ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「ワイン展」いよいよスタート!@国立科学博物館

2015-10-31 09:00:00 | ワイン&酒
“ワイン”をテーマにした、国内初の大展覧会 ワイン展―ぶどうから生まれた奇跡―」 が、10月31日(土)より来年の2月21日(日)まで、東京・上野公園の国立科学博物館にて開催されます。

展覧会の開催に先立ち、プレス、関係者向けの内覧会、開会式があり、参加してきましたので、その概要をザッと紹介します。




「ワイン展」では、世界のワインづくりの歴史、ブドウ栽培からワイン醸造までの工程の紹介、ワイン創世記の古い時代の酒器、アンフォラや壺、甕といった容器、アートとのつながり等々、ワインに関するさまざまな展示が行なわれます。


国立科学博物館 林館長が「ワイン展」概要説明 / 主催者らによるテープカット





ワイン用ブドウ よく知っているものから、珍しいものまで多種多彩!


ワイン蔵にいるような雰囲気

展示だけではなく、ブドウ踏みをはじめとした疑似体験コーナーもありました。



ブドウは本物ではなく、作り物です(笑)
私も踏んできました


個人的には、古い器類や、日本のワインづくりの初期(明治時代)の資料類などが興味深かったです。
また、フィロキセラを50倍に拡大した模型や、ベト病や晩腐病、うどん粉病のサンプル(模型)など、普段、なかなか見ることのできないものもあるので、面白いと思います。

一通り見ると、1時間くらいでしょうか。

この展覧会は、単にワインに関する展示を見るだけではなく、大人から子供まで、農業としてのワインづくりの点から自然科学を考え、将来の自然環境保護をも考える機会になり、また、今後の技術革新にもつながるいい機会にもなりそうです。




展示を回り終えたところには「ワイン展」の特設ショップがあり、オリジナルワインをはじめ、メルシャンやサントリーの日本ワイン、ワインショップエノテカなどのワインが販売されていました。


「ワイン展」オリジナルワイン -田崎真也氏のセレクトです


オリジナルグッズや、ワイングッズ、ワイン関係の本などもあります

ワインドロップ、サングリアが手軽に作れるキット、ホットワインセットといった食品、おつまみになるグルメ缶詰なども販売されていました。



この展示会の公式ガイドブック(税込1500円)はオススメです。
展示内容がひととおり載っているので、ワインのことを勉強している人には特にお役立ち。
ここでしか買えないようです。

開催情報、入場時間、チケット情報など、詳細は公式ホームページをご覧ください。
※入場券は大人1500円ですが、金曜限定のペア得ナイト券(2000円)がオトク



なお、国立科学博物館内のレストラン「ムーセイオン」では、ワイン展に合わせた限定料理メニューが登場します → コチラ

また、「ワイン展」記念ワイン飲み比べセットが用意され、ワインに合う料理も提供されます → コチラ

・白ワイン2種 飲み比べセット(グラス 各 60ml) ¥600(税込)
・赤ワイン2種 飲み比べセット(グラス 各 60ml) ¥600(税込)
・全 4 種(白2+赤2) 飲み比べセット(グラス 各 60ml)¥1,000(税込)

レストランは通常は17時までの営業ですが、金曜日は20時まで開いています。
※レストラン「ムーセイオン」情報 → コチラ




ワイン展―ぶどうから生まれた奇跡―

会期:2015年10月31日(土)~2016年2月21日(日)

場所:国立科学博物館 (東京都台東区上野公園7-20)
   http://www.kahaku.go.jp/index.php

「ワイン展」公式ホームページ: http://wine-exhibition.com/





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