“黒ブドウで仕込む白ワイン”として有名なのは“シャンパーニュ”で、これは、ワイン好きの方ならよく知ることでしょう。
黒ブドウでも、中の果肉は白いので、黒い果皮の色を果汁に出さないように搾ります。
黒ブドウでつくる白いワインは、“ブラン・ド・ノワール”と呼ばれます。
この製法は、泡のないスティルワインの世界ではちょっとレアなものでしたが、近年では、ときどき見かけるようになりました。
スティルワインのブラン・ド・ノワールについてはワインのプロたちが興味を示すケースが多いように思います。その反応から、これを扱う輸入元も増えてきているように思います。
じゃあ、これは?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c2/6fbe120752e26108c4fb86dbea23d543.jpg)
Valcendon Tempranillo Blanco 2014 Rioja Bodegas d Matos (Spain, Rioja)
先日出合った「ヴァルセンドン・テンプラニーリョ・ブランコ 2014リオハ」は、白ブドウのテンプラニーリョ・ブランコでつくられています。
テンプラニーリョというと、スペインを代表する黒ブドウです。
テンプラニーリョ・ブランコは、それの白ブドウバージョン(突然変異体だそうです)というわけですが、なまじ赤ワインになるテンプラニーリョをよく知っているだけに、飲む前から違和感が・・・(笑)
いえいえ、そういった先入観を排除して飲んでみると、リンゴ、洋梨などの白い果肉の果物のフレーバーが豊かで、酸も充分あります。ほんのりメロウな印象と、酸が支えるエレガントさがいい感じで、バランスよく飲めます。
輸入元希望小売価格2140円。このチョイスもありかも?
というわけで、このワインは、正確には、白ブドウの白ワインです。
※輸入元:株式会社オーレジャパン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/67/49c6fa2634bf502da81cf41f3f7bdb1f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/87/a3c57ec4b8000215eed6f93814059608.jpg)
ツァペル・ビアンコ IGT テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ 2013
アルド・ライノルディ(Italy, Lombardia)
カジュアル楽しげなラベルのこちらは、黒ブドウのキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)70%と、白ブドウのソーヴィニヨン・ブラン30%をブレンドした白ワインです。
イタリアのロンバルディア州の歴史ある生産者で、キアヴェンナスカにこだわるつくり手ゆえ、白ワインにもキアヴェンナスカを使用したわけです。
黒ブドウと白ブドウをブレンドして白に仕立てるのは、まさにシャンパーニュ的。このワインには泡はありませんけれど。
柑橘の風味があり、サッパリとした味わいです。樽は使っていません。シュッとしたタンニンの存在を感じるのは、黒ブドウからのものでしょう。アルコールは12%と軽やかです。
スッキリとしたキレのある酸は、冷涼な気候由来ですね。ややシャープなミネラルも感じます。
参考小売価格3000円。
※輸入元:大榮産業株式会社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
今回は、単なる黒ブドウの白ワインではなく、ちょっとひとひねりある白ワインを紹介しました。
色々なバリエーションがありますね。
ワイン好きの好奇心を刺激します![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
黒ブドウでも、中の果肉は白いので、黒い果皮の色を果汁に出さないように搾ります。
黒ブドウでつくる白いワインは、“ブラン・ド・ノワール”と呼ばれます。
この製法は、泡のないスティルワインの世界ではちょっとレアなものでしたが、近年では、ときどき見かけるようになりました。
スティルワインのブラン・ド・ノワールについてはワインのプロたちが興味を示すケースが多いように思います。その反応から、これを扱う輸入元も増えてきているように思います。
じゃあ、これは?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c2/6fbe120752e26108c4fb86dbea23d543.jpg)
Valcendon Tempranillo Blanco 2014 Rioja Bodegas d Matos (Spain, Rioja)
先日出合った「ヴァルセンドン・テンプラニーリョ・ブランコ 2014リオハ」は、白ブドウのテンプラニーリョ・ブランコでつくられています。
テンプラニーリョというと、スペインを代表する黒ブドウです。
テンプラニーリョ・ブランコは、それの白ブドウバージョン(突然変異体だそうです)というわけですが、なまじ赤ワインになるテンプラニーリョをよく知っているだけに、飲む前から違和感が・・・(笑)
いえいえ、そういった先入観を排除して飲んでみると、リンゴ、洋梨などの白い果肉の果物のフレーバーが豊かで、酸も充分あります。ほんのりメロウな印象と、酸が支えるエレガントさがいい感じで、バランスよく飲めます。
輸入元希望小売価格2140円。このチョイスもありかも?
というわけで、このワインは、正確には、白ブドウの白ワインです。
※輸入元:株式会社オーレジャパン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/67/49c6fa2634bf502da81cf41f3f7bdb1f.jpg)
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ツァペル・ビアンコ IGT テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ 2013
アルド・ライノルディ(Italy, Lombardia)
カジュアル楽しげなラベルのこちらは、黒ブドウのキアヴェンナスカ(ネッビオーロ)70%と、白ブドウのソーヴィニヨン・ブラン30%をブレンドした白ワインです。
イタリアのロンバルディア州の歴史ある生産者で、キアヴェンナスカにこだわるつくり手ゆえ、白ワインにもキアヴェンナスカを使用したわけです。
黒ブドウと白ブドウをブレンドして白に仕立てるのは、まさにシャンパーニュ的。このワインには泡はありませんけれど。
柑橘の風味があり、サッパリとした味わいです。樽は使っていません。シュッとしたタンニンの存在を感じるのは、黒ブドウからのものでしょう。アルコールは12%と軽やかです。
スッキリとしたキレのある酸は、冷涼な気候由来ですね。ややシャープなミネラルも感じます。
参考小売価格3000円。
※輸入元:大榮産業株式会社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
今回は、単なる黒ブドウの白ワインではなく、ちょっとひとひねりある白ワインを紹介しました。
色々なバリエーションがありますね。
ワイン好きの好奇心を刺激します
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