ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ノイハウスの原産地別チョコ

2011-04-30 14:52:48 | 甘いもん
先日、久しぶりに会った友人から「ノイハウス」のチョコをいただきました



Le Carre "Origins"  Neuhause(ベルギー)

「カレ オリジン」は、カカオの特徴を味わう4種類の原産地別チョコ
パッケージもオシャレで素敵です。




エクアドル(カカオ分70%)、パプア(70%)、タンザニア(75%)は、よく聞く地名ですが、
SAO TOME (72%)は初耳。

そのままローマ字読みすると「サオトメ」、早乙女???

ちゃんとした発音は「サントメ」で、アフリカの西海岸、ギニア湾に浮かぶ赤道直下の「サントメ・プリンシペ民主共和国」。基幹産業は、カカオ生産&輸出です。

サントメのカカオから作られるチョコの特徴は 力強い深いコクと香り だとか



4つの産地それぞれの個性的な味わいが楽しめるひと口サイズのチョコでした

最近は、こうしたカカオ産地別のチョコをよく見ますが、食べ比べをするのが楽しくて好きです

Kさん、ごちそうさまでした


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桜&抹茶&厚切りブラックココアバウム

2011-04-29 18:38:12 | 甘いもん
3月から4月にかけて、「無印良品」でメンバー限定の10%オフ期間があったので、地元の駅ビルの無印の店舗を覗いてみたところ、春の季節ならではの商品を見つけました。



桜バウム  抹茶バウム  各158円 無印良品

春といえば桜
抹茶も今まで見なかったような?(これも季節限定?)

ちょっとだけ桜バウムの方が大きい気がしたので、裏の商品情報を見てみると、
桜バウムが90g、抹茶バウムが74gと、やはりサイズが違いました。
抹茶の方が原材料費が高いのでしょうか?




桜バウムには塩漬けの桜の葉っぱが練り込まれていて、あの独特の桜餅の風味があり、ほんの少し塩気を感じました。桜をモチーフにしたお菓子は、姿はかわいいけれど、味が微妙なものがあったりしますが、これはまあOK?




抹茶のバウムは今までことごとくハズレているので(粉っぽくてパサ付くものばかり。京都のズーセスゲヴェトスだけ唯一の例外でした)、あまり期待していませんでしたが、これは意外としっとりした食感で、抹茶の風味もちゃんとしていました。これならリピートありです。



厚切りブラックココアバウム  (9個入り) 315円  無印良品

ちょうど食べやすいサイズにカットされた個包装のバウムが9個入っています。
1個の重量は28g、カロリーは115kcal



これもまずまずのしっとり感で、甘さは私には少し控えめに感じました。
個包装タイプの無印のバウムは、プレーンタイプの方が甘めかも?


桜バウム(389kcal)、抹茶バウム(320kcal)を一つ丸ごとてべてしまうと、かなりカロリーが高くなってしまいますが、その点、ほどよい大きさにカットされた個包装タイプなら、1個食べ切ったところでストップすれば、カロリーオーバーは阻止できます(笑)

また、バッグに入れて持ち歩け、小腹が空いた時にちょっと食べるのも便利ですし、お値段的にもオトクなのが嬉しいですね

現在、またまたメンバー10%オフの無印良品週間(5/9まで)
試したいものがある人はチャンスです(笑)


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カロリーオフのドイツ産0.00%

2011-04-28 15:23:20 | ワイン&酒
休肝日に強い味方なのが、アルコール0.00%飲料

しかも、安いのが嬉しいですよね(今回もワンコイン100円以下)


FULL-MALT

原産国はドイツ麦芽100%の天然水仕込み、香料・着色料無添加のビアテイスト飲料で、
カロリーオフ(13kcal/100ml)をうたっています。

本場ドイツビールのコクと風味をそのままに残した、飲みごたえのある・・・と書かれていますが、飲んでみると、かなりライト。炭酸は軽やかで、ボディはちょっとゆるめです。

コク&キレの点では、先日紹介したドイツ産「HOLSTEN」の方が私好み。



ソフトな飲み心地が好きな人はこの「FULL-MALT」が、

骨太でキレのあるタイプが好きな人は「HOLSTEN」がオススメでしょうか


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スペインの白ワイン「DOリアス・バイシャス」に注目!

2011-04-27 17:01:23 | ワイン&酒
GWを目前にして気温もだいぶ高くなり、初夏を思わせる陽気になってきました。
こうなってくると、ワインもスッキリ爽やかなものが飲みたくなってきますね。

例えば、手頃なスペインのスパークリングワイン“CAVA”(カバ)もいいですが、せっかくなら今年スペイン貿易庁が力を入れてプロモーションを行う DOリアス・バイシャスの白ワイン はいかがでしょうか?




スペインワインはのイメージが強いですが、作付面積の90%以上を白ブドウのアルバリーニョが占めているDOが「リアス・バイシャス」です。

DOリアス・バイシャスはスペインの北西部、ちょうどポルトガルの上に乗っかるガリシア地方に位置し、西側が大西洋に面しています。
海岸線が入り組み、“リアス式海岸”の語源になった複雑な入り江が特徴です。

雨も多く(年間1600mm、1年の200日は雨が降るといわれています)、緑豊かな地方で、巡礼の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラがあります。



DOリアス・バイシャスを代表するワインが、アルバリーニョからつくられる白ワインです

アルバリーリョはスペインのローカル品種で、粒は小さく、果皮は緑色。
リアス・バイシャスは湿気が多い土地なので、棚仕立てで栽培されるのが伝統的ですが、近年は垣根仕立ても増えています。

柑橘、桃、アンズ、花などのアロマがあり、ミネラル感や、酸味のフレッシュな味わいが特徴で、香りはフローラルで甘いのに、飲むとドライで爽やか



「海のワイン」ともいわれ、ガリシア地方の海の幸との相性はバッチリ

ということは、魚介類を多く食べる日本人の食卓にもピッタリ



ほどよいボリュームとコクがあるので、幅広いフードと合わせられます




DOリアス・バイシャスが認定されたのは1988年

当事は30社だった生産者も2008年には200軒に、栽培面積も6倍の3600haに増え、大きく伸びているDOです。

1)品質の高いワイン
2)アルバリーニョはガリシア地方固有の品種
3)高めのプライスが日本の市場に合う
4)「海のワイン」である白ワインであり日本食(刺身、寿司など)によく合う

2011年度のDOリアス・バイシャス プロモーションでは、
スペインワインは、安いだけじゃない&赤だけじゃない、
優れた高級白ワインがある! ということをアピールし、スペインワインの地位の向上を狙っています。

1990年代は不作の時期があり、日本にあまり入らなくなってきていましたが、栽培や醸造技術の進歩により、安定して輸出できるようになりました。
現在、日本には36社54本のDOリアス・バイシャスの白ワインが輸入されています。
(平均価格 2,500~3,000円前後)

熟成に樽を使ったり、シュル・リーなど、さまざまなタイプが出てきているので、また、アルバリーリョ単体だけでなく、他の品種とのブレンドワインもあるので、多彩な味わいが楽しめます。



生ハムにもオススメ

6月からは飲食店でのバイザグラスキャンペーンも行なわれるので、今年はリアス・バイシャスのワインと出会う機会が増えそうですね。


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エッフェル塔のシャンパーニュ

2011-04-26 17:09:50 | ワイン&酒
今から約2ヶ月前の2月、フランスワインの試飲会で、むむ、これは?!
と目に飛び込んできたシャンパーニュがありました。


Champagne DUVAL LEROY Brut Design Paris

まさか、東京スカイツリー?(笑)

のわけもなく、フランスはパリの象徴、エッフェル塔 がボトルにエッチングされています。

その名も、デザイン・パリ

ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%、ノンヴィンテージの辛口(ブリュット)で、ドサージュ10g/lのせいか、ややふっくらした口当たりで、非常にバランスよく入ってきます。

アペリティフにサービスしたら、このキレイなボトルといい、楽しいディナーの幕開けになること間違いなし、ですね(輸入元希望小売価格6,000円)



生産者は、デュヴァル・ルロワ

コート・デ・ブランのヴェルテュに本拠地を置く、単一家族経営のメゾンで、(1859年創業)、現当主はキャロル・デュヴァル・ルロワ氏。

コート・デ・ブランとモンターニュ・ド・ランスに200haのグラン・クリュ、プルミエ・クリュの畑を所有し、多くは低農薬で、一部は有機栽培とビオディナミが行われています。

また、シャンパーニュのメゾンで初めてISO90002を取得し、徹底した品質管理を行っています。
セラーマスターは女性のロジェット・ジャルダン氏です。


試飲会では、オーガニックのブドウから造った Organic Brut NV も紹介されていました。
ピノ・ノワール100%、ドサージュ8g/lで、ピュアな味わいが楽しめました(7,500円)

オーガニックではないですが、ドサージュ2.5g/lExtra Brut NV は力強くてキリリとキレがあり、ナチュラルかつスタイリッシュな飲み口が気に入りました(6,500円)



塔の下を流れるように描かれているのはセーヌ川?

デザイン・パリ以外のシャンパーニュはスッキリしたラベルが貼られていますが、ラベルをよく見ると、2つの小さなハートマーク が描かれています。
これは本拠地ヴェルテュ村の紋章からとっているのだとか。

オシャレなボトルに小さなハートのラベルのシャンパーニュ「Brut Design Paris」 は、
母の日の贈り物にも喜ばれそうです


(輸入元・ヴィレッジ・セラーズ)


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山梨の甲州ワインは今

2011-04-25 21:22:43 | ワイン&酒
東日本大震災以来、日本各地のお酒にも目が向けられ、被災地とは直接的には関係のない産地でも、たとえば山梨のワインにも注目する人が増えてきているとか。

そこで、昨年12月に都内で行われた山梨県産ワインの試飲会で出会い、気になりつつもレポートしはぐっていたワインについて、かなり遅ればせながらも紹介したいと思います。


山梨県を代表するワインといえば、日本固有の甲州ブドウを使った 甲州ワイン

かつての甲州ワインは、地元では茶碗で飲まれていた一升瓶ワイン(今も健在、実は私はけっこうコレも好きです)や、観光土産用のほの甘いワイン、シュル・リー、バリバリに樽をきかせた樽発酵、樽熟成タイプなど、時代とともに色々なタイプがありました。

「甲州ワインの味わいのベクトルが辛口に揃ってきた」 と、勝沼ワイナリークラブ会長の大村春夫氏(丸藤葡萄酒工業)が語ってくれたように、現在は各ワイナリーが甲州の辛口タイプを推し出してきています。

しかも、実に多彩なタイプが登場しているので、選ぶ側としては嬉しい悲鳴です。
その中で、いくつかピックアップしてみると・・・



甲州 百 2009  マルサン葡萄酒  1,260円 (甲州市勝沼町)

現在、私のイチオシ甲州ワインがコチラ。勝沼産甲州100%使用。
おそらく、辛口甲州ワインの中で最も価格が安いワインだと思います。

安いけれどキチンと造っていて、甲州らしさをしっかり持っています。
旨味の乗った雑味が懐かしく、ほどよい厚み、あたたかみ、やわらかさを感じる、飲みごたえのある甲州ワインです。

甲州ワインもキレイなスタイルのものが多くなってきましたが、飾り気のない自然な味わいにほっと癒されます。素朴であたたかみのあるラベルもいい感じでしょう?



グランポレール 山梨甲州スパークリング 2008  サッポロワイン 1,200円

甲州のスパークリングワインもかなり増えてきました。
サッポロの出しているこちらは、山梨県産甲州100%の微発泡ワインです。
アルコール11%、スクリューキャップ使用、手頃な600mlサイズ、爽やかなやや辛口と、非常に使いやすいワインだと思いました。

先に発売していたケルナー種のスパークリングワインの評判が良かったことから、甲州種でもスパークリングをつくったとのこと。この甲州も人気出ると思います。



スパークリング甲州 2007  サントネージュワイン オープン価格(1,600円前後)

このスパークリングワインも甲州種100%(甲州市蓬沢地区)。
シュル・リーにより、アミノ酸が多くなり、味わいがしっかりする上、ガス圧もしっかりして持ちが良くなっている、とのこと。
和食レストランで人気と聞きましたが、ゴージャスで品のいい姿もあいまって、たしかにこれは大いに納得。

最初のグランポレールはカジュアルなシーンで活躍させたいですが、このサントネージュのスパークリングは、落ち着いたディナーの席にも似合いますね。



シトラスセント 甲州 2010  蒼龍葡萄酒  1,680円

その名の通り、シトラス=柑橘のセント(香り)が特徴的な甲州ワインです。
甲州の香りを引き出した先駆者は、メルシャンの「きいろ香」。

ノンボルドーの甲州種を使用し、無酸素状態で搾汁、タンク内も無酸素状態にして18℃に安定して発酵と、醸造技術を駆使して造られています。
「きいろ香」と比べてみるのはもちろん、最初に紹介したマルサン葡萄酒の「甲州 百」と飲み比べてみるのも面白いと思います。



ミネラル甲州+WA 2009  大和葡萄酒  オープン

薄い、軽い、特徴がない、ミネラル成分不足の日本のワインにミネラルを補おう!という“ミネラル甲州プロジェクト”というコンセプトの下で造られた甲州ワインです。

廃棄されていた貝殻を粉砕して畑に撒いてミネラル豊富なブドウを収穫する独自の手法から始め、ミネラル成分の分析値の検証を行うなど、さまさまな研究によるプロジェクト第一弾のワインが、この“+WA”(わ)

いわば、ハイテクを駆使した甲州ワインです。
これとマルサン葡萄酒の「甲州 百」との飲み比べも興味深いと思いませんか?



価格帯的にも、甲州ワインなら1,000円台半ば~のクラスが多いので、気になるものがあれば気軽に試せるのが嬉しいですよね


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プレミアムバウムクーヘン@清水製菓

2011-04-24 17:29:04 | 甘いもん
よく行くスーパーで、見慣れないバウムクーヘンに遭遇しました。
手に持つと、ずっしり
意外と期待できそう?と思い、速攻でカゴへ



プレミアムバウムクーヘン   清水製菓 (三重県津市)

直径13.5cm、高さ 3.5cm、重さ 280g という、かなり堂々たるサイズです。



輪っかもクッキリ




「しっとりソフトな食感」とある通り、しっとりしていますが、ソフトという感じではありません。
キメ細かな生地がみっちり詰まり、ずっしり食べごたえがあります。

やわらかいより、みっちりと締まったバウムが個人的には好みなので、これは嬉しい

ラム酒の風味も軽~く入り、これはかなりイケてるバウムなのでは?

しかも、このサイズで200円ほどで買えました(安い!)

「清水製菓」 という菓子メーカーの名前は初めて知りましたが、けっこう評判いいみたいですね。
これは見つけたらまた買いたいです


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納豆&ヨーグルト復活!しかし・・・

2011-04-23 14:12:07 | 雑記
ちょっと出遅れると商品が棚からなくなっていた 納豆とヨーグルト がようやく戻ってきました

ただし、納豆は以前から大きく価格を上げた店もあり、ヨーグルトの割引デーがあったスーパーも、このサービスを実施しなくなりました。
納豆もヨーグルトも、震災以前の価格レベルには戻らないかもしれませんが、これはもう仕方ないですね。

この2つは、絶対にないと困る!というものではないですが、身体の調子を整えるのに毎日摂取している人は多いはず。生活に密着した、100円ワンコインで買える超庶民的な商品です。



今回の大震災で、納豆やヨーグルト、さらにはミネラルウオーターを探してまで求める人は多かったですが、ワインとなると、各方面からかなり厳しい話をたくさん聞いています。

ある輸入業者は「横浜港の倉庫が地震で数十ケースのワインが割れた」、ある酒屋は「店内のワインが割れて散乱した」、あるワインショップは「店内のワインはなんとか無事だったものの、3~4月は祝い事でギフト需要が1年で最も大きい時期にもかかわらず、まったくダメです・・・」と、直接&間接的な被害がそれぞれ出ています。

フランスやイタリアをはじめ、ワインが食卓にあって当たり前のヨーロッパ諸国に比べると、日本ではワインはまだ“ぜいたく品”のひとつとして捉えられています。

大震災後、自粛ムードが強く流れた中では、特に贈り物にするような高額なワインは敬遠されてしまいました。

しかし、日本酒、特に被災地となった東北の日本酒に関しては、飲んで支援をしよう!という動きが活発になってきています。
これは非常に喜ばしいことです。

その一方で、海外のワイン生産者たちも日本のために大きな寄付金を集めている、というニュースが続々と届いていて、これも本当にありがたいことです。

ワインを飲むことは、彼らのあたたかい気持ち感謝し、ワインを販売している店や飲食店、輸入業者の支援にもつながります。

ぜひワインにも目を向けてみてください



今年のGWは家で過ごす人も多いかもしれませんので、家でゆったりワインを楽しむもよし、です。

母の日が近いので、贈り物にワインを選んでみるのもオススメですね


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摘果ミカンを活用したミカン100%の果実酢4/23発売

2011-04-22 19:25:01 | おいしい食べもん
摘果したミカンを活用し、ミカン100%の酢を商品開発した、という案内が届きました。

ワイン用のブドウも、良い房を残して摘房する「グリーンハーベスト」という摘果作業を夏の時期に行いますが、ミカンも摘果を行っているとのこと。

夏の時期にブドウ畑に行くと、摘果した未熟な房が下に落とされている姿を目にしますが、もったいないなぁ~、何かに使えないものかしら?と、いつも思うのですが、これはその“ミカン”バージョンというわけです。



夏の時期に摘果した青い未熟果を何かに活用できないものか?と考えた静岡のミカン農家の有志が、三次産業であるノバレーゼ㈱(ウエディングプロデュース・レストラン運営)と二次産業の鳥居食品㈱(ソース、酢メーカー)と共同でミカン100%の酢を開発しました。

これは気になる話ですよね?
そこで、今週都内で行われた新商品発表会に行ってきました。



想酢(おもす)   200ml  500円  生産本数 950本

原材料:沼津市内浦重須産 青島ミカン(完熟・摘果)

販売元:農事組合法人おもす (静岡県沼津市内浦地区重須)

製造元:鳥居食品㈱ (静岡県浜松市)

プロデュース:ノバレーゼ㈱ (東京都中央区)



食卓のテーブルに置いて使いやすいサイズ&オシャレな姿のミカン100%酢

8月に摘果したミカン(ゴルフボール大)をマイナス20℃で冷凍保存しておきます。
完熟ミカンの収穫後、摘果ミカンと完熟ミカンをそれぞれ搾汁し(手作業)、アルコール発酵させて「ミカンワイン」をまず造ります。
そこに酢酸菌を植え付け、約1ヵ月半ほど発酵させると、果実酢(ミカン酢)が出来上がります。

完熟ミカン100%でもミカン酢ができますが、酢酸発酵の段階でミカンのフレーバーが飛んでしまうとのこと。

そこで、酸度が強くて糖度が低く、サッパリした味わいの摘果ミカンを10%加えることで、ミカンの風味を生かした果実酢を造ることができた といいます。

摘果ミカン100%ではダメなのかしら?という疑問も出ますが、糖度が低いため(4%)、単独では厳しいものがあるようです(お酢にするには糖度10%以上必要)。
よって、ちょうどよいバランスになる比率で、ベースの完熟ミカン酢に摘果ミカンをブレンドしています。



果物の断面を見せたラベルを使えるのは果汁100%のものだけ、と知っていました?

このミカン酢を直接飲んでみましたが、ツンとしたところがなく、とってもまろやか でした。
コク、旨味があり、余韻も長く感じました。



サラダにはそのままかけてもよく、オリーブオイルと合わせてドレッシングにしても



寿司酢としても使えます



アジの干物にかけてサッパリ爽やかに


ミカンの風味は思っていたよりも穏やかでしたので、料理のジャマにならずに活用できそうです。
私はテーブルに置いて、色々な料理に振りかけて使いたいと思いました。



ところで、なぜ 「想酢」 (おもす)なんでしょう?

沼津市の“重須”(おもす)地区でつくられた、“想いを込めたお酢”だから

農業者(一次産業)と加工業者(二次)、サービス産業(三次)の三者が連携し、農作物の付加価値を高めた“6次産業化支援”のプロジェクトである点がユニークです。
また、農業者単独による加工品開発ではなく、サービス産業のノバレーゼのノウハウを生かしている点(同時に同社社員が農業に取り組むCSR活動の一環として支援しています)、農家と同県の加工業者(浜松市 鳥居食品)の協力体制を得ることで地域活性化につながっている点も評価できます。

なにより、以前は捨てていた摘果ミカンを有効活用できるようになったことが素晴らしいじゃないですか


この「想酢」は、明日4月23日より静岡県の5ヶ所で発売されます。

OH!MOS(ミカン直売所) 沼津市内浦重須14-10
金岡産直市 沼津市東熊堂600-1
ふるさと産直市 沼津市下香貫字上障子415-1
長泉産直市 駿東郡長泉町下土狩1029-1
沼津みなと新鮮館 沼津市千本港町128-1

地元に行かないと買えないのがネックです。
都内のこだわり食材スーパーや、静岡の産直アンテナショップ、百貨店などに置いてほしいですが、950本では難しいでしょうか。

ただし、「OH!MOS」では、電話注文もできるようなので、気になる人は問い合わせを。
055-943-2136

もちろん、ドライブかたがた沼津まで買いに行くのも楽しいですね

レストランでは、都内銀座の「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR」 (ロール寿司メインのレストラン)で調味料としてこれを使ったメニューがいただけます(中央区銀座2-4-18)



とにかく、摘果ミカン(小さくて固い)をひとつひとつ手で搾るのが大変だった!とのこと。

それゆえ、来年度はどうするか(つくるかつくらないか)、まだ正式には決めていないようですが、捨てていた摘果を有効活用するという素晴らしいこの取り組み、ぜひ継続していただきたいものです。



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思わず笑顔になるカリフォルニアワイン

2011-04-21 16:55:13 | ワイン&酒
震災以来、なかなか明るい話題がありませんが、今日は、皆が笑顔になれるような、カラッと明るいカリフォルニアのワインを紹介しましょう



Pomelo 2008 California Sauvignon Blanc Mason Cellars

オークヴィルにあるマソン・セラーズがつくるこの白ワインのエチケットをパッと見ただけで、ハッと心惹かれてしまいました。

ブルーを背景にしたグレープフルーツらしき柑橘と、Pomelo という文字の姿がとてもキュートで、これはもう飲まずにはいられないほどムズムズしてきませんか?(笑)

ワイン名になっている「Pomelo」 ポメロは グレープフルーツの先祖とされているマレーシア原産の大型の柑橘で、エチケットに描かれているのがまさにそのフルーツです。

ボトルの中身はソーヴィニヨン・ブランの白ワインですが、このワインのみずみずしさがポメロを思い出させる、ということから名付けられました。

フレッシュで爽やかな味わいなので、初夏を迎えるこれからの季節に似合いそうでしょ?
アウトドアでも便利なスクリューキャップです。

輸入元:ilovecalwine (輸入元希望小売価格 2,800円)



Bonny Doon Syrah "Le Pousseur" 2007

あのランドル・グルムのボニー・ドゥーンです!

以前からユニークなエチケットで知られていましたが、当事の生産量は年間40万ケース。
今は年間2万ケースのみ、しかも、自然派ワインの生産者となっています。

セントラル・コースト産の、スパイシーで酸味が豊かな赤ワインで、重すぎないナチュラルな飲み口でした。

ワイン名はフランス語、不思議な男の絵。ちょっとミステリアスなところが面白いですよね。
これもスクリューキャップです。

輸入元:布袋ワインズ (輸入元希望小売価格 2,800円)



MacKenzie-Muller Napa JAZZ 2006

音符が踊っていて、思わずウキウキしてしまいます

カベルネ・フラン44%、カベルネ・ソーヴィニヨン28%、メルロ10%、マルベック8%のブレンド赤ワインで、アルコールはガツンと14.8%

さぞかし濃厚な・・・と、ビクビクしながら飲んでみると、あら不思議!
バランスがよく、非常にエレガント。するする入ってきます。

アルコールが高いのにスルスル入ってしまうワインはキケンです(笑)
陽気な音楽を流しながら、ゆっくり楽しみましょう。

輸入元:ヴィレッジ・セラーズ (輸入元希望小売価格 3,200円)



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ドイツ限定?パンのプレート

2011-04-20 11:31:45 | パン
昨日、一昨日と紹介した「第3回ドイツパンクラブ」では、これはいいよね~と思うキッチン雑貨(食器?)が登場しました。



小さな「まな板」のようなプレート (写真では3枚)

厚さ3mmほど、横の長さが20cm少々
固いプラスチック(合成樹脂?)製で、表面はツルツルしています。
絵柄が描かれていて、真ん中のパン&牛型チーズのプレートも絵です(リアル!)

第1回ドイツパンクラブの時にもチラリと紹介されていて、あ、これはイイナと思っていました。



プレートにパン、ジャムやバター、ハムやチーズ等、汁気のないものなら何でも載せ、お皿のように使います。

じゃあ、別にこれではなく、普通にお皿を使えばよいのでは?と思ってしまいますよね?

最初に書きましたが、固い板状なので、「まな板」のように使える のがミソなんです。

これは、1人1枚を「マイプレート」として使います。

この上でナイフを使っても傷つきにくく、ジャムなどのようなベタベタな食材を載せてもサッと洗い流せばキレイになり、薄い板状なのでピッタリ重なり、収納スペースも取らない、というスグレモノ  もしかして、サイズも統一されているのしょうか?

朝食なら、これ1枚の上で食事が終わってしまいます。
なんと超合理的 さすがドイツ

この上でチーズやロールケーキを切ってそのまま提供したり、朝食以外でも色々使えそうです。



このプレート、ドイツではお年寄りがよく使い、若い人はあまり使わないとか。
ということは、かなり歴史ある代物?
最近はけっこう復活してきたらしいのですが、私がドイツに出かけた時には、このプレートにはまったく気付きませんでした。次回ドイツに出かける際には、ぜひチェックしてみようと思います。

お皿とは違って割れないですし、手入れも簡単なのがgood。
絵柄は色々あるようなので、お気に入りのデザインを探す楽しみもありますね

価格はピンキリで、2、3~10ユーロ前後。
なんと、「書店」でも売っているとか!薄べったいからでしょうか?(笑)
ベーカリーも要チェック!オリジナルデザインのものを販売している店もあるようですよ。

ドイツ土産にチョイスしても面白いかもしれませんね。



ところで、これの“正式名称”がよくわかりません。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。

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(追記 2011/4/21)
これの名前を森本さんがコメントでお知らせくださいました。

  Frühstücksbrettchenていいます
  直訳すると 朝食用の小さな板、っていう意味です

「朝食用の小さな板」 ということは、やはり基本的には朝食に使われるもののようですね

お知らせいただき、ありがとうございました



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第3回ドイツパンクラブ【後編】

2011-04-19 11:26:30 | パン
今回のテーマはイースター(復活祭)でしたので、【前編】で紹介したを使って、簡単なゲームが行われました。



ゆで卵 に好きな絵を描きます

この卵と卵を隣の人とコツンとぶつけ合い、割れない方が勝者。
これをどんどん続けていき、最後に残った人にドイツのハチミツセットが贈られました

私は1回戦は勝ったものの、2回戦で敗退。
でも、その時の対戦相手の卵が優勝でしたので、負けて仕方なかったですが、ハチミツを逃したのはちょっと悔しいですね(笑)

私が描いたのは単純な絵でしたが、イースターの卵にキレイにペインティングをすることはドイツでは非常にポピュラーで、デコレーションされた卵は商品として売られています。




凝ったペインティングの専門家もいて、ドイツのエッグペインティングの本を見せてもらいましたが、実に見事  私の描いた絵なぞは子供の落書きレベル(笑)

ペインティングした卵を家の中に隠し、子供たちが探し当てる、という遊びがイースターの時には行われるようですが、キレイな絵の描かれた卵なら、見つけた時は嬉しさ倍増でしょう



今回のお料理はイースターとは特に関係なく、ライ麦パンに合わせておいしくいただけるもの、この季節ならではのものが出されました。


ラクレットチーズ

スイスのチーズ料理で、チーズの表面を炙って溶かしたもの。
季節的には冬の料理になりますが、ライ麦パンによく合いますので、チーズ好きならいつだってウエルカム



ホワイトアスパラ オランデーズソース

いよいよホワイトアスパラの季節がやってきました

フランスでも人気ですが、ドイツ人なら誰もが大好き!といわれているのが白いアスパラガス。
緑色より白アスパラの方がドイツでもフランスでも人気があり、日本のグリーンアスパラや缶詰のホワイトアスパラガスよりも太く(親指以上はあります)、やわらかいのが特徴。茹でてソースをかけて食します。

ソースはいくつか種類がありますが、最もポピュラーなのが、オランデーズソース。
バターと卵黄を使い、レモン汁などで風味付けをしたソースです。
甘いアスパラガスに少し酸味のあるまろやかなソースがからまり、う~ん、春の味

ドイツでは、アスパラガスの収穫は6月24日の聖ヨハネの日のお祭りまで と決められています。



フォルコンブロート(左) メアコンブロート(右)

もちろん、浜松の 「ロッゲンメール」 のパンです  (【前編】 参照)

ラクレットにもアスパラにも、この2つのパンはよく合いました。
シンプルなフォルコンブロートはもちろん、種子が入ってコクのあるメアコンブロートもどちらもgood

溶けたチーズはパンに載せて、お皿に残ったオランデーズソースはパンでふき取っていただきました。




合わせたワインはヴュルテンベルクソーヴィニヨン・ブラン2009

トロッケン(辛口)ですが、果実味が濃厚で、やや甘さを感じます。
ヴュルテンベルクはドイツ南西部に位置しているので(州都はシュトゥットガルト)、日照に恵まれた地方ゆえの果実味でしょう。

溶かしたチーズやオランデーズソースなど、まろやかな味わいの料理には、果実味が豊かで、かつ酸味が爽やかなこの手の白ワインはイケますね。



イースターでは、 も欠かせないシンボルで、羊型のクッキーやケーキが作られたり(羊を象ったお菓子の焼き型も売られているとか)、羊を使った料理(ローストラム、丸焼きなど)も作られます。
ラムチョップのローストなら、家庭でも手軽にチャレンジできそうですね。

イースターに当たる今週末(4/24)は、イースターを意識した遊び食べ物を演出してみてはいかがでしょうか?



≪今回のパン提供店≫
      ロッゲンメール  Roggenmehl

       静岡県浜松市中区高丘北1-51-32
       TEL&FAX. 053-437-4753
       http://www.roggenmehl.co.jp
       E-MAIL roggen@yj8.so-neto.ne.jp

       ※地方発送もしてくれます


≪今回のレストラン≫
      ヨーロピアンダイニングビッテ

        東京都千代田区永田町2-9-6十全ビル1F
        Tel.03-3597-4258
         http://www.bittebitte.jp/index.html


≪主催≫  ドイツ食品普及協会
         http://www.doitsushoku.com/


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第3回ドイツパンクラブ【前編】

2011-04-18 11:45:59 | パン
ドイツパンクラブも3回目ですが、今まですべて参加し、皆勤賞です(笑)
なんといっても、自分では探し出せないドイツパンの店と出会えるのが面白いんです。

今回の店は、静岡県浜松市の 「ロッゲンメール」

浜松までは、なかなかパンを買いに行けないですからね。



第3回 ドイツパンクラブ

テーマ:イースター(復活祭)

パン提供店:「Roggenmehl」 ロッゲンメール (静岡県浜松市)


今回のテーマは、今年のイースターが4月24日ということもあり、イースターにちなんだ食べ物の話を中心に、パンと料理をいただきました。

まずは主役のパンたちを



フォルコンブロート (Vollkornbrot)

vollがfull、kornは穀物、麦粒の意味なので、フォルコンブロートは全粒粉パンのこと。
ロッゲンメールでは、ライ麦全粒粉90%+強力全粒粉小麦10%の割合で、自家製サワー種(1週間熟成)を使って焼き上げています。

ライ麦比率が高いのに、酸味も穏やかでとっても食べやすいライ麦パンでした。
これなら、ライ麦パンを食べ慣れない人でも抵抗なくいただけるはず。

シンプルで飽きの来ない味は、どんな食材とも相性が良さそう。
チーズ、ジャム、ハムetc...と、オールマイティに活躍してくれるパンです。



メアコンブロート (Mehrkornbrot)

直訳すると、より多くのkornのパン。
つまり、穀物がたくさん入ったパンで、ひまわりの種、カボチャの種、ゴマが混ぜ込まれていました。
ライ麦比率は50%、自家製サワー種使用で、酸味はほとんど感じません。

ひまわりの種、カボチャの種がプチプチと歯応えよく、しかも香ばしく、パン生地もむっちりして噛み応えがあり、これは超好み
ブルーチーズ+ハチミツという組み合わせなんて最高では?



ヴァイツェンミッシュブロート (Weizenmischbrot)

weizen(小麦)mische(ミックス)パンで、小麦の比率の方が多く、ライ麦は30%
こちらも自家製サワー種使用です。

面白いのは、青海苔と天日干ししたシラスが混ぜ込まれていること!
青海苔もシラスも、地元である浜松の舞阪漁港で水揚げされたものなので、「ご当地パン」といってもいいかも?(笑)
もちろん、この店のオリジナル商品

和の食材である青海苔とシラスなんて違和感がありそうですが、食べてみると、意外にもイケます!
シラス味はあまり感じませんでしたが、強めに出ている青海苔の風味が意外なおいしさで、ついつい手が出て食べてしまいました。
家庭で作る和食や洋食のお供にどうでしょう?



イースターは、春分の日のすぐ後の満月の後の日曜日なので、今年は4月24日
日本ではイースターを祝う風習はほとんどありませんが、この時期になると、お菓子屋さん卵型やウサギ型のチョコレートやお菓子(パン屋さんではウサギ型パンなど)を時々見かけることがあります。

生命力に溢れたや、多産で跳躍力のあるウサギは、イースターを象徴するものとされているからです。

よって、今回も卵やウサギを象ったパンが登場しました



イースターのエッグパン

リング型のパンの上に卵を象った丸いパン(ピンポン玉大)が乗っています



丸いパンを取ったところにゆで卵を乗せてみました



ライ麦が入らない甘いパンで、中にシナモン+クラッシュアーモンド?が混ぜ込まれています

おやつにオススメです。




イースターのラビットパン

ウサギを象ったソフトな甘いパン。
横にエッグパンの丸いパンを乗せてみましたが、ウサギが卵を抱いているよう?(笑)


【後編】に続きます


第1回 タンネ (東京都中央区)

第2回 ヴァルト (山梨県甲府市)


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山岸涼子『パエトーン』を読む

2011-04-17 12:08:08 | 雑記
ネットのニュースで知り、読んでみたい、と思っていたwebマンガ『パエトーン』が、今日の朝刊でも紹介されていました。

作者は漫画家山岸涼子さん。
『アラベスク』や『日出処の天子』などの代表作で知られていますね。

1986年のチェルノブイリ原発事故を受け、1988年に山岸さんがギリシャ神話を題材に原発の是非について描いた作品が、この『パエトーン』です。

今回の福島第一の原発事故が起こり、山岸さんと版元(潮出版社)が、この作品を無料でweb特別公開することを決定しました。

   作品サイト → http://usio.feliseed.net/paetone/

原発の是非は非常に慎重を期すデリケートな問題ですが、原発の知識のない人にもわかりやすいよう、漫画で描かれており、私もこれを読んで初めて知ったことも多くありました。

せっかくの機会なので、一度読んでみることをお勧めします(約40ページの短編)。


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柏餅の季節になりました

2011-04-16 21:34:19 | 甘いもん
昨日、今日は春を通り越して初夏の陽気。
昼間は半そでの人もいましたね!

この頃になると姿を見せるのが 柏餅



和菓子好き、あんこ好きの私としては、1シーズンに何個もの柏餅を食べます

粒あん、こしあん、みそあん(これはなかなか出会えないですが)、餅皮がよもぎ入り タイプなどなど、柏餅にはバリエーションがあるので、何回も買ってしまうわけです(笑)

今年最初に食べたのは「こしあん」でした。

柏の葉がぷーんと香ります。
風薫る5月やGWも近いのね・・・と、毎年柏餅で季節を感じている私です


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