ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

GWのおやつ「かしわ餅」

2015-04-30 14:39:17 | 甘いもん
GW前から出回るのが、かしわ餅
まさに季節のものですよね。

今年はなかなか出合うチャンスがなかったのですが、ようやく買えました。


かしわ餅

今回のチョイスは つぶあん です



餅皮に、ほんのりと葉っぱの風味が移っていました。

さて、今年はどれだけ食べられるでしょうか


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グラノーラ&アサイー@クリーム玄米ブラン

2015-04-29 14:29:16 | おいしい食べもん
先日の「ドイツワインまつり」の非常食用として、いつものクリーム玄米ブランを用意。
備えあれば憂いなし(笑)


クリーム玄米ブラン  グラノーラ&アサイー

このフレーバーは2015年3月2日に新発売されました。
一袋72g(2枚×2袋)、1パック(36g)177kcal。

グラノーラも、アサイーも、今をときめく大人気食材ですね。

ビスケット生地には、グラノーラと4種のフルーツ(レーズン・りんご・クランベリー・パパイヤ)が練り込まれ、歯ごたえサクサク&ドライフルーツの豊かな風味が楽しめます。

アサイーはブルーベリーに似たアマゾン原産のヤシ科の果実。
アサイーを混ぜた甘酸っぱい味のクリームは、玄米クリームブランシリーズのブルーベリークリームによく似ていると思いました。
2つを食べ比べたら、違いがわかるかも?(笑)



このシリーズは時々リニューアルされ、現在のフレーバーは5種。
その中での私のイチオシは、レモンクリームが爽やかな 「グラノーラ&レモン」

バッグにポンと入れておけば、ランチ難民になった時や小腹が空いた時などに便利。

そんなわけで、今回の「ドイツワインまつり」の時にもお役立ちでした


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有機自家栽培小麦+天然酵母のパン@山羊のいるパン屋

2015-04-28 12:29:05 | パン
4/25-26に開催された青山ファーマーズマーケットには色々な種類の店が出てますが、以前から気になっていた 山羊のいるパン屋 が25日に出ていたので、思わず立ち寄ってしまいました。


山羊さんの贈り物 -修験deパン- (山梨県大月市)

有機自家栽培の小麦と自家製天然酵母から作ったパン生地を、溶岩を切り出した手作り窯で焼いてパンを作っているベーカリーです。



出店の前には看板娘?のカワイイ山羊の赤ちゃんがいました

いくつか試食させてもらった中で、私の好きなアマランサスが入った「雑穀パン」を購入。


雑穀パン 1/2 450円

この雑穀パンには、岩手のイーハトウブの花巻から取り寄せたという13種の雑穀(あわ、きび、ひえ、たかきび、アマランサス、はと麦、ライ麦、大麦、玄小麦、トウモロコシ、ゴマ、黒米、赤米)が使われています。



見た目はポソポソしているようなんですが、食べるとしっとりとした質感です。
ほんのりとした酸味もあり、そのまま食べてもよし、サンドイッチにしてもよし。
もちろん、ワインのお供にも




翌日は、この雑穀パンにいただきもののパテやクリームチーズ、カシスジャムなどを塗ってサンドイッチを作りました。



表面の粒々感といい、滋味深い味。
塩気のあるものにも、甘みのあるものにも合います。



ここのパンは、各地でのこうしたマーケットの販売のほか、ネットショップでも購入可。
ホームページには、出店スケジュールが出ているので、気になった方は、スケジュールをチェックしてお出かけください。


山羊さんの贈り物
http://purucode.co.jp/
http://purucode.theshop.jp/ (ネットショップ)

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初めての「ドイツワインまつり」@青山ファーマーズマーケット

2015-04-27 16:30:59 | ワイン&酒
2日間に渡る 初めての 「ドイツワインまつり」 が青山ファーマーズマーケット内で開催されました。(2015/4/25-26)

私も微力ながらお手伝いをさせていただき、2日間の様子を見てきました。
※会場の様子は初日リポートを参照ください →コチラ

お天気にも恵まれたおかげで、たくさんの方に来場いただきました。
私の友人、知人関係もたくさんお越しいただき、久しぶりに会えた方もいたので、嬉しかったです。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました!



このベントでは、ドイツワインの代名詞的存在のリースリングワインだけでなく、さまざまな品種の白ワイン、高いクオリティーの赤ワイン、当代のドイツワインクイーンが愛するゼクト(スパークリングワイン)などの多彩なドイツワインが登場しました。
久しぶりにドイツワインを飲んだ方などは、その大いなる変貌ぶりに驚かれたのでは?

また、ドイツワインを目的にいらした方だけでなく、青山ファーマーズマーケットでの買い物から流れていらした方も多かったようです。
ふと立ち寄って出合ったドイツワインを、新鮮に感じてくださった方がたくさんいらっしゃるのではないかと思います。



年代的には幅広く、若い人の姿も多く見受けられました。
そして、やはり女性は元気です!



グラスワインも、ボトルワインも、どこのブースでも本当によく売れていました。
味わい的には、辛口のワイン を求める人が多かったようです。

また、カジュアルな価格のグラスワインの売れ行きが非常に良かったようで、その一方で、グラス1杯800円超のプレミアムなワインも、ワイン通の方などを中心によく出ていたようでした。


4/26は「ノイエス」さんが出店



国単位のワインまつり として有名なのは、“スペイン”でしょうか。
出展者と参加者がひしめき合い、賑やかなステージもあって、熱気ムンムンのイベント会場を体験したことがあります。
スペインはすでに業界関係者がこぞって注目するワイン産地で、日本市場ではすっかり固定ファンを獲得しています。

スペインワインとドイツワインでは、輸入業者や関係者、愛好家たちの気質が異なるため、まったく同じようにはいかないと思いますが、ドイツならではの個性を生かしながら、スペインのように定着していくといいですね。

スペインワインは、20代、30代からの若い世代のファンが多いと感じます。
若い世代が注目するものには未来がある と思います。

ですから、若い人の来場が多かった「ドイツワインまつり」から考察すると、
ドイツワインにも、輝く未来があるかも?


(4/26のクイズコーナーでの景品ワイン)



ちなみに、“4月28日はドイツワインの日”

2012年に日独友好150周年迎えたことを記念し、日本ドイツワイン協会連合会がこの年に制定しました。
4月28日の意味は、German Wineと Golden Weekの頭文字が同じGWであるため、GW前日の4月28日なんですって

先週末のイベントに来場できなかった方は、明日4/28にドイツワインを飲むのはいかが?
イベントでドイツワインにハマってしまった方は、ぜひまた明日も飲んでください(笑)

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ドイツワインまつり開催中~4/26日まで@青山

2015-04-26 00:00:00 | ワイン&酒
すでにご案内していたように、「ドイツワインまつり」 が4月25日(土)から青山ファーマーズマーケットで始まりました。(4/25-26開催)



ドイツの輸入会社各社、レストラン、パン店などが出店し、ドイツワイン、ドイツパン、ドイツ菓子、ソーセージ、パテ、チーズ、スパイス等々が販売されました。
でも、主役はやはり ドイツワイン です



ドイツ各生産地の多彩なワインがグラス1杯300円ほどから楽しめる のが嬉しい



グラスワインの単価は各社それぞれですが、かなりプレミアムなワインを提供しているところもありますので、これはチャンスです。



ボトル売りだけのブースでも、小さなプラカップでの試飲ができます。
ボトル売りをしているブースはけっこうあるため、ボトルを買い、テーブルで飲んでいる人の姿もけっこう見受けられました。





会場では、こちらのワイングラスを購入するのがオススメです ― 1個 500円(税込)

アクリル製の割れない脚なしタイプのグラスで、某著名なグラスメーカーの同タイプの製品とよく似ています。



ワインを入れると、こんな感じ。
意外と高級感あります。
ボトルを購入してその場で飲むなら、このグラスがあるといいと思います。
飲んだ後は、もちろん持ち帰れます



割れないので、人の多いパーティー、アウトドア、芝生ピクニックにもオススメ。
風が強くても倒れません。
脚がなくてコンパクトなので、バッグにポンと入れて持参すると、周りから羨望の眼差しを浴びそうです。



会場では フード類 も人気でした。



例えば、ドイツといえば、の ソーセージ
私も買って食べてみましたが、ジューシーでブリッブリ!



ベーコン串がおいしそうでした      ドイツパンやスイーツ(4月25日のみ)



画像はありませんが、ここの“自家製パテ”に目が釘付けになりました



ドイツワインセミナー(4月25日のみ)、スタンプラリー、豪華ワインが当たるクイズと、イベントも盛りだくさん。

スタンプラリーでは、スタンプを6個、または9個押した方の中から抽選で豪華景品をプレゼント。


スタンプラリーの景品


6個の当選者 2名 :パンとスイーツセット   スパイスセット


9個の当選者1名: ドイツワイン&グッズ色々セット

アイスバッグ、ポロシャツ、DVD、ペン、ワイン注ぎ口用シート、ドイツワインなどの豪華詰め合わせ!
これらの入っているショルダーバッグも付いています



これは嬉しいですよね!  おめでとうございます



スタンプラリーは、また明日もあります。
賞品は初日と違うようですから、ぜひふるって参加してください。

会場は屋根があるので、雨の心配はありません。
ただし、初日は風が強くてかなり寒く感じましたので、天候によっては、はおるものが1枚あると安心です。

2日めの26日も会場の受付で皆さんをお待ちしています



ドイツワインまつり@青山ファーマーズマーケット

日時:2015年4月25日(土)・26日(日)
   両日とも 10時~16時

場所:国際連合大学前広場 青山ファーマーズマーケット内イベントスペース
   東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学前

内容:各種ドイツワインのグラス・ボトル販売、ワインセミナー、プレゼント企画など

主催:ドイツワインまつり運営事務局
協賛:ドイツワイン基金
後援:ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ観光局、ドイツワイン協会連合会、東京ドイツワイン協会

最新情報はFacebookでチェック! https://www.facebook.com/events/769256369848121/
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ライ麦パン好きにもオススメ♪「ドイツワインまつり」@青山ファーマーズマーケット

2015-04-25 07:55:27 | パン
昨日の夜は、ほんのちょっと残しておいた、「ハパン・ルイス・ヴォッカ」の端っこを片付けました。


ハパン・ルイス・ヴォッカ  紀ノ国屋 (1個 300円少々)

ライ麦80%、ずしっと重いパンです。
表参道の紀ノ国屋インターナショナルで購入したものの、最後まで食べ切れず、冷蔵庫で保管しておいてました。
本来は、ライ麦パンは冷蔵庫に入れないものですが、今回は仕方なく。



スライスし、トースターであぶった後、粗熱を取ってから、ドイツで購入したバターを塗っていただきました。
購入してから日にちが経っていますが、むしろ逆に身が引き締まっているかも?

クリームチーズを塗ったり、ゆで卵をつぶしてマヨネーズで和えたものを載せたり、いただきもののフランスのBIOジャムを塗ったりして食べてきましたが、これでようやく完食!

ライ麦入りのパン好きの私にとって、これはちょっと軽めですが、お値段も手頃で、いい働きをしてくれました。



ライ麦パン好き、ドイツパン好きにオススメなイベントが、今日と明日で開催されます。

ドイツワインのお祭りですが、ドイツ職人が作るパン、お菓子、ソーセージといったフード類も出品され、購入できます。
いずれも数量限定のようですから、お早めにどうぞ

私も会場にずっといますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。



ドイツワインまつり@青山ファーマーズマーケット

日時:2015年4月25日(土)・26日(日)
   両日とも 10時~16時

場所:国際連合大学前広場 青山ファーマーズマーケット内イベントスペース
   東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学前

内容:各種ドイツワインのグラス・ボトル販売、ワインセミナー、プレゼント企画など

主催:ドイツワインまつり運営事務局
協賛:ドイツワイン基金
後援:ドイツ連邦共和国大使館、ドイツ観光局、ドイツワイン協会連合会、東京ドイツワイン協会

最新情報はFacebookでチェック! https://www.facebook.com/events/769256369848121/

※以前の紹介記事 → コチラ

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業界トップ経営者&ソムリエが語る「ちょいプレワイン&2015年トレンド」

2015-04-24 13:03:28 | ワイン&酒
東京ビッグサイトで「ワイン&グルメジャパン2015」が開催された先週、同展示会を主催するケルンメッセ株式会社と、ワイン誌「ワイン王国」を発行する株式会社ワイン王国の共催で、「Night of Wine」というイベントがホテル日航東京で行われました(4月16日)。

その内容は、カリスマ経営者、ソムリエが、「ちょいプレワイン」「2015 ワイントレンドを占う!」という2つのテーマで語り合うパネルディスカッション。


パネリスト 左から) 藤森 真氏、遠藤 誠氏、丸山 宏人氏、中島 大輔氏

藤森 真氏
「VINOSITY」、「VINOSITY magis」、「VINOSITY maxime」オーナー

遠藤 誠氏
「遠藤利三郎商店」、「神泉遠藤利三郎商店」、「角打ワイン利三郎」オーナー

丸山 宏人氏
オザミワールド株式会社 代表取締役

中島 大輔氏
株式会社ワルツ マルゴグループ 丸の内エリアマネージャー

飲食業界では知らない人がいない著名な店の経営者、ソムリエの4氏がパネラーで登場。
藤森氏を司会進行役に、熱いトークが繰り広げられました。

各氏のトークは入り混じっていましたが、語った内容を個別に書き出してみます。



ちょいプレワイン
ミドルレンジのワインが売れていない?
2500円以上のミドルレンジのワインを伸ばして、市場を活性化しよう、ワインの裾野を広げよう!というのが最初のテーマ。

中島氏
マルゴの各店舗では毎月何かしらのフェアがある。デイリーよりも少しアッパーレンジのワインをなるべく飲んでいただこうと、毎月提案している。店舗にもよるが、通常のグラスワイン20種、フェア用のスポットで3、4種類を追加。
普段よりもちょっといいワインを売るには、スタッフがどれだけ説明できるか?が重要。少し高いかなと思われるワインも提案するが、オススメポイントをきっちり説明し、お客様に満足してもらい、リピートに繋げるようにしている。結果、実際にリピートがある。
客も市場価格を知っているから、ただ出すだけではダメで、スタッフがきちんと飲み、客に近い目線で説明している。

丸山氏
店で一番売れているのがミドルレンジ。スタッフが本当においしいと思っているワインがこのレンジに多い。名前がないが、美味しくてコスパ高いものが揃っている。
19年間、グラスワインは600円から2000円のレンジの価格帯を全部カバーして出してきた(本店)。提供するワインの主流は、ちょいプレ、ノーネームのもの。個人生産者が多い。スペイン、イタリア、チリなど。ただし、仕入れ価格3000円以上になるノーネームワインは買わない。総合的に見て、一番コスパがいいのはスペインだと感じている。技術力ではフランスがトップだけど、ちょいプレがプレミアムワインになりえるのはスペイン。スペインのスターコンサルタントが人気を集めているし、2500円までのスペインワインはケース買いしてストックしやすく、10年後もリスクが少ないお買い得品だと思う。

遠藤氏
飲むとおいしいと言ってもらえるのがミドルレンジ。原価的にもお得感がある。日本人には松竹梅の真ん中を選ぶ傾向がある。ほんのちょっと贅沢したい、という気持ちがあるし、そこそこ満足感が得られる。ただし、ミドルレンジのワインは説明が必要。店の対応が重要なので、現場にワインを選ばせている。そうすると、熱を込めて説明できる。
店舗のひとつに立ち飲み500円均一の角打があり、ここにはワインを飲んだことない人も来ている。ワインは高いと思われているが、500円なら、と立ち寄ってもらえる。ここで週に1回、1杯1000円で特別なワインを出すようにしたら、売り上げがアップした。要は、いかに贅沢な満足感を与えられるか、だと思う。丸山氏の話に出たスペインは、土地としてはまだまだ田舎だが、若い人が入ってきて生産量が増えている。スペインには若い人が活躍できる場がある。

藤森氏
2500円以上のワインはまあまあ売れている。売れないと思ったことがない。他店では売れないという話をよく聞くが、売れないと思うから売れないのでは?客の立場から見ると、よくわからないから選びにくいのだと思う。
当店では、販売価格2000~3000円が主流。価値があることがわかってもらえれば、注文してもらえるはず。



「ちょいプレワイン」が、2500円以上となっていましたが、その上限は?
いくら以上が「プレミアム」?
これは、客によっても、店によっても、価格の捉え方が違ってきますよね?
店に来てくれる客が支払う平均額よりちょっと上、と考えていいでしょうか。

4氏の話をまとめると、
「価値をどれだけ伝えられるか」、「説明する側の情熱」、「客目線」、がちょっと上のクラスのワインを売る秘訣でしょうか。



2015年のワイントレンドを占う

中島氏
日本ワインは根強い人気で、このまま続くと思う。イタリアワインも気になる。季節によって飲みたいワインも変わってくるので、当店グループでは、新緑の季節ならソーヴィニヨン・ブランやグリューナー・フェルトリナー、といった提案をインポーターからしてもらえると、店で企画しやすく、客にも説明しやすい。だから、国にとらわれず、旬にこだわるようにしている。

丸山氏
日本ワインへの注目度が高まっているのを感じる。実はオザミでもワイナリーにチャレンジしようと思っている。JAの支援などもあり、新規ワイナリーが増えていて、日本のパワーを感じる。日本ワインって、意外と安い。しかも、魂の入ったワインがけっこうある。酒屋でも日本ワインの扱いが増えている。
その他での注目はガメイ。いいテロワールがあり、日々飲むワインにピッタリ。やさしくて、樽のニュアンスがなくて、頭が痛くならない。安くて品質がいい。例えばコート・ド・ピュイ(仏ボジョレ、モルゴン)など。価格は上がっていないのに、クオリティが上がっていてコスパがいい。ロワールの個人生産者なども面白いと思う。
このところ日本人の食文化が変わり、飲むワインも変わってきた。マリアージュを考えずに飲みたいことだってある。食とワインがどんどん進化して行くと思う。今は焼き鳥屋でもワインを出す時代。カジュアルと言われる飲食店のレベルが上がってきた。ワインもうまくて安いものがたくさんある。星付きシェフがビストロを出している時代だし。二極化は感じる。

遠藤氏
今はもう“ワインブーム”というよりも、普段からワインを飲む人が多くなり、当たり前になってきていると思う。家飲みブームも影響していると思う。だから、ワインはそれほど特別なものではないし、自分でつくりたい人も増えている。首都圏から山梨県、長野県のワイン産地に通い、勉強したり、農作業したりする人も珍しくない。東京オリンピックの2020年までは、日本のワインは伸びていくと思う。その後は淘汰がある。イタリアはコスパがよく、売りやすいもののひとつ。
どの国を見ても、最近はワインの情報量が多過ぎるように感じる。わかりやすさは大事だと思う。食では肉 、とりわけ赤身肉が人気だが、料理にいかに合わせるか?いかに提案していくか?それを自分の言葉で語れるか?が大事だと思う。

藤森氏
自社輸入しているのはイタリアワイン。
あまりにもマニアックすぎると、客が付いていかないと思う。
一般的に、ワインと料理が合わない経験は、あまりないのでは?トレンドは作っていくもの。今は飲食店がトレンドを作っていると思う。名前のないワインに光を当てて引き上げていくことで新しいトレンドが作れるように思う。



前半の「ちょいプレ」でも、彼らの注目するワインが出てきましたね。
国なら、日本、スペイン、イタリア
品種ならボージョレのガメイ
スタイルとしては、食とのマリアージュを考えすぎなくていいワイン、情報量の多すぎないワイン、わかりやすいワイン、季節や旬を感じられるワイン

藤森氏が述べた、「名前のないワインに光を当てて引き上げていくことで新しいトレンドが作れる」には大いに共感。

誰かの予測をただ待つのではなく、トレンドは自ら発掘し、発展させていける可能性があるものだと思います。
そのトレンドが、最初はたとえ店内だけのものでもいいと思います。
そのはじめの一歩が、やがて周囲に広がる可能性があるかもしれません。

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サイゼリヤで超プレミアムワイン会

2015-04-23 16:46:22 | ワイン&酒
サイゼリヤの直輸入ワインを飲む会 を都心部の店舗で再び開催しました。
今回は、6人でワイン5本。
3000円台、4000円台のワインも入り、なかなかプレミアムな内容となりました。

※すべてサイゼリヤの関連会社の直輸入のイタリアワインです。



サイゼリヤのベーシックな白ワイン「ヴェルディッキオ」 1080円 でまず乾杯。
このプライスでは最上のコスパワインだと思います。



ヴェルディッキオでノドを潤した後は、スパークリングのプロセッコをチョイス。2160円。



ちゃんとDOCGコネリアーノ・ヴァルドビアーデネ。しかもスペリオーレ
複雑味はないものの、心地よい酸と泡と果実味があり、軽く楽しむのにピッタリ。
フードとも幅広い相性を見せてくれました。



プロセッコは、モッツァレラチーズ、パルマのプロシュートハムにはもちろん、鶏手羽の香味チキンにもバッチリ。

写真の奥にあるのが、ワインリストで、両面あります。
この充実したリストの中から、今回はちょっとプレミアムな赤をチョイスしてみました。


左)ROSSO TOSCANO IGT "LE LODOLE" 2009  
右)Giuseppe Rinaldi Langhe Freisa 2012

「ルロードレ」は、サンジョヴェーゼ主体に、メルロとカベルネをブレンドしたIGTトスカーナ。
つくり手はキアンティ・ルフィナのBellini。
2009年なのでほどよい熟成感があり、まろやかで濃さがあり、バランスよく、かなり好評。
アルコール12.5%というのもいい感じです。3500円。

ジュゼッペ・リナルディ「ランゲ・フレイザ」は、ピエモンテ州フレイザ100%
最初のボトルは軽いブショネでした。飲めなくもないですが、この値段(3400円)出してこの味はやっぱり納得できないよね?と、店長に相談したところ、快くチェンジしてくださいました。

新しいボトルは、イキイキとした鮮やかな果実味と、ほんの少しの野性味を感じさせるタンニンが、フレイザならではの個性を感じさせてくれるもので、大いに納得。
サイゼリヤでボトルチェンジしてくれるのか?と、皆、対応を見守っていましたが、素晴らしい対応に感心。ありがとうございました。


SALICE SALENTINO DOC RISERVA "DONNA LISA" ROSSO 2006

南部プーリア州サリーチェ・サレンティーノのリゼルヴァで、2006年。ブドウ品種はネグロアマーロとマルバジア・ネーラで、バリック熟成をしています。アルコール度数は14%と、これまでで最高の度数。
果実味、タンニンの厚みがあり、酸もきちんと入り、非常に飲みごたえがありました。4200円。しかし、よくもこんなものが置いてあるなぁ…



今回はチョイスしませんでしたが、7000円台のバローロも2本オンリストされています。
8人でシェアすれば、ひとり1000円以下でバローロが1杯飲めます(笑)




フード類は、定番のモッツァレラ&トマトプロシュートが安定してオススメ。



サラミ が初体験でしたが、これも手頃(299円)でオススメです  ※ダブルサイズあり


イタリアンプリンとティラミスの盛り合わせ は欠かせません

最後にグラッパを1杯(379円)。
ティラミスとグラッパが最高に合いました



あれこれ食べ(写真以外にも色々)、ワインを5本飲み、ひとり4000円未満
なんてコスパいいんでしょう(笑)

ワイン好きの友人たちと行きましたが、皆の感想は、

ワインは良いけれど、ワインに見合う料理がない!
グラスがあまりにも小さい! ←これは以前からの問題点

7000円台のバローロが置いてあるのに、バローロをこの小さいグラスで飲めと?
バローロにはどの料理を合わせる?

ワインに合うパルミジャーノチーズ、ゴルゴンゾーラなどのチーズ盛り合わせとか、オリーブなどのつまみものなどでもあるといいのにね、と。

サイゼリヤのワインは、関連会社が直輸入しており、輸入会社のサイトの通販で購入できるので、そこで購入して家でいい料理を用意する、という手もありますが。

ともかくも、サイゼリヤにあまり縁がない人にとっては新鮮な体験だったようです(笑)

そうそう、店の店長さんに、
「飲みたいワインを知らせていただければ、取り寄せ、準備できます。店にない場合もあるので」と言われました。これまた素晴らしいホスピタリティでした。

【参考】前回の「サイゼリヤでプレミアム女子ワイン会」のリポートは → コチラ

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「Riesling Ring Tasting 2015」を振り返って

2015-04-22 15:37:25 | ワイン&酒
さて、昨日リポートした4月20日の「Riesling Ring Tasting 2015」を改めて振り返り、注目ワインをいくつか取り上げてみます。

リースリングワインといえば、ドイツ。
そして、フルーティーで甘い。
これが古くからのイメージでしょうか。

この試飲会にご来場いただいた方は、リースリングワインがそんな簡単な言葉では断言できないものだということを体感していただいたと思います。

例えば、心地よいフルーティーさと爽やかな酸味があり、スーッと飲める軽やかな辛口タイプ。


左端)ニーダーホイザー・ブルクヴェック リース醸造所リング・カビネット2012 アントニウス
右端)クリエーション リースリングQbA トロッケン 2013 リートブルグ醸造所

いずれもドイツのリースリング。左端はナーエ地方、右端はファルツ地方。
価格もお手頃で(左端は1700円、右端は1400円)、初心者もアクセスしやすいはずです。
ワイン上級者も、この手のリースリングを日常にさらっと取り入れてみてはいかが?
(輸入元:株式会社八田)


ドイツ、ラインヘッセン地方Weingut STRUBの3種

同じつくり手のリースリングワイン3種ですが、明確に味わいが違うのがわかります。
私はミネラル感が強く出ているものが気に入りました。
同一生産者、同一品種で飲み比べる方法は、お気に入りを見つけやすいと思います。
(輸入元:株式会社ニックファンズ)



左)ボイラー リースリング トロッケン (ドイツ、ヴュルテンベルク)

こちらもドイツですが、赤ワインがメインの生産地ヴュルテンベルクのリースリングです。
ボイラー醸造所の素晴らしい赤ワインは、以前に開催したドイツパンとドイツ赤ワインのイベントで登場しましたが、赤ワインの名手は、白ワインでもクオリティの高いものを見せてくれました。
こういうチョイスも面白いと思います。お値段も選びやすい1980円。
(輸入元:ワインキュレーション株式会社)



左)エロイカ ゴールド リースリング 2012 右)エロイカ リースリング 2013

米国のワシントン州コロンビア・ヴァレーのワインですが、ドイツファンもおそらく知っていると思われるのが、この「エロイカ」。
というのも、ドイツのモーゼル地方のドクター・ローゼンの当主エルンスト・ローゼンとのパートナーシップで誕生したワインだからです。
よく知られているのは、右の黒ラベルのリースリング(アルコール11%)。
左のゴールドラベルには貴腐ブドウが加わっており、アルコール度数がより低く(10%)、糖度は黒の22.8g/Lに対し、75.4g/Lと高くなっています。でも、酸度はゴールドの方が若干高いんです(8.5g/L、黒は8.2g/L)。
味わいは、ゴールドの方が当然まったり。でも、いいバランス。
こういう飲み比べも贅沢ですね。
(輸入元:株式会社ファインズ)

※エロイカは以前5年分の垂直飲み比べをしました → コチラ



左)ドメーヌ・ヴァランタンン・ズュスラン リースリング クロ・リーベンベルグ 2007
右)ローリー・ガスマン リースリング カッペルヴェグ 2010

仏アルザスワイン委員会のコーナーには30種のリースリングが登場しました
これらを全制覇することは不可能ですから、注ぎ手に尋ねるのがベストです。
お勧めいただいた中の上記2本は、どちらも熟成感があり、優雅でしっとりなめらか。
貴腐の影響もありそうでした。これはほっと癒されます。
(輸入元:左-オエノングループ 山信商事 右-ベリー・ブラザーズ&ラッド)



左)ディヒター・トラウム リースリング ドイチャーゼクト.b.A Brut 2012(ドイツ)
中)シャトー・ベラ リースリング 2011 (スロヴァキア)
右)リースリング “デュルンシュタイナー” シュマラクト 2012 (オーストリア)

上記は異なる3国のもの。
スパークリングワインのゼクトは、独モーゼル産。
珍しいのはスロヴァキアのシャトー・ベラでしょうか。
ドイツのモーゼルのエゴン・ミュラー当主の奥様の実家が所有するシャトーです。
これは以前にRiesling Ringのディナーイベントで紹介しました → コチラ


(輸入元:伏見ワインビジネスコンサルティング)



左)ジム・バリー ザ・ロッジ・ヒル・リースリング 2013
右)ヘンチキ・ジュリアス・リースリング 2013

この2本は豪州です。ヘンチキはエデン・ヴァレー、ジム・バリーはクレア・ヴァレー。
ヘンチキは赤ワインのトップクラスとして知られていますのえ、知名度抜群。
試飲会でも人気だったそうです。

でも、私が驚いたのは、ジム・バリーの方。
ここのリースリングは前から知っていますが、以前に比べてグッとミネラル感が増し、よりしっかりとした骨格となっています。それでいて、フルーツもある。非常に素晴らしいクオリティです。
(輸入元:ジェロボーム株式会社)




特別ワインコーナーについては、昨日も触れました。
ここは、第二部では有料試飲となりました。
価格が高いものや限定品が並びましたが、価格の高いものを選んで飲む人が多かった、と、注ぎ手スタッフの談。

つい名前や価格に目が行きがちなのは仕方ないことですが、誰が飲むか、誰と飲むか、どんな時に飲むかetc...で、ワイン選びも変わってくるはずです。
今回はリースリングワインのみの試飲会でした。
上記でいくつか紹介したように、リースリングは色々な飲み方、飲み比べができるワインですから、名前や価格だけにとらわれず、もっと自由に楽しむのが、このワインにはよく似合っているように思います。

もちろん、土壌違いの飲み比べ、といった、マニアックな飲み方もいいですね(笑)


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「Riesling Ring Tasting 2015」開催しました

2015-04-21 16:25:25 | ワイン&酒
リースリングワイン三昧の試飲イベント「Riesling Ring Tasting 2015」が、
4月20日に椿山荘東京(東京都文京区)にて開催されました。

※ご案内記事は → コチラ

試飲会としては7回目を迎えるこのイベントが始まったのが、2009年4月。
私も実行委員として第1回めからずっとこのイベントに関わってきましたが、今年は初めての会場「椿山荘」で開催しました。



業界関係者向けの第一部、一般愛好家対象の第二部の二部構成で行ないましたが、昨日は嵐のような酷い天気だったため、お越しいただく方には大変だったと思います。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

今年は18団体の参加があり、逸品アイテムの特別試飲コーナーと合わせて、
合計200アイテムのリースリングワインが紹介されました。

200種のリースリングワインとなると、スパークリング、辛口、半辛口、甘口、極甘口、貴腐と幅広いテイストがあり、しかも生産国、気候、土壌、生産者のコンセプトetc...が違ってくると、ひとつとして同じものはありません。

その中から、プロの場合は、店で売りたいリースリングを真剣に選び、ワイン愛好家は自分が飲みたいワインを、これまた真剣に選ぶわけです。

私も、受付業務の間に少しだけ各ブースを回りましたが、全制覇は到底無理。
まずは写真撮影(笑)





アルザスのリースリング30アイテムが集結! アルザスワイン委員会コーナー



※画像は出展の一部です

ラベルを見ているだけでも多彩でしょ?
今回は世界8カ国のリースリングが集結しました。
お気に入りのものは見つかったでしょうか?

初参加でユニークだったのは、イタリアのロンバルディアのDOCオルトレポ・パヴェーゼ


Riesling Vigna Martina 2013 Azienda Agricola Ishimbarda
(DOC Oltrepo Pavese)

リースリング・レナーノ100%、アルコール13.5%。
ステンレスタンクで20日発酵後、ステンレスタンクで3カ月熟成、瓶熟3カ月。
果実味はよく熟し、アルコール高めのつややかな口当たりながら、酸もしっかりとあり、全体的なバランスがよく取れています。これなら幅広い料理に合わせられそうです。
和食との相性もよく、希望小売価格3600円(税抜)ですが、かなり引きがあるとか。
合う料理に、仔豚のクロッカンテ(カリカリに焼いたもの)、赤カブのリゾット、ゴルゴンゾーラソースが挙げられていました。さすがイタリア!
(輸入元:アビコ株式会社)




さて、後半の第二部が始まりました。



ワインは第一部と共通です。


照明を落とした第二部の会場

愛好家対象の第二部ではフィンガーフードをお出ししました。
出展者の皆さんやスタッフにも間の休憩時間に出していただきました。


右上から時計回りに)
紅白手まり寿司(サーモンのイクラ載せ、昆布〆真鯛)、パテ・ド・カンパーニュ、パルミジャーノ・レッジャーノ クロッカン、フォアグラムースのエクレア、イタリアンプロシュートとグリスアルパラガスとドライトマトのピンチョス、帆立貝のスパイシークミン風味、フィンガーサンドイッチ(シュリンプ&ブロッコリー&クリームチーズ)

このフード類はとても評判が良かったです。
帆立のクミンは、私は個人的にはとても好きですが、リースリングと合わせるにはクミンは強すぎるかな、というコメントもいただきました。


特別試飲コーナーでは厳選された12アイテムをご紹介
(第二部では有料試飲:500円で全種類飲めました)



試飲用グラスは東洋佐々木ガラスさんにご協力いただきました。
ありがとうございました。



昼から夜まで、出展インポーターの皆さん、スタッフもお疲れさまでした!
夏はバイザグラスキャンペーンでまた頑張りましょう




Riesling Ring
http://www.rieslingring.com/

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コンビニのイートインでワイン女子会again

2015-04-20 10:00:19 | レストラン&店
以前に紹介した、店内でアルコールのイートインOKのコンビニ(都内)を再訪し、女性4人で店内でワインを飲んできました。

※以前の記事は → コチラ

ここに来たら、まずは店内のテーブルと椅子を確保しなければなりません。
この日も、すでに先客あり。
一番最初に店に到着したKさんがカウンター席を確保してくださったのですが、足りず。
でも、店内を見ているうちに、なんとか席が空きました!

やれやれ…
店内の商品を普通にチョイスしてレジに持って行き、支払いを済ませると、
フード類とビールが、店のスタッフによってテーブルに届けられました。


フード類はプレートに盛り付けてくれます


ビールは冷えたアルミ製のカップとともに登場


Mさんが探していたという幻の 「瀬戸内すだち のり天」 324円(税込)

パンやチーズはカット、冷蔵商品は温められた状態で出してもらえます。
よって、ためらうことなく、どんな商品でも選べます。


生麺のもちもち感が素晴らしい「生パスタ」/ 冷凍?「ガーリックトースト」
「シーザーサラダ」と「ブルーチーズ」  / 冷蔵商品の「ソーセージ」


前回気になっていた「オムライス」 -これでワンコイン以下

温かいものがいただけるのが嬉しいですね



ワインは今回は3本をチョイス。


南アの KWVロゼスパークリング(1382円、税込)
山梨県の勝沼醸造 甲州シュール・リー(1994円、同)


冷やしたい場合は、先に購入し、レジで「冷やしておいてください」と頼むとOKです。
ビールと同じアルミカップが一緒に来ますが、これだとワインがおいしくないので、セルフサービスのお水があるカウンターの紙コップをいただいて飲みました。


南アのルーデバーグ赤(1706円、同)

この赤はコスパがよく、皆から「おいしい」と好評でした。
ここで飲んでおいしかったら、買って家で飲む、ということもできますね



あれこれ飲み、食べ、ひとり3000円以下。
人が集まる理由がわかります。

ひとつ問題なのが“席の確保”です。
予約できませんし、元々席数も少ないので、空いていなければ座れません。

入れないと困るので、本当は教えたくないところですが(笑)
店の詳細を知りたい方は以前のリポートをご覧ください → コチラ

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ワインは人を表現@ピエモンテワイン生産者来日試飲会

2015-04-19 12:10:16 | ワイン&酒
ワインはつくっている人を表わす、といいますが、改めてそれを感じたのが、先週、都内で行なわれたイタリアのピエモンテ州のワイン生産者15社の来日試飲会でした。

ピエモンテ州 はイタリア北西部の州で、州都はトリノ。
ワイナリー数は2,000軒、ブドウ栽培面積は45,600ha、年間ワイン生産量は2,400,000hl。
原産地呼称の数は、DOCGが16、DOCが41。

ピエモンテ州のワインのトップスターといえば、バローロとバルバレスコ
このツートップは、ピエモンテ州だけでなく、イタリアを代表するワインでもあります。

今回の試飲会でも、生産者たちは、自慢のバローロやバルバレスコを携えて来日したわけですが、冒頭で述べたように、同じバローロ、バルバレスコでも、生産者によって味わいがかなり違っているのがよくわかりました。



Cascina SASSI SAN CRISTOFORO (Barbaresco) ※未輸入

バルバレスコの産地の中心ネイヴェに1997年に設立されたワイナリーで、オーナー兼ワインメーカーはDavide Carnielさん。
ご本人がブースに立っていらっしゃいました。
San CRISTOFOROの自社畑1.45haで栽培されたブドウのみを使用し、年間生産量は8000~1万本。
Davideさんが自ら栽培も醸造も手掛けます。

バルバレスコ2012、2011、2010の比較試飲をしたのですが、どれも穏やかで滋味深く、スーッと入ってきます。非常にジェントルで、静かな、というキャラクターを感じました。

聞けば、Davideさん自身も非常に穏やかな性格とか。
見た目もどこか文学青年的で、繊細でインテリジェンスを感じさせる方でした。

2012年はまだ若いですが、すでにおいしく飲める状態になっています。
2011年はエキス分がしっかりと感じられ、しなやかなテクスチュアです。
2010年は熟成が進んでいますが、タンニン豊富で、しかもよく溶け込んでいます。



彼のランゲ・ネビオロ2013もドルチェット・ダルバ2013もナチュラルな味わいで、気に入りました。
ドルチェットは軽やかでかわいいタイプ。
果実の甘みがやさしく感じられるランゲ・ネビオロは、私のお気に入りとなりました。

バルバレスコはやはり特別な時に開けたいワインですから、普段よりちょっといいごちそうをいただく時に、このランゲ・ネビオロを開けたいと思いました。
ドルチェットは週末に、ランゲ・ネビオロは月末に、バルバレスコは特別な時に



SIMONE SCALETTA (Barolo) ※未輸入

Cascina SASSI SAN CRISTOFOROとは逆なキャラクターだったのが、こちら。
バルバレスコのモンフォルテ・ダルバにある生産者で、こちらもまだ若いワイナリーです。

来日したSimoneさんは、髭面でガタイのいいワイルド系の風貌で、握手も力強い!
ワインのエチケットも陽気で明るく、テーブルにあるだけで楽しくなるワインたちです。

周囲の自然環境とのバランスを考慮したブドウづくり、自然なワインづくりを行なっているSimoneさんのワインは、どれも飾らない味わいでした。
ドルチェットはシンプルでわかりやすく、バルベーラの心地よいタンニンは肉の脂を流してくれ、どっしりと構えたバローロは長期熟成が確実な力強さがありました。



ADA NADA (Barbaresco) ※未輸入

こちらは1919年創業。当代のマダムAnna Lisaさんが来日していました。
3姉妹のお母さんです。

古い畑のブドウからのワインがあり、最も古いのは1947年植樹のネビオロで、Rombone Elisaというキュヴェ名のバルバレスコとして仕込まれています。
試飲したヴィンテージは2012年でしたが、さすがに古木の実力は素晴らしい!

また、10年熟成の2005年のCichinというキュヴェ名のバルバレスコが参考商品として出ていました。熟成を重ねたワインは独特の風味が現れ、なんともいえないおいしさ。

最初に紹介したSASSI SAN CRISTOFOROのバルバレスコも、2010年のものに熟成感が出ていました。
これらはすぐに飲まず、少しの我慢が必要かもしれません。



TRE SECOLI (Monferrato) ※未輸入

1887年創業。
BIOの認証ワイン Barbera d'Asti “Larame”2013 がありました。
ジューシーでエレガント。引っかかるところがなく、じわ~っと入ってきます。
個人的に非常に好きなタイプのワインです。
Bioはこれ1アイテムのみ。


Moscato d'Asti 2014 / Brachetto d'Acqui 2014

ピエモンテを代表する甘口。モスカート・ダスティは白、ブラケット・ダックイは赤。
これらの中には、私の苦手とする甘さのものがあるので、おそるおそる試飲したところ、どちらも繊細でエレガント!和三盆的な、デリケートでスーッと引いていく甘さで、嫌味がまったくありません。これはどちらも気に入りました。



バローロ、バルバレスコから、華やかな甘口まであり、ピエモンテは奥が深い!

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【アペリティフ365】のイベントが今年も開催されます

2015-04-18 13:05:00 | おいしい食べもん
この週末はいい天気に恵まれて過ごせそうですね
初夏が近づくと、すでに毎年恒例となったあのイベントの季節です。

アペリティフを楽しむ 【アペリティフ365】2015 が今年も開催されます。

“6月第一木曜日はアペリティフの日”を合言葉に始まったアペリティフのイベントは、2014年から【アペリティフ365】と名前を変えて展開されるようになりました。

これは、アペリティフの日だけではなく、
1年365日アペリティフを楽しむフランスの生活習慣を定着させよう ということを目指すプロモーションです。


Photographie réalisée par © Daniela Jeremijevic

2015年のテーマは 「1年365日 アペリティフ=ゆとりある食習慣」

アペリティフのイベントは、フランス農水省により開催され、2015年は世界7カ国23都市で行なわれます。
23都市のうち、実は17都市は日本!

日本でのアペリティフのイベントも、今年で12年目を迎えました。
11年目の2014年からは、メイン会場となる東京の場所が、六本木から代官山に移りました。
2015年も引き続き、東京は代官山ヒルサイドテラス周辺での開催となります

<開催地>
東京、仙台、太田*(群馬)さいたま、横浜、静岡*、豊橋、名古屋、岐阜*、富山、金沢、琵琶湖、京都、土佐、高松、徳島*、宮崎。
*は初開催地

他6カ国は、それぞれ一か国一都市での開催です(ニューヨーク、コペンハーゲン、モントリオール、ドバイ、サンパウロ、香港)から、いかに日本人がイベント好きかがわかりますよね?(笑)

※開催日程や内容は都市により異なりますので、公式ホームページで詳細をチェックしてください。

以下、今週、代官山ヒルサイドテラスで行なわれた記者会見の様子と、東京会場の日程や内容を簡単に紹介したいと思います。


東京会場に参加する著名シェフたち
※店名は公式ホームページで確認できます


アペリティフ365 in 東京

開催日時:2015年5月15(金)~17日(日)
     15日 12:00~20:00
     16・17日 11:00~19:00

会場:代官山ヒルサイドテラス

入場料:無料
    ※ただし、料理や飲料は有料(キャッシュオンデリバリー制)
     また、中には有料のイベントもあります

内容:
   ◆ひとくちサイズの料理アミューズ、チーズ、パン、スイーツなどの販売
   ◆スポンサースタンドでの有料・無料の試飲、試食、フードや飲料の販売など
   ◆著名シェフによるフランス各地のアミューズ教室 (4/18よりチケット販売開始)
   ◆ギャルソンレース(出場選手募集:https://jp.surveymonkey.com/r/garcon15
   ◆リサとガスパールのイベント



スポンサー企業のフランス食材&飲料など


スポンサー企業のワインの一部


生ハムやサラミの 「ピエール・オテイザ(株)鳥新」も登場します


人気キャラクター「リサとガスパール」 は日本に登場して15年
※16日 18:30~21:00 「リサとガスパールナイト」開催 (4000円)



好きな時間に来て、好きなものをつまみながら、自由に楽しむことができる のが嬉しい



初日には、ロックバンドによるオープニングイベントも開催されます。
※15日 18:30~21:00 (ワイン飲み放題 3500円)

ご近所の蔦屋書店(フランス料理本特集)DAIKANYAMA T-SITEなどとのコラボもあります。



新緑がまぶしい週末に、ふらりと立ち寄ってみてはいかが?


【アペリティフ365】公式サイト http://www.aperitifjapon.com/


 
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ドイツワインクイーンに訊くドイツワインの今

2015-04-17 11:12:28 | ワイン&酒
4月15~17日まで東京ビッグサイトで開催されている「ワイン&グルメジャパン 2015」に出かけてきました。

わずかな時間しかいられませんでしたが、15日に開催された ドイツワインクイーンによるドイツワインの歴史 についてのセミナーを聴き、改めて、これまでのドイツワインの流れを確認しました。


ドイツワインクイーン 2014-2015 Janina Huhn(ヤニーナ・ハーン)さん

ヤニーナさんはファルツ出身で、お父さんがワインの協同組合に務めています。

歴代のワインクイーンには何人か会っていますが、彼女はその中で最も知性に溢れていると感じました。
ワインクイーンは単なる美女コンテストではなく、ワイン知識はもちろん、幅広い教養も求められます。
その点、ヤニーナさんはパーフェクト!才色兼備とは、彼女のためにある言葉ですね。

セミナーの後、彼女に単独インタビューをする機会がありました。

過去の歴史ももちろん大事なことですが、現在、そしてこれからのことも大事。

そこで、現代のドイツの若い人がワインをどう捉えているか を尋ねました。

ドイツでは、若い人が以前よりもより頻繁にワインを飲むようになってきているそうです。
ワインパーティーもよく開かれ、若者の間ではワインはすっかりポピュラーな存在 だとか。

その理由のひとつに、若い世代のワイン生産者の活躍 があります。
自分たちと近い若い世代の生産者がつくるワインは、若い世代の消費者が親近感を感じ、アクセスしやすいようです。

若い世代のワイン生産者の活躍は、先月訪れたドイツ・デュッセルドルフでのProWeinでも実際に目にしました。
これについては、改めて紹介しようと思います。

もうひとつの背景として、1990年代半ばからのリースリングルネッサンスで、リースリングが改めて注目されたこと、また、ほぼ同時期からのドイツでの赤ワインブームがあります。
これにより全体的なワイン消費量を押し上げ、2001年にはワイン消費金額が初めてビールを抜きました
ワイン優位の傾向はその後も続き、どんどんその差を広げています。

ドイツ全体でよく飲まれるようになったことで、若い世代にとって、ごく自然にワインに親しめる環境となってきたようです。



では、どんなワインがドイツでは飲まれているのでしょうか?

ドイツに限らず、世界各国のワインが飲まれているものの(ドイツは世界有数のワイン輸入国でもあります)、普段飲むワインは、やはりドイツが多いそうです。

ヤニーナさんのファルツ地域では白ワインの生産が多いため、よく飲むのは白ワインですが、アールなど赤ワインの産地では赤ワインが日常的に飲まれるといいます。
飲まれるワインの傾向は、ドイツでは地域による、ということです。

ファルツ地域はリースリングが主要品種です。
リースリングがよく飲まれるのかと思いきや、彼女のお母さんの好きなワインはピノ・ブラン(ヴァイスブルグンダー)だそうです。
その理由は、ソフトでエレガントでだから。

リースリングは男性のファンが多く、女性はピノ・ブランを好む人が多い と彼女は言います。

これは初耳でしたが、納得です。
というのも、ドイツのブルグンダー系の白ワイン(他にはグラウブルグンダー=ピノ・グリ)は、フードとの幅広いマッチングの点からも、実はリースリングよりも断然汎用性が広いことを、以前より書いてきたからです。

ワインだけに集中して飲む傾向のある男性に対し(そうでない方ももちろんいますが)、
食も大事にし、総合的に楽しむのが女性ですからね(こちらも例外はあると思いますが)。



昨日も別の場所で偶然ヤニーナさんに再会したのですが、その時はラインヘッセンのジルバーナ(シルバーナ)を勧めてくれました。
軽やかで、みずみずしく、これもナイスな提案!
とかくリースリングに偏りがちですが、彼女のバランス感覚の良さも素晴らしいと思いました。

知性溢れるパーフェクトなヤニーナさんですが、スパークリングワインの質問をした時には、目が大きく見開かれ、嬉しそうに語りだしました。

ドイツのスパークリングワイン(ゼクト)について、
「大好き!パーティや特別な時に楽しんでいる。ゼクトはいつもフランスのシャンパーニュと比べられるけれど、同じ瓶内二次発酵という製法でつくられながらも、軽やかで、リフレッシュさせてくれる。そしてvivid!」と、目をキラキラと輝かせました。

どうやら、彼女のいちばんのお気に入りは、ドイツのゼクトのようです



赤ワインロゼワインは?と尋ねると、

ドイツの赤ワイン用のブドウの栽培面積は、白ワインの65%に対して35%。
赤ワインの生産は1980年代前半から増え始め、消費に関しても、1990年代以降は、赤ワインブームの影響もあり、顕著に伸びています。

ロゼワインは、夏の暑い時に飲むのにピッタリ、と言います。
統計資料を見ると、国内産のロゼの消費量は横ばいですが、輸入ロゼワインが増えています。
といっても、どちらもまだシェアとしては10%ほどですが。



今回のヤニナーさんのインタビューを通して、若い世代が気軽にワインを楽しめる、現代の柔軟なドイツの姿を知ることができました。
日本が彼女たちから学べることが、まだまだ色々ありそうです。


※ドイツワインクイーンのヤニーナさんは、本日(17日)まで、東京ビッグサイトで開催されている「ワイン&グルメジャパン2015」のドイツブースにいらっしゃいます。
彼女に会いたい方は、ぜひ会場へどうぞ。
ただし、プロ対象の展示会ですので、一般の方の入場はできません。

ワイン&グルメジャパン 2015
http://www.koelnmesse.jp/wgj/

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4/16からロイヤルで初のフランス料理フェア

2015-04-16 09:11:52 | レストラン&店
ロイヤルホストが、2015年4月16日(木)から
季節限定「ハーブと野菜を楽しむ 南フランス・ニース料理フェア」を全国の店舗で開催します。

開催に先立ち、先日都内で行なわれた発表会を取材してきましたので、紹介します。

ロイヤルホストでは、1970年代より世界の料理フェアを開催しいますが、意外なことに、
フランス料理をテーマにしたフェアは今回が初めて のことだそうです。

記念すべき初めてのフランスフェアのテーマは、南仏を代表する地中海都市・ニース料理

春から初夏にぴったりの野菜やハーブを使った滋味豊かなメニュー、南仏の人々の気取らないあたたかい料理をはじめ、
前菜と主菜の2皿で構成する「ドゥ・プラ」スタイルといった食文化の紹介も、今回のフェアの見どころです。


南フランスの食材を使った気取らない軽食

また、プロヴァンスのロゼワインがチョイスされているのも見逃せません!





まず、「ドゥ・プラ」は「2Plats=2皿」という意味ですが、フランスの食事の基本とされる
“前菜一皿+主菜一皿”が メニューとして用意されています。

前菜、主菜とも3品ずつメニューが用意され、自分の好みのものを組み合わせられます。

前菜3品はこちら。


「スープ・ド・ポワソン」 単品680円(税込734円) 247kcal

スープ・ド・ポワソンは、魚介の旨味が凝縮した濃厚なスープで、ちゃんと手をかけたロイヤルならではの一皿。グリュイエールチーズと、ニンニク風味のアイオリソースを加え、バゲットを添えていただきます。


「野菜とハーブの自家製テリーヌ」 同680円 156kcal

テリーヌは私のイチオシ!この価格でこのクオリティは、他店ではできません。
ビーツ、イエローズッキーニ、スモークサーモン、クリームチーズなどを彩りよく重ねてテリーヌにしています。見た目がキレイなのはもちろん、野菜たっぷりが嬉しい一皿。スモークサーモンがいい働きをしています。


「パスタピストゥー」 同680円 389kcal

バジルペーストをからめた、ほうれんそう入りの生パスタは、むっちりした歯ごたえがよく、コクのあるソースも抜群のおいしさ。食べごたえを求める人にオススメです。


主菜料理3品はこちら。


「南仏風ハーブチキンとレンズ豆」単品1180円(税込1274円) 486kcal

ハーブをブレンドしたエルブドプロヴァンスとガーリックでマリネしたチキンをグリルしたハーブチキンに、レンズ豆と野菜のソースを合わせた「南仏風ハーブチキンとレンズ豆」は、個人的にかなり惹かれます。ボリュームがありそうなのもgood。


「帆立とメルルーサのプロヴァンサル」 同1180円 215kcal

バジルの風味が爽やかな「帆立とメルルーサのプロヴァンサル」は、さっぱりいただける一皿。
215kclというカロリーの低さが素晴らしい!


「牛肉のドゥーブ」 同1380円(1490円)483kcal

野菜と牛肉をじっくり煮込んだ「牛肉のドゥーブ」は、ニースの家庭料理。
牛肉が意外にもあっさりとしています。
トウモロコシの粉を練り上げたポレンタのフリットも食感も楽しい一皿です。



これら前菜3品と主菜3品から一皿ずつ選び、アミューズとバゲットを加えた「ドゥ・プラセット」もあります。

主菜にハーブチキンか帆立とメルルーサをチョイスした場合は2280円(税込2462円)、牛肉のドゥーブをチョイスした場合は2480円(税込2678円)になります。


アミューズは 「野菜のディップ~アンショワイヤードソース~&グジェール」 111kcal

バジル、アンチョビ、ガーリックの風味のソースに野菜をつけていただきます。
グリーンのスティックは、南仏でよく食べられるせり科のスティッキオ。
スティッキオはセリ科のフィノッキオを食べやすくした野菜で、セロリに似たシャキシャキとした歯ごたえがいい感じ。ソースとの相性もとてもよかったです。

手前にあるのは、チーズを練り込んだプチシュー「グジェール」。
※こちらのアミューズは単品販売はなく、セットのみ




カロリーをポイントに「ドゥ・プラセット」を組み立てた場合、上記で585kcal
※アミュース+野菜とハーブの自家製テリーヌ+帆立とメルルサーのプロヴァンサル

こんなふうに組み合わせる「ドゥ・プラセット」もいいですが、単品で頼むのもオススメです。

というのも、前述したように、プロヴァンスのロゼワインが用意されているからです。


Cotes de Provence Cuvee Prunell Rose 2013 Domaine de Cressonniere

美しい色合いの“キュヴェ・プリュネル・ロゼ”は、グラスで380円(税込410円)、
デキャンタ1480円(税込1598円)、ボトル2180円(2354円)。

チャーミングなフルーツのアタックが心地よく、酢きりしながらも、果実の骨格がしっかりしている辛口のロゼワインです。
プライスは、輸入元(ブルストル・ジャポン)の参考上代(ボトル価格)そのままでは?

2人以上ならボトルでチョイスし、料理を単品であれこれ頼むのもオススメです。





ニースで有名な軽食 「ピサラディエール」 もぜひ頼みたい一皿!
単品 680円(税込734円) 249kcal

ピザに似た生地の上に、飴色に痛めた玉ねぎ、アンチョビ、カイユティエ(小粒オリーブ)を載せたもので、ニースを代表する軽食のひとつ。
スパイシーで、アンチョビの濃厚なうま味と塩気があり、これはもう、プロヴァンスの辛口ロゼワインにピッタリ!





シメのデザートもフレンチ風。


「チェリークラフティ~ラベンダーアイス添え~」580円(626円)262kcal

プディング生地を焼き上げたクラフティは、卵の風味がしっかりあり、甘酸っぱい味わいで、これが意外とロゼワインと合います。
ラベンダー風味のアイスもやさしいアロマで、このアイスはいいですね!


「濃厚ガトーショコラ」 580円(626円)359kcal

カリッ、サクッ、とした食感と、ヘーゼルナッツの香ばしい風味のフランスの伝統焼き菓子“クロッカン”を添えたガトーショコラは、ねっとり濃厚な味わい。



ロイヤルホストはファミレスのイメージがありますが、店舗でコックがちゃんと調理しているのが売り。

今回の南仏・ニース料理フェアでも、ロイヤルならではの手の掛けられた料理が嬉しいですね。



「ハーブと野菜を楽しむ 南フランス・ニース料理フェア」の詳細はホームページをご覧ください

ロイヤルホスト
http://www.royalhost.jp/index.php

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