ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ダミアン・ウーゴのシャンパーニュ -Champagne Damien Hugot

2017-01-31 12:47:59 | ワイン&酒
気になっていたシャンパーニュを、ようやく飲むことができました。


Champagne Damien Hugot Brut Blanc de Blancs NV

シャルドネ100%のブラン・ド・ブランで、熟成期間は3年以上とか。
熟成感、コクがあり、舌に吸い付くようなしっとりとした質感があり、うまみたっぷり。
バターのニュアンスがあり、乾杯用というよりは、食中酒として楽しみたいタイプ。
これはおいしい!人気になるわけです。




ダミアン・ウーゴはシャルドネにこだわり、シャルドネだけを栽培しています。
畑は、コート・デ・ブランのシュイイとクラマンのグラン・クリュに所有。

日本に輸入されたのは2013年5月。
インポーターが何年もかけて粘り強く交渉し、ようやく契約できた生産者だそうです。
日本ではまだ日が浅いですが、じわじわと人気が広まっているようで、有力なワインショップも注目し、取扱いを始めています。

※輸入元:The Opener株式会社

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ロウバイの季節

2017-01-30 13:25:53 | 雑記
先ほど、庭にふと目をやったら、黄色い花が咲いている!
蝋梅(ろうばい)だわ!

母に言うと、「たった3輪だけどね」と。
見に行ったら、確かに3輪(笑)


蝋梅 (ロウバイ属 ロウバイ科)

ツヤツヤとした花びらがロウ細工のように見えることから、蝋(ロウ)の梅、“蝋梅”と呼ばれています。



下を向いて咲く姿は楚々としていて、見た目はやや地味め。
でも、たくさん花を付けている様は見事で、昔、父が入院していた病院の近くに大きな蝋梅の木がある家があったので、退院した後も、この季節になると、たまに見に行ったりしていました。

香りがとてもよく、ツンとせず、やさしくほっとする上品な香り。
この季節の花として人気があり、蝋梅の開花情報などを出している公園などもあるほど。
近いところを探して、見に行ってみようかしらね

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柚子の逆襲(笑)

2017-01-29 15:35:54 | おいしい食べもん
母に頼まれ、家の庭の柚子(ゆず)の木の、高い場所にある実を収穫しました。
鳥が来て、突っついて仕方ないんだそうです。

そんなわけで、脚立を出し、鳥から見える木の上部の実をごっそり収穫しました。



採ってみると、かなりの個数がありました。
40~50個はありそう?

柚子の枝にはトゲトゲがあり、実はトゲに守られています。
今回、素手で作業してしまったので、私の手のあちこちにトゲや引っかけキズが発生!
柚子の逆襲です(笑)



ご存知、タイガーバームを塗って処置しました

この柚子ですが、今週、私と会う予定があり、ご希望の方にはお譲りしますので、お申し付けください。


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カヤジャムを食べてみました

2017-01-28 15:14:24 | 甘いもん
友人のフェイスブックの投稿に出ていた「カヤジャム」を見て、そういえば、以前シンガポール土産でもらったカヤジャムをまだ開けていないことを思い出しました。


Durian Kaya Jam (Singapore)

ドリアン カヤ ジャム?
ドリアンは匂いのキツイ果物として有名ですが、“Kaya-カヤ”って何者?
果物の名前かと思いましたが、どうやら違うようです。

まず、Kayaはマレー語でRich(豊か)という意味があるとか。
直訳すると、リッチなジャム。

卵とココナッツミルクが主原料で、何かしらのフレーバーを付けることもあり、砂糖で甘みを加えたペースト状の食品を「カヤジャム」と呼ぶようです。



蓋を開けてみると、芋ようかんのような色をしたペーストです。



トーストに塗ってみました。

食べてみると、やはりどことなく芋きんとんを思わせます。
ただ、きんとんと違い、バターが口の中で溶けるようなミルク感があります。
クリーミーで、甘さはなかり強いです。

しかし、ドリアンが加わっているせいで、フレーバーが少々臭いかも…
この匂いは、私はちょっと苦手でした。
フレーバーは人によって好き嫌いがあるので、お土産にするならプレーンタイプの方がいいかもしれません。

ごちそうさまでした

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ブログ開設4000日!これからもよろしくお願いします

2017-01-27 16:55:11 | 雑記
実は、本日で ブログを開設して“4000日”となりました

開設したのは、2006年2月でした。
以来、読んでくれる皆さんに支えられ、2015年には“gooブログ10周年記念「私の好きなブログ10」”に選ばれるといった嬉しい出来事もあり、ここ数年は毎日更新しています。

時に小難しい話題もあったりしますが、基本は、読んで楽しい&役に立つ記事を目指していますので、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



と、ご挨拶だけではなんなので、先日のハンガリーワイン試飲会を主催したハンガリーのワインライター コサカさんのお話をもう少し紹介したいと思います。

コサカさんは、ハンガリーワインは、ハンガリーにとって非常に大事な存在で、ハンガリーの歴史、文化と大きくつながっている、と仰いました。

私も、各所でワインを紹介する際には、単にそのワインだけではなく、その国や地域の歴史、文化、地形、食といった背景も調べるようにしています。
そのワインがそこでつくられ、飲まれているのは、さまざまな理由があるからです。

特にヨーロッパの国は、隣国との国境がたびたび変わったり、その時々の支配者によって、さまざまな変化を強いられてきました。

すべての歴史を紐解くのは時間がかかり、非常に困難なことですが、大きな流れを把握するだけでも、その国の現代のワインや食文化を理解する一助となります。

例えば、ハンガリーですが、歴史的な背景は、前回の記事で簡単に紹介しました。
各国の食文化に非常に興味のある私としては、ハンガリーの食がとても気になります。




今回、来日したコサカさんが、ハンガリーのチョコレートをお土産に持ってきてくれました。

そこで、ハンガリーのチョコレートについて調べてみると、ハンガリーのチョコレートは有名だそうで、特に首都ブタペストには著名なチョコレート屋さんが集中しているとか。
ハンガリーはハプスブルグ家が支配していた時代がありました。ハプスブルグといえば、ウィーンの宮廷文化。ウィーンといえばチョコレート。
オーストリアとハンガリーの両国でチョコレートがよく食べられているのは納得です。




昨年末にハンガリー産のハチミツをいただいたのですが、ハチミツもハンガリーの特産品だそうで、特に有名なのはアカシアのハチミツです。
バゲットに付けて食べたりしていますが、これはたまりません
“栗”のハチミツも、独特の風味があって、気に入りました。
ハンガリーのハチミツ、お勧めです

ハンガリーの料理には、赤い粉末スパイスの“パプリカ”がよく使われます。
パプリカを使った料理では、肉と野菜の煮込み“グラーシュ(グヤーシュ)”が一番名前を知られているかもしれません。
グラーシュは、オーストリアやチェコ、ドイツなどでもよく食べられています。



実際、私がドイツのワイナリーを訪問した際にも、グラーシュがランチに出てきました。
温かい煮込み料理は、寒い時期にはとりわけ嬉しいものですよね。


また、ハンガリーには食べられる国宝“マンガリッツァ豚”がいます。
普通に肉として食べるほか、サラミなどにも加工されます。
都内でも、レストランで何回か食べたことがあります。



※マンガリッツァ豚の紹介 → コチラ



チョコレート、ハチミツ、パプリカ、マンガリッツァ豚と、ほんの一部しか紹介していませんが、ハンガリーにはおいしい食が、まだまだたくさんありそうです。

ハンガリー全体では、面積は日本の1/4、人口は1000万人をわずかに切るくらいで、ブタペストの人口は175万人ほど。

「ブタペストには和食レストランが20~30軒もあり、日本酒を置く店が増えています。
東京にハンガリーレストランは何軒あるでしょうか?
和食も、日本酒も素晴らしいですが、日本酒の輸出に力を入れるのと同様に、ハンガリーのワインも飲んでほしい。お互いの文化を理解し合うことが大事」と、コサカさんは言っていました。

私もその意見に賛同します。

今後も、それぞれの国を尊重し、その個性や素晴らしさを、ワインや食を通じて紹介したいと思います。

これからもよろしくお願いいたします

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イタリアワインの第一人者林 茂さん受賞パーティー

2017-01-26 10:00:00 | ワイン&酒
日本におけるイタリアワインの第一人者である 林 茂(はやし しげる)さんが、昨年秋に連続して国際的な3つの賞を受賞されました。
それを記念し、1月24日に都内で受賞パーティーが開催され、私もお祝いにお邪魔しました。



林 茂 (はやし しげる)さん  1954年生まれ

林さんは大学を卒業後、サントリーに入社。
イタリアに2回、合計13年半駐在され、その後独立して、イタリアワインを中心としたコンサルティング会社「SOLOITALIA」を設立。
イタリアワインの著書も多く、イタリアワイン関係の称号を多数授与されています。
日本におけるイタリアワインの第一人者として、イタリアでもよく知られた存在だそうです。

2016年9月には 「アルバ名誉騎士」の称号を受賞

2016年11月には、世界ソムリエ協会認定のイタリアソムリエ協会(ASPI)から世界で2人目となるソムリエ・ジャーナリストに贈られる「エモツィオーニ賞」を受賞

同じ11月には、ドバイでイタリア食文化のユネスコ登録を機に、イタリアの食文化を長年にわたって世界に広めた日本の第一人者として受賞されました。




イタリア大使館貿易促進部代表アリスティデ・マルテッリーニ氏(左)もお祝いの言葉を贈られました




会場には、林さんセレクトのイタリアワインが40アイテムも並びました!
いつもの試飲会では、飲み込むことはしませんが、この日は、食事とともに、たっぷりと堪能させていただきました。




スライド上映では、林さんの若い頃の姿も紹介され、会場が大いに盛り上がりました!



業界関係者だけでなく、さまざまな方がお祝いにいらしていました





林さんは 2016年11月に『イタリアワインの教科書』をイカロス出版より出版されました。
イタリアワインの最新情報、全DOC/DOCGが取り上げられています。
(定価:2,750円+税)



各地方の料理やチーズなどの解説も載っています。
実は、林さんは、元々はイタリアの食を扱うのが仕事だったそうで、それがだんだんとワインに移行したと仰っていました。
イタリアの食や食材にも詳しいのは納得です。

この本をパーティー参加のお土産に1冊いただいてきました。
イタリアワインの記事を書く際に、こうした新しいワインガイドは助かります。
ありがたく活用させていただきたいと思います



(こちらもお若い頃のお姿です)

改めまして、林さん、各賞の受賞、おめでとうございました。
今後ますますご活躍されますように

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ハンガリーワインを飲んでみよう!

2017-01-25 17:20:10 | ワイン&酒
昨日はハンガリーのワインライターが紹介する最新ハンガリーワインを取り上げましたが、試飲したワインは未輸入のものがほとんどですので、今日は、日本で買えるハンガリーワインを紹介します。

なかなかリポートする機会がありませんでしたが、ハンガリーのトカイに在住する片木雄詞さん の試飲会に参加しました(2016年8月)。
その時に登場したのが、こちらのハンガリーワイン5アイテムです。



片木さんは、ハンガリーの大学を卒業し、2011年にはハンガリーの大学院の醸造学部を卒業、2013年にはハンガリーソムリエ協会でアジア人唯一の会員になっています。
2007年より自身でもワイン生産に携わり(トカイ・エゲル地区)、2008年には株式会社フルミントを設立し、ハンガリーワインの輸入、販売を行なっています。



Szepsy Szamorodni 2012
つい先日の試飲会でも紹介されたセプシーというワイナリーの甘口ワインです。
貴腐菌のついたブドウと健康なブドウを混ぜてつくられています。糖度は40~60%。



BREITENBACH SZERELMI 2013 (トカイ)

片木さん自身が手掛けたワインで、ワイナリー名はブライテンバッハ。ブドウ品種はフルミント。SZERELMIセレレミは畑名です。
こっくりとしたコクのある辛口白ワインで、これはおいしい!アルコール度数は14.5%もありますが、それと感じません。



Szepsy KIRALY 2010
ブドウ品種はHarslevelu(ハーシュレベリュー)。ちょっと発音しにくいでしょうか。

フルミント はハンガリーを代表するブドウ品種で、トカイの甘口ワインの主原料になります。
糖度が高くなり、香り高く、晩熟で、貴腐の影響を受けやすく、酸が非常に高いため、長期熟成に適しています。

ハーシュレベリュー も晩熟で貴腐の影響を受けやすいブドウです。香り高く、スパイシーさもあり、トカイの甘口により香りを加えるため、フルミントの補助品種としてよく使われます。ハーシュレベリューとは、ハンガリー語で“菩提樹の葉”という意味だそうです。



NYITÁNY WHITE 2014 / NYITÁNY ROZÉ 2015  CSERNYIK(チェルニック)

白ワインは、ハーシュレベリュ 50%、Olasz rizling(イタリアン・リースリング )30%、ピノ・グリ 20 %のブレンド。
ロゼは、ケークフランコシュ100%。ケークフランコシュは、ブラウフレンキッシュのハンガリーでの名称です。
アルコール度数は12-12.5%と、どちらも軽やかに飲めるタイプ。

チェルニックは、ノーザン・ハンガリー地方、マートラアリャ産地のワイナリーです。ハンガリーで一番高い山がマートラ山で、その南麓がワイン産地となります。



ハンガリーのワインは、基本的には、ラベルに品種名と産地が表記されていますが、ブドウ品種は耳慣れないものが多く、かつ発音も難しく、ワイン産地にしてもなかなかピンときません。
ですから、最初は選ぶのが難しいかもしれません。

そこで、まずはブドウ品種では「Furmint フルミント」を選んでみることをオススメします。
ハンガリーを代表するブドウですからね。
色々なフルミントを飲み比べてみましょう。時には辛口、時には甘口に出合えます。

上で紹介した片木さんの“ブライテンバッハ・セレレミ”も、ぜひチャレンジしていただきたい素晴らしいワインです。


株式会社フルミント  ※ワイン購入できます
http://furmint2007.com/

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ハンガリーワインを改めてじっくり飲んでみました

2017-01-24 17:12:14 | ワイン&酒
昨日、来日中のハンガリーのワインライター Dr.József Kosárkaさんによるハンガリーワイン試飲会が都内で開催されました。

Kosárka(コサカ)さんとは国際ワインコンクールの審査員仲間として知り合ったのですが、かつて彼が日本に在住していたこともあり、親しくお話しするようになりました。日本語も少しお話します。
久しぶりの再会です!


Dr. József Kosárka from Hungary

ハンガリーは、第二次世界大戦後にソビエト連邦の占領下に置かれ、王政が廃止されます。
以降、1989年に体制転換するまで、共産主義体制(ハンガリー共和国、*第二)となったため、私有財産はほとんど認められることがありませんでした。

ワイン産業においても、1989年以前は、90%が国家のものだったとコサカさんは言います。

ハンガリーワインの歴史を調べてみると、ブドウ栽培は紀元前から始まっていたようです。
本格的なブドウ栽培はローマ人がもたらしたそうですが、紀元前1世紀にはローマ領パンノニアと呼ばれていましたので、この頃だったのでしょうか?

ハンガリーワインというと、世界三大貴腐ワインの「Tokai Aszú トカイ・アスー」が有名で、ワインの教本にもハンガリーを代表するワインとして登場します。
※他の2つは、仏ボルドーのソーテルヌ、独のトロッケンベーレンアウスレーゼ(TBA)

貴腐ブドウからつくられる甘口のトカイ・アスーは、1571年の文献に初めて登場します。
フランスのルイ14世(1638-1715年)は、トカイを“ワインの王”と称賛して愛したという逸話が残っています。



今回は3つの甘口トカイを試飲しました。
左から)Szepsy Szamorodni 2012, Royal Tokaji Aszú 2013, Szepsy Aszú 2008

“サモロドニ”はブドウの状態により、辛口になったり甘口になったりします。これは甘口で、非常になめらかでクリーミー。甘みが凝縮され、集中した味わいで、長い余韻もあります。

“アスー”は蜜のような、という意味があり、貴腐ブドウからつくられます。
2013年は甘みが濃密ですが、酸がしっかりとあり、素晴らしいバランスです。
2008年もまだまだ若さがあり、長熟なワインであることを改めて知らされました。

ワインの色を見ると、以前のトカイの甘口ワインはもっと茶色をしてたと思うのですが、今回飲んだワインの色は、濃淡はありますが、透明感のあるゴールド系です。甘みも、濃厚ですがピュアさがあります。醸造技術の進歩がありそうです。



ハンガリーは、1526~1699年のトルコによる占領後、1699~1918年にはハプスブルグ家による統治が行なわれていました。
この前後のハンガリーの歴史を紐解くと、あまりにも色々なことがあり、ここでは書ききれないので割愛しますが、ブドウ栽培、ワインづくりの歴史も、外部からの侵攻や内乱による影響を受けながら、現在のハンガリーワインへとつながっています。

1989年の民主化以降は、外国からの投資も増え、特に、高名だったトカイは早い時期から外資が投入されたそうです。

コサカさんによると、民主化から30年が過ぎようとしている現在と、かつての30~40年前のハンガリーワインは、味がかなり変わっているそうです。
今回、実際に14本のハンガリーワインを試飲してみましたが、ラベルを隠されたら、言い当てられないなぁ、というのが実感でした。


辛口白ワイン)
フレッシュで軽やかなもの、アロマティックなもの、完熟フルーツのニュアンスのあるメロウなものなど


辛口赤ワイン)
異なるスタイルの伝統品種Kadarkaの赤ワイン、ボルドースタイルの赤ワインなど



現在、ハンガリーでは6400haのブドウ畑があり、年間3000万hlのワインが生産されています。
22の産地があり、さまざまな高品質ワインが生産されています。
中には、低所得者層でも買える低価格帯のワイン(品質よりも価格重視のもの)もありますが、その一方で、国際的に高く評価されているワインもあります。

今回、コサカさんが選んでくれた14アイテムは、国際市場で競争できる品質だそうです。
たしかに、しっかりとした味わいのものが多く、飲んだ後に満足感があります。



ハンガリーで高く評価されているのはボルドースタイルの赤ワインだそうです。
“Cuvée”という名前がついているのが、ひとつの目印だとか。
このワインは、南部の産地でつくられた、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランのブレンドで、ワイン名は「Meszaros Prince Ohmerops Cuvée 2013」。現地価格は50ユーロと高価!

飲み比べてみて、赤ワインの方がよりインターナショナルな傾向にあるように感じました。




私のイチオシは、フルミント種からつくられた辛口の白ワインです。
ハンガリーといえば、フルミント。
アロマが繊細で美しく、味わいも繊細でエレガント。
アタックは軽やかなタッチで、やさしい味わいですが、うまみがあります。
右の「Szepsy Furmint Uragya 2015」は、なめらかでコクがあり、余韻も長く、素晴らしい!
ハンガリーらしいワインだと思います。
これはベストハンガリーワインのひとつだそうです。




在日ハンガリー大使館 パラノビチ・ノルバード大使も臨席されました


今回の試飲で感じたのは、ワインの世界は動いている、ということです。
昔のハンガリーワインのイメージは、当然「トカイ」があり、濃くて荒々しい赤ワイン「エグリ・ビカベール」だったかと思いますが、今はもう全然違います。
もちろん、トカイという素晴らしい伝統ワインを保ち、でも、進化し、その他のワインも、むしろ新鮮に感じるようなものがあります。

ハンガリーワインは、あえて選ぶ機会が少ないかもしれませんが、先日、ドイツワインの記事も書きましたが、改めて見直したい生産国だと思います。

その際、ワインだけでなく、その国の文化や歴史にも触れると、より味わい深いものになるのではないでしょうか。




コサカさん、ありがとうございました!
また次回、次はどこで会えるでしょうか?

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トランプで注目―バージニア州のワイン

2017-01-23 12:47:12 | ワイン&酒
先日紹介した、アメリカ新大統領トランプ氏の長男が所有する「トランプ・ワイナリー」バージニア州にありました。

その際に、アメリカのバージニア州のワイン産業について簡単に触れましたが、今日は別のワイナリーを取り上げながら、もう少し紹介します。


Prince Michel Vineyard & Winery (Virginia)

Prince Michel Viognier NV はヴィオニエの白ワイン、Prince Michel Merlot & Cabernet Reserve NV はメルロとカベルネをブレンドした赤ワインで、どちらもノンヴィンテージ。
どちらも軽やかで、華やかなニュアンスがあります。
白なら食前酒的に、赤は甘辛いソースのBBQなどに良さそうです。
(輸入元:アグリ株式会社、参考上代:各4500円、税抜)




プリンス・ミッシェルは、フランスのパリからやってきた2人が立ち上げたワイナリーで、創業は1982年。ここはバージニア州最古のワイナリーのひとつだとか。
1982年で最古?1882年の間違いでは?

調べてみると、やっぱり1982年。
わずか35年前です。

バージニア州のワイナリー数は、現在、全米5位ですが、1985年の統計では29軒でした。
となると、1980年代初頭がバージニア州のワインの黎明期?

その後、ワイナリー数は順調に増え、バージニア州は全米5位に(Wine America 2014年の統計)。
※1位:カリフォルニア、2位:ワシントン州、3位:オレゴン州、4位:ニューヨーク州

ワイン生産量
では、バージニア州は全米12位と紹介しましたが(Wine Americaの2014年の統計)、Virginia Wine Boardの統計資料を調べたところ、2015年で全米9位とランクアップしていました。
また、ワイン産業の全体の売り上げ金額は2010年から2015年で倍増しています。

バージニア州の緯度は北緯36~38度くらいにあり、これはカリフォルニア州とほぼ同じです。
IT関連のハイテク企業が集中し、農業ではタバコ栽培のプランテーションが伝統的でした。

短い期間でワイナリーが増え、ワイン産業が急成長したのは、首都ワシントンという消費地に隣接していることもあるかと思います。

ワインの品質 については、玉石混交のようです。

都会からの観光客を目当てに、雰囲気重視のワイナリーも多いとか…
2015年のバージニア州のワインツーリズムの観光客は225万人でした。
ワインツーリズムが盛り上がるのはいいことですが、Virginia Wine Boardとしては、より品質のいいワインがつくられ、提供されることを目指しているようです。

何はともあれ、ワシントンDCに行く予定がある方は、バージニア州のワイン&ワインツーリズムは要チェックです。



そうそう、先日取り上げたトランプ新大統領の息子がオーナーの「TRUMP WINERY -トランプ・ワイナリー」ですが、2011年にトランプに買収される前は、「Kluge Estate Winery and Vineyard」という名前のワイナリーでした。



前オーナーがブドウを植樹したのが1999年。コンサルタントには、著名なミシェル・ロラン氏を起用し、ボルドースタイルのブレンドワインやスパークリングワインを生産していました。
ワインの品質は非常に良く、バージニア州のワイナリーの中では名が知られていたようです。それが、トランプが買収先として選んだ理由のひとつだったのでしょうね。



ちなみに、トランプファミリーのブランドは色々あるらしく、Trump Wineは、温泉水のミネラルウォーター(Trump Ice spring water)、チョコレート(Trump chocolate)、紅茶(Trump Tea)に続くものだとか。
ふう~、金持ちは違いますね~



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スイーツと楽しむ昼下がりのロマンティックサウンド♪

2017-01-22 18:47:20 | 雑記
今日は、古い友人である松本ひろ実さんのサックスと、ご主人である松本修一さんのピアノの2人組「デュオ ルクレール」が織りなすロマンチックサウンドを、押上の“びりーぶピアノサロン”で楽しんできました。



2人の演奏を聴くのは久しぶり

懐かしいカーペンターズの「青春の輝き」、映画音楽から「Shall we dance?」「My Favorite Things 」「マイフェアレディ」メドレー、ビートルズの「Let it be」といったお馴染みの曲のほか、デュオ ルクレールオリジナル曲「森の国の物語」、ピアノソロ演奏などなど、たっぷり堪能させていただきました♪






堪能したのは音楽だけではありません。



今回のコンサートは、お菓子&サンドイッチビュッフェ 付き♪



サンドイッチやスイーツがあれこれと用意されていました。





当然、全種類制覇です


オリジナルのピクルス(カップに入った盛り合わせ)がサッパリしておいしかった


卵白だけで作ったシフォンケーキ(手前)が、見た目は地味ですが気に入りました



日曜の午後、優雅なひとときでした。
ひろ実ちゃん、お誘いありがとう

さて、仕事に戻らなくっちゃ(笑)





デュオ ルクレール

http://sound.jp/leclair/

デュオ ルクレールはプロの演奏家2人組で、首都圏を中心にコンサートを頻繁に行なっています。
スケジュールは公式HPをチェックしてください。
CDもこれまでに7枚リリースしています。



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【続】ドイツワインのワインの動き@日本

2017-01-21 16:50:18 | ワイン&酒
先週、「2016 WINE TRADE MONITOR」(Sopexa実施)の調査結果に触れ、その中で、ドイツワインに対する日本の輸入業者、卸、小売り店などの業界関係者らの評価が5年前と比べて20ポイント下がっていることと、ドイツワインへの考察を書きました。
コチラをご覧ください

この記事への反響が思いのほかありました。
そこで、もう少し、ドイツワインの話 を書きたいと思います。




上記の調査結果では、日本市場でドイツワインの評価が下がったことだけが発表され、その理由については何も記述されていませんでした。
私の方で推測してみましたが、書き出していて、テンションが下がってきました(苦笑)

【輸入、販売側の理由】
1)ドイツワインの知識がない(地方、畑、格付け、品種など)
2)客に勧める理由が見つからない
3)客の反応が鈍い
4)ドイツワインに対する客の先入観(甘い)がある
5)店の料理や雰囲気に合わない

【購入側の理由】
1)どれを選んでいいかわからない
2)味わいの予測がつきにくい
3)暗い、重い、閉鎖的、ストイックなイメージ
4)ドイツワインを選ぶメリットがわからない
5)どう飲んでいいかわからない

などなど。

ホント、テンションだだ下がりですが、せっかく書き出したので、少し説明を加えます。

フランスやイタリアのワインは日本市場では非常にポピュラーなので、扱う側もそれなりに勉強しています。
加えて、フランスやイタリアのワインは、フランス料理店はもちろん、イタリアンでも、和食店でも、アジアン&エスニック料理店でも、カフェでも、ごく自然にメニューにオンリストされています。コスパのいいスペインワインも強豪です。
店の棚、レストランのワインリストに載せられる数は限られてきますから、販売側が自信をもって説明でき、客受けのいいものを選んでいくと、ドイツワインはレギュラー入りが難しくなってくるのでしょうね。




ここで、イメージは置いといて、ワインの「品質」の点から見てみましょう。

ドイツワインの品質は、フランスワインより悪いのでしょうか?
イタリアワインの品質は、ドイツワインより良いのでしょうか?


どの国にも素晴らしいワインがあります。
その一方、ワインと呼ぶには…というものだってあります。

つまり、「国」で「品質」の優劣を比較するのはナンセンスです。
もちろん、まだ成熟の途上にあるワイン新興国などもありますので、すべてのワイン生産国に当てはまるとはいえませんが。



Weingut Karl Heidrich (Bacharach, Mittelrhein) 2015年訪問


さて、ドイツワインの品質が問題なく、素晴らしいワインが存在する、ということがわかったとしても、手を伸ばすことを阻む「壁」が立ちはだかっています。
その壁の正体は「閉鎖性」「専門性」では? と私は考えます。

かつて、舶来物の輸入ワインは、“高価で、贅沢な、よそゆきの、特別な”飲み物でした。
その昔、日本へのワイン輸出量において、ドイツワインがNo.1だった時代があったんです。

ドイツ語で書かれた判読しがたいエチケット、複雑な格付けと畑名、土地ごとに異なる土壌タイプ、知的で高貴、稀少で高価。
―そんなふうに認識されていたドイツワインを手にすることができた人は、医者か、弁護士か、外交官などのリッチなインテリエリート層?

現代においては、ドイツは、ワイン法、基準、呼称がよく変わり、理解しにくい&覚えにくく、結果として、やはり近寄りにくい印象でしょうか?

でも、ドイツの人たちはドイツワインを日常的に飲んでいます。
決して難しいとは思っていません。
若い人も飲んでいます。



フランクフルト市内の“クラインマルクトハレ”市場のワインショップ直営店で立ち飲み
参考記事


フランスも、イタリアも、そしてドイツも、自国のワインを飲んでいます。
その事実を受け止めることができれば、ドイツのワインも、フランスやイタリアと同じように楽しむことができるのでは?

まずは飲んでみる。

でも、飲む機会がない、買う場所がない。
と、またふり出しに戻ってしまうわけで…




それでも、ドイツワインは日本市場に入ってきています。

私のオススメは、白ならヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、シルバーナ
シルバーナはフランケン地方の主力ブドウで、骨格のしっかりとした辛口ワインになります。飲みごたえがあり、食事にも合わせやすいものが多いですし、このところフランケン地方は気になる生産者がたくさん出てきているので、お勧めです。



どんなワインもまったく同じではなく、その必要もありません。
さまざまな違いを楽しむのがワインの醍醐味
  そう私は思っています。



Baden地方のKaiserstuhl(カイザーシュトゥール)のブドウ畑


なお、近いうちに、何らかの形のカジュアルなドイツワインの会の開催を検討中です。
ご案内できるようになりましたら、告知します。

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新アメリカ大統領トランプ氏息子のワイナリー日本初上陸!

2017-01-20 15:48:25 | ワイン&酒
2017年1月20日、いよいよアメリカ第45代大統領として、ドナルド・トランプ氏が就任します。

それとちょうどのタイミングで、トランプ氏の次男エリック・トランプ氏がオーナーである
「TRUMP WINERY-トランプ・ワイナリー」
のワインが日本に初登場します




1月19日、輸入会社の試飲会で飲んできましたので、紹介したいと思います。

トランプ・ワイナリーはアメリカのバージニア州にあり、AVAは州中央部のMonticello - モンティチェッロ

バージニア州は東海岸にあり、ワシントンDCを囲むように南西部に広がる州です。
モンティチェッロは、アメリカ合衆国独立宣言を起草したひとり、第3代大統領トマス・ジェファーソンゆかりの地で、現在は、ジェファーソンがかつて住んでいた邸宅が観光客に公開されています。

トランプ氏の長男エリックは、2011年に既存ワイナリーを買収し、新しいワイナリー名を「トランプ・ワイナリー」としました。
畑の所有面積は526haで、東京ドーム113個分に相当します。



ワインのラインナップは色々ありますが、今回日本に入ってきたのは、2アイテムのみ。
トランプ氏自身のことが好きかどうかは置いといて、とにかく話題の人ですから、息子のワイナリーではありますが、引き合いが多く、アメリカ国内ではすでに欠品状態とか。

輸入元の話では、ちょうど1年くらい前から輸入の交渉に入ったとのことでした。



TRUMP Estate Bottled VIOGNIER 2015 (Virginia, AVA Monticello)

ヴィオニエの白ワインで、2/3はステンレスタンク、1/3はフレンチオーク樽で熟成。
ブドウは早朝に手摘みし、慎重な温度コントロールの下、つくられています。

キリリと引き締まった果実味のアタックが印象的で、ゆるみがありません。
ピシッとしたミネラル感があり、強靭でありながら、非常にデリケート。
温度低めで飲んだので、こうした印象だったかもしれません。温度が上がると、メロウなニュアンスが出てきそうな予感。アルコール度数13%。
参考上代:7,000円(税抜)



TRUMP Estate Bottled NEW WORLD RESERVE 2014 (Virginia, AVA Monticello)

メルロ52%、カベルネ・フラン28%、プティ・ヴェルド12%、マルベック8%をブレンドした赤ワインで、ワイナリーのフラグシップワインになります。
熟成はフレンチオークで、50%を新樽、50%を1年経過樽で、約14~16カ月。
ボルドースタイルのフルボディタイプ。アルコール度数13%。

果実味が繊細で上品。シュッとしたタンニンが舌に感じられ、果実味や酸とのバランスが良く、洗練された味わいの赤ワインで、重心は上の方に感じます。

他の方の意見を聞くと、「オーナーの父上のイメージから、ズーン、こってり濃厚、べったり、といった下品なワインを予想したけれど、全然違ってビックリ(笑)」

はい、私も同じように思いました(笑)
知的な美人、という印象で、品よく洗練されたワインなので、洗練されたレストランの料理に合わせたいですね。
参考上代:9,000円(税抜)



バージニア州というと、ワインの産地としてピンとこないかもしれませんが、264のワイナリーがあり、ワイナリー数では全米5位(2014年の統計)。
ちなみに、1985年のワイナリー数は29軒でした。

ワイン生産量では、7,532トン(2012年)、705,200ケース。
2015年の統計では、生産量は全米12位になっていますが、比率では0.21%。
ブドウの生産量は8位。

ブドウ畑は3300エーカー(約1335.5ha)で、フランスのアルザス地方(15570ha)の1/10以下と、産地としては大きくありませんが、経済効果を見ると、5年で約2倍に成長しています。

こうした数値から、バージニア州のワイン産業は急速に成長していることがわかります。



トランプ・ワイナリーもあることから、バージニア州は、ある意味、今後アメリカ最注目のワイン産地になってくるかもしれません。

※輸入元:アグリ株式会社

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日本ワインのリーダー「メルシャン」の新年度事業計画

2017-01-19 19:05:49 | ワイン&酒
2017年1月18日、都内で開催された メルシャン株式会社 の2017年事業計画記者発表会を取材してきました。


メルシャン株式会社 横山 清 CEO

メルシャンというと、“シャトー・メルシャン”ブランドの日本ワインで名前を知られていますが、海外ワインの輸入をはじめ、ワイン関連飲料、焼酎、梅酒などの生産、販売も手がけています。



2017年のメルシャンの事業計画で私が最も注目したいのは、日本ワインへの取り組みです。

1877年に日本に最初に誕生した民間のワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社(祝村葡萄酒会社)」(山梨県祝村、現在の甲州市)が、2017年で140周年を迎えます。

明治政府の殖産興業政策により「大日本山梨葡萄酒会社」が設立され、ワインの醸造技術を学ぶため、2人の青年がフランスに派遣されました。

2人の帰国後、ワイン醸造が始まりますが、さまざまな問題から、1886年に会社は解散し、2人はそれぞれの道を進むことになりますが、うち一人が始めた会社が、現在のメルシャンに引き継がれています。




日本のファインワインづくりの歴史は、“シャトー・メルシャン”ブランドの誕生から始まったといわれます(1970年)

“シャトー・メルシャン”シリーズは、「桔梗ヶ原メルロ」「城の平カベルネ・ソーヴィニヨン」「北信シャルドネ」など、名だたる高品質ワインを次々と誕生させ、国際コンクールでの多数の受賞によって、日本のワインの優秀さを世界市場でも知らしめています。
今や、メルシャンは、押しも押されもせぬ日本ワインを牽引するリーダーです。

そのメルシャンが、「大日本山梨葡萄酒会社」設立140年を受け、
“日本ワイン造り140年記念イベント”を、2017年8月31日に、同社が山梨県甲州市勝沼に所有する宮光園にて開催する予定です。
詳細が待ち遠しいですね。

なお、日本ワインの情報発信に向けて、ワインの最高権威であるマスター・オブ・ワイン(MW)の大橋健一さんが“シャトー・メルシャン”のブランドコンサルタントに起用されることになりました。大橋さんの活躍にも期待大ですね。



さて、同社のワイン輸入の事業計画を見ると、2012年以降の日本全体の輸入ワイン市場の伸びを受け、2017年度は10%増(市場全体では2%増)を見込んでいます。

メルシャンが特に注力しているのは、チリワイン「カッシェロ・デル・ディアブロ」です。



チリワインは2015年度の日本の輸入量でナンバーワンとなりましたが、メルシャンでは引き続き、好調に推移しているコンチャ・イ・トロ社の「カッシェロ・デル・ディアブロ」に力を入れ、チリの中高価格帯ワインの強化を継続していく方針です。




新たなプロジェクトとしては、ワイン市場の間口拡大に向けた輸入新ブランドの展開“World Selection Project”があります。
品種と国の組み合わせを提案し、わかりやすくて、品質にもこだわりのある、買いやすい価格のデイリー輸入ワインを提案していきます。

まずは、オーストラリア産シャルドネ(白ワイン)、チリ産カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン)が、2017年2月14日に発売されます。

●ワールドセレクション カベルネ・ソーヴィニヨン フロム チリ
〇ワールドセレクション シャルドネ フロム オーストラリア

オープン価格ですが、実売価格は500円前後になるようです。容量は720ml。
試飲しましたが、どちらもクセがなくて飲みやすいタイプなので、普段ワインを飲み慣れていない方の飲みはじめのワインにいいかもしれません。

ワールドセレクションは、今後の展開もまだまだありそうです。


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小さなフランスパン店「コメット」@麻布十番

2017-01-18 16:52:08 | パン
次のアポまで時間が少しできたので、パンに詳しいHさんから教えてもらったフランスパンの店に行ってきました。

最寄り駅は、地下鉄の麻布十番駅、もしくは都営大江戸線の赤羽橋駅。
私は麻布十番から向かいましたが、予想していたよりも近い!

店名は「comète」(コメット)

夕方の16:30頃でしたが、パンがもうほとんど残っていなくて残念…。
悩みましたが、ドライフルーツの入ったこちらを買ってきました。


ブドウとくるみのパン  352円(税抜)

長さ約13cmの小ぶりのパンです。



皮がむっちりとして噛みごたえがあり、レーズンの甘さとクルミの香ばしさがいいバランスで、これはどんどん食べたくなるパンです。
ワインにも合わせなくちゃ





対面式で買います  カウンターの奥が厨房になっています

この店は昨年オープンしたばかりで、ご夫婦でやっています。
ご主人はパリのブーランジェリー 「デュ・パン・エ・デジデ (Du pain et Des Idées) 」で修行されたようです。
「デュ・パン・エ・デジデ」のオーナーはクリストフ・ヴァスール氏で、以前、クリストフ氏が東京に出店した「リチュエル」を何度も紹介していますが、なにかご縁を感じます。

奥様がHさんの元同僚で、Hさんいわく、「美味しいケーキ屋さんとパン屋さんの近くに住みたいとずっと言っていたら、パン職人と結婚した」だそうです(笑)

Hさんのことを話すと、「ちょっと待っていてください」と言って、「店で並べられない崩れた商品なんですけど」と、ビスコッティをくださいました。
わあ、嬉しい


ビスコッティ

アーモンドが入った堅焼きのビスケットです。
歯が折れるほどカッチカッチではなく、齧ると、ザックリ崩れます。
甘さは控えめで、全体的にやさしいビスコッティでした。

私が伺った時間帯は、いつもならまだパンは残っているそうですが、この日に限って売れ行きが良かったそうです。お店としてはいいことですよね。

でも、私がガッカリしていた様子を気にされたのでしょうか。また、Hさんの知り合いということもあってか、非売品のビスコッティをくださいました。
奥様にも、教えてくれたHさんにも感謝です

他のパンも食べてみたいので、また行かねば!




comète コメット
東京都港区三田1-6-6
営業時間 10:00~19:00
定休日 日曜・月曜


【参考】
パリの人気店が世界初のヴィエノワズリー専門店を東京にオープン!
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/4c42a755bb65a4011b970d69b9988d49

パリで人気のブーランジェのヴィエノワズリー専門店が表参道にオープン!
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/309206fcf2e1b1313d4126dac54ff794

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レオヴィル・ポワフェレの片鱗を見せるか?ACボルドー

2017-01-17 10:00:00 | ワイン&酒
先週末、家で飲んだ赤ワインがこちら。

エチケットを見て、あ、これは!とピンと来た方もいるのでは?


Cuvelier Rouge 2012 (AC Bordeaux) 

ボルドー・メドック格付け2級、「Chateau Leoville Poyferre ―レオヴィル・ポワフェレ」(サン・ジュリアン)を率いるディディエとオリヴィエ・キュヴリエ兄弟のキュヴリエ家が手掛けるネゴシアンワインです。
エチケットデザインが「レオヴィル・ポワフェレ」とよく似ていて、キュヴリエ家の紋章も付いています。

メルロー40%、カベルネ・ソーヴィニョン30%、カベルネ・フラン30%の構成で、格付けは“ACボルドー”にしていますが、実のところは、“プルミエ・コート・ド・ブライエ”100%のブドウを格下げしているとか。
ネゴシアンワインですが、オーナー兄弟と、ポワフェレのエノロゴが試飲をしてつくっているので、ワインのクオリティに抜かりはありません。



家で3日間かけて飲みましたが、先週末は極寒だったこともあり、温度が上がらず、なかなか開いてくれませんでした。
半分を過ぎて、ようやく姿が見えてきました。

果実味ドーン!というタイプではなく、タンニンのキメが細かく、繊細さがあり、上品かつ知的に仕上げています。アルコール度数は12.5%。
バランスを重視したクラシカルなタイプで、テクスチャーがしなやかなので、食事と合わせやすいと思います。

醬油で味付けした日本の料理にも合い、牡蠣鍋の牡蠣とも違和感ありませんでした。鶏の手羽先に合わせてみましたが、あっさりとした塩焼きではなく、タレをからめた味付けにすれば良かったかも。豚しゃぶを柚子ポン酢で食べてみましたが、やはり醤油が入っているとバランスがいいようです。




このワインのコンセプトは、“パリの高級レストランでも通用するハウスワイン”だとか。

私は、“家庭の普通の料理にも通用するボルドーワイン” でもあると思いました


※輸入元:株式会社ヴァンパッシオン、参考小売価格:2300円(税抜)



【参考】
オリヴィエ・キュヴリエ氏がメドック・クリュ・ブルジョワ連盟副会長として来日したときの記事
 → コチラ


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