ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

これって「笹団子」でしょうか?

2009-04-30 14:09:17 | 甘いもん


喜多方の叔母から、新潟の 「笹団子」 が届きました

この叔母は色々なものを送ってくれるのですが、笹団子もよく送ってくれる定番のひとつです。

笹の葉に包まれた団子をほどいてみると・・・




え?これって 大福 では!?


今までの笹団子は、笹で包んだ後に蒸していたため、餅の表面に笹の葉脈の跡と笹の香りがしっかり付いていましたが、それとまったく違います。

笹の香りは多少しますが、単に包んだだけなので笹の香りは非常に乏しいです。




あんこは粒あんで、普通に「よもぎ大福」として食べるのなら全然OK、といったところでしょうか。



そういえば、「かしわ餅」 の季節ですね。
出ているうちに買わないと!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペットボトル入り南仏オーガニックワイン

2009-04-29 14:29:44 | ワイン&酒
GWで、キャンプやピクニックに行く人も多いことでしょう。

そういう時に使えそうなのが ペットボトル入りのワイン
「グリーナー プラネット」 で、2008年9月から発売されています。



greener planet 白・赤 各750ml (VdP d'Oc, France)

南仏ラングドック産のヴァン・ド・ペイワインですが、
オーガニック認証の「AB」マークが付いています。

赤は、カベルネ・ソーヴィニヨン80%+メルロ20%のブレンド、

白は、ヴィオニエ80%+ソーヴィニヨン・ブラン20%のブレンドです。

どちらも試飲してみましたが、お値段(輸入元希望小売価格 1,418円)からすると、まずまず納得でしょうか。



ラングドックのヴァン・ド・ペイクラスの白ワインはシャルドネが多い中、この白はヴィオニエ&ソーヴィニヨンというユニークなブレンドなので、白ワイン好きにとっては心惹かれますね




ペットボトルの重さは54g(ガラス瓶の1/10ほど)で、
ワインと合わせても800gと超軽量だし、
便利なスクリューキャップなので、BBQなどのアウトドアに活躍してくれそうです。

輸入元:日仏商事株式会社



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタリアのワイナリー製スウィーツ

2009-04-28 21:39:47 | 甘いもん


とある展示会で、イタリアワインの試飲ブースに私の目を惹き付けるものが!

もちろん、ワインをメインにチェックしなければいけないのですが、
甘いもの好きにとっては素通りできません(笑)

聞けば、このお菓子もそのワイナリーで作っているとのこと。
たしか、ここは南イタリアのワイナリーだった気がします。

ナッツやマジパンがふんだんに使われ、ずっしりと重量感のあるお菓子で、非常に私好みでした




こちらは トスカーナ のワイナリーのもの

ビスコッティ(写真左)を甘口ワインに合わせてみましたが、もちろん文句なしのマリアージュ

ほっとひといき つかせていただきました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美坂屋のバウム「フォレ・ド・ブルターニュ」

2009-04-27 14:03:27 | 甘いもん
毎度お馴染み、鹿児島の「美坂屋」のバウムクーヘンをスーパーで発見



Foret de Bretagne (フォレ・ド・ブルターニュ)  美坂屋(鹿児島)

サイズ 190×150×35mm、 定価 248円


「ブルターニュの森」という名前が付いているように、
フランスのブルターニュ産の醗酵バターを使っていることがこのバウムの売りで、
また、 「卵」の配合を多くしていることもポイントのようです。



たしかに、美坂屋の他のバウムよりも黄色が強く出ていると思いますし、
よりしっとり感を感じるのは、卵の配合の多さのおかげなのかもしれません。

甘さも他のラインナップより強めに感じました。

卵のおかげでソフトな口当たりとはいえ、非常にしっとりしているので、みっちり固めのバウムが好きな人も、これは全然イケるでしょう。

醗酵バターの存在は、味わい的にはよくわかりませんでしたが、ふんわり甘い香りの中にバターの風味が感じられ、総合的に、このバウムはけっこう好み です。



高さが50mmのタイプ(Grande Foret de Bretagne、定価 368円)もあるようなので、それを見つけたら買い!だと思っています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田崎真也の和食店「T」@愛宕山

2009-04-26 16:14:18 | レストラン&店
しばらく前になりますが、ソムリエ世界一田崎真也氏が経営する和食のお店に行く機会がありました。

店の名は 「T」 (てぃ)

田崎真也ワインサロンのすぐそば、愛宕神社の境内にあります。

使われている食材はすべて東京産 という、こだわりの店で、
この時はコースをいただきました。





最初に何種類かの小鉢が一度に出されます









お造り



金目鯛の味噌しゃぶしゃぶ



見事なアワビのステーキ






土鍋で炊かれたごはんが美味しい



甘いもの好きに嬉しいスウィーツの盛り合わせ


一緒に出されたのは、デザートワインのように甘い日本酒の古酒でした



どれも厳選されたいい素材が使われていますが、それがすべて東京産であることに驚きました。
ここは個室もありますし、愛宕神社の境内というロケーションも面白いので、海外からのお客様を連れて行ったら喜ばれるかもしれません。

----------------------------------

和食 T

http://r.gnavi.co.jp/e081401/

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京「村上開新堂」のクッキー♪

2009-04-25 12:16:13 | 甘いもん
1週間ほど不在でPCを開けませんでしたが、ようやく戻ってきました。
復帰第一弾は、心躍るスウィーツです



今年の1月に、京都の「村上開新堂」のクッキーを紹介しましたが、

今回は、東京の一番町(千代田区)にある 「村上開新堂」 のもの。

この両店の関係については前回も書きましたが、
以前はつながりがありましたが、今は完全に別の店ですのでお間違えなく。


東京の店は完全予約制で、しかも、一見さんお断りであるため、常連さんの紹介がないと買えません。

そんな幻のお菓子を、友人のUさんが差し入れてくださいました。
Uさん、ありがとうございます



京都の方もステキでしたが、こちらも渋い包装で重厚感があります



みっちり隙間なく詰められたクッキー




見えない下の方にもまた別の種類のクッキーがありました。
ホロホロ・・・というより、ハードな歯応えを楽しめるクッキーで、上等な紅茶を丁寧に淹れて飲みたくなる、そんな凛々しさがあります。




焼き菓子もあるようで、焼き菓子好きなら、ここの焼き菓子詰め合わせをいただいたら、天にも昇る気持ちになることでしょう




栞には、今年が創業135周年とあり、洋菓子の詰め合わせの中に
「記念ケーキ」 が入るようです。
時期によって、ケーキが違うみたいですので、これも楽しみですね。

これはぜひともこの店の常連にならねば!(笑)



なお、この店には レストラン もあり、昼は誰でも食事ができますので(夜は紹介のみ)、機会があれば訪れてみるのもいいかもしれません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これもバウム?(笑)「博多の女」

2009-04-23 09:00:00 | 甘いもん
山型バウム4台を食べた日に、福岡からいらしたEさんがお土産を持ってきてくれました。



博多の女(ひと)  二鶴堂 (博多)

中にあんこ(こしあん)が入っていますが、これも立派なバウムクーヘンでしょうか?(笑)



ひとくちサイズのお菓子ですが、味はしっかりおいしい! 


あんこ好き+バウム好きにとってはたまらないお土産です

Eさん、ごちそうさまでした!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第36回 Weingut Fred Loimer@「キャッチ The 生産者」

2009-04-22 09:00:00 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

-----------------------------------------------

  (更新日:2007年7月11日)

第36回  Fred Loimer  <Weingut Fred Loimer>
 
今回のゲストは、最近注目を浴びているオーストリアのワイナリー
“フレッド・ロイマー醸造所” のオーナーのフレッド・ロイマー さんです。



<Fred Loimer> (フレッド・ロイマー)
42歳。ウィーン近郊のクロスターノイブルク醸造学校卒。
ドイツのナーエのワイナリーや、カリフォルニアのシュグ・ワイナリーでの修行を経て、現在はフレッド・ロイマー醸造所のオーナー兼エノロジスト。


国際市場で赤丸急上昇のオーストリア

芸術の都ウィーンを首都に持ち、ハプスブルグ家の栄華の香りが残るオーストリアで本格的なワインづくりが始まったのは、紀元前100年頃のローマ時代といわれています 。

そして現在、オーストリアのブドウ畑は48,000haあり、フランスのブルゴーニュ地方よりやや広いものの、ワイン生産量はブルゴーニュをやや下回り、しかも、緯度はブルゴーニュとほぼ同じ47~48度に位置しています。

ということは、ブルゴーニュ地方がそのまま東に移動したのがオーストリアと想像していただくと、イメージが掴みやすいでしょうか。

ただ、ワイン生産地が細長く縦に広がるブルゴーニュと違い、オーストリアの国土は東西に広がり、ワイン生産地は国の東側に集中しているという特徴があります。

オーストリアのワインは、国境を接し、ワイン法においても近いものがあるドイツと似ていますが、ドイツより南に位置してやや温暖なため、アルコール度数が高めの辛口ワインが多くつくられています。

その中でオーストリアワインを代表するものといえば、
グリューナー・フェルトリナーからつくられる辛口白ワインでしょう。
グリューナー・フェルトリナーはオーストリアの固有品種で、栽培面積は約37%を占めています。

また、古くからのワインファンにとっては、オーストリアといえば
新酒の“ホイリゲ”を思い浮かべることでしょう。

しかし、ここ近年は国際市場でも評価の高い高品質ワインがどんどん登場し、若手生産者の活躍も目立ってきています。

もちろん、今回紹介するフレッド・ロイマーも、その注目若手生産者の1人です。




Weingut Fred Loimer
フレッド・ロイマー醸造所は、ウィーンの北西70kmに位置するカンプタール(Kamptal)のランゲンロイス(Langenlois)にあります。多くのワイナリーが集中するランゲンロイスは、オーストリア最大のワインの町です。

オーストリアのワイン産地は大きく4つに分かれますが、カンプタールは、オーストリアのブドウ栽培面積の6割近くを占めるニーダーエステルライヒ州の栽培地区のひとつです。



Q.カンプタールの気候、土壌、畑の特徴は?
A.カンプタールは“カンプ渓谷”という意味です。この地域を南北に流れるカンプ川がつくった渓谷の土地で、南部のドナウ川とこのカンプ川の影響を大きく受け、小さいエリアに独特な気候が生まれます。

冬は寒く、夏は暑くて乾燥する大陸性気候ですが、北の森から涼しい風が吹くので、昼夜の寒暖の差が激しくなります。また、日本のような四季も見られます。

土壌はロームとレス(黄土)が中心ですが、原生岩土壌も見られ、丘陵地帯にテラス状の畑が広がっています。畑があるのは標高200~400mのところです。 

Q.あなたのワイナリーは外観が美術館のようにスタイリッシュでモダンですが?
A.以前はランゲンロイスの町の外にセラーを持っていましたが、2000年ヴィンテージから新ワイナリーで醸造を行い、熟成と貯蔵もここで行っています。

これはウィーンの建築家にデザインしてもらいました。もちろん外観も自慢ですが、もっと素晴らしいのは、ワイナリーとしての完璧な機能です。
また、訪問者がワイナリーを見学したり、テイスティングしたりできる広いスペースもあります。
私はこのワイナリーの明るくて自由な雰囲気をとても気に入っています。

Q.最近ビオディナミ農法に切り替えたということですが?
A.ビオディナミはシュタイナーの理論ですが、経験豊かな生態農学者のアンドリュー・ローランド博士の指導の下、当ワイナリーは2005年の冬からビオディナミ農法を採用しています。
ですが、それ以前から20年間(父の代は30年前からで、その途中から)、ケミカルなものは使っていません。使用するのは硫黄と銅(ボルドー液)のみです。

我々は自然と一緒に働いていると考えているからです。
また、畑に多様性を持たせるため、ブドウ畑には花も植えています。

Q.あなたのワインの特徴は?
A.“モダンかつトラディショナル”なスタイルだと思います。
ステンレスタンクを使ったフレッシュなワインづくりを行う一方で、大きな木樽を使った伝統的な醸造方法も大事にしています。大樽はワインにストラクチャーと深みを与えてくれるからです。

ブドウ品種はグリューナー・フェルトリナーが中心ですが、この品種はスパイシーなスタイルを好みますので、それを生かしたワインづくりを行っています。

Q.あなたのワインづくりのコンセプトは?
A.“ヴィンテージと土壌の特徴を最大限に引き出す”ということです。
健康でバランスが取れ、根を深く張ったブドウの樹がブドウにテロワールの個性を与えてくれると考えているので、清澄をあまり強く行わない等、ワインに人工的な影響が及ぶのを限りなくゼロにするよう心がけています。

そうしてつくった私のワインは、カンプタールと私自身を鏡のようによく映し出したものになっていると思います。

Q.“Terrassen”(テラッセン)というワインがありますが?
A.ランゲンロイスのテラス状の畑のブドウからつくったワインです。それぞれの区画が小さいため単一畑として仕込めない畑があるので、それらをまとめ、“テラッセン”(テラス状の)という名前を付けました。

木のニュアンスを付けず、果実味を前面に出したスタイルのワインで、グリューナー・フェルトリナーとリースリングの他に、赤ワインのピノ・ノワールも少しあります。

Q.この地域では、テラス状の畑はよく見られるのですか?
A.畑の経済性を考えると、平地の部分は他の作物の畑や家畜の飼育用地にした方が良く、そこで、段々畑状のテラスの畑にブドウが植えられてきました。

しかし、テラスは斜面になっているので太陽の光がよく当たり、ブドウ畑としては非常に良い条件の場所なのです。カンプタールはブドウ栽培地としては北限に近いので、このように日射量を多く受けられるということは重要なことです。




<テイスティングしたワイン>

<Terrassenシリーズ>

Gruner Veltliner Terrassen 2005
5つの区画のテラス畑からのもの。マイルドな酸味とグリューナー・フェルトリナー特有のスパイシーなフレーバーと花のニュアンスがあり、春らしい彩の野菜料理にぴったり。アルコール度数13%

Riesling Terrassen 2005
リースリングはお隣のドイツが有名ですが、オーストリアでも重要な品種で、生き生きとした酸味が特徴です。これはより果実味を出すために、ステンレスタンクで醸造しています。きれいなミネラル感があり、酸がスックと伸びたワインです。アルコール度数12.8%




<シングル・ヴィンヤード・シリーズ>

Kaferberg Gruner Veltliner 2005
ケーファーベルクはラングロイスの北側の標高の高いところ(300m)にある畑で、気候はより涼しくなります。土壌は1700年前の片麻岩と粘土砂岩で、グリューナー・フェルトリナーの栽培に最適の畑です。アルコール度数13%

Spiegel Gruner Veltliner 2005
シュピーゲルは、風に吹かれてアルプスからの土地が堆積したレス土(黄土)の土壌で、グリューナー・フェルトリナーに向いています。土が珪素を含んでいるため、ミネラリーなタイプのワインになります。アルコール度数13.5%

Seeberg Riesling 2005
ゼーベルクは重たいスレート土壌で、リースリングに向いている畑です。ワインはフローラルで果実味に富んだものになります。アルコール度数13%

Steinmassl Riesling 2005
シュタインマッスルは痩せた片麻岩の石の多い土壌で、ここもリースリング向きの畑です。硬質なミネラル感が特徴のワインになります。アルコール度数13%




---------------------------------------

インタビューを終えて


フレッドには、子供の頃、頭やノドが痛いといった仮病を使って学校の授業を抜け出し、よく父のいるブドウ畑に手伝いに行った、というエピソードがあります。

とにかく、小さな頃からブドウ栽培に興味と情熱を持ち、早く自分でブドウをプレスしてワインをつくりたい!と思っていたフレッド少年の情熱は今も失われることなく、いえ、年々その熱さを増し、国内外のコンクールでメダルを獲得するまでに花開いてきました。

ぱっと見、アーティストのようなクールでシャイな雰囲気の漂うフレッドですが、

「我々のワインは喜びを与えるためのもの」と、ワインを飲む者への愛情を忘れていません。



また、彼のワインは、ワインだけが先走るのではなく、食事にもよく合います。

例えば、テラッセンシリーズのフレッシュなワインには「野菜のテリーヌ」(写真左下)が、シングルヴィンヤードのグリューナー・フェルトリナーには「ウィーン風カツレツ(ウィンナー・シュニッツェル)」(右下)がお勧めだとか。



ウィンナー・シュニッツェルは、叩いて薄く伸ばした牛肉のカツレツですが、カツレツは日本でもおなじみの献立です。定番はトンカツですが、ビーフカツやハムカツもあります。
そう考えると、カツレツの温野菜添え などは今晩すぐにでもつくれそうですね。



一見、高貴でツンとし、ちょっと取っ付きにくそうに思えるオーストリアワインですが、フレッドと同様、実は両手を広げて温かく迎えてくれる穏やかなやさしさと懐の深さがあります。

どのワインにもいえることですが、ワインは飲んでみなければわかりません。
まずは、“レッツ トライ!”です。


取材協力:オーストリア大使館商務部

    (株)日本グランドシャンパーニュ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第35回 Ch. Gaudet-St-Julien@「キャッチ The 生産者」

2009-04-21 09:00:00 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

-----------------------------------------------

  (更新日:2007年6月11日)

第35回  Guy Petrus Lignac  <Ch. Gaudet-St-Julien>

世界遺産に指定されているフランスはボルドー地方のサン・テミリオン
この町の中心部にあるシャトー・ゴーデ・サン・ジュリアンに、
当主のギィ・ペトリュス・リニャックさんを訪ねました 。



<Guy Petrus Lignac> (ギイ・ペトリュス・リニャック)
サン・テミリオン出身。
シャトー・ゴーデ・サン・ジュリアンの現当主。




歴史の町 サン・テミリオン

ボルドーの東20kmに位置するサン・テミリオンは、8世紀に聖エミリアンによって拓かれ、中世の時代にはスペイン北西部にある聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者の宿場町として栄えた町です。その歴史と巡礼者が通った石畳の町並みが注目され、現在は世界遺産に指定されています。

町の中心部の高台には教会と観光案内所があり、その周りにはレストランやカフェが軒を並べ、大型バスから降りた観光客が次々にやってきます。

でも、私が訪れた日は初冬ながら吐く息は真っ白で、指先からジンジン冷えてくる真冬並みの寒い日。しかも深い霧が立ち込めて薄暗く、たくさんいた観光客はいつの間にかいなくなっています。

人気のない町並みは、古い時代にタイムトリップしたようなミステリアスな静寂さに包まれ、サン・テミリオンの素顔を垣間見ることができたような気がしました。



Ch.Guadet-St-Julienへ

県道243号線とゴーデ通り(Rue de Gaudet)が交差する高台の広場から約50m下ったところにシャトーの入り口があります。といっても、まんまアパルトマンの1階という普通の家の扉で、本当にここがシャトー?といぶかしく思いつつも、呼び鈴を鳴らして入った先は、やはり普通の家の玄関がありました。

ところが、その奥に進むとかわいらしい中庭があり、中庭から醸造所とカーヴにつながっていたのです。





Q.シャトーの名前の由来は?
A.まず“Gaudet”ですが、法律家であり、ジロンドの代議士をしていたマルグリット・エリー・ゴーデに由来しています。彼の肖像画はラベルに残されています。
このゴーデ家が所有していたシャトーを我々の祖先が1844年に購入しました。

このゴーデの名は、町のメインストリートで、当シャトーの目の前の通りの名前(Rue de Gaudet)にもなっています。

なお、“サン・ジュリアン”は当家のカーヴに付けられた名前で、元々は人名に由来していています。メドックのサン・ジュリアン村とは関係ありません。 



収穫の終わったサン・テミリオンのブドウ畑

Q.所有する畑について教えて下さい。
A.畑は5.5haで、石灰粘土質土壌の台地にあります。ブドウの平均樹齢は32年で、1haあたり5,500本植えています。
75%がメルロ、25%がカベルネ・フランで、収穫は手摘みで行います。当シャトーではカベルネ・ソーヴィニヨンはなく、メルロ主体であることがサン・テミリオンの特徴です。

生産量は、グラン・クリュ・クラッセの “Ch.Guadet-Saint-Julien”が年間平均22,000本、AOCサン・テミリオンの“Le Jardin”が1,200本です。



中庭にある井戸のような出入り口から地下カーヴに降りて行くことができます

Q.このカーヴはいつ頃つくられたものですか?
A.5世紀のガロ・ロマン時代のものです。このあたりは建築に使う石の産地で、石が切り出された跡の穴がワイン用のセラーとして使われるようになっています。



セラーの壁面には当時に描かれたと思われる、かすかなデッサンが

Q.このカーヴの温度や湿度管理はどのようにしていますか?
A.カーヴはクリーム色の石灰岩(ライムストーン)でできていますが、これにより、温度は13℃、湿度はだいたい65~70%に自然にコントロールされます。



Q.醸造について教えてください。
A.アルコール発酵終了後、一部は樽で、一部はタンクでマロラクティック発酵(MLF)を行います。その後ワインは18~24カ月樽に入れますが、年によって期間は違います。新樽の使用率は40~60%ですが、こちらも年の出来次第です。
樽はフレンチ・オークのみで、アメリカン・オークは使いません。

Q.あなたのワインの特徴は?
A.リッチで、なめらかさがあり、口の中でボリューム感が広がります。よく熟したフルーツのフレーバーがアロマティックで、良質のタンニンとスパイシーな感じのよく混ざり、凝縮感を感じさせるワインです。

説明するよりも、今からテイスティングをして確認しようじゃありませんか?(笑)



ラベルの人物がエリー・ゴーデ


<テイスティングしたワイン>

Ch. Gaudet-St-Julien 2002
メルロ80%、カベルネ・フラン20%。
タンニンは重すぎず、エレガントで、良いバランスを保っています。フィネスがあり、クラシカルなスタイルの、しかも飲みやすさを備えたワインです。
「アニョー(仔羊)やブフ(牛肉)の料理に。さらに魚料理にも合わせられるワインだと思いますよ」(リニャックさん)

Ch. Gaudet-St-Julien 2001
タンニンのストラクチャーがあり、ボディがしっかりとしてスパイシーで、これもクラシカルなスタイルのワインで、しばらく熟成させてから飲みたいと思いました。
「これも、アニョーがオススメですが、チキンやダックにも合います」(リニャックさん)



---------------------------------------

インタビューを終えて

複雑な格付け制度

サン・テミリオンにはボルドーのメドックと似たような格付け制度がありますが、10年ごとに改定が行われます。前回の改定は1996年で、その次は2006年の9月でした。

1996年の改定では、シャトー・ゴーデ・サン・ジュリアンは“グラン・クリュ・クラッセ”でしたが、2006年の改定の際にクラス落ちしてしまいました。

この改定に対し、ゴーデ・サン・ジュリアンをはじめとした数シャトーは、「きちんとした調査がされていない状態での決定は公平でなく、大きな問題がある」と訴えを起こしたのです。

そしてその後、リニャックさん達の訴えが認められ、2006年の改定結果は保留となり、つまり、正式な結果が出るまでは、1996年の際の格付けのままでいくことになりました。

たしかに、格付けは消費者にとっては購入の際の目安になり、生産者にとっては市場での販売価格の決定を左右する重要なものです。

10年ごとの見直しというのは、高い品質を保持していくためのしかるべき措置かもしれませんが、格付けの基準を明確にし、公正な調査を行われた上のものでないと、今回のような混乱を引き起こします。

クラスが上がったシャトーにとっては、この保留措置はガッカリかもしれませんが、落とされたシャトーの被るダメージの方が考慮されたということになります。




そういった小難しい話は置いといて、リニャックさんの奥さまのカトリーヌさんが、

「私は都会で生まれて、結婚してサン・テミリオンに来ましたが、住んでみると本当におとぎの国のような素敵なところです。
ここでワインを毎日飲むことは文化のひとつで、あたりまえのことなんです」

と話してくれたように、格付けのことはひとまず置いといて、自分がおいしいと思うワインを好きなように飲んで、楽しもうじゃありませんか?




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第34回 Champagne KRUG@「キャッチ The 生産者」

2009-04-20 09:00:00 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

-----------------------------------------------

  (更新日:2007年5月11日)

第34回  Julie-Amandine Michel  <Champagne KRUG>

シャンパーニュ訪問記もいよいよ大詰めです。
今回は、シャンパーニュ好きなら誰もが憧れる「クリュッグ」社
スタッフのジュリーさんに 案内していただきました。



<Julie-Amandine Michel> (ジュリー・アマンディーヌ・ミッシェル)
シャンパーニュ出身。ブルゴーニュで勉強後、再びシャンパーニュに戻り、現在はクリュッグ社に勤務。
ちょっとシャイな、でも、とてもチャーミングな女性です。



神秘のシャンパーニュ   ― KRUG ―

“クリュッギスト” という言葉が生まれるほど、そのシャンパーニュに魅せられ、「最高のシャンパーニュは?」と尋ねられたら真っ先にこの名を挙げる人が多いメゾンのひとつが、ここ“クリュッグ”であることは間違いないでしょう。

それほどまでに愛されるシャンパーニュには、いったいどんな秘密が隠されているのでしょうか?

その神秘のシャンパーニュに出会うため、ランスの町にあるクリュッグ社に足を運びました。




KRUG
1843年、ヨハン・ヨセフ・クリュッグ氏(ドイツ系)によってランスに創業。
現当主は6代目のオリヴィエ・クリュッグ氏(1966年生まれ)。
現在はLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)グループに所属。





Q.クリュッグには、ノンヴィンテージ・シャンパーニュがないと聞きましたが?
A.ええ、“ノンヴィンテージ”という名前のシャンパーニュはつくっていません。
違った年の違ったテロワールのパーソナリティを尊重し、セレクトしてブレンドしたシャンパーニュは“マルチヴィンテージ”と呼んでいます。
そして当社では、それを“グランド・キュヴェ”(Grande Cuvee)としてリリースしています。
このグランド・キュヴェこそが当社を象徴するシャンパーニュです。

Q.なぜ、一般的な名称を用いず、そのような名前を付けているのですか?
A.クリュッグ社は、他にはないユニークなシャンパーニュをつくろうということでスタートしましたので、それが名前にも表れています。

Q.グランド・キュヴェの特徴は?
A.洗練された最高のブレンド技術を駆使したブレンドシャンパーニュの極み、といえるでしょう。このグランド・キュヴェが、クリュッグの全てのシャンパーニュのスタイルのベースになっています。

リッチでありながらフレッシュで、力強さがありながらフィネスもあり、非常に調和とバランスの取れた味わいが特徴です。

グランド・キュヴェは3つのブドウ品種をブレンドしていますが、6~10の年度が異なるキュヴェ約50種を使い、創業当時と同じ味わいを今日まで保ち続けています。

3品種はピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエです。

ピノ・ノワールがフレッシュさ、デリケートさ、複雑さ、力強さを与え、シャルドネがミネラル感を、ピノ・ムニエがスパイシーさを与えます。

なお、ブドウの摘み取りはすべて手で丁寧に行っています。




Q.畑にも特徴があると聞きましたが?
A.畑は非常に小さなモザイク状の区画になっていて、そこからそれぞれのキュヴェをつくり、ブレンドします。

長年の経験で、どの区画にどのブドウが適しているのか、そこからどのようなキュヴェが得られるのかがわかっていますので、それがブレンドに生かされています。

同じブドウ品種でも、畑の区画によってかなりキャラクターが異なってきます。
ですから、一次発酵後のブレンディングテイスティングが非常に大事です。

Q.醸造でのこだわりは ?
A.当社のこだわりは、発酵にオークの小樽を使うことです。ただし、新樽は使いません。年にもよりますが、だいたい3ヶ月ほど樽に入れます。

小樽を使うことで、細かいレベルでのキュヴェ管理が可能になるのはもちろん、樽がワインに生き生きとした風味を与え、酸化もゆるやかになります。



敷地内に並べられたたくさんの樽


Q.熟成についてはいかがですか?
A.シャンパーニュの瓶熟成期間は法律で15ヶ月以上と決められていますが、当社ではグランド・キュヴェでも最低6年(72ヶ月)以上熟成させています。

また、ボトリング後も1年間は瓶で熟成させ、需要に応じて出荷しています。



セラーの中で静かに眠るボトル



オリを落とすためにピュピトルにセットされます


Q.リザーヴワインについてはどう考えていますか?
A.1990年はとても暖かく、ワインがややフレッシュさに欠ける、ということがありました。それ以来、リザーヴワインは良い年にたくさん生産していこう、という体制になりました。
リザーヴワインが充分あれば、年による収穫状況のバラツキがあっても、クリュッグの味を守れるからです。


Q.クリュッグのラインナップについて教えてください。
A.“Krug Grande Cuvee”、“Krug Rose”、“Krug Vintage”、“Krug の5つのラインナップがあります。

クリュッグでは3品種のブドウをバランスよくブレンドすることを身上としていますが、 “クロ・デュ・メニル”だけは唯一の例外です。
これは、クロ・デュ・メニルという単一畑(1.85ha)から得られるシャルドネ1種類によってのみつくられます。この畑はコート・デ・ブラン地区のメニル・シュル・オジェ村にあり、1698年から石の塀で囲まれている特別な区画で、南東向きのゆるやかな斜面にあります。

Q.最後に、クリュッグの哲学とは?
A.決して妥協せず、職人として持てる限りの技術を最大限に生かし、唯一無二のシャンパーニュづくりに情熱を捧げることです。

ブドウの時からグラスに注がれる時まで、献身的に手をかけて育て上げたものがクリュッグのシャンパーニュです。





<テイスティングしたシャンパーニュ>

Krug Grande Cuvee
外観は輝きのある黄金色。充分な酸を持ち、バランスも絶妙。キメ細やかで余韻も長く、高貴な雰囲気を感じさせるシャンパーニュです。

「シトラス、レモンのニュアンスがあり、フレッシュなのにパワーがあってボディがしっかりとし、複雑な味わいが特徴です」(ジュリーさん)



―食事は何を合わせたらいいでしょう?

「どのシャンパーニュも、いわゆるフランス料理に合いますが、お寿司にも合うのではないかと思います。アラビア料理のようなスパイシーなものに合わせても面白いかもしれません。シャンパーニュの北部地域では、ハム類にロゼシャンパーニュを合わせて楽しんでいます。
シャンパーニュは元々ワインですから、甘すぎる料理や酸っぱすぎる料理とはあまり相性が良くない、と考えていただければ難しくはないと思いますよ」(ジュリーさん)


---------------------------------------

インタビューを終えて

解き明かされた神秘の鍵

クリュッグの訪問で、“クリュッグはクリュッグ、“クリュッグであることの誇り”がひしひしと伝わってきました。
その誇りを支えているのは“徹底した職人気質”です 。

他とは違う最高のものをつくろうという情熱が品質への自信を生み出し、人々が焦がれて止まないシャンパーニュをつくり出しています。

そして、途絶えることなく続いているファミリーの絆も、クリュッグであるために不可欠なもののひとつで、メゾンの個性を左右するブレンドの作業は、1843年以来、必ずクリュッグ家の一員が行っています。

明文化したブレンドのレシピはなく、代々引き継がれている彼らの舌の記憶こそがクリュッグのスタイルを決める鍵となっています。

心がうちふるえるほど高貴で神秘的なシャンパーニュは、連綿と続くクリュッグファミリーの絆の賜物だったのです。



クリュッグ家の家系を表すツリー

これと似た家系ツリーをドイツのワイナリーでも見かけ、やっぱりクリュッグはドイツ出身ということを実感しました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さなスティッククーヘン メープル&プレーン

2009-04-19 09:00:00 | 甘いもん

小さなスティッククーヘン メープル&プレーン 
株式会社ママ(松戸市)


巨大な山型バウムクーヘンの後は、真逆のミニサイズバウムです(笑)

スーパーで売られている袋菓子タイプで、個別包装された2種類の小さなバウムが合計10個入っています。

そんなわけで、たいして期待もしていなかったのですが、意外や意外、
小さいくせに実にしっとりとしていて美味しい と思いました。

「プレーン」(63kcal)はシンプルなバウムですが、
「メープル」(67kcal)はメープルシロップの味が濃く、甘さもかなり濃い!



ほんのひとくちですが、プレーン → メープルの順に1個ずつ食べると、まずまずの満足感がありました。

ちょっと食べたい時の手軽なおやつ向きバウムですね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山型バウムその4「ケーニヒスバウム/ユーハイム」

2009-04-18 09:00:00 | 甘いもん

4台を並べると、一番小さくて目立つのが、このバウム(右端)



ケーニヒスバウム 100  ユーハイム (神戸)

高さ28.5cm、周囲(下60cm、上47cm)、直径(下17cm、上14cm)




バウムクーヘンといえば 「ユーハイム」

これは神戸本店のオリジナルバウムで、完全なるオーダーメイド




「ユーハイムが日本で初めて焼き上げた80年前のバウムクーヘンの姿を再現しました。
発酵バターを使用し、マジパン、メープルシュガーを加え、伝統の製法を受け継ぐ熟練の職人が一本一本手作りで焼き上げます。
ご注文をいただいてから一本ずつ職人が焼き上げ、工房からつくりたてをお届けします」

とあるように、箱の中には作った職人さんのお名前(しかも手書き)と焼き上げた日付を書いた紙が入っていました。



このバウム、高さは他の3台の約半分しかありませんが、姿がとてもエレガント





味はさすがユーハイムで、しっとりとしてキメが細かく、余計なものが入っていない、まっとうなバウムです。



食べるとほっと落ち着きます・・・癒し系でしょうか



今回、山型バウムを4台食べましたが、どれも個性があって面白かったです。
そして、あっという間に4つの山がキレイに消えてしまったのにはビックリしました(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山型バウムその3「バームクーヘン/フォルジュ」

2009-04-17 09:00:00 | 甘いもん

バームクーヘン   ドイツ菓子 フォルジュ (川崎市)

高さ56cm、周囲58cm、直径18cm

今回の4台の中で、これが一番の特大サイズ

重さは量っていないですが、12段あるので、通常サイズが450gほどだとしたら、5kgはゆうに超えているでしょう!

それをお店からSさんが抱えて運んできてくれました。
Sさんお疲れさまです&ありがとうございました 




卵の味が強めに出ている感じの、やさしい風味です。
いい素材を使って焼き上げた、育ちのいいバウムだと思いました。




外側はガッチリしているけれど、中は想像よりもずっとソフト 



てっぺんの食感は、本体部分とはちょっと違って硬め





あれだけの高さのあったバウムもいつしかこんな姿に・・・
でも、この後すぐに全部消えました(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山型バウムその2「バウムクーヘン夢のと/メルヘン」

2009-04-16 09:00:00 | 甘いもん
一気に4台食べた、山型バウム第2弾 は、え?こんなところに?という
石川県珠洲市の メルヘン日進堂 のオリジナルバウムクーヘンです。




今年の1月に初めて食べ、即ファンになったのが、このメルヘン

その時も高さのあるバウムトロフィーでしたが、今回も以前に負けないくらいの高さを誇るバウムクーヘンです。



バウムクーヘン 夢のと  メルヘン日進堂 (石川県)

高さ52cm、周囲(下67cm、上29cm)、直径(下19cm、上9cm)



今回は桜の花の飾りがついていて、超キュート


火口付近(笑)


みっちり&むっちり、キメ細かく詰まった感じの生地


そして、しっとり~


甘さもしっかり強めで、大満足

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しばし不在になりますが・・・

2009-04-16 08:55:00 | 雑記


いつも当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

本日よりしばらく留守にしますので、コメントのお返事が遅れることをご了承ください。

ブログの投稿はできるので、本日より、
先日アップした巨大バウムシリーズの残り3台を順次紹介していきます。



その後は、ちょっとご無沙汰だった 「キャッチ The 生産者」 を3本立てでアップします。

シャンパーニュ好きにはたまらない「KRUG」、ボルドーはサン・テミリオンのシャトー(この2つは現地訪問レポート)、そして注目のオーストリアのワイナリーです。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。



無印有楽町店のカフェで売っていた「あんこ入りクロワッサン」
あんこ好きなので、思わず買いましたが・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする