ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

イタリアは美味しい♪

2010-06-30 10:16:48 | おいしい食べもん
少し前になりますが、6月2日に64回目の建国記念日を迎えたイタリア共和国のレセプションパーティーが、東京のイタリア大使館で開催されました。

この日は「イタリアワインの日」でもあるため、私の元にもパーティーの案内状が届きました。

6月2日といえば、まだサッカーW杯の開幕前。
しかも、前回のW杯優勝国はイタリア

そんなわけで、会場の中はかなり明るく陽気なムードに溢れていました。
(なのに、予選リーグで敗退とは驚きでしたよね・・・)






イタリアといえば ワイン





イタリアの食べ物はどれも美味しく、しかも日本人好みのものが多いですね



スウィーツ類も多彩です




イタリアンジェラート


イタリアが決勝トーナメントに上がってきていれば、イタリア料理を食べながら応援できたのに・・・・、今回は本当に残念でした。


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手打ちそば「大庵」でうまいもの三昧~Part2

2010-06-29 09:34:24 | ワイン&酒
さて、 手打ちそば「大庵」 (新宿)で飲んだのは・・・

この店はワインが色々揃っています。

今回はワインを持ち込みさせていただいたのですが、
ちょうど、シャンパーニュがボトル5,000円だというので、これはオトク!と思い、まずはこちらをオーダーしました。


Jose Michel Brut Carte Blanche NV
ジョゼ・ミシェル ブリュット・カルト・ブランシュ(画像撮り忘れです)

ピノ・ムニエ70%、シャルドネ30%、エスプリ系の軽快なシャンパーニュで、こんなお値段で出していいの?と思いましたが、HPで目ざとく見つけ、「初夏の味わい盛り合わせ」をつまみながらスタートです。

今回のテーマは(も)、「濃厚な赤」



Chateau Beaucastel 1990 Chateauneuf du Pape (仏)

まず最初は、フランスはローヌのシャトーヌフ・デュ・パープ、それもボーカステルの1990年。
キノコや毛皮を思わせる、かなりムッとするケモノ的なニュアンスに溢れた状態で、これだけでもう満足~と思うほど素晴らしいワインでした。



Barossa Valley Estate 1998 Shiraz E&E Black Pepper (豪)

写真がうまく撮れませんでしたが、偶然にも、同じ造り手のスパークリング赤と出会う機会がありましたので、スパークリングワインのエチケットを参照ください。


(これがスパークリング赤)

南オーストラリア州で1985年に創業後、1990年代に大手のハーディーズの傘下に入りましたが、樹齢の高い木から数量限定でつくられる、大変貴重なシラーズです。
(スパークリングシラーズも1万円超という高級品!)

レーズンバターやチョコレートを思わせる濃厚さと、10年以上経過しているにもかかわらず若々しさを持ち、ちょっと掴みどころのない、できればもう少し落ち着かせてから改めて味わいたいと思いました。



Sine Qua Non 2004 Syrah Poker Face (米)

以前に飲んだSQN(Syrah Atlantis Fe2O3 1c 2005 Sine Qua Non)と同じシラーシリーズ(シラー96%、ムールヴェドル2.5%、ヴィオニエ1.5%)、某評論家が「飲む芸術」と評した100点ワインです。

今回は2004年と、前回より1年前のものですが、それでもパワフルで歯が立ちませんでした(苦笑)



Mollydooker  2006  Shiraz Carnival of Love (豪)

エチケットがポップでキュートで、カジュアルなイメージですが、これも凄いワインです

南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルのシラーズで、専門誌で高ポイントを叩き出しています。
思わず「なに、これ?」という言葉がこぼれるほどガッツリ濃厚かつパワフルで、ちょっとやそっとでは太刀打ちできません。
年もまだまだ若いですし、今の段階では完敗です。



今回も濃かったです・・・


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手打ちそば「大庵」でうまいもの三昧~Part1

2010-06-28 17:56:45 | レストラン&店
先月は縁あって2回、そして今月も1回と、最近たびたび訪れているのが、
新宿の手打ちそば屋「大庵」 (だいあん)です。

先日は、ガッツリ食べ&飲んできました



コースもありますが、今回はアラカルトで色々お願いしました。



初夏の味わい盛り合わせ  1,200円

まずは、季節のおいしいものが盛られたこちらを1人一皿ずつ。
多彩な内容で、シャンパーニュに合わせてつまむにはピッタリ。



自家製パテのクリームチーズ  650円

ひとくちサイズ。
もっとたっぷりだと嬉しいですね~(笑)



まぐろの漬けサラダ  850円

まぐろも野菜も入ってボリュームがあり、バランスもよく、オススメの一皿



温野菜の盛り合わせ バーニャカウダドレッシング  700円

生野菜だけでなく温野菜も食べたい女性には嬉しい



鹿児島直送 無菌豚「桜島美湯豚」 (びゆとん)  1,200円

炭火焼なのでサッパリとしていて、肉の歯応えもほどよく、美味しい
ブランド豚は色々ありますが、これは初体験。
ボリュームがあるのに、お値段もオトク!ぜひ食べてみてください!



牛のたたき(北海道産)  1,300円

お肉がやわらかでジューシー
にんにく醤油でいただきます。



その他にも、大和地鶏、ニュージーランド産仔羊などをいただき、シメにはもちろんお蕎麦をいただきました。


「飲物編」はPart2で


手打ちそば「大庵」

東京都新宿区新宿3-36-6 大安ビル2F


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パスコ「厚ぎりバウム コーヒー」

2010-06-27 11:19:29 | 甘いもん
約2年前にも紹介していますが、久しぶりに食べたのでアップします。



期間限定  厚ぎりバウム コーヒー Pasco

前に食べた時はどんな感想だったんでしょ?と読み返すと、
今回感じたことと全く同じことを書いていました(笑)




コーヒー味(エクアドル産コーヒー使用)はしっかりするものの、なぜか食感は非常にモッサリしていて、バウムクーヘンぽくないのが不思議です。

みちっと詰まってボリュームがあり、食べた!という実感のあるバウムですが、ノドに詰まりそうなほどのモッサリ感は相変わらずですね



周囲のフォンダンもコーヒー入り

ミックスジャム(水あめ、あんず、砂糖、みかん)・が使われているのは以前と同じです。

前回と違うのはカロリーで、前回は389kcal、今回は385kcalと、ややダウン。
マイナス4kcalの差はどこにあるのでしょうか?

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東京バウムクーヘンの「チョコバナナバウム」

2010-06-26 14:33:25 | 甘いもん
先日、東京スカイツリーを見に行った際、かねてより行ってみたかったところがあったので、足を運んできました。

それは、 「東京バウムクーヘン」の美松製菓の直営店舗(本社直売所)
(東京都墨田区向島3-43-10)

東武線の業平橋駅から徒歩約3分、スカイツリーのちょうど駅を挟んだ反対側にあるので、スカイツリー見学の際に寄るには最適です。

店内は殺風景ですが、バウムが6種類くらいあり、どれも安い!
どれにしようか悩んだ結果、チョコバナナバウムにしてみました。



チョコバナナバウムクーヘン  東京バウムクーヘン(美松製菓)

直径約15cm、重さ400gとずっしりして、これで300円

ちなみに、一番安かったチョコバウムは200円。
そんなわけで、一緒に行った友人はあれこれ混ぜて6個も買い込んでました(笑)




黄色い部分にはバナナピューレが使われ、バナナの香りプンプン、味もしっかりバナナですが、甘さは私にとっては控えめに感じました。
もっとしっかり甘くてもいいですね。

生地全体はしっとりとして、いい感じで、特にチョコ部分は好みでしたので、今度はチョコバウムを買ってみたいと思いました。

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シャンパンの祝砲(笑)

2010-06-25 18:38:12 | ワイン&酒
昨夜は眠気に勝てず、サッカーの試合前には寝てしまいましたが、起きてTVをつけたら、どこもサッカーの話題一色でしたね!

予想よりも順調な勝ちっぷりだったから、これほど皆が浮き足立っているのでしょう(笑)

日本の勝利で色々なサービスをする企業が出てきているので、しばし勝利の恩恵を享受させていただきますか



祝杯というわけではないですが、ちょうど試飲の仕事でロゼシャンパーニュを開けようとしたところ、コルクに掛かっている針金を少し緩めてボトルを立てただけで、コルクが天井めがけて勢いよく飛び、シャンパーニュがあふれ出ました!

今までシャンパンボトルは数え切れないくらい開けていますが、こんなことは初めてです

まさにシャンパンの祝砲でした


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7/4 「酒は未来を救う」チャリティ試飲会

2010-06-24 14:16:27 | ワイン&酒
4月にも紹介しましたが、開催が近くなってきましたので、もう一度ご案内しますね。

私も行きます




一般消費者を対象にした
日本酒・焼酎・ワイン(国産)のチャリティ試飲会 の案内をいただきました。


酒は未来を救う   ~今、私たちに出来ること~

内容       日本酒、焼酎、ワインの利き酒

日時       2010年7月 4日(日)

時間       16時~19時

場所       すみだ産業会館

           東京都墨田区江東橋3丁目9番10号
           (墨田区・丸井共同開発ビル9階)

参加蔵元数   50~60蔵(予定)

会費       前売り 3500円

寄付先     日本赤十字社 がんの子供を守る会


日本の酒業界で何か社会貢献が出来ないかということで、
必要経費を除く全収益金を「日本赤十字」と「がんの子供を守る会」に寄付することを目的としています。

今回の開催で2回目となり、昨年は約100万円の寄付ができたようです。


なお、「チャリティ」が本来の目的ではありますが、
この 試飲会を通じて、和酒の良さ、和酒の現状(酒米農家不足、若者の酒離れ等)を多くの方に知ってもらいたい、とのこと。

日本のお酒(日本酒、焼酎、ワイン)に興味のある方、
何らかの形で社会貢献をしたい方、どうぞご検討下さい。


<前売りチケット購入方法>

・チケット取扱酒販店から直接購入できます
 取り扱い店は下記ブログ参照

・イープラスから申込み
 PC又は携帯からイープラス(http://eplus.jp/)にアクセス後、
 『酒は未来を救う』で検索し、画面の指示に従って申込み。
 その後、全国の「セブンイレブン」で支払い・発券ができます。

http://ameblo.jp/sakewamiraiwosukuu/


<参加予定生産者一覧>

日本酒
浅間山  吾妻嶺  阿部勘  一白水成  泉橋  尾瀬の雪どけ
屋守  鶴齢  賀茂金秀  開運  小左衛門  佐久乃花  相模灘
大那  忠臣蔵  天宝一  鍋島  萩乃露  白岳仙  播州一献  
福小町  鳳凰美田  豊香  宝剣  美和桜  三重錦  結人  
陸奥八仙  遊穂  来福 

焼酎・泡盛
赤鹿毛  朝日  旭萬年  芋麹芋  海  蔵の師魂  けいこうとなるも
さつま寿  常徳屋  請福  多良川  杜氏潤平  日向あがくれ 
やきいも黒瀬  凛 

ワイン
麻屋葡萄酒  アルプスワイン  甲斐ワイナリー  勝沼醸造 
甲府ワインポート  塩山洋酒醸造  蒼龍葡萄酒  タケダワイナリー
高畠ワイン  中央葡萄酒  マルサン葡萄酒  山梨ワイン  ルミエール



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今年は梅の実が収穫できました♪

2010-06-23 20:47:04 | おいしい食べもん
うちの庭には本当に小さな梅の木があり、春先につけるピンクがかった花でしばし楽しませてもらうのですが、ほとんど実を付けない木で、例年の収穫状況はせいぜい3つ4つ程度。

ところが、今年は小さなザルにちょうどこんもり入るほどの実を付けました



量ってみたら、ちょうど1kg


大きさもピンポン玉ほどあり、かなり立派です

さて、これをどうしましょうか・・・

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ワイン生産者来日ディナー&ランチイベント

2010-06-22 16:27:22 | ワイン&酒


リースリング・リングの法人会員であるインポーターから、
ドイツのワイン生産者来日記念のディナー&ランチイベント の案内をいただきました。



実は日本人女性がこのワイナリーに嫁ぎ、3代目となるご主人と一緒にワインづくりをしています。

イベントの詳細は下記 リースリング・リングのブログ にアップしましたので、
ぜひご覧くださいね。


日時は、7月24日(土)の夜(ディナー)と、25日(日)の昼(ランチ)で、
場所は両日とも新宿のヒルトンホテルです。

http://rieslingring.blogspot.com/

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こんなのもあり?変り種バウムクーヘン【その2】

2010-06-21 17:32:53 | 甘いもん
引き続き、変り種バウムです。
甘いものが苦手な方、もう少しガマンしてお付き合いください(笑)



昨日紹介したのは、色々なフレーバーのバウムでしたが、
今日のバウムは「形」に特徴があります。

例えば、上の写真で左側にある四角いお菓子は↓コチラのバウム。


ウィーン菓子 ナッシェカッツェ (横浜市青葉区)

あの「ユーハイム」でもスクエアなタイプの“バウムリンデ”がありましたので、四角いタイプはそれほど珍しくはありませんが、このバウムは形よりも味の方がインパクトが強烈でした!



間にはアプリコットジャムが挟まれています

見たところ普通ですが、洋酒をたっぷり含み、超しっとり&濃厚な味わいで、これはアルコールに弱い人はすぐに酔ってしまいそうです(笑)

ズシーンと非常に重たいので、薄くスライスしていただいてちょうどいいかもしれませんが、ずっしり系が好きな私の場合、丸ごと1本でもいけそうです



シェフはオーストリア国家公認製菓製造マイスターの資格の所有者らしく、本格的なウィーン菓子がいただける店のよう。




ナッシェカッツェとは、「よくつまみ食いをする甘党」といった意味で、“カッツエ”は“ネコ”なので、ロゴの“N”がネコの形になっています。
ネコ好きは喜びそうですね




ニコロの風  (株)三星 (北海道苫小牧市)

“みつぼし”は、あの「よいとまけ」 (ハスカップジャムのロールカステラ)の製造元。


姿は「ねんりん家」のマウントバーム(しっかり芽)のカットバウムによく似ています

食べてみると、外側はザックリしていますが、中はソフトで、オレンジの風味
オレンジペーストが生地に混ぜ込まれているようで、これはなかなかいいですね



気になる「ニコロ」とは、アイヌの言葉で「木々が生い茂る森」の意味だとか。

楽天のHPを見ると、他にも色々なタイプのバウムがあり(バウムラスク、白いバウムなどなど)、さらには他の種類のお菓子もあり、ちょっと気になった店でした。

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こんなのもあり?変り種バウムクーヘン【その1】

2010-06-20 09:50:41 | 甘いもん
バウムクーヘンにも色々なフレーバーがありますが、ええっ?こんなものも?!と思ったバウムがコチラです。



年輪工房  蛸波夢 たこばうむ  洋菓子の㈲ペガサス (広島県三原市)

形が蛸?
いえいえ、外見はごく普通のバウムクーヘンですよね?


でも、バウムの側面に粒状のものがまぶされているでは・・・

食べてみると、この粒々は塩気があり、まさしく蛸の味!
バウム本体にも蛸の細かいチップが混ぜられていて、バウム本体は甘いけれど、蛸チップの部分はしょっぱいという、どうも不思議な味です



塩は竹塩が使われているようですが、この塩気のあるバウムにホイップクリームを添えて食べたところ、非常にいいマリアージュでした。
塩気のあるブルーチーズにハチミツを添えて、というのと同じですね(笑)

塩バウムが好きな方は、ぜひどうぞ



その他に、フレーバーバウムで食べたものをいくつか紹介すると・・・


東京コマツナ バウムクーヘン  ポタジェ

野菜スウィーツで有名な、あのポタジェ監修のバウムで、小松菜入り。


色を見ると、「抹茶バウム」みたいですよね?



食べてみると、ほとんど青菜的フレーバーは感じず、小松菜が入っているかどうかは???という感じでした。



黄奈粉クーヘン  梅芯庵 (ばいしんあん)

このお店の名前は初めて知りました。
和菓子の「梅林堂」(熊谷市)を母体とした創作スイーツのお店だとか。




キナコのイメージからするとパサパサしそうなのですが、これはしっとり系。
キナコの味もしっかりあり、「和風」なバウムでした。



紅茶バウム  マリアンジェラ (兵庫県西宮市)



変り種といっては失礼な、とっても上品なアールグレイ風味の紅茶のバウム。
甘さもほどよく、ミルクティぽい感じがやわらか。

5~10秒温めるとよりおいしいようですが、このままでも美味でした

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御菓子庵「田子の月」のバウムクーヘン

2010-06-19 15:01:24 | 甘いもん
静岡の叔母からいつも「最中」が送られてくる和菓子の店「田子の月」のバウムクーヘンを食べる機会がありました。



バウムクーヘン  御菓子庵「田子の月」 (静岡県)

和菓子の店ながら、色々な種類のお菓子があり、いつも送ってくれる季節ごとの限定最中ももちろん嬉しいけれど、他のお菓子も食べてみたい・・・と思っていたので、これは嬉しい出会いでした



パッケージはいつも見慣れた同じもの


箱に描かれた絵が素朴な感じでかわいい


富士山麓の生みたて卵、発酵バター、レンゲの花とみかんの花のハチミツが使われています




焼き上げてから一晩熟成させていると書いてありましたが、しっとり系の食感でキメ細かく、素材のバランスがいいですね。

洋菓子店とは違う、和菓子店ならではのバターの使い方があるのか、やさしく落ち着いた味わいに好感が持てました。



説明書を見ると、どうやら清水店だけの限定商品のよう。
叔母がいつも利用している店とは違うので、きっとバウムの存在には気が付いていないのでしょう。

いつか叔母に、このバウムのことを教えねば(笑)


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上質なイタリアのフランチャコルタ「カッヴァッレーリ」

2010-06-18 16:31:22 | ワイン&酒
梅雨入りし、ムシムシ&ジメシメの季節となりました。

ようやく週末ですし、シュワッーと爽やかなスパークリングワインでも飲んでほっとひと息つきたいところですね。

そこで今日は、イタリアの高品質スパークリングワインを紹介しましょう

スパークリングワインといっても多種多様、ピンからキリまでありますが、
イタリアの最高のスパークリングであり、フランスのシャンパーニュ的存在なのが、
ロンバルディア州の DOCGフランチャコルタ です。

シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵でつくられ、お値段もシャンパーニュ並みの高級品が揃います。

もちろん、その中でも色々ありますが、
選ぶポイントは、Erbusco (エルブスコ)という産地です。

西のミラノまでは約80km、東のベネツィアまでは約150kmの位置にあり、フランチャコルタ全体では約250haの畑がある中、エルブスコはたった5%ほどの丘状の地域です。

エルブスコから北15kmのところにはIseo(イセオ)湖があるため、北から南への風の流れが1年中あること、土壌が氷河期の堆積層であること、丘の南から西向きの斜面に畑があることから、エルブスコの丘は他よりも優位性のある土地といわれています。

そのため、フランチャコルタの著名な生産者は皆このエルブスコに集まっていますので、フランチャコルタを選ぶ際にはぜひこの生産地名をチェックしてくださいね。




エルブスコの生産者のひとつが、
過日、来日した CAVALLERI (カヴァッレーリ) です。

600年の歴史を持つカヴァッレーリ家のジョヴァンニ・カヴァッレーリ氏(2005年没)がワイン事業を1980年に継承して以来、家族経営でワインづくりを行っている小規模生産者です。

現在はジョヴァンニ氏の娘さんたちが引き継ぎ、さらにその下の孫世代に受け継がれようとしています。



今回来日したディレッタさん(Diletta Cavalleri)はジョヴァンニ氏の孫娘(左)。
将来の経営者となるべく、現在は醸造とマーケティングに力を注いでいます。

ディレッタさんを支えるのが、1981年よりカヴァッレーリに従事しているアルドさん(Aldo Pagnoni)で(右)、彼の働きにより、カヴァッレーリが3大フランチャコルタ(カヴァッレーリ、ベッラビスタ、カ・デル・ボスコ)の一角を担うまでに発展したといいます。




カヴァッレーリのフランチャコルタの特徴は 「シャルドネ」 にあります。

所有するフランチャコルタ用ブドウの畑のうち、37haがシャルドネ、1.5haがピノ・ネロで、ピノ・ネロはロゼにのみ使われます。
(スティルワインも少量つくり、カベルネやメルロを5haほど所有)

右)Franciacorta Blanc de Blancs Brut NV
左)Franciacorta Blanc de Blancs Collezione Brut 2002

この2つはどちらもシャルドネ100%
ステンレスタンク発酵ですが、バリック樽と大樽で発酵&熟成したキュヴェを、右は10%、左は20%加えています。
バリック樽といっても、かなり古い樽のみを使っています(酸化目的)。

瓶内二次発酵の期間は、右は24カ月、左は48カ月。
(NVの場合、フランチャコルタは18カ月、シャンパーニュは15カ月以上)

カヴァッレーリでは、シャルドネの味わいをより熟した感じにするため、瓶熟成を長くしているといいます(上のブリュットは2カ月、コッレツシーネ・ブリュットは6カ月)。

Blanc de Blancs Brut NVは香りは甘いものの、飲むと少しビターなニュアンスがあります。シャルドネらしい軽快さもあり、透明ボトルの美しさとあいまって、エレガントなスタイルのワインです。

Blanc de Blancs Collezione Brut 2002は、8年も経とうとしているのに、酸が非常にしっかりと残り、ミネラル感も強いので、骨格がガッシリとしています。これはまだまだ熟成しますね。




右)Franciacorta Collezione Rose 2002
左)Franciacorta Au Contraire Pas Dose 2001

右のロゼには、1日だけスキンコンタクトしたピノ・ネロが30%使われています。
左にもピノ・ネロが30%使われていますが、こちらのワインの色は白です。

瓶内二次発酵の期間は、右は48カ月、左はなんと70カ月

ロゼはジューシーでふくよかで、旨味があります。
食べ物と一緒に飲んでもよく合い、これは非常に使い勝手がいいですね

オー・コントレール・パス・ドセは、2001年のピノ・ネロが非常にいい出来だったことから、この年に初めてつくったという特別品(3333本)。
ミネラル感が強く、コクがあり、香ばしさもあり、個性的で面白いと思いました。




カッヴァッレーリのフランチャコルタは以前からずっと贔屓にしてきましたが、今回は4アイテムを並べて比較する素晴らしい機会に恵まれ、改めてそれぞれの特徴を捉えることができました。

個人的には、改めて飲んだロゼがとても気に入ったので(色も美しかった)、またぜひゆっくりと味わいたいですね

ボトルがエレガントなのも素敵です


(輸入元:大榮産業)

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チーズ&ワインを楽しむ会【ワイン編】

2010-06-17 09:25:52 | ワイン&酒
ワインは、お店のワインリストからのチョイスと、持ち込ませていただいたものを取り混ぜて提供しました。
飲んだ順番に紹介します。


Cremant de Bourgogne Blanc de Blancs Les Caves des Hautes Cotes

クレマンは、フランス産の泡としてだいぶお馴染みになりましたね。
これはブルゴーニュ産、シャルドネ100%のクレマン。

ソフトで爽やかな口当たりがアペリティフにピッタリでした



Le Rose Des Oufs MMVII 2007 Henri Milan

フランスはプロヴァンスのヴァン・ド・ターブルのロゼで、自然派生産者。
グルナシュ 50% メルロー 25% シラー 25%、アルコール度数13.7%。

色が非常に濃く、赤ワインの薄いタイプ?と間違えそうなほど。
火を入れた赤いフルーツのやさしいアロマがあり、果実味も豊か。

骨格はしっかりしていますが、時間が経つにつれ、とろんとした甘美なニュアンスが出てきました。



Vin de Table "Le Rouge Est Mis" 2008 Thierry Puzelat

フランスはロワールの赤ワインで、ピノ・ムニエ100%という変り種。
ピノ・ムニエはシャンパーニュでよく見る品種ですが、これ単体のスティルワインはかなり珍しいでしょう。

ラベルのおじさんは往年の俳優ジャン・ギャパン(1904-1976)。
彼がピノ・ムニエ好きということからで、実はワイン名も映画のタイトルからとっています。

色調はやや淡く、口当たりも軽くてチャーミングで、ほっとするやさしい味わいのワインで、ガメイに似ている、という声が多く聞かれました。
ティエリー・ピュズラも自然派の生産者です。



Seigner de Fabas 1998 Chateau Fabas

メインに合わせたのは、12年熟成した南仏ミネルヴォアの赤

グルナッシュとシラーを中心としたブレンドで、タンニンはしっかり溶け込んでよくこなれ、まったりしています。
ジューシーな短角牛のローストに、このワインの「Seigner」(セニエ=血、血統)がいいマリアージュでした。



Volnay 1er Cru Les Santenots 2002 Roblet Monot

ロブレ・モノは祖父の代から自然な栽培を行っている生産者。

仏ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌは、ブリやラングルといったチーズに合うはずなので、チーズの盛り合わせと一緒に出してみました。

が、繊細な旨味の乗った、エレガントなピノ・ノワールだったので、これだけをずっと飲んでいたい!と思ってしまいました



Riesling Muenchberg Grand Cru 2000 Dietrich

リースリングは絶対に入れねば! (笑)と思ってセレクトしましたが、どこで出しましょうか・・・と悩んだ末、チーズの盛り合わせに合わせてみました。

結果、どのチーズも、このリースリングに一番合ったように思います。

ブルーチーズの塩気にも、ラングルの濃密さにも、ミモレットの旨味にも、トロットロのブリにも、ナッツの風味の現れたシェーヴルにも、本当によく合い、美味しかった

10年の熟成を経て、ワインがまろやかになり、しかも厚みもあり、ミネラル感もあり、
さすがグラン・クリュ、さすがリースリング



滴滴在心 越の華 超特撰大吟醸  越の華酒造

謎の一本としてブラインドで出したのが、こちらの日本酒
「越の華酒造」は、明治3年に新潟市に創業した酒造会社。

みなさん、すぐに日本酒とわかったようで、さすがです(笑)

日本酒もチーズとよく合うといわれ、特に「ミモレット」などは、日本酒と一緒に食べると「カラスミ」の風味がするといわれますが、いかがだったでしょうか?

これは山田錦100%、精米度42%、酸度1.2、日本酒度+3のやや辛口。
たしかに、ミモレットにはよく合いましたね。

余談ですが、このお酒は、俳優の妻夫木聡が某SMAPの番組にお土産で持参し、そのため人気急上昇したとか(笑)



「日本酒とチーズとの組み合わせ」は、ぜひ下記を参考にチャレンジしてください。

  濃醇甘口純米酒:ブルーチーズ

  濃醇辛口:クリーミーなカマンベールチーズ(白カビ)など

  淡麗辛口:山羊チーズ



Banyuls Cirera 2003 Domaine de Madeloc

皆さんがまだ飲めそうだったので、予定外のバニュルスを追加しました。
甘さのあるバニュルスは、ブルーチーズとの相性がいいといわれていますが、今回のサービス温度はちょっと冷たすぎたかもしれません。



以上、バラエティ豊かなワインをチョイスしてみましたが、お気に入りの組み合わせは見つかりましたか?

1人ではなかなか難しいチーズとワインのさまざまなチャレンジも、何人かが集まればいとも簡単にできてしまいます。
また機会がありましたら(秋口にでも)、ぜひチャレンジしにいらしてください

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チーズ&ワインを楽しむ会【チーズ編】

2010-06-16 14:25:20 | おいしい食べもん
ここでもご案内していた 「チーズとワインを楽しむ会」 を開催しました。



まずは、主役の チーズとお料理 を紹介します。

参加者のみなさんが到着する前に、本日のチーズを見せていただきました。


手前から時計回りに ブリ、サント・モール、ブルー・ド・メメー、ラングル

とにかく香りが強い&素晴らしい!
これは楽しみですね~



さて、いよいよアミューズからスタートです。


にんじんのラベとサラミ

千切りにしたにんじんの上にもサラミの上にもチーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)が振り掛けられています。
にんじんにはスパイスのクミンシードも掛けられ、ほどよく食欲を刺激してくれました。



ノルウェーサーモンのロール フレッシュチーズ西洋ワサビ風味
Roulade de Saumon marine au fromage frais

フレッシュチーズ(=フロマージュ・フレ)をサーモンで巻き、ハーブのディルとピンクペッパーでアクセントを付けています。
添えられているのは、ソバ粉のブリニ。

名前の通り、チーズがとっても若くフレッシュ。
クリーミーでまろやかで、チーズが苦手な人や初心者にまずオススメのチーズです。



岩手産短角牛のロースト ブルーチーズのソースで
Roti de Boeuf "TANKAKU" sauce Fromage Bleu

短角牛は、いわゆる“霜降り”でない、赤ベコ。
その脂肪分の少ないもも肉の部分を軽くローストし、濃厚なブルーチーズソースをかけています。

ブルーチーズは、この後に出てくるブルー・ド・メメーを使っています。
ロックフォールよりもマイルドなブルーです。



いよいよ チーズ
今回はすべてフランス産


手前から時計回りに、
ラングル、ブルー・ド・メメー、ブリ、ミモレット、サント・モール

Langres ラングル <牛・ウオッシュ>
シャンパーニュ地方のチーズ。
上にくぼみ(フォンテーヌ=泉)があるのが特徴で、ここにシャンパーニュやブルゴーニュのマールを入れる食べ方もあります。

匂いが強烈ですが、ねっとりしたクリーミーな舌触りと濃厚な味わいがたまりません


Bleu de Memee ブルー・ド・メメー <羊・青カビ>
一般的には「Bleu de Brebis」(ブルー・ド・ブレビ)=羊のブルーチーズと呼ばれるもので、「メメー」はこのチーズメーカーの商標の一部。
オーヴェルニュ地方のチーズで、有名なロックフォールと同郷です。

ロックフォールもこのチーズも羊乳ですが、こちらの方が塩気もピリリとした刺激もやさしいタイプ。
もちろん、旨味はしっかりありますので、力強いワインにも負けません。


Brie de Meaux ブリ・ド・モー <牛・白カビ> 
ブリはイル・ド・フランスから北部の方でつくられ、よく知られている白カビの「カマンベール」よりもかなり大型であり、その味の良さから「チーズの王様」といわれるほどのチーズです。

これはオリーブオイルとハーブ&ローズペッパー、 ジュネパーベリーなどでマリネしたもので、画像からもわかるように、トロ~ンと崩れ、本当にいい感じの熟成具合でした


Mimolette Extra Vieille ミモレットEX Vieille <牛・非加熱圧搾>
こちらもフランスの北のチーズ。
半分やわらかい、というフランス語の意味(ミ・モレ)から名付けられていますが、熟成の進んだものはカチンカチンに硬くなります。

この日のものは18カ月熟成で、手で折りながらいただきました。
旨味が凝縮しているので、口の中で溶かすように食べると、複雑でコクのある風味がじわ~っとしみ込みます


Saint-Maure de Touraine Tres Sec
サント-モール・ド・トゥーレーヌ  トレ・セック <山羊・シェーヴル>
山羊のチーズといえば、ロワール地方ですね。
中心に1本ワラが入っているのが特徴で(入らないものもあります)、白い若いものが多いですが、ここまで熟成して乾いてきている状態のもの(トレ・セック=よく乾いた、という意味)にはなかなかお目にかかれません。

コクが増してナッツの風味が現れ、熟成したワインに合います。



チーズが主役の会だけあって、どのお皿にもチーズが使われ、特に最後の盛り合わせの充実ぶりは素晴らしく、大満足でした。

素晴らしいお料理とチーズをご用意くださいました「ビストロ 喜長」さん、ワガママなお願いを受けてくださいまして、ありがとうございました。

「ビストロ 喜長」
東京都港区六本木7-12-20ライジングビル1F
tel. 03-3796-5501


【ワイン編】は後半で。

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