ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ちゃんと知ってしっかり節電

2011-03-31 16:25:14 | 雑記
経済産業省のHPに、東京電力の需給データグラフが紹介されています

昨日の実績と今日のこれまでの需給データを見てみると、昨年の同時期と比べて需要量が格段に低くなっているのがわかります。
例年並みに使用していたら完全に大停電ですが、皆が節電に励んでいるおかげで低く押さえられ、計画停電が回避できていると思われます。

 東京電力需給データグラフ → http://www.meti.go.jp/electricity.html#jukyu

午前中は7時頃から電力消費が増え、9時台に最初のピークを迎えます。

その後、10時台、11時台と高めをキープし、12時台になるといったん下がります。
午後も13時から17時までは10-11時台とほぼ同じように推移しています。

このことから、会社の就業時間が関係しているように考えられます。

1日のピークは18時以降で、高い状態が20時台まで続きます。

これは、夕食の時間帯と重なっています。
22-23時になると再び下がってきます。

ただ、夏場は冷房を使うので、昼過ぎが1日のピークになるかもしれません。

このグラフから、1日の中でどの時間帯に電気が多く使われているのかがわかるので、電力消費の多い時間帯はより節電に気をつけねば、と意識できますね。


今の時期に気をつけたいのは、特にこの2つの時間帯でしょうか。

  9~11時台 → オフィスや店舗での節電

 18~20時台 → 夕食時の家庭や飲食店、店舗での節電



家庭での電力消費の多い電気機器が関連ページに紹介されていました。

 エアコン 25.2%
 冷蔵庫  16.1%
 照明   16.1%
 テレビ   9.9%

これら4つで約7割を占めているとは!

注目はやはり エアコン
温度を下げる」、「こまめに切る」等に気をつけたいですね。



ネットでの書き込みを見ていると、計画停電除外地域だからいつも通りに、いえ、むしろジャンジャン使っている、という人もいるようです。
計画停電が行われたら工場などが回らずに物不足になり、結局は自分のところに跳ね返ってくるのがわからないとは、愚の骨頂。

節電で停電が回避できるのなら皆が助かり、首都圏の経済も大震災以前に近い状態に復帰でき、充分な体制で被災地の支援ができるのではないでしょうか?


  けっこう便利 → 経済産業省の東北地方太平洋沖地震 関連情報サイト


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埼玉・上田知事の「計画停電」への発言

2011-03-30 20:05:48 | 雑記
埼玉県の上田知事がブログで「計画停電」のことを書いている、というのでアクセスしてみたところ、「無計画停電」に苦しむ私たちの気持ちをそのまま代弁してくれていました!

3月28日(月曜日)の一打 「不公平な計画停電」
→ http://ueda-kiyoshi.com/home/modules/weblogD3/details.php?blog_id=221


上田知事は3月29日の定例会見でも、計画停電について、
「日本経済が縮小するばかりだ。このままだと埼玉県も日本も滅びる」と述べたとのこと。

首都圏の首長の1人がここまで言ってくれるとは嬉しいですね

「無計画停電」がいい方向に変わっていくことを期待したいと思います。


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本当に真剣に節電?

2011-03-30 17:46:01 | 雑記
このところずっと回避されている「計画停電」ですが、明日も全日回避とか。
25グループ分けした初日(3/28)に、2Gだけ、たった1時間ほど停電実施した理由がまったく不明・・・

停電を回避できている理由に「気温上昇」があるようですが、たしかに、暖かい日であれば暖房を使わない人も多く、使用する時間帯も短くなりますからね。

ということは、暖房器具の節電が最大のネック?



昨日のNHKの朝の情報番組で、計画停電と節電のことを取り上げていました。

取り立てて目新しい情報はありませんでしたが、東京電力管内の(全家庭だったような?)エアコンの温度を1度下げることで、福島第1原発まるごと分の電力の節電ができる?というような話がありました。

もちろん、今の時期なら、エアコンの温度設定を下げることは節電にとって当然大事なこと。
が、驚いたのは、番組に登場した一般家庭の方の暖房温度。
なんと、26度

小さな子供がいるから、というのが理由のようですが、それにしても高過ぎな気がします。
みなさんの家庭では何度にしていますか?

番組はどういう選択基準をしているんでしょう?ちょっと常識から外れるような・・・
ただ、結果として「20度」を推奨していましたので、温度差が大きい家庭をわざわざ選んだ、と考えられなくもないですが。

私は基本的には重ね着で対処し、我慢できない場合にエアコンを入れます。
エアコンの設定温度は16度ですが、これ以下にしようとしても、エアコンの機能の制限があったので16度にしています。

でも、無理に「節電」しているわけではなく、「慣れ」が大きいかも?(笑)



他に有効な節電方法はないかと、東京電力のHPを探してみましたが、
トップページの下にちょこっと出ていたリンク先には、以下3つだけ紹介されていました。

エアコンなど暖房機器は、ご病気の方などを除き、極力お控えください。
 →エアコンを各家庭で1台ずつ控えると 約240万kW削減 (関東地区)

必要最低限の照明以外は、お控えください。
 →全世帯で5個消すと 約100万kW (関東地区)

その他の電気機器の使用も極力お控えください。
→電気カーペット 電気炊飯器 電子レンジ 温水便座 食器洗い乾燥機など

これでは、あまり真剣に節電をお願いしていないのでは?
オーバーブッキングは絶対にNGだけど、できるだけ100%に近い数字で座席を埋めたい「飛行機」と同じで、売上のためにはある程度の量の電気を使ってほしい東京電力の心理が見えるような?(苦笑)

無計画停電で一度に数百万世帯の電気を落としている間に(2週間たちました)、「節電」対策にも真剣に取り組む時間(&優秀な社員の存在)もあったのでは?
今のHPの節電案内は、天下の東京電力にしてはあまりにもお粗末かと・・・

みなさん、これはスゴイ!という節電情報があればお知らせください


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今日初めてわかった「停電後の電話」

2011-03-29 22:43:09 | 雑記
わたしのところは、すでに計画停電が6回実施されました。

家の中の電気製品がすべて止まり、家電話(TEL/FAX)も当然使えなくなりました。
が、携帯電話があるので、家の電話からかけることについては何も気にしていませんでした。

が、うちの電話機は90分以上停電すると設定がリセットされてしまう ようで、それを今日になって初めて知りました。


福島の叔母にずっと電話を掛け続けてもつながらないので、福島だからまだダメなのね、と思っていましたが、今日かけようとした先は都内なのにNGでした。

自分の携帯にかけてもNGだったので、取扱書を見たら、長時間の停電後は設定がリセットされるとありました。

ディスプレイに表示される時計に遅れはないし、セールスの電話はバンバンかかってくるので、停電しても設定関係は問題ないと思っていましたが、こんな問題があったとは不覚。

このことがわかって良かったものの、また停電したら、その都度、電話の設定をしなくてはいけないとは・・・


メーカーや機種で違うと思いますが、皆さんも、停電後の電話の設定にはご注意を!
(他の電気製品でも同様のことがあるかもしれないですね)


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計画停電がもたらす負のスパイラル

2011-03-29 18:09:00 | 雑記
首都圏で大きな問題となっている「計画停電」
ネットでも色々な人が意見を書いています。

私は、ある程度の痛み分けは必要かもしれないけれど、一度に3時間の停電なんていう苦行は(1日に3時間×2回なんて論外!)早くやめてもらいたいと思っています。

簡単に(しかもいきなり)停電させるだけで、
なんとしても停電を避けねば!という東京電力の意志がまったく感じられないのが不思議でたまりません。
停電がどれだけ人々の生活に大きな支障をもたらしているのか、東電トップはわかっているのでしょうかね?


計画停電がもたらしているマイナスのことをいくつか挙げてみると、


首都圏での「乾電池」買占め
そもそも停電がなければ普通に使う以上に買う必要がないわけです。
この買占めが、被災地への乾電池供給を大きく妨げています。

オール電化
うちはガスなので、停電時でも調理ができます。
オール電化の家庭は、カセットコンロとボンベを買い占めに走ったことでしょう。


オール電化の家庭は、水も全ストップ
マンションなど、水をポンプで汲み上げているところも、水道もトイレの水も流せないんですね・・・

信号
うちの方は交通量の多い交差点も無人でした。
渋滞はもちろん、事故が起きるのは当然でしょう。
被災地への警察官等の派遣要請があっても、停電時の交通整理に人手を取られるため協力できないような・・・

病院
うちの近所の大病院も停電対象に入っていたことに驚き!
救急車が頻繁に入ってくる病院なのに、緊急手術や適切な治療ができるんでしょうか?自家発電でまかなっているので、停電中でもある程度電気が点いていましたが、検査機器で使えないものがある、と看護師さんの談。
自家発電があればいいですが、小さい病院は厳しいですね。4月に歯医者の予約を取っていますが、停電の状況によってはキャンセルされてしまうかも?

工場
「物不足」を補うために工場をフル稼働しようとしても、計画停電のために生産効率が落ち、従業員のシフトにも影響が。信号が消えて渋滞するため、物流にも大打撃。

飲食店
送別会シーズンなのに、飲食店は軒並みのキャンセルで青息吐息。特に計画停電エリアの店は、店を開けることもできません。誰が補償するのでしょうか?

お店
売りたい「物」が入ってこないので売れない。物はあっても、「人が店に来ない」(交通手段)ので売れない。物はあっても、「人が買う気にならない」ので売れない。店を開ける時間も変則的。

安全
ホームセキュリティも働かず、街灯も点かず、電話も通じない。
高層階で急病人が出ても、エレベーターも動かない。


今さらのことばかりですが、ひとまずこのあたりまでで・・・


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東京電力の電力使用状況

2011-03-28 14:51:07 | 雑記
東京電力の電力使用状況 がわかるブログパーツができたので、
右の欄のトップ  に貼り付けました

数字がわかると節電意識が高まるのでいいですね



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世界各地から励ましや支援の声が届いています

2011-03-27 21:28:28 | 雑記
本日、フランスに出張中の友人から、
今回の大震災で被災した日本の子供たちを救援するチャリティーディナーがパリのビストロで開催される、というメールが届きました。



津波による被害を受けた日本の子供たちを支援するディナーが、パリのビストロ「Paul Bert」で4月4日に開催されます。

“pour les enfants du Tsunami”と、「地震」よりも「津波」による被害の方が印象が強いんですね。

このディナーは、「Paul Bert」のシェフとパリ2区のミシュラン二つ星「passage 53」の佐藤伸一シェフのコラボレーションで開催されます。

日本人シェフだからこその企画になったと思いますが、「子供たち」に向けた支援 であることが素晴らしいと思いました。



ドイツからは昨日、VDP(ドイツ優良ワイン生産者組合、約200の生産者が加入)の Steffen Christmann 会長から4月16日にラインガウのヴィスバーデンで開催されるイベントを、“An Evening for Japan.” というモットーの下で行い、ここで集めたチャリティー寄付金のすべてを日本に送りたい、 というメールが届きました。

これも嬉しい話です。



他にも、イタリア、南アなど、世界各地の人々から安否を心配するメールが届いており、今回の大震災は世界中の人が注目している大災害なのだと実感させられます。

現在、特に気になるのは原発の行方ですよね。
地震後の復興の最大の妨げとなっているのが原発ですから、早く安全に収まってほしい、と切に願っています。

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桜の開花が遅れています

2011-03-26 21:34:41 | 雑記
うちの近所の土手の彼岸桜は、毎年お彼岸の入りの頃にはきれいに咲くのに、今年は遠目に見てもまったく色付いていませんでした。


この写真は2010年のもので、3月17日で満開に近い状態でした


でも、もうそろそろ咲くのでは?と、昨日(3/25)出かけた際に寄り道してみたところ、ソメイヨシノよりも少し濃い目のピンク色の花が5分咲きの状態でした。

ああ、やっと咲いた



この土日で気の早いお花見をする人がいるかも、と思っていたら、今日は花見どころではないほどの強風が吹き荒れる始末。
でも、天気のせいでなくとも、今年は浮かれて花見をする人はいないような気がします。

ソメイヨシノの開花情報もまったく耳にしないのも、こういう時だからでしょうか。

でも、今年はまだ咲く気配がないから、というのも真実なんだと思います。
首都圏ではまだ冬並みの寒さが残っているので、桜は4月に入ってからになりそうですね。

東北に桜が咲く頃には、被災地の方の生活が少しでも落ち着きを取り戻していることを祈りたいです。


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たった75分の計画停電

2011-03-25 21:26:58 | 雑記
本日、私のところは計画停電2Gで、18:20~実施ということで準備をしていました。

大抵はすぐに始まらず、10分後、または20分後からということが多かったので、10分単位で待っていたところ、18:40にプツンと消灯。

これから22時頃まで停電とは長い・・・

と思いつつ、アロマキャンドルに灯をともし、白ワインを飲みながら夕飯スタート



そういえば、携帯用オーディオプレイヤーだったらFMラジオも聴けたんじゃない?と思い出し、ニュースを聴いたりしながら過ごしていたら、20時前に停電から復活しました。

え?正味1時間15分程度の停電???

こんな短い時間の停電で効果があったのでしょうか?
それとも、停電させる必要がないほどの状態だったとか?

暗い時間帯の停電なので、短いに越したことはありませんが、ちょっとスッキリしない思いが残った今回の計画停電でした。



----------------------------------------
(追記 2011/3/26)
今まで何度か計画停電がありましたが、今回のように1時間程度なら許容範囲では、と思えてきました。
日が伸びてくるこれからの季節、ディナーは薄暮の中、灯りをつけずにスタート、なんていうのもできそうな気がします。
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被災地の野菜を救おう!

2011-03-25 17:03:51 | 雑記
東日本大震災の被災地、いえ、人災である原発事故の犠牲地、福島と茨城に対し農産物の出荷停止および摂取制限が3月23日に政府から出されました。

その後、放射性物質の数値が基準値を超えたとして、栃木と群馬の2県も加わりましたが、
これを受け、出荷停止となっていない4県の農産物への風評被害が深刻なものとなってきているようです。

栃木と群馬で出荷停止な品目は「ホウレンソウ」と「カキナ」のみですが、この2つ以外の両県産の野菜が敬遠され、青果市場でも二束三文で取引されているようなのです。

実際、今日、私が買い物に行ったスーパーでは、
茨城産(JAさしま、埼玉の県境の地域)のチンゲン菜が1袋20円、3袋まとめて50円!
群馬産のニラも3束50円でした。

安く買えるのは嬉しいですが、生産農家、さらに販売する店のことを考えると、健全な消費とはいえません。

私には福島の会津若松と喜多方に親戚がいますが、原発から100km離れた内陸地です。
会津周辺までひっくるめて「福島産」だからNG、とするのもおかしな話だわ、とも思っています。


海外からも4県の食品類の輸入をやめたり控えたりする動きもあるようですが、
過剰な恐がり過ぎはどうなんでしょうか?

情報を正しく知り、適切な判断による消費を心がけたいものです。



ということで、出荷停止された野菜関係の情報を記しておきます。
(いずれも2011/3/23現在の情報です)


【政府が出荷停止を指示した品目】 

ホウレンソウ、カキナ:福島、茨城、栃木、群馬県産

カブ:福島県産

パセリ:茨城県産

原乳:福島、茨城県産


【政府が出荷制限および摂取制限を指示した品目】
※福島産のみ 

非結球性葉菜類及び結球性葉菜類(ホウレンソウ、コマツナ、キャベツ等)

アブラナ科の花蕾類(ブロッコリー、カリフラワー等)

以上


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首都圏の物不足は解消しつつあるようですが・・・

2011-03-24 16:47:13 | 雑記
買占めも少しずつ収まってきたようですが、さきほどいくつかの店を回って見てきたうちの近所(首都圏)の状況は以下のような感じでした。


ガソリンスタンド→行列なし、ただし、“売り切れ”の貼り紙の店もありました。

パン→店によってまちまち。棚が空っぽの店もあれば、在庫豊富な店も発見。

牛乳→ない店の方が多い。ただし、パンの在庫豊富な店は牛乳も残ってました。

納豆→どこも皆無。数年前の“納豆ダイエット”ブーム状態。しばしガマンです。

豆腐→かなりの品薄。高級品の姿は少し見かけます。

→少しずつ物が入ってきているようで、どこの店でもそこそこ見ました。

ミネラルウォーター→どこも皆無。



茨城に工場の多い 納豆 以外は少しずつ落ち着いてきたように思います。

が、首都圏の浄水場で放射性物質が検出されたことを受け、ミネラルウォーターを買いに走った人が多いようですね。どの店を見ても棚は空でした。

大人には影響がないということですので、過剰に反応しすぎず、乳幼児や妊婦さん、授乳している方などに譲るようにしたいものです。

---------------------------------
(追記 2011/3/25)

ヨーグルト→あちこち探しましたが、ない!花粉症に効果あり?といわれているせい?


「納豆」は、ようやく工場が稼動して3月25日から出荷を再開、というニュースを発見!
徐々に市場に出てくるようなので、もう少しの辛抱ですね。
ただし、納豆のパッケージ工場も打撃を受けているので、そちらとの兼ね合いもあるようです。
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フレンチに行こう!「タテルヨシノ汐留」でランチ

2011-03-23 11:23:23 | レストラン&店

今朝もぐらり(震度3)で、思わずワイングラスを押さえました(苦笑)
(もちろん、朝から飲んでいたわけではありませんよ)

大きな余震の起こる確率は日々低くなってきているとはいうものの、沈静するまでにはもう少し時間がかかりそうでしょうか。

首都圏はだいぶ落ち着いてきていますので、ディナーにも行きたいですが、帰宅の足を考えるとちょっと不安。
いや、でも、ランチなら行けそうな?

ということで、2月にランチをいただいた 星付きレストラン「タテルヨシノ汐留」 の料理を見ながら、行きたい!気分を盛り上げてみましょうか(笑)



フランスのミシュランの一つ星を獲得したパリ8区の「ステラ・マリス」の吉野建氏が東京にオープンしたのが「タテルヨシノ」

現在は、芝、汐留、銀座に3店舗あり、いずれもミシュランガイドの東京版で星を獲得しています(芝が☆☆、汐留と銀座は☆)。


今回いただいたのは汐留店でのランチです(特別なコース仕立て)


仔ヤギのカルパッチョ

喜界島(鹿児島県、奄美群島のひとつ)産のヤギとのこと。
ヤギをフレンチでいただくのは初体験かもしれません。
臭みがあるのでは?と心配しましたが、全くなく、ラム肉っぽいような?ベーコンぽい風味があるような?これは思いがけず美味!
このお皿はロセシャンパーニュとのマリアージュがオススメ。



マグロのタルタル 生ハムのジュレ

マグロでタルタル・・・となると、“ネギトロ”的なものを想像したのですが、食べてみると、“肉”っぽくて、“牛肉のタルタル”と間違えそうでした。
これもロゼのシャンパーニュ、特にボディに厚みのあるしっかりしたタイプがオススメです。



仔鴨のフォアグラファルシー コリアンダーとショウガの香り

仔鴨でフォアグラを抱き込んだ、贅沢な一皿
表面はツヤツヤ、カリッ。しっかりし噛み応えのある肉だから旨味があり、まったりトロトロのフォアグラとの組み合わせが絶妙でした。
赤ワインとのマリアージュももちろんいいですが、熟成したシャンパーニュにもよく合います。



デセール

アニス風味のシブーストと赤カブ(ビーツ)のソルベを中心に繊細に盛り付けられた華やかなデザートに、小さな歓声が挙がりました



角度を変えて接写してみました(笑)




小菓子

多彩でかわいらしいので、お腹がいっぱいでもついつい手が伸びます(笑)
一緒にオーガニックコーヒーが出されました。

ごちそうさまでした



汐留店はホテルの高層階にあるので、ランチタイムは窓からの眺めもステキです。
ランチコースは3,675円からいただけます。

美味しいものを食べると元気が出ますね


 フレンチレストラン タテルヨシノ
    http://www.tateruyoshino.com/

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日常生活も大事です

2011-03-22 16:27:57 | 雑記
未曾有の大震災から10日あまりが過ぎ、被災地では救援物資やガソリン不足が、そして原発と電力供給についてもまだまだ解決できていない問題が山積みの東日本。
中部以西から届くメールとの温度差を感じています。

こうした甚大な災害が起きた後は、なにかと自粛ムードになりがち。
もちろん、馬鹿騒ぎするようなイベントや、安全の確保できない場所でのイベントなどは当然自粛していただきたいと思いますが、あまり自粛!自粛!と攻め立てるのも、ストレスを与え、いたずらに疲弊させ、順調な経済復興に水を注すことにもなりかねません。

まだ余震も収まらず(さっきも揺れました)、計画停電や交通機関の間引き運転などもあるので、私もそうですが、なかなか外に出る機会が少なくなりました。
店は構えて商売しているところは営業時間が短くなり、客足も減り、仕入れにも支障をきたし、散々なところが多いのではないでしょうか。

私の使命は、ワインのある生活の楽しさを消費者の皆さんに伝えると同時に、ワイン業界や飲食業界の発展に貢献することだと思っています。

が、今は消費者も業界関係者も楽しさと離れた状態にあり、業界関係者に至って最悪の状態です。

たしかに自粛も必要ですが、被災地に近い首都圏の我々が自らの元気を取り戻さないことには、被災地の復興もうまくいかない のではないでしょうか?

自粛云々については人によってさまざまな意見があることでしょう。
が、私は被災地の人々を支える周辺の人々の元気を充電するために、節度のある積極的な消費も必要なのではと思っています。


なお、地震で公演(『南へ』)を休止していた野田秀樹氏「劇場の灯を消してはいけない」と、上演を再開しました。私は野田氏のこの判断を支持したいと思います。



静岡の叔母から昨日届いた季節限定桜バージョン「田子の月最中」

美味しいものはココロに元気をくれますね


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実家が津波で流された友人からのお願い

2011-03-22 11:51:24 | 雑記
今回の大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市に実家と店のある友人から痛切なメールが届きました。

津波で実家とお店が壊滅状態となったものの、幸いにも家族や親戚は皆無事で避難所にいらっしゃるとのこと。

が、本当に物資が足らず、ぜひぜひ協力してほしい! と訴えてきました。

歯ブラシ、ラップ、ウェットティッシュ、爪切り、老眼鏡、マスク、紙コップ、紙皿、使い捨てカイロ、絆創膏、トランプ等の遊戯具、などがあると助かるようです。


個人からの救援物資の受け入れ を各自治体で始めたところもあり、東京都では都庁に窓口を設置しました。

東京都庁窓口http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/03/20l3hd00.htm

もっと細かい市町村レベルでも窓口のあるところがあります。
私も自分のところの自治体のHPを見たら、個人持込の窓口が比較的近くにあるのを見つけました。

救援物資のために!と商品を買い占めると悪循環になってしまいますから、それは絶対にやめたいですね。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。


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日本酒造組合にも義援金を!

2011-03-21 21:00:02 | ワイン&酒
以前紹介し、取材にも行った「酒は未来を救う」のスタッフから、ぜひ協力を!と要請がありました。

この度の東日本大震災で大きな被害を受けた日本酒の蔵元がたくさんあります。

そこで、被災地の日本酒の蔵元の復興のための義援金を募集する窓口が開設されました。

義援金の寄付の方法は 「募金箱」

この募金箱を設置してくれる酒販店や料飲店を募集しているとのことですので、店に募金箱を設置してもOKというお店の方は、下記ブログページを参照下さい。

集められた義援金は日本酒造組合中央会に寄付され、震災各地の組合に振り分けられて蔵元の復興に充てられます。

すでにいくつかの店で募金箱が設置されているようです。
募金箱設置店も下記のブログページで確認できますので、ご近所や知り合いの店があれば、ぜひ足を運んでみてください。

日本酒は我々日本の大切な文化のひとつですから、被害に遭ったすべての蔵元には何としてでも復興してほしいですね!


  日本酒義援金募金箱設置店のブログ → http://ameblo.jp/sake-gienkin/
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