数13.8%、スクリューキャップ。(4000円)


前半2つのピノ・ノワールは、価格が手頃でコスパがよいものをチョイスしてみました。
後半2つのピノ・ノワールは、より満足度が高く、それでいて価格も納得がいくものです。



Koyama Waipara Wines Tussock Terrace Vineyard Riesling 2013 (NZ, Waipara Valley)

シメは セミスイートのリースリング。以前に紹介したことのある 小山 竜宇(こやま たかひろ)さん が手掛けたものです。貴腐のついたブドウで仕込んだため、独特の風味があります。アプリコットの風味な濃厚な、トロリとした口当たりの甘いワインで、私なら食事よりもティータイムに、ビスキュイと一緒に楽しみたいですね。食事の最後に、これとブルーチーズとの組み合わせも良さそうです。アルコール度数13.2%、スクリューキャップ。(3900円)


(輸入元:ヴィレッジ・セラーズ)


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今飲みたいNZワイン―泡

2014-07-30 15:47:48 | ワイン&酒
過日の ニュージーランド 試飲会にて見つけた、今ちょうど飲みたいワインをピックアップ


左)Mimi Methode Traditionnelle NV
右)Sparkling Mimi Pink NVMorton Estate (NZ, Halks Bay)

ホークス・ベイを中心に、さまざまなレンジのワインをつくるモートン・エステートのスパークリング。
キュートな絵柄のエッチングが目を惹きます。

ピンク色のミミ(ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエのブレンド)の方がカワイイ外観ですが、味わいは白のミミ(ピノ・ノワール49%、シャルドネ48%、ピノ・ムニエ2%、瓶内二次発酵)の方が、いい出来だと思います。

ミミ白は甘酸っぱくチャーミングで、とてもいいバランス。
ミミピンクは白よりも酸が少しゆるめに感じましたので、酸味好きとしては白がイチオシ。
ワイン初心者なら、やさしくてカワイイピンクが喜ばれるでしょう。
価格は、ミミ白が2450円(税抜、以下同様)、ミミピンクが2580円。



キュートなスパークリング“Mimi”は、女子会やカジュアルな会、若いメンバーの集まりに喜ばれると思いますが、格式ある場や、手をかけた料理が並ぶテーブルに並べるなら、下記のスパークリングがパーフェクト


左)Morton Estate Premium Brut Methode Traditionnelle NV
(NZ, Marlborough & Halks Bay)
右)No.1 Family Estate Cuvee No.1 NV (NZ, Marlborough)

プレミアム・ブリュットは、ミミと同じ生産者モートン・エステートの上級レンジのスパークリング(シャルドネ54%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ11%)。
酸の骨格が素晴らしく、キレがあり、ボディに厚みがあり、飲みごたえたっぷり。残糖は10g/リットルと、ミミより辛口の仕上がり(ミミ白は21g、ミミピンクは20g)です。
シャンパーニュと同様のブドウ構成と、品質の素晴らしさで、価格は3500円。実を取るなら、ミミに1000円上乗せし、こちら!というのが私の心のささやきです(笑)

ナンバーワン・エステート は、スパークリングワイン専門の家族経営ワイナリー。ワインメーカーはフランス人で、設備も酵母もすべてがフランスのシャンパーニュから取り寄せています。醸造方法も、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵。

キュヴェ・ナンバーワンはシャルドネ100%。残糖は8.1g/リットル。明記はされていませんが、このボトルには2002年、2003年のワインが使われているとか。たしかなストラクチュアと複雑味を持つ、堂々としたスパークリングです。エチケットも印象的で、どんな場でも主役になりそうなオーラがあります。NZのトップに立つスパークリング生産者ということですから、大いに納得。5000円。

(輸入元:ヴィレッジ・セラーズ株式会社)


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スロヴェニアのビール

2014-07-29 15:41:03 | ワイン&酒
先日いただいたビールが、スロヴェニア産 でした。
スロヴェニアのビールは初めて飲みます。

※スロヴェニアはイタリアのすぐ東隣の国で、首都はワインコンクールでも有名なリュブリャナ。


Union svetlo pivo   Pivobarna Union  330ml (Ljubljana, Slovenia)

スロヴェニアで最もポピュラーなビール だそうで、タイプは ペールラガー

泡立ちはおとなしく、消えるのも早いですが、ビール自体のキメが非常にこまかく、繊細でしっとり。
洋梨などのフルーツを思わせるような独特の風味があり、軽い酸味も加わり、ビールというよりもワイン的に感じました。


アルコール度数 4.9%

鰻の蒲焼に合わせてみたのですが、ビールがやや負け気味でしたが、まずまずの相性。




1864年創業の“Pivobarna Union” はスロヴェニア最古のブルワリー

ワインだけでなく、ビールの世界も面白いですね。

日本へはまだ入ってきていないようですが、スロヴェニア国内でははもちろん、欧州ではよく知られているブランド(通称 -Union Lager)ということなので、この夏、ヨーロッパに出かける方は、見かけたら試してみてはいかが?

コメント (2)
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信州ワイン「モンラック」ロゼ

2014-07-28 14:37:18 | ワイン&酒
信州高原地ビール に続き、こちらの ワイン も先日の軽井沢で入手。
帰りがけに、軽井沢駅の改札横の売店で見つけました。

白、ロゼ、赤がありましたが、ロゼを購入。


信州ワイン MONLACS モンラック ロゼ  塩尻・松本平産  180ml 295円(税込)
製造者:井筒ワイン(長野県塩尻市)   販売者:JR東日本

帰りの新幹線の中ではさすがに飲まず、家でじっくりと

裏ラベルをよく読んだら、白とロゼはやや甘口、赤はやや辛口、とありました。
てっきり辛口のロゼかと思ったら、違いました。残念!

でも、塩尻で有名な 井筒ワイン の製品というのは期待が持てます。
軽井沢と塩尻は、まったく方向が違いますが、同じ長野県産ということで、信越線エリアにも置いているのでしょう。すぐ飲めるワインが駅で販売されているのは嬉しい限りです



180mlサイズのガラスボトルにスクリューキャップ、しっかりとした硬さのプラスチックカップ付き、というのは、列車の旅には便利ですね。

色がとてもキレイなロゼワインです。ブドウ品種は不明ですが、香りからして、コンコードは間違いなく使われていると思われます。ラブルスカ系の甘い香りがあり(アメリカ産黒系ブドウジュースを想像してください)、味わいもブドウジュース的な甘さがありました。これはコクコク飲めます。とはいっても、アルコール12%ありますから、要注意。



しかし、このロゼが辛口だったら、もっと嬉しかったのですが…

海外では辛口タイプのロゼはあたりまえのように飲まれ、男性もよく飲みます。フランスでは、購入される4本に1本がロゼワイン(ほぼ辛口のはず)です。日本でロゼワインが飲まれにくいのは、ロゼは甘口というイメージが根強いからかもしれません。

甘口は甘口なりにおいしいですが、どうしても食事とは合わせにくくなりがち。

現に、このロゼと餃子を合わせようとしたら、少々違和感がありました。
これがスッキリとした辛口のロゼだったら、餃子もよりおいしくいただけたかなと。


ストックしてあった 果汁グミ ライチ味(明治) とはバッチリでした

ワインが甘めで、香りに華やかさがあるので、甘め&アロマ華やかなライチのグミがしっくりきました。



また、プラカップより、ワイングラスに入れた方が、味わいに透明感があるように感じました

お土産に持ち帰ってから飲むなら、ワイングラスに注ぐことをオススメします。
家まで待ちきれなかったら、もちろん、車内でどうぞ

※ワイン名の「モンラック」とは、フランス語で“山の湖”の意味だそうですよ

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「信州高原 地ビール」 Organic

2014-07-27 12:03:28 | ワイン&酒
先日出かけた軽井沢の スーパー「ツルヤ」 で、地ビール を購入。


信州高原 地ビール Organic 350ml  229円(税抜) ツルヤオリジナル

オーガニックビール だから買ってみました。
定価は229円のようですが、私が購入した店舗では199円(税抜)でした。

ツルヤヤッホーブルーイング(よなよなの里 エールビール)が共同開発した商品で、「ツルヤプレミアム」ブランド初のビール製品だとか。アルコール5%。
よなよな…は首都圏でもよく見ますね。



有機麦芽、有機ホップ100%、浅間山系の水を原料とし、認証を受けた醸造所(軽井沢町長倉)で醸造された上面発酵のエールビールです。
麦芽の搾りかすは、有機肥料として地元信州の農家に提供。



やや淡いアプリコットやビワの果皮のような色合いで、泡立ちはクリーミー。
スッキリやさしく、湧水のようなピュアな口当たりで、キメ細かくしっとり。
木陰を抜ける風のような、涼しげで品のいいビール。これは飲み飽きないですね。

PB商品なので、お値段も少し安いのが嬉しいですね。
同じシリーズで、「クリア」、「ブラック」がありましたが、「オーガニック」が気に入ったので、機会があれば、次もまたこれを買いたいと思っています。




「ノイエス」のライ麦パン“フラーデンブロート” とクリームチーズにも合わせてみました

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「ノイエス」のドイツパン

2014-07-26 15:06:55 | パン
オーストリアビールとスイーツのマリアージュ の会場となった店は、
ドイツパン、ウィーン菓子の “Neues” ノイエス

ノイエスでは、オーストリアのケーキが食べられる(もちろんテイクアウトも可)だけでなく、食事もでき、ビールもワインも飲めるほか、ドイツパンも販売されていました。

ドイツパン好きなら、ここでドイツパンを買わない手はありません

そこで選んだのが、ライ麦とスパイス が入っているという、こちらのパン。


フラーデンブロート  1/2  400円(税込) ノイエス

フラーデン fladen は“平たい”という意味 なので、要は、“平たいパン”のこと。
このパンはボウル状ですが、四角い型で焼かれたパンから見れば、平たく見えるからでしょうか。


みっちり詰まり、ずしっと重たいライ麦入りのパンです

非常に硬くて、スライスするのにかなりの力が要りました。



ライ麦比率はわかりません。生地には キャラウェイシード(Kümmelキュンメル)が入っていました。キャラウェイならではの独特の風味と、少しプチプチした食感があり、ライ麦と混ざって香ばしくていい感じ。そのまま食べてもよし、クリームチーズを塗ってもよし。
軽くトースターで表面をあぶるのも好きです。



「ノイエス」でドイツパンが売られていることは、今回のイベントで初めて知りました。
店は青山通りから少し引っ込んだところにありますが、カナダ大使館にも近く、この付近はよく通るところなので、次はまた別のドイツパンにトライしてみたいと思いました。


※ドイツパンに興味のある方へ → こんなイベントを開催します(8/26、人形町)




ドイツパン、ウィーン菓子のノイエス

東京都港区赤坂7-5-56 OAG-HAUS(ドイツ文化会館)1F
http://www.neues.jp/

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オーストリア菓子とビールの華麗なるマリアージュ

2014-07-25 10:27:21 | ワイン&酒
先月、オーストリアビールと食のマッチング の取材をした際、甘いもの好きの私としては、スイーツとビールのマリアージュに非常に興味がわきました。

そこで、主催のジャパンビアソムリエ協会に、これをテーマにイベントを開催してください~、とリクエストをしたところ、すぐにイベントが立ち上がりました!

※オーストリアビール&食のマッチングの取材記事 → コチラ



オーストリア菓子4種  ×  オーストリアビア4種



7月21日、オーストリア菓子の「ノイエス」を会場に、ノイエスのオーストリア菓子と、オーストリア出身のビアソムリエ世界チャンピオン、カール・シフナー氏がお勧めするオーストリアビールを合わせました。


オーストリアで経験を積んだ「ノイエス」 野澤孝彦シェフ


ルバーブクアルクシュニッテン Rhabarber-Quark Schnitten    ファイゲン Feigen

ルバーブクアルクシュニッテン は、このところ注目されている食材“ルバーブ”(福島産)と“クアルク”(フレッシュチーズ)を合わせ、“イタリアンメレンゲ”を載せたケーキ。この3つの食材は、お菓子の世界の“黄金トリオ”だとか。ルバーブはスープにも使われます。赤く見えるのがルバーブの甘酸っぱいジャムで、このケーキは全体が甘酸っぱさに包まれています。

ファイゲン は、白ワインでコンポートしたいちじくを丸ごと1個焼き込んだタルト。とろりとやわらかないちじくにキャラメルとナッツが加わり、リッチで甘美。タルト部分は香ばしく、イチジクの果肉の部分はねっとり濃密。甘さは強いけれど、ピュアな甘さで、クドくありません。見た目はシンプルですが、中身が濃い。いちじく好きにはたまりません!



カーディナルシュニッテン Kardinalschnitten    ザッハトルテ Sachertorte

カーディナルシュニッテン は、卵白と卵黄の2種のメレンゲをストライプ状に焼いたお菓子。コーヒークリームのコーヒー風味がしっかりきいています。全体的にとてもやわらかく、ふんわりしたケーキですが、コーヒーのほろ苦さがいいアクセントになっています。これは初めていただきましたが、かなり気に入りました。

ザッハトルテ は、もう説明が不要なくらい有名なウィーンのチョコレートケーキ。特産のアンズジャムをはさみ、表面はチョコレートと砂糖を結晶化させたものでコーティングされているのが特徴。ホイップした生クリームを添えていただきます。見た目はずっしり重たそうですが、食べると意外にも軽やか~



スイーツ4種と合わせる オーストリアビール については、ジャパンビアソムリエ協会会長の森本智子さん が説明をしてくださいました。森本さんは、日本人で初のドイツDoemens Akademie認定ビアソムリエでもあります。

※オーストリアビールの概要については、以前のリポート を参照してください。

初代ビアソムリエチャンピオンのカール・シフナー氏によると、

「食事の途中ですでにたくさんのワインを飲んだ後、コースの最後のデザートの際にまたデザートワインを飲むと、重たく感じることがある。ワインの代わりにビールを選べば、重たくならず、ビールの炭酸でスッキリ締められる

また、穀物でできたビールと、穀物を原料に使うスイーツは相性がいい、ということです。
いずれにしても、ビールの種類を選ぶことがポイントになってきます。

【スイーツと相性のいいビール】
ヴァイツェンボック、ボック(ヘル&ドゥンケル、ドッペル)、アイスボック、ハニービール、コーヒービール、チョコレートビール、トラピストビール、インペリアルポーター、インペリアルスタウト、バーレイワインなど。

さっぱりわからない~、という方も多いと思いますが(私も仲間です)、まずは今回合わせたスタイル(太字のもの)を覚えておくといいと思います。



ホーフシュテッテン グラニットボック Hofstetten Granitbock
(ホーフシュテッテン クランマー醸造所) ボックビア

ボックビア Bockbier は、シュタルクビア(シュタルク=英語のstrong)に分類されます。
ヘルは淡い色、ドゥンケルはダークな色合いの意味。

グラニットボック は、グラニット(花崗岩)の釘状にしたものを直火で熱し、それをボックビールの中に入れ、果汁の糖分をカラメル化させたもの。

甘く香ばしい香りがあり、ほろ苦いカラメルの風味がありました。泡立ちはおとなしく、でも、なめらかで、温度が高めでも飲めそうな感じですね。アルコール7.3%。
このビールは4つのどのスイーツともよくマッチしました。カラメル風味が、カーディナルシュニッテンのコーヒー風味によく合い、いちじくのタルトのタルト部分にも、いちじくのねっとりした部分にもよくなじみます。チョコレートを使ったザッハトルテとの相性はもちろん完璧。ルバーブの酸味とも違和感がありませんでした。



エッゲンベルガー・ウアボック23 Eggenberger Urbock 23
(シュロス・エッゲンベルク醸造所) ペール・ダブルボック(ドッペルボック)

ドッペルボック は、麦汁濃度もアルコール度数も高いシュタルクビア。カラーは琥珀色から黄金色ということですから、ビールの色を見て納得。このビールの名前に付いている23は麦汁濃度(23%)を表し、アルコール度数は9.6%。

飲んでみると、苦みが強く、酸味も強い!通のビールですね、これは。
スイーツとのマリアージュだと、私にはやや難しく感じました。セミハードチーズなどはどう?
4つのスイーツの中では、酸味のあるルバーブクアルクシュニッテンが、そこそこマッチします。コーヒー風味のカーディナルシュニッテンは、苦みが増幅するように感じます。逆にいえば、ビターなマリアージュを求める向きにはいいかも?



ホーフシュテッテン グラニットアイスボック Hofstetten Granit Icebock
(ホーフシュテッテン クランマー醸造所) ボックビア

アイスボック もボックビアの一種で、ボックを凍らせたもの。水分だけが凍り、濃厚なエキス分が残りますから、アルコール度数が高く、アロマが凝縮したものになり、当然これもシュタルクビア。アルコール度数は11.5%。

色は今回の4つのビールの中で最も黒みがあり、濃密な外観です。口にするとトロミがあり、とてもなめらか。まるでコーヒーリキュールのようなテクスチュアと風味で、コクがあります。これはカーディナルシュニッテンでしょう!コーヒーっぽさが本当によく合います。チョコレートのザッハトルテともバッチリ!野澤シェフによると、モンブランのペーストや、ナッツとも相性がいいとか。今度はぜひ合わせてみたいですね。



サミクラウス クラシック Samichlaus Classic
(シュロス・エッゲンベルク醸造所) バーレイワイン

バーレイワイン は、ワインと同じくらいの強さのある“麦のワイン”(バーレイbarleyは麦のこと)ということで、名付けられました。19世紀のイングランドで醸造されたのが起源というストロングエール。ワインと同じように熟成が可能なビールなんですって。

このサミクラウスのアルコール度数は14%!たしかに、ビールというよりはワインのアルコール度数ですよね?これを普通のビールのようにクイクイ飲んだら、確実に酔っぱらいます(笑)
トロミがあってなめらかで、ビールなのに甘い!ほどよい酸味もあるので、甘ったるくなりません。これは4つのスイーツすべてによくマッチしました。意外な美味しさでは、ルバーブクアルクシュニッテンとのマリアージュ。ルバーブの酸味がこのビールとキレイに溶け合います。ザッハトルテとのマリアージュはパーフェクトでしたし、いちじくのタルトも最高に合いました。ビール自体に甘さがあるので、スイーツと合わせやすいと思います。
ちなみに、「サミクラウス」は「サンタクロース」のこと。クリスマスにいいかも?



4つのオーストリア菓子とオーストリアビアをいろいろ試した結果、
アルコール度数が高めで、コクがあり、濃厚なビールは、甘いスイーツに合わせやすい(似たものを合わせる) が、まずは失敗がないでしょうか。

オーストリアビールは、小瓶サイズのものが多いですから、ビール1瓶とケーキ1個を買い、自分へのご褒美 と称して1人で楽しめます

もちろん、皆がいろいろ持ち寄って、ビア&スイーツパーティを開くもよし

ただ飲むだけじゃない、新たなビールの世界が広がりそうです



会場はオーストリア菓子の「ノイエス」さんでした

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ドイツパン&ドイツワインのイベントを開催します

2014-07-24 10:00:00 | パン
【イベントのお知らせ】

ドイツパンでワインが飲みたい♪
 -第1回 まだまだ汗ばむ日に爽やかに楽しむドイツパン&ドイツワイン

ドイツ食品普及協会 代表の森本智子さんと一緒に、ドイツパンとワインのイベントを開催します。

ドイツパンっていうだけで敬遠されがちなのはもったいないよねぇ?
じゃあ、ワインと組み合わせて、おいしく食べ&飲みしちゃう?

ということで、企画してみました

さまざまなタイプのドイツパンに食材を組み合わせ、ドイツワインとのマッチングを探ります。
季節ごと、テーマごとの開催を予定しています。
ドイツパンの基本、当日のドイツパン、ドイツワインについて専門家(ドイツパンは森本さん、ドイツワインは私)が解説しますので、初心者の方もお気軽にどうぞ。

第1回目、まだまだ暑さの残るこの時期には、軽快なマッチングを楽しみます。
重たいと思われがちなドイツパンですが、合わせる食材とワインで、グンと表情が変わりますよ。


パンは現在選定中です


ドイツパンでワインが飲みたい♪
 -第1回 まだまだ汗ばむ日に爽やかに楽しむドイツパン&ドイツワイン

<内容>
ドイツパン:3種(予定)
ドイツワイン:3種(予定)
パンとワインのマッチングにピッタリの食材:3種(予定)

<詳細>
日程:2014年8月26日(火)
時間:19:00~21:00
場所:人形町 三日月座(東京都中央区日本橋人形町1-15-5)
   http://www.mikazukiza.com/
人数:25名まで
会費:3,600円
講師:森本 智子 ―ドイツ食品普及協会 代表
   綿引まゆみ ―ワインジャーナリスト

主催:ドイツ食品普及協会

申込:Facebookをやっている方 → https://www.facebook.com/events/538051799655394/

     Facebookをやっていない方 → ドイツ食品普及協会 イベントページ を参照ください

※ワインを提供しますので、20歳以上の方限定です。


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豪州クイーンズランドのワイン「シロメィ」

2014-07-23 10:24:30 | ワイン&酒
オーストラリアの クイーンズランド州 から、SIRROMET シロメィ・ワインズの醸造責任者である アダム・チャップマン氏 が初来日し、プレゼンテーションを行いました。




クイーンズランド は豪州の北東部に位置する州で、州都はブリスベン。
有名な観光地ゴールド・コーストやケアンズもクイーンズランド州にあります。
面積は豪州第2位の広さを誇り、ひとつの州なのに、総面積は日本の4.5倍!

南北に2100kmと長く(日本は北海道の北端から九州南端まで約2000km)、北部(ケアンズなど)は熱帯雨林性気候、南部(ブリスベンやゴールドコーストなど)は温暖な亜熱帯気候となっています。
ということから、ブドウ栽培には暑すぎるのでは?という懸念がありますが、アダムさんの話を聞いて納得しました。

それは、シロメイのブドウ畑がある Granit Belt グラニット・ベルトという栽培地区が標高1000m前後の高地にあるということ。
ここは、豪州の中で最も高所のブドウ栽培地域だとか。

つまり、グラニット・ベルトはクイーンズランド州で最も気温が低い冷涼な地域 であり、かつ降雨量も少ないため、ブドウ栽培には最適な気候条件が揃っています。

また、グラニット=花崗岩・ベルトという名が表すように、古い花崗岩土壌が一帯に広がり、花崗岩は水はけが良いですから、これもブドウ栽培にはもってこいの好条件。

位置的には、グラニット・ベルトはブリスベンとゴールドコーストの間にあります。
ここにブドウが植えられたのは1870年代と、歴史は長いですが、かつては地元消費のカジュアルなワインが中心だったようです。

商業的に本腰を入れてワインづくりを行なうようになったのは、ここ10年ほどのことで、アダムさんが醸造責任者を務めるシロメイの設立が2000年ですから、グラニット・ベルトが名声を得るようになった時期とシロメイのスタートはちょうど重なります。
州のワイン協会 Queensland Wine Industry Associationが創設されたのも2001年。
この頃がクイーンズランドのワイン産業の転換点といえるでしょう。



現在、グラニット・ベルトには約50のワイナリーがあります。
小さいブティックワイナリーが多い中、250haの畑を所有するシロメィは地域最大規模を誇ります。


SIRROMET 醸造責任者のアダム・チャップマンさん

豪州を代表する実業家テリー・エドワード・モーリス氏が設立したシロメィに、アダムさんはスタート時の2000年から醸造責任者として働いています。
フランスで修行したアダムさんは、豪州の他のワイナリーを経て、33歳の若さでシロメィの醸造責任者に抜擢されました。
以来、アダムさんは、醸造だけでなく、植樹、栽培から醸造まですべての最高責任者としてシロメィを率いています。

アダムさんの信条は、
「すでにあるものと同じものではなく、シロメィならではのワインをつくりたい」

アダムさんの手腕もあるのでしょう、2013年、シロメィは ワイン評論家ジェームズ・ハリデー氏による5つ星ワイナリー(FIVE STAR WINERY)に認定される、という素晴らしい結果を出しました。

それは、どんなワインなんでしょう?
今回、アダムさんが紹介してくれた中から、私が気になったものをいくつかピックアップすると…


SIRROMET 820 ABOVE Vineyard Selection VERDELHO 2013 (QLD, Granit Belt)

ヴェルディーリョ は、ポルトガルのマデイラ島でもっとも多く栽培されている品種。
酸がキリリ!果実味もキッチリ凝縮した、オークなしの辛口白ワインで、これは好み!
「果実の本当のよさを出したいから残糖ゼロにしている」と、アダムさんの談。

アダムさんは初めての来日ですっかり和食に興味をもったようで、このワインには、シトラス、メロン 、柑橘のイメージがあるので、寿司や刺身に合う、と提案。

ワインの酸味は食事とのマリアージュにとても大事なもの。
アダムさんは、酸が中程度から高いワインの方が食事との相性を引き出してくれる、と言います。


右)SIRROMET Signature Collection 2011 Sparkling Red (QLD, Granit Belt)

豪州ならではの、赤のスパークリングワインです。
シラーズを使ったものが多いですが、これはプティ・ヴェルド100%
海苔?的な独特の風味があり、ワインが濃厚!少し甘く、スパイシーさが口いっぱいに広がります。
プティ・ヴェルドから来る色の濃さも魅力です。

白&ロゼ泡だけでなく、赤スパークリングも含め、よく冷やすこと、とアダムさん。
この赤スパークリングもよく冷えていましたが、タンニンのギシギシ感は皆無で、軽やかで心地よい収れん味が最後にキュッと感じられました。

赤スパークリングを飲むシチュエーションは、いつも悩みの種ですが、
和牛の鉄板焼き(日本で食べてお気に入りになったそう)、ダック、クリスマスのターキー、肉ならあまり力強くないものが、アダムさんのオススメ。
もちろん、そのまま飲んでもよく、食前酒として、フルーツと一緒に、スイーツと一緒にと、実は意外と幅広く楽しめそうですよ。

左)SIRROMET Private Collection Sun Wine 2006
Chambourcin(シャンブルサン)という黒ブドウ品種を使った酒精強化ワインで、ワインの色は赤。発酵途中でアルコールを加えて酒精強化します。アルコール度数21.9%。
干しブドウの風味、強い甘さがあり、これは完璧にデザート向き。




テイスティング終了後、アダムさんにいくつか質問してみました。

まずは、環境への配慮について。
水の再利用システム、ソーラーパネルの設置(800枚)など、最新設備を備える一方で、プレスした後のブドウ果皮や牛糞をコンポストとして利用したり、海藻を溶かし込んだ液体を畑に散布したり、ケミカルなものをなるべく避け、地球にやさしいワインづくりを行なうように心がけている、とのことでした。

現在の豪州のワイントレンドを尋ねると、定番のシャルドネはもちろん今も好まれているけれど、例えば、イタリア品種のヴェルメンティーノやフィアーノなど、これまでとはちょっと違った新しいものに飛びつく傾向があるそうです。
日本で好まれているスパークリングワインへの傾倒はなく、欧州で人気のロゼワインに関しては、夏の時期に飲む程度ということで、新しいものに触手が動くものの、保守的な面も健在?

なお、シロメィでは、畑を細分化して小区画での仕込みを行ない、同じシャルドネでも、土地ごと、区画ごとの個性を追求したワインをつくっています。
例えば、下記のシャルドネ。


左)Le Sauvage 2009 Chardonnay 右)Signature Collection 2011 Chardonnay

どちらも、Seven Scenes vineyard(畑)のブドウを使っていますが、区画が違います。
また、“Le Sauvage”シリーズは天然酵母で発酵させています。
樽はどちらも同じフレンチオークで、使用率も100%。年の違い、酵母の違いもあると思いますが、味わいの傾向が明らかに違いました。



面白い試みでは、グルジアのアンフォラ(甕)による古くからのワインづくりにヒントを得、卵型のタンクで特別な区画のシャルドネを仕込み始めたそうです。
「新しいワイン技術を支えにした、古いスタイルのワインづくりだ」と、アダムさん。
卵型タンクは1台60万円ですって!
ワインが出来上がってきたら、ぜひとも飲んでみたいものです。


現在、シロメィの 輸出比率は25%。生産量がそれほど大きくないので、多くの国に手広く輸出していくのではなく、アジア太平洋地域を中心に展開しており、今後もその方針は変わらないそうです。

アダムさんは、初めて訪れた日本のことをとても気に入ったようで、日本にはぜひ力を入れていきたい!と言っていましたから、今後はシロメィのワインと出合えるチャンスが増えるかもしれませんね。


問い合わせ先:クイーンズランドビジネスセンター (東京都港区)
          http://qbconline.com/



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「レイヨン ヴェール」の食パン@軽井沢

2014-07-22 19:04:15 | パン
軽井沢には有名なパン店がたくさんありますが、その中で、こちらは最小かも?

中軽井沢に2010年4月にオープンした 「レイヨン ヴェール」 に足を運んでみました。


ブーランジェリー レイヨン ヴェール

看板に“石窯パン”と書かれていますが、溶岩を加工した石窯でパンを焼いているそうです。

平台にパンが並べてありますが、残っているものは数点という売れ行きぶり。
カンパーニュ系のパンが買いたかったのですが、残念!
でも、人気だという食パンが1斤だけ残っていたので、食パンを購入。


石窯で焼いた食パン 1斤300円

6枚にスライスしていただいた際、
「焼き立ててまだ温かいので、気をつけてください」と言われたにもかかわらず、トートバッグに入れておいたら、ふにゃんと潰れてしまいました。


かなりやわらかいですが、超むっちり!

見た目よりもずしっと重さがあり、キメは細かく、みっちり詰まっています。
味はやや甘目かもしれません。
2、3日はそのままでもやわらかくいただけました。

なにも付けず、そのままパンの味を楽しむのが好きです。



店は、軽井沢町役場の横の道をくねくねと行った場所にあるのですが、初めての人がスムーズにたどり着くのは難しいかもしれません。外観も民家風ですし。ゆっくり探してください。

でも、買いに行くなら午前中の早い時間がオススメ。
早く行かないと、売り切れ必至!



レイヨン ヴェール

長野県北佐久郡軽井沢町長倉2166-202
9:00~17:00
水曜定休


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オトナ女子のためのチョコ「HAREL」

2014-07-21 17:00:00 | 甘いもん
先日いただいてみたこちらは、オトナ女子をターゲットにしたチョコレート だそうで…


HAREL ハレル リッチミルク (明治)

1枚あたり5gの薄い形状のチョコです。
ミルク感たっぷりの、まろやかでリッチな味わいが楽しめました。

上質なイタリアの赤ワインと合わせてみましたが、これはイケますね~



マダガスカル産カカオ豆ブラジルトメアスー産カカオ豆をブレンドしているそうで、前者は華やかな香りとふくよかな酸味が、後者はフルーティーな酸味と力強いうまみ&キレのある苦味が特徴だとか。


一箱12枚入り、重量60g、カロリー349kcal。

たしかに、オトナ女子のキレイな指先に似合いそう



同シリーズに、ビターなテイストの「ハレル ロイヤルビター」があるそうで、それもワインにバッチリ合いそうです。

私が売り場で見た時は、「リッチミルク」しか見つけられませんでしたが、どこかで「ロイヤルビター」に出合えたら、ぜひ入手したいと思っています


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フェットチーネグミとワイン

2014-07-21 10:14:08 | 甘いもん
果汁グミ(明治)とワインのステキなマリアージュ はすでに確認済みなので、今度は別のグミでチャレンジしてみました。


フェットチーネグミ チェリー&ストロベリー  ブルボン

パスタのフェットチーネの形のグミで、1袋50g、165kcal。



表面に酸っぱいパウダーがまぶされて、こんなドライフルーツがありそう?という姿。
平たい形状なので、噛むと、一瞬、ガムのような食感。
この食感は嫌いじゃないんですけど、甘ずっぱいパウダーの風味と香料が強烈!

ナチュラルな果汁テイストを求めるオトナ女子には、このテイストはちょっと苦手。
ターゲットは小学校女子~女子中学生あたり?

子どものオヤツ的なグミですから(たいていのグミはそうかもしれませんが)、これをワインに合わせるのは厳しいわ…、と思いつつ、いくつかのワインとのマリアージュに挑戦してみました。
でも、やはり、グミのパンチが強烈すぎました。

ただ、下記のワインに合わせてみたところ、単体だと物足りなく感じたワインが、このグミとの組み合わせで別物になりました。


Montelago Cosecha 2013  BODEGAS 1890 (JUMILLA, Spain)

モナストレルというブドウ100%のスペイン産赤ワインで、アルコール12.5%。
スーパーで買ってみたワンコインワインです。

凝縮感は軽く、サラリとしたスタイルのカジュアルテイスト。
ラムの厚切り肉と合わせてみたら、さすがにワインが完全に負けました。
ミートソースパスタや焼き肉など、やや甘めの味付けの料理ならよさそうかも?

ふと思いつき、このフェットチーネグミを合わせたら、サングリア的なテイストに。
ワインの味はほとんどかき消されてしまいますが…

結論。
上質なワイン、繊細なワインとフェットチーネグミを合わせるのは、避けるべし

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Summer of Riesling!~JSAコラム更新

2014-07-20 11:16:05 | Catch the Wine Voice
Vol.6 「Tavel…」 に続き、日本ソムリエ協会のweb に コラムvol.7をアップしました。

【Catch the Wine Voice】vol.7 Summer of Riesling!




コラムでは、2014年4月25日に開催した、第6回 Riesling Ring Tasting のリポートと、
現在、絶賛開催中の 世界のリースリングバイザグラスキャンペーン を改めて紹介しています。

 コラム記事へ→ GO


第6回RRTでは NYから招聘した ポール・グレコ氏が熱弁を奮いました


ポール・グレコ氏


NYのリースリングも紹介

 コラム記事へ→ GO



Catch the Wine Voice (Japan Sommelier Association web column)
 コラム目次 → コチラ

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タヴェル=食べる?ロゼワイン~JSAコラム更新

2014-07-20 10:00:00 | Catch the Wine Voice
前回からかなり空きましたが、日本ソムリエ協会のwebにコラムをアップ しました。

【Catch the Wine Voice】vol.6 タヴェル=食べる?ロゼワイン

フランスの“ロゼワインの王様”と称される TAVEL(タヴェル)を取り上げました。



世界中にロゼワインは数々あれど、このロゼの存在を忘れてはいけません。

 記事へ→ GO



Catch the Wine Voice (Japan Sommelier Association web column)
 コラム目次 → コチラ



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モカソフトVS栗あんソフト@軽井沢

2014-07-19 11:50:28 | 甘いもん
7/18にオープンした 軽井沢のワインバー「RUBATO」 のオープン前のお披露目に軽井沢に伺った際、せっかくなので、こちらの名物もいただいてきました。

VS
軽井沢モカソフト 300円 ミカド珈琲      栗あんソフト 300円 竹風堂

シーズンには行列ができるミカドコーヒーのモカソフトと、小布施を本店とする竹風堂(ちくふうどう)の栗あんソフトの一騎打ち!
どちらも300円(税込)なのは、お互いを意識しているから?(笑)

モカソフト は、カップ入りの場合にはプルーンのシロップ煮が付いてきます。
コーンもカップ入りも同じお値段。見た目ではコーンの方がそそりますけれど。
コーヒー風味はそれほど強くなく、やさしいミルクコーヒー風味。

栗あんソフト は、栗の産地小布施ならではのもの。
軽井沢では、旧軽ロータリーにある店と、軽井駅に近い店でソフトクリームがいただけます。
甘さしっかりで、まろやかな栗味。和スイーツ党には、こちらの方が受けるかも?



竹風堂には賞味期限が当日限定の 栗おこわもあり、自宅土産に最適(1人前620円~、税別)
私も買って帰りました




帰りがけには、軽井沢駅の売店で 八ヶ岳牛乳(110円)をゴクゴク

乳製品をかなり摂取した日となりました(笑)


コメント (1)
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