ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

2009年お世話になりました

2009-12-31 21:00:42 | 雑記
2009年も残すところあとわずかとなりました。

今年も、当ブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

アクセス数はこの1年でさらに増え、本当に感謝です。

新しい年も、ワインを中心としたさまざまな美味しい情報を伝えていきたいと思いますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、みなさま、どうぞよいお年を


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カリフォルニアの小さなワイン産地マリブ Part2

2009-12-30 17:50:59 | ワイン&酒
Part1は コチラ

マリブのローゼンタール・エステート は23年の歴史があるワイナリーで、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、シャルドネ、ヴィオニエなどを栽培しています。



建物のつくりは馬小屋風  ―実際にアンダルシアの馬を飼っているとか



直売ショップには一般の買い物客がパラパラと来ていました



立派な試飲ルームがあります





ローゼンタールでは 「Rosental」「Surfrider」(サーフライダー) の2つのブランドのワインをつくっています。
生産量は200~500ケース程度から1600ケースのカベルネまでと、少量生産のブティックワイナリーです。

Rosental は、オーナーの意向で、フランスを思わせるようなスタイルで、長熟の可能性のあるワインを目指しています。
そのため、ワインメーカーにはフランス人を起用しています。
使用する樽はもちろんフレンチオーク



シャルドネは5ヶ月間のシュール・リーを実施

カベルネもメルロもタンニンのキメは細かいけれど骨格がしっかりして力強い味わいなのは、長期熟成を考えているからなのでしょう。




カベルネ・フラン50%+カベルネ・ソーヴィニヨン30%+メルロ18%+プティ・ヴェルド2%のメリタージュワインは2004年が初ヴィンテージ(75ドル)。

「冷たい風の影響による酸味がよく出ている」と、ディレクターのNeil氏。



Surfrider は「サーフライダー基金」(Surfrider Foundation)とのコラボによるワイン

この基金は海やビーチなどの環境保護を目的としたもので、日本では大阪に支部?があるのだとか。



こちらのオシャレなラベルはピノ・ノワール

ラベルは毎年変わるようです。

サーフライダーブランドのワインは、リースリングはモントレー、ピノ・グリはサンタ・バーバラ、ヴィオニエはサン・ルイ・オビスポ、シャルドネとソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールはエドナ・ヴァレーからと、各地のブドウが使われています。

スクリューキャップを採用し、価格もローゼンタールよりも心持ち低めですが、テクニカルシートを見る限りでは遜色ないと思いました。







Malibu-Newton Canyon はあまり知られていないAVAですが、ロスからサンタ・バーバラに向かう途中にあり、この ローゼンタール は気軽に訪問できるワイナリーですので、覚えておくと良いと思います。




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カリフォルニアの小さなワイン産地マリブ Part1

2009-12-29 16:18:37 | ワイン&酒


ロサンゼルスから西に向けて海岸線を走り、サンタ・モニカを過ぎたマリブに入ってしばらくしたところで右手の山間部に入っていくと、サウスコースト地区 Malibu-Newton Canyon AVA があります。

全体でも 340ha しかない小さなAVAで、私も今回の訪問で初めて知りました。

ここはまだロサンゼルス郡(カウンティ)です。

実は、カリフォルニアで最初にカベルネ・ソーヴィニヨンがボルドーからやってきた人によって植えられたのは1832年で、現在のロサンゼルス市役所付近だったと聞きました。
1850年には100万ケースのワインをLAカウンティでつくっていたそうですから、不思議な感じがします。




さて、今回の訪問先は ローゼンタール・エステート(Rosenthal The Malibu Estate)。
海から8km、標高500~600mの谷にあります。



谷の斜面を生かしてブドウを植えています(1987年~)



かなり高い山の上の方にまで畑がありました



台木を使わない自根のシャルドネ(ディジョン・クローン)発見(左)



標高が高いため陽射しが強く空気はカラッとしています



木陰でほっとするツアー一行




「海からの冷たい風と霧が入ってくること、標高が高いこともあり、気候は冷涼で、しかも谷の各所でミクロクリマが存在する」と、ディレクターのNeil Mcnally氏。



ローゼンタールのオーナーは、ホテル経営や映画スタジオ経営などで成功を収めたジョージ・ローゼンタール氏。


そのため、このワイナリーの敷地内にはゴージャスなプールも!



プールサイドで、私たちのためにワイングラスで演奏をしてくれたイケメン氏



敷地内は広く散策にも最適



ユニークな彫刻  ―箱根の美術館を思い出しました



本物に見えますが、これも彫刻の羊



なぜかドイツのベルリンの壁の一部も(西側)

大きな部分なのでドイツからLAまで運ぶのは大変だったそうですが、金持ちのやることはスケールが違いますね


ここでテイスティングした【ワイン編】はまた明日


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LAからサンタモニカへ

2009-12-28 17:03:57 | お出かけ&旅行
9月のカリフォルニア紀行については、ソムリエ協会機関誌「Sommelier」 (11/15、111号)の掲載で一段落しましたので、機関誌で触れられなかったこと、また、協会関東支部のコラムで書ききれないことを、不定期に綴っていきたいと思います。




ロサンゼルスに到着し、空港前のバス停でチャーターバスを待機中

日本版映画「Sideways」の冒頭で、主人公(小日向文世さん)が悪友の出迎えを待つシーンを思い出しました。



路線バスもワイルドな雰囲気だと思いませんか?




空港近くはホテルやレンタカー等、さまざまな施設が充実



ロスから海岸線を左手に見ながら西に走っていくと・・・



「来て、来て、来て~、サンタモニカ~♪」の歌で有名なサンタモニカビーチ



長いビーチがしばらく続きます



南国リゾートの雰囲気たっぷり



左手はビーチですが、右手はこんな断崖絶壁の場所が多く見られ、驚き



崖の上には家(or別荘)が建ち、奥の方はあのビバリーヒルズがあるとか



ガソリンスタンド


車種がやっぱりアメリカですね~


道路の右手には色々な店が立ち並んでいました



この日は日曜だったため、道路は渋滞気味
でも、その割には、ビーチの人出が少なく感じました



突如現れた観覧車にビックリ! どうやら遊園地?
やっぱりココは観光地なんですね(笑)




マリブの町に入り、いよいよ1軒目のワイナリーに向かいます。


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【Catch the Wine Voice】サンタ・バーバラの「美女と…」

2009-12-27 14:55:08 | Catch the Wine Voice
(社)日本ソムリエ協会 関東支部のwebに、コラムをアップしました。

【Catch the Wine Voice】vol.3 サンタ・バーバラの「美女と○○」



今回は、カリフォルニアのサンタ・バーバラを訪問した際に開催された試飲会の様子を紹介しました。

12の生産者が集まってくれたのですが、まさかそこに来るとは思っていなかった人物の姿を発見!

あのオー・ボン・クリマのオーナー、ジム・クレンデネン氏です


ということで、今回のタイトル 「美女と○○」 ○○は想像がつくでしょうか?(笑)

彼の写真も載せているので、ぜひご覧下さい


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美肌対策サプリに嬉しい効果が♪

2009-12-26 12:27:05 | 美容&健康
ちょっと不調だわ・・・と思うと、顔にポツポツと現れる憎たらしい吹き出物

どうにかならないものか、とずっと悩んでいましたが、

ビタミンE抗酸化作用があり、新陳代謝を高め、血行を良くする、

ビタミンB群皮膚粘膜の正常化を促し、脂質やたんぱく質の代謝を助ける、

といった効果があるらしい、ということから、普段から不足がちな時に飲んでいるビタミンCに加え、ここ1ヶ月ほど、ビタミンEとB群のサプリを飲み続けていました。



その結果、吹き出物はほぼ抑えられ、ちょっと皮膚が盛り上がることはあっても、すぐにキレイに引いてくれました

嬉しいことに、肌全体がなめらか&髪の手触りがしなやかになり、B群とEの効果をかなり実感しています。



さらに、ワインを飲んだ後(夕食後)にこれらを摂取すると、酔いが引くのが早く、翌日もほとんど残らなくなりました。

仕事やお付き合いなどで、どうしてもワインを飲む機会が多く、ついつい飲みすぎて辛い思いをすることもありましたが、美肌のために飲み始めたEとB群が二日酔い対策にもなっているようで、これも嬉しい効果でした
(体質の違いで個人的な差はあると思います)

お酒のお誘いの多いこの年末年始、本来は食品で摂ればいいですが、手軽にサプリを活用するもの手ですね。


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イタリアワイン試飲会「Vinitaly Japan 2009」

2009-12-25 15:30:40 | ワイン&酒
11月25日に東京で開催されたイタリアワイン試飲会「Vinitaly Japan」では、イタリアから多数のワイナリーが来日し、色々なワインを紹介してくれました。
が、あまりの数の多さに、とても全部は回りきれませんでした。

まずは、前日のイタリア大使公邸で久しぶりに再会したジャーナリストのジョエル・ペイン氏がブランド・アンバサダーを務めるブースへ。

ペイン氏はゴー・ミヨのドイツワインガイドの著者で、以前に何度かお目にかかった時は、当然ドイツワインのセミナーやイベントでした。
それがなぜイタリアワインのイベントに?と尋ねたところ、イタリアのいくつかのワイナリーのブランドアンバサダーも務めているとのこと。色々と活躍されてますね!

ペイン氏が紹介してくれたのは、アルト・アディジェのアロイス・ラゲーデルバローロのチェレット

偶然にも、アロイス・ラゲーデルのオーナー夫妻が2年前に来日してセミナーを行った際に取材に伺い、ソムリエ協会機関誌「Sommelier」101号にレポートを書かせていただきました。


こちらの写真は2007年10月のセミナー時に撮影したもの

Alois Lageder はアルト・アディジェのオーガニックワインのリーダー的存在のワイナリーで、北の産地ならではのピュアでクリーンなスタイルが特徴。

この日に開けた中で、ペイン氏が特にオススメ(今日のNo.1)が「Moscato Giallo 2007」
「ドライスタイルのモスカートで、パワフルで素晴らしい!」と絶賛。飲んで納得。



トスカーナは安定して美味しいワインが多いわ~と今回も実感

アンブロジオ・エ・ジョヴァンニ・フォロナーリ社がトスカーナ各地でつくるワインは、それぞれに個性があります。



Campo al Mare Bolgheri 2007 は満足度がある上、3,000円台とお買い得
La Forraは相変わらず旨い



参考商品のBrunello di Montalcino 2004 これは当然美味



Cantina RUSSO Taurasi

Grele Greco di Tufo DOCG  (グレコ種)
Spalatrone Taurasi DOCG  (アリアニコ種)

家族経営というカンパーニャ州のルッソ。
タウラジ、グレコ・ディ・トゥーフォという、昔ながらのワインですが、スタイリッシュでオシャレに決まっています




Tenuta Duca di Casalanza(テヌータ・ドゥーカ・ディ・カサランツァ)



ヴェネト州ピアーヴェ特有のブドウ 「Raboso ラボーゾ」100%のワインを飲んでみました。
タンニンの収れん味が非常にキツイというブドウですが、このワイン(真ん中の赤ラベル)は非常になめらかでした。個性的な風味がありますが、果実味が豊かで、しっかりとした飲みごたえのあるワインだと思います。

イタリアは各地方に固有のブドウ品種があり、それぞれ個性的なワインをつくるのが魅力的ですね。




各州のオリーブオイルも紹介されていました



オリーブオイルも生産地によって味わいが違います。
今回の中では、こちらのオイルが気に入りました。



世界最大級のワイン展示会 Vinilaly のイタリアでの開催は
2010年4月8~12日(ヴェネト州ヴェローナ)です。

業界関係者のみが参加できます。


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家族経営が伝統のイタリアワイン&大使公邸ビュッフェ

2009-12-24 10:10:59 | ワイン&酒
さて、11月末のイタリア試飲会(Vinitaly Japan)に話を戻しますが・・・

試飲会の前日に、イタリア大使公邸にて、グランディ・マルキ協会のセミナーが行われました。



グランディ・マルキ協会 とは、イタリア各地の17のワイナリーによって結成された団体で、各ワイナリーは伝統的な家族経営であり、また、著名で海外市場にも強いという特徴があります。

今回は、その中のひとつであるマストロベラルディーノ社のピエロ・マストロベラルディーノ氏が、「ワインビジネスにおけるイタリアの特殊性=ファミリービジネス」をテーマに講演を行いました。


Piero Mastroberardino
フォッジャ大学経済学部 経済・経営学科主任教授でもあります

イタリアでは、どの業界でも代々ファミリー経営を好む傾向にある ということですが、確かにイタリアの著名ブランドはファミリービジネスを基盤にして発展したものが多いですよね。

特にワインの場合は、 「ファミリー」「地域」という要素が加わり、この2つを柱として成功を収めてきている、という話でした。

講演後は、グランディ・マルキ協会に所属する各ワイナリーの代表がそれぞれのワインを紹介してくれました。







その後に行われたビュッフェパーティーでは、イタリアの地方料理の要素を取り入れた料理がサービスされました。これは興味深かったのですが、できれば料理名などの説明書きがあると良かったと思いました。




色々なタイプのパンにハム類やチーズを自分で好きなように挟んで ―これは美味でした♪




野菜と魚介系が多いと感じました  ―ライト&ヘルシー化の傾向?






スウィーツは素朴なものが多かったですが、地方菓子とは元々そんなものでしょう。
でも、素材が良いから美味しいし、非常に好み



キアッキエレ

小麦粉の生地を型抜きした後の切れ端を揚げたようなお菓子がありました。
これは何者?

帰ってから調べたところ、復活祭の前のカーニバルの時期にイタリア全土で作られるお菓子 「キアッキエレ」 (イタリア語で“おしゃべり”の意味)だとわかりました。
地方によって色々な呼び名があり、トスカーナでは“布切れ”(チェンチ)と呼ぶそうですが、見た感じは本当にボロ布みたい(笑)

粉砂糖を振りかけていただく素朴な揚げ菓子ですが、こんなふうにホイップクリームをかけてカラーチョコスプレーでデコレーションすると、パーティーにも向く華やかなデザートになりますね。

最後はやはり甘いものが気になりました(笑)



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クリスマスの「お菓子の家」

2009-12-23 10:00:45 | 甘いもん
いよいよクリスマスですね

知人が「お菓子の家」をもらったという話を聞き、

そういえば、ウチにも「お菓子の家キット」があったような・・・

昨年、IKEAで見つけて買ってきたものの、本場モノの「ドイツのお菓子の家」をいただいてしまったため、お菓子の家キットの出番がありませんでした。

しまい込んでいたキットを引っ張り出してきたところ、賞味期限が2010年6月と余裕でセーフでしたので、早速、組み立ててみました。



屋根や壁などの部品はジンジャーブレッド(ショウガ味クッキー)です



箱の裏面に組み立て方法が載っています

ただし、このキットに入っているのはクッキーだけなので、接着剤となるアイシングやデコレーションは別途買わなければいけません。

アイシングは砂糖を使って家庭でも作れますが・・・

ハチミツとキナコ を練り合わせたらどう?

ということで、うまい具合に冬場で白っぽく固まりつつあるハチミツとキナコで作ったペーストを接着剤としてみたところ、ちょうどよくピッタリとくっついてくれました。

もちろん、この接着剤は食べられますし、我ながらいいアイディア



実際のデコレーションは省略しましたが、
その代わり、画像を加工してデコレーションしてみました(笑)



屋根のサイズは 23.5cm×11.5cm と、けっこう大きい家ができました

知人のもらった家の中にはさらにお菓子が入っていたようですが、私の作った家は今のところ空っぽで、床もありません。
どうせ、すぐに食べてしまいますし、このままでもいいかなと(笑)

部屋の中に、ジンジャーとシナモンの甘~い香りが漂って食欲を刺激します☆



このキットは、イケアで500円前後だったと思います。
今年も売っているかどうかはわかりませんが、気になる人は急いで探しに行ってみてください。


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イタリアの赤い泡「ブラケット・ダックイ」

2009-12-22 10:46:03 | ワイン&酒
イタリアの白いアロマティックなアスティに引き続き、
今度は、イタリアの赤いアロマティックなワイン「ブラケット・ダックイ」を紹介します。

ブラケット・ダックイは、アスティと同じピエモンテ州のDOCGワインで、
「ブラケット」種という赤い果皮のブドウからつくられ、スプマンテ(発泡)とスティルワイン(微発泡になることもあります)の2タイプがあります。



ということで、ワインの色は 「赤」


イタリアの赤い泡には、以前紹介した「ランブルスコ」がありますが、
ランブルスコはランブルスコ種からつくられるDOCワインなので、

赤い泡のDOCGワインは、唯一ブラケット・ダックイ(Brachetto d'Acqui) のみです。

なお、アックイ(Acqui)とは地名です。



そもそも、ブラケット種ってどんなブドウ?

知名度では、ランブルスコよりも低いような気がしますが・・・

ブラケットはピエモンテ州のアスティ県とアレッサンドリア県にまたがる地域で栽培されているブドウで、バイオレットやルビーレッドの鮮やかで美しい色調と、バラやベリーを思わせるデリケートでエレガントなアロマを特徴としたワイン(→Brachetto d'Acqui)をつくります。


←昨日紹介した Ca' dei Mandorli でもつくっています

アルコール度数は低めで(5.5~7%)、味わいは甘口に仕立てられるので、同じピエモンテの「アスティの赤版」といえるでしょうか。

が、アスティよりも栽培面積は小さく、生産量も年間500万本と少ないので(アスティは約9000万本)、現状では国内消費が最も多いとか。

ただ、ピエモンテはイタリアの中でも北の産地のため、ブラケット・ダックイのワインには きれいな酸味 があり、豊かな果実味と爽やかな甘さが楽しめます。

ポリフェノール含有量も多いようですので、日本でも、ヘルシーに飲める甘い赤い泡として、女性を中心に人気が出るかもしれません。




特に、クリスマスやお正月、バレンタイン、桜の季節と、華やかなイベントが続くこれからの季節に、ラベルもいい感じで華やかな雰囲気のブラケット・ダックイが活躍してくれそうです。

生産者の話では、イタリアではデザートと一緒に楽しんだり、夕方のリラックスタイムにアペリティフとして楽しまれているワインで、やはり女性ファンが多いのだとか。

プライスも2,000円前後から手に入るので、見かけたら1本キープしておくと、色々なシチュエーションで使えそうですね。

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アスティワインのやさしい甘さに癒されて

2009-12-21 14:45:01 | ワイン&酒
11月末、イタリアワインの大きな試飲会が東京で開催されました。

いくつか開催されたセミナーの中で興味を惹いたのが、
アロマティックな甘口ワインアスティブラケット・ダックイです。




まずはピエモンテ州の「アスティ」ですが、

DOCG Asti は、モスカート・ビアンコ種からつくられたスプマンテ(発泡ワイン、シャルマ方式)で、アスティ・スプマンテの名で有名ですね。

DOCG Moscato d'Asti は、モスカート・ビアンコ種でつくられた甘口のスティルワインで、微発泡しているものも見られます。

どちらも、マスカットの甘く華やかなアロマと味わいが魅力で、食前酒をはじめ、デザートと一緒に楽しまれています。

アスティワインを料理に使い、料理とアスティワインのマリアージュを探るディナーが企画されました。

甘党の私には、願ってもない嬉しい企画です♪




「人生は苦い。だからアスティを飲みましょう」  ―同感です




マグロの刺身 アスティのアスピック添え

アスピックは、何かの柑橘のようなビター感があり、アスティの風味はあまり感じません。
野菜は大根と人参ですが、まるっきり生の状態で、カットも細長くて食べにくかったのが残念。



煮詰めたアスティとショウガのペースト入りリゾット

ショウガの香りがいいですが、味付けが甘いので(アスティ味)、これからメインが来る前に完食は厳しかったです。



仔牛のほほ肉のアスティ煮込み

お肉はやわらかく煮込まれていますが、アスティの甘い味がかなり強めで、最後まで食べ切れませんでした。人参のゴマ和えもアスティで味付けされているので甘く、ちょっとしつこく感じます。

このお皿の中で唯一ほっとしたのが、塩味のポテトとセロリのピューレ。



チョコとアスティのデザート

温かいアスティをマンゴームースをチョコで包んだ中に注入するという凝ったもので、24金の金箔をまわりに散らしています。
チョコレートのカカオ分は75%のビターチョコなので、全体的なバランスが良く、これは完食。



アスティを使ったチョコレート

中のガナッシュにアスティが練り込まれ、ほんのりアスティの風味がしました。




さて、今回のディナーですが、デザートはいいとして、コースのお皿すべてにアスティを使って甘い味に仕上げるのは、超甘党の私でもさすがにキツかったです。

例えば、ソースだけとか、アクセントとしてアスティを使った料理なら、メリハリがあって良かったと思うのですが・・・



「嬉しいことがあった時、友人や家族とアスティの杯を重ねてほしい」ステファノ氏

彼は”友愛”をシンボルにしたラベルがカワイイ Ca' dei Mandorli の4代目で、エノロゴ兼セールスマネージャーをしています。30歳、なぜか日本酒好き(笑)

「私はゴルゴンゾーラのようなチーズや塩気のある食べ物がほしかったのだけれど、どう?」とステファノに尋ねると、
「ゴルゴンゾーラとアスティのマリアージュはボクも最高にオススメ!」とのこと。

ディナーのワインをすべてアスティで通すのはアリだと思いますが(辛党にはキツイ?)、料理には無理してアスティを使わない方が全体のバランスが良いのでは、と個人的には思いました。



アスティ・スプマンテもモスカート・ダスティもアルコール度数が軽め&価格も軽めなので、ランチタイムやティータイムにも気軽に楽しめていいですよね。個人的には大好きなワインです。

ぜひ、アスティのやさしい甘さに癒されてください


【ブラケット・ダックイ】はまた明日。


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シャンパンの新型コルクの謎が解明

2009-12-20 15:31:07 | ワイン&酒
以前ここで取り上げ、その目的が謎のままになっている
シャンパンの新型コルク? について、そのシャンパンを販売している恵比寿の「ラ・ヴィネ」さんから耳寄りな情報をいただきました(ありがとうございます!)

新型コルクの画像は コチラ

新型コルクが使われてたシャンパンは コチラ



コルクの底面にハメ込まれている半透明のパーツは「シリコン樹脂製」で、やはり
“ブショネ防止対策” で開発されたようです。

コルクに付いた汚染物質(カビなど)は、ほんの微量でもワインに大きなダメージを与え、「ブショネ」という不健全な状態(コルク臭、カビ臭さなど)をもたらすことはご存知の通り。

そこで、新素材のコルクやスクリューキャップなどの研究が進められているわけですが・・・



今回、私が出合ったシリコン樹脂の直径は21mm。
ワインボトルの口径はだいたい18~20mmほどなので、21mmのやわらかい樹脂がコルクの底面をピタッとカバーしてくれそうです。

しかも、このシリコン樹脂は「透過性」があるので、適度な通気性も得られます。

ただし、シリコン樹脂+コルク底面の加工も必要になりますので、コストが非常に高くなります。
それゆえ、5年以上前から存在しているにもかかわらず、導入実績はまだまだ少ないようです。


また、完全にブショネ・フリーの圧縮タイプコルクもスパークリングワインに使われるようになってきたようです。
しかし、これもかなり高価らしいです。


スパークリングワインを開ける時は、今後は今まで以上にコルクをチェックしてみると面白いですね。


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元禄以来のスウィーツ「追分羊かん」

2009-12-19 15:22:06 | 甘いもん
元禄8年(1693年)創業という、静岡の「追分羊かん」をいただきました



つぶ栗羊かん  350g  追分羊かん(静岡市清水区)

東海道五十三次の道中土産として、元禄以来より現在に至るまで300年以上の歴史のある、由緒あるスウィーツです。




竹皮に包まれていて、食べる際には竹皮ごと切ります。
が、皮が硬くて切れなかったので、私は皮をむいてからカットしました。




竹皮の野趣ある風味が特徴ということですが、私にはちょっと強めに感じました。
もう少し竹皮がほんのり香る方が、北海道産の小豆の風味が生きると思います。



シンプルな「追分羊かん」が店の人気商品ということですが、この「つぶ栗羊かん」は大き目の栗がゴロンと入っているので、栗好きの人には嬉しいですね



追分羊かん本店
  静岡市清水区追分2-13-21

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クリスマスディナーはレストラン派 or 家派?

2009-12-18 16:46:29 | おいしい食べもん


クリスマス が いよいよ来週に迫ってきました



知り合いのレストランからは、クリスマスディナーの案内がいくつも届いていますが、通常メニューよりも数割増しの価格設定になっています。

料理だけで1万円前後~2万円前後の店が多く、これにワインを加えたら懐が・・・



そんなこともあり、特にデフレ不況の真っ只中にある今年は、レストランでディナーというより、
家でクリスマスを過ごす予定の人が多いみたいですね。

そうした人たちを狙い、デパートではテイクアウトのクリスマスメニューに力を入れているようで、
TVでもいくつかのデパートが紹介されていました。

しかも、買いやすい価格設定(3,000~5,000円台前後)、かつ 原価ギリギリに抑えた「お買い得な特別セット」的内容になっているので、これは狙い目だと思いました。

ただし、期間限定であることはもちろん、数量限定品が多いので、早めにチェックして押さえておきたいですね。



私の今年のクリスマスは・・・このままいくと、おそらく「家派」です

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「ブラッスリー・ジョンティ」でアルザスワインを堪能

2009-12-17 10:30:46 | ワイン&酒
さて、昨日紹介した浅草橋の「ジョンティ」では、アルザスワインが色々揃っています。

リースリング好き、白ワイン好きにはたまりません 



ボトルワインは2,700円からあり、4,000~5,000円台が充実。

グラスワインは500円(南仏ワイン)からあり、
アルザス白なら Gentil "Hugel" が650円、赤のアルザス・ピノ・ノワールは750円(これもHugel)と、嬉しくなるお値段



この店の名前 「Brasserie Gentil」 は、オーナーの愛する生産者ヒューゲルのワイン「Gentil Hugel」に由来しているようです。

ジョンティ(Gentil)というのは、アルザスの高貴ブドウ品種をブレンドしたワインの昔ながらの呼び方らしく、ヒューゲルは、その伝統を復活させたワイン(ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリング、ミュスカ、シルヴァーナーのブレンド)をリリースしています。


アルザスのワインは単一品種でつくられるのが伝統ですが、いくつかの品種をブレンドした「エデルツヴィッカー(Edelzwicker)」と呼ばれるワインがあります。

「ジョンティ」と「エデルツヴィッカー」の違いは何でしょうか?
“高貴ブドウ品種”というところに違いがあるのかも?



さて、今回オーダーしたのは・・・



Riesling Cuvee Drei Exa 2007 Paul Ginglinger

いくつかの造り手の中から、これは飲んだことがないかも?という「ポール・ジャングランジェ」を、そしてブドウ品種はもちろんリースリングを選んでみました。
コールマールのすぐ南西に位置するエギスハイムの造り手で、現当主は13代目。

少し甘さを感じるピュアな果実味が心地良く、軽やかなワインです。
ミネラル感はそれほど強くなく、「石」ではなく、「花」タイプ。
ボトル価格は4,000円台。



グラスワインが数種あり、白と赤をいくつか頼んでもいいし、
でも、まだ飲めそうだから、ボトルをもう1本でもいいかも?と、友人と相談している中、ワインリストに載っていないワインの提案がありました。
聞けば、1990年代で、お値段も魅力的



Grand Cru Kitterle Riesling 1997 Chateau D'Orschwihr

コールマールの南20km、オルシュヴィール村の「シャトー・ドルシュヴィール」がつくる「グラン・クリュ・キッテルレ・リースリング」で、1本目よりちょうど10年古い1997年。



外観は琥珀色

マロングラッセや焼き芋のような香ばしい香りで、口に含むと、超しなやか。
ミネラル感もしっかりあり、きれいに熟成した素晴らしいワインでした。




本日のオススメ料理&グラスワインは黒板でチェック

料理もワインもリーズナブルに楽しめる店なので、今後はたびたびお邪魔させていただきたいと思いました。

とはいえ、現在発売中の「ワイナート」54号の「今号のワインレストラン」(P11)で紹介されているので(偶然でビックリ!)、予約が取りにくくなりそうな不安も・・・・




Brasserie Gentil  ブラッスリージョンティ

http://homepage3.nifty.com/gentil/

 *1Fが14席、2Fが18席(貸切ができそうです)


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