ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

忘却の自家製「梅シロップ」で晩酌

2023-04-07 23:59:38 | ワイン&酒関係雑記

今週はアルコールNGウイークなので、ノンアルやお茶で晩酌しています。

が、飽きてきたので、何かないかしら?と探したところ、これがありました

 

 

自家製 梅シロップ (2022年産)

 

わが家の庭の梅の木から収穫した梅の実でつくった「梅シロップ」です。

昨年の6月に仕込み、その後に少し飲みましたが、ずーっと放置していました。

 

梅の実もかなりやわらかくなっていて、そろそろドロドロと溶けてしまいそうなので、今夜の晩酌は梅シロップに決定!

 

梅の実と酢と砂糖、という単純な材料で、おいしい梅シロップが簡単にできました。

今日の晩酌では、グラスに梅シロップを好みの量入れ、氷と炭酸水をプラスしていただきました。

 

熟成が進みすぎている感はありましたが、酢がまろやかになっていておいしく飲めました。

簡単にできるので、今年も作りたいなぁと思ってます

 

[参考]

初めてつくった梅シロップがおいしい!

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ce482ce50b202e5e30a8c595f306043a

 

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優秀なソムリエとは?

2017-08-25 10:00:00 | ワイン&酒関係雑記
日本ソムリエ協会(JSA)による 呼称資格認定試験 一次試験が8/20に行なわれ、その問題がJSAの公式ホームページにアップされました。

ザッと見てみましたが、今受験したら、受からないこと間違いありません(笑)
下にサイトのURLを貼りつけますので、興味のある方は見てみてください。
今年から始まったSAKEディプロマの試験も掲載されています。

ちなみに、私が持っている資格は、20世紀の時代に取得したJSAワインエキスパートです。



さて、ソムリエといえば、近年はソムリエコンクールが白熱しているように思います。

日本でも、日本最優秀ソムリエコンクール、若手向けコンクール、イタリアワインのコンクール、ポルトガルワインのコンクールと、さまざまなコンクールが開催され、公開決勝には多くの観戦者を集めます。




2017年5月にはウィーンで開催された「第14回ヨーロッパ&アフリカ・ベストソムリエコンクール」取材してきました。


コンクールで優勝した選手は一躍有名になり、日本を代表するソムリエの一人となっていくわけですが、「いいソムリエとは?」を考えた時に、コンクールの結果は、それほど重要ではないように私は思います。

仕事柄、たくさんのソムリエの方と接してきましたが、本当に色々な人がいます。

●立て板に水、といった話し方をする人
●早口過ぎたり、追い立てるようなせわしい話し方の人
●動きがせわしくて落ち着かない人(キビキビとは違います)
●早く飲みたいのに、動きがゆっくり過ぎる人
●自分に酔っている人
●話が長すぎる人
●表情がない人
●態度がエラそうな人

XXコンクール優勝というような肩書を持つソムリエでも、こういう方はご遠慮願いたいかなぁ…



ほどよい間合いや距離感が取れ、店のワインリストの説明がちゃんとでき、気持ちのいいサービスができる人であれば、私はもうそれで充分です。

コンクール優勝の肩書は持っていなくとも、こんなソムリエさんは、街の小さなレストランやショップにさりげなくいそうかも?




「第14回ヨーロッパ&アフリカ・ベストソムリエコンクール」はライモンズ・トムソン選手(ラトビア)が優勝しました。

彼のサービスは、真摯で、見ていてとても気持ちがいいものでした。



これからソムリエの資格試験に臨む方には、「この人にサービスしてもらって良かった」と思ってもらえるようなソムリエになってほしいなぁ~、というのが、私からのエールです。


2017年度呼称資格認定試験 一次試験問題
https://www.sommelier.jp/topics/view/2017exam_1

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「Japan Wine Challenge」からワインコンクール、審査会を考える

2017-08-24 10:00:00 | ワイン&酒関係雑記
さまざまなワインのコンクール、審査会が、世界中で行なわれています。

日本でもいくつか国際ワインコンクールが行なわれていますが、その中でも代表的なコンクールが、「ジャパン・ワイン・チャレンジ」(Japan Wine Challenge、通称JWCでしょう。

JWCは、国際的にもトップクラスの審査員を迎え、世界中からエントリーされたワインが審査されます。
2017年で第20回となる「第20回JWC 2017」は、2017年8月15-17日にコンラッド東京で行なわれました。

このJWCの副審査委員長を務める田中克幸さん(ワイン評論家)が、同コンクールの審査方法、審査基準について書いていた記事がFacebookにあり、興味深く読ませていただきました。

というのも、私が以前、ある海外の国際コンクールの審査員を務めた時に感じたことが書かれていたからです。





私が参加した国際コンクールでは、8人ほどのテーブル単位で審査が行なわれました。
私のテーブルは、私だけが日本人で、他はアジア、東南アジアの方で、30~40代の男性ばかり、テーブルリーダーはアラフィフ男性でした。
もちろん、皆さん、それぞれワインのプロフェッショナルで、各国を代表して参加しているわけですが、3日も一緒にいると、ある特徴を持つワインに高い点数を与える傾向があるように感じたのです。

例えば、樽をしっかり使ったパワフルな赤ワイン。
樽香プンプンで、ワインそのものの個性がマスキングされている、と私は感じ、中程度の点数をつけましたが、評価の最高点と最低点は切り捨てられるため、結果として高得点を獲得し、金賞となりました。

むむ? これでOK?

たしかに、一般受けする味かもしれないけれど・・・

そもそもの審査基準や価値判断基準が、明確化、共有化されていなかったような・・・?



今、改めて感じるのは、審査の前に判断基準についてのレクチャーがあれば良かった、ということです。

おそらく、この国際コンクールだけではないと思います。
XXコンペティション、XXアワードetc...と、数多の審査会がありますが、
どういう価値を持ったものを、どのように評価しているのか? を表に出している審査会は少ない(ほとんどない?)ような?

このコンクールでは、これこれこういうワインが高い評価を受ける、ということが、審査員、ワイン生産者、インポーター、消費者に示されることで、初めて、金賞、銀賞、プラチナ…という結果が意味をなし、信頼性を増すを思います。

ワインショップに並ぶワインを見ると、「XXコンクール金賞」といったシールの貼られたワインをよく見ますが、じゃあ、それはどういう選ばれ方をしたワインなの?って、気になりますよね?

色々な金賞シールを見るにつけ、そんなことをいつも考えていた私ですので、JWCの審査についての田中さんの記事を読んだ時に、大いに頷かされました。



田中さんが書かれていた内容は非常に長く、ボリュームがありますが、共感した点をざくっと挙げておきます。

●審査という行為の本質的前提が整備されていないことに大きな疑問を感じた田中さんは、その賞が、どういう基準によって与えられたものなのかという前提を知らないでは消費者と正しいコミュニケーションができない、と考え、今年初めて、JWC関係者全員が一定の価値判断基準を共有する「ヴァリュー・シェアリング・セッション」というミーティングを開催した。

●あるワインを他のあるワインより優れているとする根拠の提示ができないなら、金賞も銀賞も無意味

●価値判断基準を共有する努力を主催者側もすべき



いや~、本当にそう思います。
また、ワインだけでなく、どんなコンクールにもあてはまりそうです。


もっと詳しく知りたい方は、田中さんのFacebookページをご覧ください。

8/11の投稿
https://www.facebook.com/nh.winesalon/posts/1625345777497622

8/18の投稿
https://www.facebook.com/nh.winesalon/posts/1631596086872591

8/20の投稿
https://www.facebook.com/nh.winesalon/posts/1625345777497622

8/10の投稿
※記事の直リンクが見つからないので、日付から投稿を探してください

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海外ワイナリーを訪ねて

2016-03-15 08:55:52 | ワイン&酒関係雑記
ワインの産地に来ています。
移動が大変&スケジュールがタイトなので、なかなか書く時間がありません。



あるワイナリーで見つけたキュートなブドウマーク



すでに足腰ガクガクになりつつあります

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韓国のビールのはずなんですが

2015-08-29 08:53:53 | ワイン&酒関係雑記
昨日から仕事で韓国に来ています。
東京から2時間だし、時差がないので楽ですが、インチョンに着いてから目的地までの方が長かったのです(笑)

そんなわけで、用意されていたディナーに間に合わず、インチョン空港のコンビニで買ったおにぎりと、ホテルの近くの店で買ったビールでサクッとひとりディナーでした。



このビールを買ったのですが(1800ウォン)、アルコール度数の表記がどこにもありません。
もしかして、ノンアルコール?
たしかに、酔いは感じなかったような?(笑)



おにぎりはコチュジャンで和えた風のツナ。甘辛。辛さは強め。
これからの食事も辛いものが多いかもしれないですね。

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【ワインイベント】第2回ポルトガルワインフェス開催

2013-08-27 17:26:14 | ワイン&酒関係雑記
ポルトガルワインフェス事務局より、興味深いイベントのご案内をいただきました

日本ではスペインワインはすっかりポピュラーになりましたが、その隣国 ポルトガル のワインとなると、まだまだ知らないことの方が多いことでしょう。

今回ご案内する「ポルトガルワインフェス」では、ポルトガルワインをたっぷり飲める のはもちろん、ポルトガルのフードやお菓子なども楽しめます

この機会に、ぜひポルトガルワインの魅力に触れてみてはいかが?



Festival de vinhos de Portugal Vol.2 
第2回ポルトガルワインフェス

日時/2013.9.14(土) 14:00~17:00 (受付終了16:30)

場所/アーツ千代田3331 1Fラウンジ  http://www.3331.jp/
     東京都千代田区外神田6丁目11-14(銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分)
   TEL.03-6803-2441

入場料/予約3000円 当日4000円
     ポルトガルのおつまみ+お菓子チケット500円
     (購入予定の方は予約の際におつまみチケット希望とお書き添えください)

予約/ポルトガルワインフェス事務局 → vinhofes@gmail.com (担当:馬田)
    お連れの方がいる場合はその方のお名前もお願いいたします。

主催/ポルトガルワインフェス事務局

協賛(敬称略)/『木下インターナショナル株式会社』『播磨屋』『メルカード・ポルトガル』『ポルトガルワインの崖の上』『アデカ』

後援/ポルトガル大使館 ポルトガル投資貿易振興庁 社団法人日本ポルトガル協会

★ポルトガル各地のワインを試飲(約20種を予定)、購入できます
 (なるべく細かい現金をご用意ください)

★ポルトガルのおつまみやお菓子もご用意があります(有料チケット制)

★スペシャルワインのグラス有料試飲があります

★ソムリエ馬場祐治氏(1998年ポートワイン ソムリエコンテスト優勝)と
 馬田草織さん(編集者・ライター)によるポルトガルワイントークを開催予定
 (14:15~と15:15~の2回、各15分程度)


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米トレーサビリティ法で日本酒が値上げ?

2013-08-14 17:05:17 | ワイン&酒関係雑記
いつの頃からか、お煎餅の原料表示に、米の産地が書かれるようなってる?と、なんとなく気になっていましたが、先日、ある新聞記事をきっかけに調べてみて合点がいきました。

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、せっかくなので、ザッとまとめておきます。

2008年に、事故米(農薬残留や有毒なカビ発生により食用にしてはいけない米)の不正流通事件が発覚し、社会的に大きな問題となりました。
この事件の際に、事故米の流通ルートの解明に時間を要し、また、米穀を原材料として使用している食品の原料米の産地がわからず、米製品全般に対して消費者の不安が生じました。

これを受け、米穀の食品事故などの問題事案が発生した場合、迅速な対処、関係法律による適切な措置の実施、米穀等の産地情報の提供を促進することを目的に、「米トレーサビリティ法」が制定されました。

米トレーサビリティ法
2011年7月1日より、米穀対象商品に産地情報の表示が義務づけられました。

1.お米、米加工品に問題が発生した際に流通ルートを速やかに特定するため、生産から販売・提供までの各段階を通じ、取引等の記録を作成・保存します。

2.お米の産地情報を取引先や消費者に伝達します。

対象品目は、米穀(もみ、玄米、精米、砕米)、主要食糧に該当するもの(米粉、米穀をひき割りしたもの、米粉調製品、米菓生地、米こうじ等)、米飯類(各種弁当、各種おにぎり、ライスバーガー、赤飯、おこわ、米飯を調理したもの、包装米飯、発芽玄米、乾燥米飯類等の米飯類)、米加工食品(もち、だんご、米菓、清酒、単式蒸留しょうちゅう、みりん)など。

※詳細は農林水産省のHPへ → コチラ

産地表示は比率の多い順に記載され、3か国以上の時は上位2か国のみの記載でよく、3か国め以降は「その他」と表記できます。

家にあるお煎餅のラベルをピックアップしてみました



お煎餅は日本のお米で作られていると思っていましたが、意外と外米が多いことがわかりました。
本来なら避けたかったものもあり、ちょっとショック…



対象品の中に、清酒、単式蒸留しょうちゅう があります。

日本酒の原材料は、当然、日本のお米でしょう?と思っていましたけれど、大手酒造メーカーなどでは、原料費の関係から外国産米も使っていたようです。でも、今までは産地表示義務がありませんでしたので、わたしたち消費者は気づきませんでした。

ところが、米トレサビリティー法により、産地を表示しなくてはならなくなると、国産米の比率を高めるところが増え、それは日本酒業界ばかりでなく各業界で起こり、国産米の価格高騰となっています。

よって、原料米を国産米にシフトしてきている日本酒メーカーは値上げをせざるえない状況となってきており、例えば、清酒最大手の白鶴酒造では、この10月から清酒140品目の出荷価格を値上げすることを発表しています。

日本酒だけでなく、米トレーサビリティ法の対象品目になっている商品では、今後の値上げの可能性は出てくるかもしれませんね。


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車を運転して居酒屋へ

2011-06-04 20:42:55 | ワイン&酒関係雑記
地元の友人との恒例行事となっている誕生日会ですが、お祝いをされる当の本人から、
居酒屋がいい とのリクエストがありました。

友人は薬を飲んでいる関係でアルコールはNGなのですが、それゆえ、食事がきちんとできるイタリアンにする?中華にする?と聞いてみたのですが、本人の希望ゆえ、居酒屋を探してみました。
夫婦で経営するという店が良さげで気になったのですが、定休日だったため、地元駅前のチェーン店居酒屋「はなの舞」へ。

ただし、この店に行くためには友人は足が必要で、誰かが車を出さねばなりません。
もう1人の友人もアルコールOKのワイン好きなので、彼女に運転させるのもかわいそう…
私は翌日にヘビーなワインを飲む予定があったので、私が運転手を引き受けることにしました。



だけど、居酒屋のメニューって、何か飲みたくなるように作られていませんか?(苦笑)
このメニューなら、やっぱりビールが飲みたい!

が、この日は運転手役の私チョイスしたのが アルコール0.00%の・・・


KIRIN FREE (334ml)

「キリン フリー」のハンドルキーパーびん  (期間限定商品とか)

運転する人(ハンドルキーパー)には“アルコールゼロ”は助かります

瓶ビールは缶ビールよりも美味しいといいますが、これも缶タイプよりも瓶入りの方がキメ細かくまろやかで、美味しいように感じました。



頼んだ料理の中でのイチオシは、店名を冠したこちらのサラダ。


はなの舞サラダ

魚介類が入ったサラダで、チョイスしたワサビトレッシングが美味しくマッチ

さすが居酒屋、和洋中韓なんでもあり、です(笑)

シーザーサラダはドレッシングたぷたぷ    裏返った状態の羽根付きギョウザはまずまず




別腹のデザートは わらびもち(バニラアイス&小豆あん添え)をチョイス

が、わらびもちは小さなカットが3つと、かなり淋しい状態で出てきて涙目。
友人たちのパフェのトッピングのフルーツ(イチゴ、ブルーベリー)はカチンコチンの冷凍状態で、食べるのに相当苦労していました。
メニューの写真とかなり違う状態なのが残念。
居酒屋のデザートであっても手を抜いてほしくなかったなぁ・・・



ということで、今回はいろいろと貴重な体験をさせていただきました(笑)


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今年は庭でカベルネ初収穫なるか?

2011-05-19 22:23:39 | ワイン&酒関係雑記
うちの庭には何本かブドウの樹がありますが、メインは棚を作って日除けとしている(おそらく)デラウエア。

ほかに、今までひと房もならないけれど、実は由緒あるブドウ樹 が1本あります。

1997年の冬の剪定の際に枝をもらってきたのを挿し、根付いたものの、なかなか成長せず、樹自体も小さいままでした。

自然のままに放っておくこと14年。
それが、今日、母から「ブドウが実を付けている」と聞き、庭に見に行ってみると、たしかに3、4房ほどあります。


カベルネ・ソーヴィニヨン  山梨県勝沼町 城の平畑より

あの 「シャトー・メルシャン」の誇る“城の平”(じょうのひら)の畑のカベルネ・ソーヴィニヨンで剪定した枝から、ここまで育ちました

ブドウは接ぎ木をするのが常識で、フィロキセラ(ブドウ根アブラムシ)害を避ける、土地に合う台木を使うことで適応性が向上してよく育つ、というのが主な理由です。

が、これは剪定枝をそのまま挿し木しただけ。
ちょっとした期待もありましたが、数年たってもホームセンターの苗木コーナーのブドウ苗状態だったので、何年も放置していました。

ところが、これまでで初めてのブドウの実の赤ちゃんを発見!
樹自体も大きくなっていて、目を見張る成長ぶりです

順調にいけば、今年初めて自宅の庭のカベルネ・ソーヴィニヨンが収穫できるかも?
もちろんワインは造れませんが、乞うご期待(笑)



久しぶりに庭をよく見てみると、色々な発見がありますね。


カベルネの隣の 「プルーン」 の樹にも実が

これも今年初かも?
すでにドライプルーンくらいの大きさに育っています。



可憐な姿の 柚子」 の花

柑橘は1年おきに不作となります。
昨年は超不作だったので今年は期待しています。


だんだんと庭がにぎやかになってきました


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マルセル・ラピエール氏の訃報

2010-10-13 21:57:04 | ワイン&酒関係雑記
出かけた先で、
フランスのワイン生産者マルセル・ラピエール氏が病気のため10月10日に亡くなった
ということを聞きました。

マルセル・ラピエール氏はボジョレー(モルゴン村)の生産者で、今のフランスの自然派ワインの大きな流れをつくった祖ともいえる人物。

“ボジョレーといえばヌーヴォー”が思い浮かぶように、カジュアルで気軽に楽しむフレッシュなワインが多く、取り立てて品質云々を語るようなものでも・・・というのが、一般的なボジョレーワインの捉え方でしょう。

が、マルセル・ラピエール氏は、化学的な薬剤や肥料に頼らず、土地の個性を生かしたワインづくりを行い、ボジョレーワインの別の一面(本来の姿ともいえるのかも)を新たに見せてくれました。

ラピエールのワインづくりの姿勢は、甥のフィリップ・パカレをはじめフランス各地の生産者に影響を与えました。
彼の名は、間違いなくフランスワインの歴史上に残るでしょう。

現在は息子のマチュー氏が跡を継いでいます。

マルセル氏はまだ60代だと聞きました。早いお別れが残念です。
ご冥福をお祈りします。


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10/20中国料理&リースリングディナー

2010-09-28 14:00:00 | ワイン&酒関係雑記
つい1週間前は30度を超える暑さだったのに、いきなり秋の涼しさ(寒さ)になり、なかなかカラダがついていきませんよね。
でも、この涼しさが食欲を刺激し、ワインが美味しく飲める季節となりました。

そこで、10月20日(水)にワインディナーを開催します。
今回は 「中国料理とリースリングワインのマリーアジュ」 です

私の大先輩のワインジャーナリスト有坂芙美子氏によるミニセミナーも開催します。
ぜひお気軽にご参加ください。




第4回 Riesling Ring Evening

開催日時: 2010年10月20日(水)19:00~ (18:30 受付開始)

開催場所: 「萬里楼」 (マンリロウ) 北京料理
       東京都台東区雷門1-16-4 立花国際ビル BF1
       (銀座線「田原町」下車徒歩1分)   TEL : 03-3847-7755

参加費: Riesling Ring会員 おひとり様 10,000円 (税込)
     一般ご参加の方 : おひとり様 12,000円 (税込)

定員: 38名 (予定)

料理:コースを予定

ワイン:リースリングワイン6アイテムを予定



料理の内容、ワインリスト、申し込み詳細などは、コチラ をご覧下さい。

私も受付でお待ちしています

---------------------------
(追記 2010/10/15)

おかげさまで満席となりました!


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「アルザス&ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール 2010」決勝全作品紹介

2010-07-09 16:34:40 | ワイン&酒関係雑記
2010年7月8日、「アルザス・ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール 2010」の決勝が東京誠心調理師専門学校(東京都大田区)で行われ、その結果速報を昨夜のうちにお知らせしました。

テーマは 「アルザス&ローヌワインを楽しむための中国料理」 で、
ワインは以下のうち2つを選択し、それに合う料理を作ります。

アルザスが リースリング、またはゲヴュルツトラミネール
ローヌが コート・デュ・ローヌ、またはコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ



前菜部門は、魚または貝を使った中国料理の前菜1品(冷菜)
熱菜部門は、牛肉を使った中国料理の熱菜1品、 が課題で、、

各部門とも料理原価は 6人分3,000円以下 と決められています。

なお、全作品の中から、最もワインとの相性がいい作品に、アルザス賞、ローヌ賞が贈られました



<前菜部門> 
グランプリ(1位)
金子雅俊さん (グランドプリンスホテル赤坂 「李芳」)


三種の彩り前菜  → “アルザス賞”


準グランプリ(2位)
平島直樹さん (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)


三種の貝盛り合わせ前菜


優秀賞(3位) 
五月女和正さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)


海鮮三種冷菜盛り合わせ オリエンタルな香り


佳作
岩竹宏宣さん (ホテルモントレ ラ・スール大阪 「彩雲」)
芝 正博さん (大阪新阪急ホテル 「モンスレー」)


帆立貝の2種彩り前菜(岩竹さん)      大阪夏の釣魚三種盛り前菜(芝さん)


<熱菜部門>
グランプリ(1位)
末友 寛さん (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)


牛タンのグリル 柚子の香り  石焼仕立て → “ローヌ賞”


準グランプリ(2位)
後藤 統さん (函館国際ホテル)


牛肉料理二種の味わい


優秀賞(3位) 
中間利幸さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)


オリエンタルな牛ヒレの香り焼き 牛コラーゲン漢方出汁の黒椒豉汁ソース
中国野菜と牛ハチノスとレバー沙茶醤風味の芋



佳作
葉 増さん (熊本ホテルキャッスル 「桃花源」)
中島幸泰さん(中国料理 沙羅)


左)牛ロースの2種盛り合わせ(葉さん)
右)二種近江牛の包みにんにく醤油煮込み トマトおこわ白菜包み添え(中島さん)



上位入賞者と審査委員、フランスから来日した各委員会のゲストで記念撮影


料理については、日本中国料理協会の山中専務理事から
「回を重ねるごとにいい作品ができてきている。しかし、中国料理は陰陽のバランスが取れているから健康に良く、肉料理なら野菜も必要だが、肉ばかりが突出しているものが多く、原則に外れていた。また、冷菜の前菜の原則を理解していない作品が見られた。全国の中国料理店の見本となるようになってほしい」、

ワインとのマリアージュについては、日本ソムリエ協会の小飼会長から
「料理人のワインへの理解度が高まっている。アルザスワインのキメ細かさ、エレガントさ、ローヌワインの力強さをよく理解して作られ、今日から店に出して売れるものもあった。今後は自分の生活の中にもワインを取り入れていただきたいし、自店でもぜひお客様にアルザスとローヌのワインを勧めてください」と、講評がありました。

そうそう、レセプションの際に小飼会長に聞いたのですが、実際にワインを飲み、それぞれ合わせながら10作品を審査したそうです。



中華料理店にワインが置いてあれば、ワイン好きにはたまりませんよね
特に、果実味と酸味のバランスの取れたアルザスの白ワイン、
果実味が豊かでスパイシー感のあるローヌの赤ワインなら、幅広い中国料理に合わせて楽しめそうです。


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【速報】「アルザス&ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール 2010」決勝結果

2010-07-08 21:56:04 | ワイン&酒関係雑記
本日、都内において、
「アルザス&ローヌワインを楽しむ中国料理コンクール 2010」の決勝が行われ、
結果発表の表彰式に出席してきました。

このコンクールは、EUの協力の下、フランスのアルザスワイン委員会とローヌワイン委員会が主催するもので、アルザスの白ワインとローヌの赤ワインを楽しむための中国料理を料理人たちが提案して作ります。

8回目の開催となった本年度は約100の応募がありましたが、決勝に進んだのはわずか10名

「前菜」部門と「熱菜」部門(各5名)に分かれ、審査が行われた結果、
それぞれの上位入賞者が決定しました。



<前菜部門> 
グランプリ(1位) 金子雅俊さん (グランドプリンスホテル赤坂 「李芳」)


三種の彩り前菜


準グランプリ(2位) 平島直樹さん
             (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)

優秀賞(3位) 五月女和正さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)



<熱菜部門>
グランプリ(1位) 末友 寛さん 
             (ホテルオークラ東京 「チャイニーズテーブル スターライト」)


牛タンのグリル 柚子の香り  石焼仕立て


準グランプリ 後藤 統さん (函館国際ホテル)

優秀賞(3位) 中間利幸さん (マンダリンオリエンタル東京 「センス」)




上位入賞者6名  左から3人目が金子さん、4人目が末友さん


2位以下の料理は明日また改めてご報告します。
お楽しみに

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アルコール抜きでデトックス

2010-05-18 20:48:08 | ワイン&酒関係雑記
ギックリ腰のおかげで、久しぶりに1週間近くワインを飲まない日が続きましたが、
飲まないと、なんだか色々調子がいい!

その間、ドクダミ茶やハトムギ茶を飲んでいたから、よけいにデトックス効果があったのかもしれません

白ワインには殺菌効果の高い物質が含まれ、
赤ワインには抗酸化物質のポリフェノールやレスベラトロール(マウス実験では男性のEDに効果アリとか)などが含まれていて、

ワインは健康にいい飲物 ではあるのですが、やはりアルコール。

レスベラトロールの対ED効果も、いくら良いからと飲みすぎると、アルコールの過剰摂取で逆効果と聞きました



お酒はそこそこに嗜み、たまには休肝日を設ける のが、やはりいいようです

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今日からFOODEX開催

2010-03-02 17:22:10 | ワイン&酒関係雑記
料飲関係に携わっている人にとって、3月に幕張メッセで行われる
食の見本市 「FOODEX JAPAN」は春先の大きなプロ向け展示会ですが、

その FOODEX JAPAN が本日から始まりました(2010/3/2~5)



会場が広く、なかなか回りきれない・・・というのが毎年のことですが、
今年も取材があるので、私も期間中に出かける予定です。

今回は、ちょっと裏方でお手伝いしたフード関係のブースも見てきたいですし、
知人から案内されたところにも寄らねば!と思っています。



個人的にはスウィーツ関係もしっかりチェックしたいところです

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