ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

来年はいい年でありますように

2020-12-31 23:07:27 | ワイン&酒

2020年は東京オリンピックがあり、海外取材もあちこち行く予定でした。

が、なにもない、でも、個人的には人工股関節の手術で入院したり、重要な出来事があった年でした。

 

2020年の最終日は、家事で座る間もないバタバタの1日でしたが、晩酌は2020年のロゼ・ヌーヴォーを開けました。

 

ボジョレー・ヌーヴォー ピンク 2020  アルベール・ビショー(フランス)

 

ビショーのチーフワインメーカーが、ピンク・ヌーヴォーはアペリティフにオススメと言っていたので、今年を振り返りながら大晦日に飲みました。

赤いベリーの甘酸っぱい風味がチャーミングな、可愛らしいロゼワインです。

ワイン単体だけでもスイスイ飲めてしまいます。

あ〜、シアワセ〜

 

 

ロゼワインのピンク色はシアワセの色。

2020年は、世界の歴史に残る大きな疫病の年になりましたが、それを乗り越え、新しい年は、世界が平和で穏やかな1年になりますように。

 

皆さんも、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

 

今年も当ブログにアクセスいただき、ありがとうございました。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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露シェレメチボ空港にあった「モスクワケーキ」!

2020-12-30 22:22:22 | お出かけ&旅行

業務スーパーの世界の菓子ーロシア編 の反応が大きかったので、

ロシアのスイーツの話をもう少し書こうと思います。

 

「業務スーパーの世界の菓子ーロシア編」の最後に、モスクワのシェレメチボ空港の売店で見つけたチョコレートの写真を追加しましたが、シェレメチボ空港の売店には、こんなケーキもあり、思わずパチリ。

 

MOSCOW CAKE  Sheremetyevo International Airport(Russia)

 

そのままズバリの名前の「モスクワケーキ」(笑)

1ホールのお値段は2299ルーブル。

本日のレート(1ルーブル=1.38円)で計算すると、3,182円。

ホールケーキのお値段としては、日本と同じくらいでしょうか。

 

左に書かれている価格はカットケーキのもので、495ルーブルということは、685円。

写真の右端にチラリと見えているのが、カットケーキです。

 

 

こちらがモスクワケーキのカットサイズで、これだと1/4分でしょうか?

スポンジとクリームがレイヤーになっているのがよく見えます。

 

 

トップに書かれていたのは、なんと「莫斯科」の文字!

「莫斯科」は「モスクワ」の当て字で、日本と中国で使われています。

もしや、中国客向けにあえて漢字で書いたとか?(笑)

 

ちなみに、「ロシア」は、日本では「露西亜」や「露国」と当てますが、中国では「俄羅斯」です。

 

 

 

衝撃のモスクワケーキに出合って数年後、またまたシェレメチボ空港の同じ店でモスクワケーキを発見!

下段中央の赤いケーキがモスクワケーキですが、ケーキの種類が増え、どのケーキのデザインもオシャレで洗練されたものになってきました。

 

 

モスクワケーキのデザインも可愛らしくなっていて、レイヤーの数も増えています。

そして、「莫斯科」の文字はもうありません(笑)

1カット365ルーブル(505円)と、以前より安くなっていますが、カットサイズが小さくなっています。

この大きさだと、6等分?8等分?

 

 

デザインだけでなく、味が変わったのかどうかは、食べていないのでわかりませんが、同じお店で販売されているお菓子の移り変わりに気付くのも、旅の醍醐味ですね

 

今年は、シェレメチボ空港に行く旅ができませんでしたが、また出かけて、このモスクワケーキがどうなっているのかを確認できる日が来るのを楽しみにしたいと思います。

世界中のコロナが1日も早く収束することを願ってます。

 

 

 

空港売店で見つけたコーンカップアイスは、バニラとチョコの2種類。

どんな味なんでしょ?

これも、次回はぜひチャレンジしてみたいです

 

 

 

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カップ酒を飲み比べーその11(会津ほまれ クロカップ200/ほまれ200カップ) 

2020-12-29 22:29:36 | ワイン&酒

カップ酒を飲み比べーその10(名倉山 普通酒/にごり酒) から続きます

 

カップ酒の飲み比べも、もう第11弾。

いったい何カップ飲んできたんでしょう(笑)

 

今回も会津の酒。

喜多方の「ほまれ酒造」の代表銘柄「会津ほまれ」の2アイテムです。

 

会津ほまれ  Kuro Cup 200 / ほまれ200カップ 

ほまれ酒造(福島県喜多方市)

 

どちらもたっぷり200mlあります。

日本酒1合180mlのカップ酒が多い中、200mlは嬉しい限り

 

グリーンラベルの「ほまれ200カップ」には、喜多方名水仕込とありますが、黒カップの方も、書かれていないだけで、喜多方の水を使っているようです。

 

 

 

まずは冷やした状態から飲み比べます。

見たところ、色の違いはありません。

 

味わいは、黒カップの方が少し骨格があり、緑カップの方がまるみがあります。

たとえるなら、黒が硬水で、緑が軟水のような感じ。

でも、その違いは本当にごくごくわずかで、2つはとてもよく似ています。

 

次に、熱燗まで温度を上げて飲み比べしました。

温度が上がると、どちらもふくよかさが増し、香りがより開きますが、やっぱり、黒が硬水、緑が軟水の印象は変わりません。

が、黒カップは甘さが出てきますね。

温度は、どちらもあまり熱くしない方が、やわらかさが出るように思います。

 

そもそも、カップ酒として売られているので、アツアツの熱燗で飲まれることは想定していないと思いますが、温度を変えて飲み比べた感じでは、

冷蔵庫で冷たくした状態から常温、ぬる燗、やや熱燗、くらいがおいしく飲めそうな温度帯ではないでしょうか?

私は、冷たいよりは、ぬる燗くらいが、口当たりがまろやかに感じられて好みでした。

器は、上が開いている湯飲み茶わんタイプに変えて飲みました。

 

 

アルコール度数は、どちらも14度。

黒カップのデータは入手できませんでしたが、

緑カップは、精米歩合70%、日本酒度 -1.0、酸度 1.2、のようです。

 

どちらも辛すぎず、甘すぎず、ちょうどよくスルスル飲める、クセのない味わいなので、幅広い食事に合わせられるタイプだと思います。

 

 

フタはアルミキャップだけで、プラスティックのカバーは付いていません。

飲み切り必至、ですが、以前に飲んだ他のカップ酒のカバーを保存してあるのを使ったので、今回は2本を一気飲みすることはかろうじて避けることができました(笑)

 

ちなみに、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この「ほまれ酒造」は、タレントとして活躍している唐橋ユミさんのご実家で、現在はお兄様が社長を務めています。

ファンなら贔屓にしたくなりますね 

 

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業務スーパーの世界の菓子ーロシア編

2020-12-28 21:18:19 | 甘いもん

年末ということで、食料品の買い物に出かける人が多いと思います。

幸い、我が家の近所にはスーパーが何軒もあり、買い物には困らないラッキーな環境です。

 

その中には、人気の業務スーパーもあり、よく通ってます。

安くても、中国産の加工品には私は手が伸びませんが、世界各国から輸入している菓子類にはお気に入りがいくつもあります。

 

今年はじめての登場だと思うのですが、個人的には今年一番のヒット商品!と思っているのが、ロシア産のビスケットです。

 

ロシア産ビスケット プレーン/ココア (業務スーパー)

 

1個97円か98円(税抜)だったと思いますが、安さと、ロシアっぽいパッケージに惹かれて買ったのが最初です。

パックはずっしり重め。

 

 

書かれている文字はロシア語なので、さっぱりわかりませんが、子どもの絵柄と、ビタミン強化?の文字から、子どもが食べるようなおやつビスケットでしょうか?

食べて見ると、やや硬めの食感のプレーンとココア味のシンプルなビスケットで、特筆すべき味ではありません。

が、シンプルな味だからこそ、つい、もう1枚、と後を引くんです。

 

最初は、ココア味はそれほど好みではなく、プレーンの方がいいなぁと思っていましたが、食べていくうちに、ココア味の少しスパイシーなニュアンスが気に入り、ワインと合わせたりも(笑)

 

 

最初の出合いは今年の3月くらいでした。

試しに買い、食べて気に入ったので追加で買いたい、と思って店の棚を探しても、しばらく見つかりませんでした。

数カ月後、久しぶりに見かけたので、今度は2パックずつ買いました(笑)

 

そして今、また店頭から消えています。

おそらく、入荷のサイクルが長いのだと思います。

 

次に見つけたら、もちろんまた買います。

でも、実は、まだ家に秘蔵のストックが3つあるので、タイミングをはかって大事に食べようと思っています

 

----------------------------------------

追記(2020.12.29)

 

そういえば、以前、モスクワのシェレメティボ空港で乗り換えをした時に、空港の売店で同じデザインのチョコレート(中央)やミントタブレット?(左上の小さいパッケージ)を見かけ、写真に撮っていました。

ロシアでは有名ブランドのようですね。

それが日本の業務スーパーに入ってきているとは(今のところビスケットしか見ていませんが)、業務スーパーってスゴイのかも(笑)

 

 

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リニューアルした「サッポロ GOLD STAR」を飲んでみた

2020-12-27 22:03:10 | ワイン&酒

2020年10月の酒税法改正により、新ジャンルの酒税が上がり、ビールが下がったったため、新ジャンルに魅力を感じなくなってしまった私。

それでも、もちろんビールより安いので、購入ポイントは中身次第です。

 

そんな中、新ジャンルの中でも気に入っている銘柄のひとつ

「サッポロ GOLD STAR」がリニューアルされ、2020年12月製造分から順次出荷されています。

 

ということで、飲んでみましたよ、新・サッポロ GOLD STAR

 

サッポロ GOLD STAR  350ml

 

「サッポロ ゴールドスター」は、サッポロの誇る「ヱビスビール」と「サッポロ生ビール黒ラベル」のいいとこ取りで生まれた発泡性リキュールです。

 

 

今回のリニューアルポイントは2つ

ひとつは、黒ラベルのうまさ長持ち麦芽と、ヱビスのドイツ産アロマホップを増量した、ということ。

 

もうひとつは、「新・ダブルデコクション製法」を採用し、力強さ、飲み飽きない理想のうまさに磨きをかけた、ということです。

ダブルデコクション製法とは、仕込工程で煮沸工程を2回繰り返すことにより濃厚な麦汁をつくる製法、です。

 

100mlあたりのカロリーは、従来品と同じ42kcal。

アルコール度数も5%で、こちらも同じです。

 

 

飲んでみると、ガツンとしたコクとうまみがあり、メリハリのあるボリューム感で、余韻もほどよくあります。

これは、目隠しで飲んだらビール!

 

従来のゴールドスターもよくできていると思いましたが、リニューアル後の新ゴールドスターの方がさらにビールらしいと思いました

 

年末年始に新ジャンルを買う予定の方は、これが早々に売場に並んでいたら、まずは1缶チャレンジしてみてはいかが?

私も改めて6缶パックを買いたいと思います。

 

しかし、このところの各社の新ジャンルの品質、かなり高くなってますね!

 

[参考]

気になる「サッポロ GOLD STAR」も飲んでみた  (2020年3月時の記事)

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/adc8f96c65e653e2af364c9b29cf4b58

 

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年末年始に楽しみたいクリュ・ボジョレーのワイン

2020-12-26 22:30:11 | ワイン&酒

今年のクリスマスに私が楽しんだワインは、「ボジョレー・ヌーヴォー 2020」でした。

ボジョレーワインは、どうしてもヌーヴォー(新酒)のイメージが強いですが、限定地域で造られる「クリュ・ボジョレー」が、実はお買い得でオススメなのです。

 

今週、ボジョレー委員会から届いたプレスリリースに、

年末年始に楽しみたいクリュ・ボジョレーと料理のペアリングがありましたので、皆さんにも紹介したいと思います。

 

 

クリュ・ボジョレ―については、先日紹介したWinart執筆記事を参考にしてください。

下にURLを貼り付けておきます。

 

ボジョレー地域のクリスマスによく登場する「コック・オ・ヴァン」(鶏の赤ワイン煮)にオススメワインとして、ムーランナヴァンが紹介されています。

クリスマスは過ぎましたが、鶏の赤ワイン煮は日本の家庭でも作れそうですので、この組み合わせは覚えておくと役立ちそうですよ。

 

AOC Moulin-à-vent Château des Jacques

輸入元: 日本リカー株式会社

希望小売価格:3,700円

 

ムーランナヴァンの土壌は花崗岩です。フルーティーなベリー系果実に、ほのかなスパイスのニュアンスがあり、味わいはしっかりし、長い余韻も魅力。若くから楽しめますが、10年以上の熟成も可能です。

若いうちは冷製肉料理、白身肉料理に、熟成したワインは赤身肉やジビエ料理に。

 

 

次は、長期熟成が可能なクリュ・ボジョレーの筆頭格モルゴンです。

 

AOC Morgon Corcelette Domaine Laurent Perrachon et Fils

輸入元:アズマコーポレーション

希望小売価格:2,980円

 

コルスレットはモルゴン最北部にある南向きの傾斜地で、標高 300m。土壌は花崗岩とシスト。

この畑のガメイの樹齢は 55~90 年。発酵は野生酵母。

モルゴンの特徴らしい熟した果実のアロマと、引き締まったタンニンがしっかりあるので、ローストビーフなどの赤身の肉料理にオススメ。

 

ローストビーフは、家庭料理としてもごちそうですし、年末年始のお祝いの席にもふさわしいので、用意する方も多いのではないでしょうか。

熟成を重ねたモルゴンには、まったり官能的なニュアンスもあり、私も個人的に大好きなクリュ・ボジョレーです。

この味わいなのにお値段控えめ、というのもオススメポイントです。

 

 

ボジョレーには、シャルドネの白ワインもあります。

下記で紹介する白ワインはクリュ・ボジョレーではなく、ボジョレー・ヴィラージュになります。

 

AOC Beaujolais Villages Blanc Château THIVIN "CLOS DE ROCHEBONNE"

輸入元:株式会社ミルグラン

参考上代:3,700円

 

ボジョレー南部の Pierre Dorées(ピエール・ドレ、黄金の石)地区の畑のシャルドネを使用した白ワインです。

この地区の土壌はジュラ紀の粘土石灰岩地質で、ミネラル感が特徴です。

この生産者は有機農業を行なっています。樽発酵、樽熟成ですが、新樽なし。

白い花、アプリコット、エレガントなミネラル感とコクのバランスが取れ、清涼感も持ち合わせた味わいなので、幅広い料理に合わせられます。

 

 

昼夜を問わずに楽しめるワインなので、お正月のおせちやお雑煮にも合うそうですよ。

 

 

クリュ・ボジョレーの最北に位置するのが、サンタ・ムールです。

果実味が華やかで軽快なタイプと、力強く複雑なタイプがあります。

 

AOC Saint-Amour Domaine des Pierres, Jean-François Trichard

輸入元:大榮産業株式会社

参考価格: 3,000円

 

花崗岩質土壌のブドウをステンレスタンクで発酵、木樽で熟成。

カシスやフローラルの香りがあり、ミネラル感とシルキーなタンニンが特徴な、重すぎない、やさしいワインです。

年末年始の疲れた体調でも大丈夫だそうです(笑)

 

 

オススメの料理メニューは、おつまみ系、焼き鳥、すき焼き など

 

 

以上、4アイテムを紹介しましたが、いずれも3,000円前後で、ブルゴーニュのコート・ドール地区のワインと比べると、同じ価格帯でも上のランクのワインが手に入るのがボジョレーです。

私は元から熟成したクリュ・ボジョレーが好きでしたが、最近の若いクリュ・ボジョレーの豊かで飲みごたえがあるスタイルもお気に入りです。

お買い得ワインが多く、熟成したヴィンテージも見つかるので、迷ったらボジョレーを選んでみるのもいいですね

 

[参考]

ボジョレー記事のご案内 -Winart web column

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/cf780b6b850f6a0b7b283cc17473d74f

 

 

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今年のクリスマスは「ボジョレー・ヌーヴォー2020」とチキンで乾杯!

2020-12-25 22:10:42 | ワイン&酒

今年のクリスマスは、コロナで大人数での会食がNGとされているので、家でこじんまり、という方が多いのではないでしょうか。

私も家で家族と食卓を囲みました。

 

この時に、と思って開けたのが、今年の新酒「ボジョレー・ヌーヴォー2020」です。

 

Albert Bichot  Beajolais Nouveau 2020 (France)

 

アルベール・ビショー社の「ボジョレー・ヌーヴォー 2020」です。

 

 

2020年産のボジョレー・ヌーヴォーについてはすでに紹介していますが、ワイン産地においても新型コロナの影響がありました。

しかし、生産者の新型ウイルスへの真摯な取り組みのおかげで、今年も無事に収穫を迎えることができ、2020年という素晴らしい天候を反映した素晴らしい新酒ワインができました。

 

スクリューキャップが便利

 

2020年のボジョレー・ヌーヴォーは、色が濃く、フルーツ感も濃く、しかも、果実味がピュア!

豊かでキレイな果実味と、ふくよかなボディに、「おいしい!」と言葉が出ました。

 

 

 

合わせたのは、ホームメイドのローストチキンレッグで、味付けは軽め。

ワインがしっかり濃度があり、背筋の伸びたタンニンと美しい酸があったので、チキンにもっとしっかり味を付ければよかったですね。

途中で、柚子胡椒でも加えてもよかったかも。

 

 

ボジョレー・ヌーヴォーは、解禁日の週に飲まれることが多いワインですが、少し落ち着いた頃のクリスマスや年末年始に飲むのもオススメです。

というのも、解禁日前に届くヌーヴォーは空輸されますが、かつては船便のヌーヴォーワインもあり(今年は船便ヌーヴォーがあるかどうかは不明)、ちょうどクリスマス前に届きます。

船便ですから運搬費用も抑えられ、船便ヌーヴォーの価格は空輸ヌーヴォーの価格よりもお安くなります。

 

ボジョレー・ヌーヴォーは今年2020の新酒ワインですので、色々なことがあったこの2020年に思いを馳せる際のお供にピッタリじゃないでしょうか

 

※輸入元:メルシャン

 

 

[参考]

ボジョレー・ヌーヴォー2020 本日解禁!

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/ef8dd9f0ae3b277dadef7f2a0cbd53d0

 

ボジョレー・ヌーヴォー2020に異変あり?

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b6f1ad65d9c0bf31e175ea6719ce27d7

 

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今年のクリスマスケーキはバウムクーヘンで

2020-12-24 17:29:29 | 甘いもん

今年は11月から12月にかけて欧州に行けなかったので、いつもこの頃に買っているクリスマス菓子が手に入りませんでした。

ドイツ、フランスならシュトレンを、イタリアならパネットーネを買ってきますが、今年は駅ビルの「ユーハイム」で買ったバウムクーヘンです

 

ユーハイム デア バウムクーヘン (1,080円)

 

高さ12㎝ほどのバウムクーヘンで、私はこれを普通に輪切りにして食べています。

※大きなサイズも販売されています

 

 

キメ細かく、しっとりしたバウムクーヘンは、そのまま食べてもおいしいですが、このバウムクーヘンを土台にしてクリスマスケーキをアレンジ作成することもできます。

 

 

 

例えば、こちらは以前、バウムクーヘン仲間の集まりの会で出たバウムですが、1段目にドライフルーツやナッツを飾ってデコレーションしています。

高さがある方がゴージャスですが、たとえ1段だけのバウムクーヘンでも、クリームやイチゴなどをトッピングすれば、素敵なクリスマスケーキに早変わりします。

 

 

低予算で迫力あるバウムケーキを作りたい場合には、無印の「特大バウム」がオススメです。

高さ13㎝ほどですが、太さがあり、迫力満点!

このビッグバウムは、税込み999円

 

このバウムの一部(数センチ)を縦にカットして取り出し、外側だけでなく真ん中の穴の部分にもたっぷり生クリームを塗り、イチゴやブルーベリー、ラズベリー、アラザンなどで全体をデコレーションすると、ゴージャスなケーキに変身~

 

無印 特大バウムの紹介記事

緊急事態宣言で休業前に「MUJI 特大バウム」入手! - ワインな ささやき (goo.ne.jp)

 

 

抹茶のバウムクーヘンをツリーに見立てて、粉砂糖を振り、小さなオーナメントを飾るのもオススメです。

 

 

バウムクーヘンをアレンジしたケーキは、なんたって土台がおいしい

 

やったことはないですが、高さのあるバウムクーヘンを薪割りのように縦ふたつに切って横にし、クリームでブッシュ・ド・ノエルのようなデコレーションをするのも楽しいかも。

この場合、土台のバウムは半分で足りるので、残った半分のバウムはまた後日、いつものバウムクーヘンとして食べられます

 

まだケーキを用意していない!という方は、帰りがけにバウムクーヘンと生クリーム、デコレーション用のフルーツ、ドライフルーツやナッツを買い、手作りしてみるのはいかがでしょうか? 

 

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世界のスパイス菓子いろいろ@クリスマス

2020-12-23 22:48:58 | 甘いもん

クリスマスらしいお菓子を探しに、地元のモールにあるカルディに出かけたところ、こちらを発見。

 

ジンジャーブレッド (ポーランド)

 

スパイスが入った厚焼きタイプのビスケットで、女性の手のひらにちょうど収まるくらいのサイズのハート型。

表面は軽くシュガーコーティングされ、食べると、ジンジャーをはじめとしたスパイスの風味があります。

 

 

6個入って260円ほどのお手軽プライスでした。

アイシングで文字が書ける充分な大きさがあるので、アイシングデコレーションしてクリスマスツリーに付けてもよさそう。

 

 

私は、スパイスのきいたジンジャーブレッド、ジンジャークッキーの類は大好きですが、人によっては好き嫌いがあるでしょうか。

 

この少し厚みのある素朴なスパイス菓子は、ヨーロッパの東寄りの方でよく見るように思います。

 

Turta Dulce (ルーマニア)

 

ルーマニアの各地で、違うのはパッケージだけでしょ?というくらい同じようなお菓子が売られていました。

Turta dulceは、dulce(甘い)Turta(菓子)、そのままですね~

上述したように、スパイスのきいた素朴な焼き菓子が好きな私は、味はほぼ同じとわかっていても、ついつい手が伸び、買ってきました(笑)

 

 

Turta dulceは、サクサクではなく、少しむちっとした歯ごたえがありました。

オヤツ菓子なので、お値段はお手頃です。

日持ちするので、次に行く機会があれば、またごそっと買いたいですね。

 

 

 

ルーマニアのスパイス菓子とほぼほぼそっくりなのが、ドイツで買ってきたスパイス菓子

焼きっぱなしのものもあれば、片面にチョコレートを付けたり、濃いめのアイシングを付けたりというものもあり、少し手が込んでいます。

 

ドイツのスパイス菓子は「Lebkuchen レープクーヘン」と呼ばれ、ハチミツと香辛料が入っています。

形はバラエティに富み、クリスマスの時期には、キレイにデコレーションした大きなサイズのレープクーヘンがクリスマスマーケットに並びます。

 

フランクフルトのクリスマスマーケットに並んでいたハート型のレープクーヘン

 

こちらはマイセンのクリスマスマーケットの店

 

クリスマスマーケットでは、ハチミツとスパイス入りのホットワイン(グリューワイン)を立ち飲みするのが楽しみですが、今年は、グリューワインの立ち飲みがコロナの感染拡大に拍車をかけているということで、ドイツのメルケル首相から、グリューワインの立ち飲み禁止のお願いが出されました。

クリスマスマーケット自体も中止になったところがほとんどだそうですから、楽しみがなくなって残念がっているドイツの方が多いことでしょう。

 

グリューワインは容器込みの価格で販売され、容器(たいていはマグカップ)を返却すると容器代が戻ってくる仕組みになっています。

街中のスタンドでは、使い捨てのプラカップということもあります。

 

 

この写真のようなかわいいカップもあり、カップのデザインは年ごとに変わります(近年は変わらないところも多いかも?)ので、記念にカップをそのまま持ち帰る人もいます。

これはマイセンのクリスマスマーケットのカップで、絵柄の中にレープクーヘンが描かれているのがわかるでしょうか?

 

とてもかわいいので、私はこれを持ち帰り、今も家にあります。

が、これでコーヒーを飲むとおいしく感じないので、ただ飾って、そのかわいさを愛でるだけになっています(笑)

 

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クリスマス菓子「Stollen」正しい発音は「シュトレン」です

2020-12-22 16:41:54 | 甘いもん

昔は、クリスマスのお菓子といえば「デコレーションケーキ」でしたが、ここ5年くらいでドイツ菓子「Stollenーシュトレン」が広がってきました。

クリスマスの前から販売できること、生クリームを使ったケーキよりも日持ちが長く、かさばらずに済むことから、菓子店にとっては非常に助かる商材だと思います。

そうしたことから、シュトレンを販売する店が増えてきたと思われます。

 

しかし、毎年のようにここで言っていますが、「Stollen」の発音が間違っている店の多いこと、多いこと…

 

昨日、あるネットページを見ていたら、食への興味が高い女性が、

「シュトレンとシュトーレン、どっちの発音が正しいの?」と投稿していました。

 

はい、正しい発音は「シュトレン」です。

 

雨後の竹の子のように増殖しているのは、「シュトーレン」です。

Wikiをチェックしてみたら、

「国内で広く認知されている表記の「シュトーレン」は、ドイツ語の発音としては正しくない」とあり、へえ~、と感心しました(笑)

 

ドレスデンのシュトレン祭りの主役は巨大シュトレン!

※シュトレン祭りの取材リポートのURLは最後にあります

 

 

 

ドイツ人は「Stollen」を「シュトレン」と発音します。

 

シュトレン祭りの会場で聞こえてくるのは、「シュトレン」「シュトレン」です。

これが正解ということは、誰もがおわかりになるでしょう。

 

英語で、「My Stollen was stolen.」シュトレンを盗まれた、と言う時の動詞「stolen」の発音は「ストールン」ですよね?

これをドイツ語で言うと「Mein Stollen wurde gestohlen.」で、「盗まれた」という動詞「gestohlen」の発音が「ゲシュトーレン」になります。

ということは、お菓子の「Stollen」を「シュトーレン」と発音することは、「盗む」に関連したことを言ってる?とドイツ人に誤解されてしまう可能性もあるかもしれません。

 

 

日本人は真似をすることが得意で、流行っているものはどんどん取り入れられ、ブームを作ってきました。

クリスマス時期の「シュトレン」もブームになっていますが、真似をするなら、せめて名前はきちんと真似をしてほしいと思います。

 

「シュトーレン」が増殖した背景には、どこか有名店が「シュトーレン」で発売して人気となり、じゃあ我が店も、という時に、自分で調べもせずに右にならえ、としてしまったように思うのですが、いかがでしょうか?

 

そんなわけで、「シュトーレン」と表記しているものは買わないと決めています

 

 

[参考]

ドイツのクリスマス菓子 ― 正しくは「シュトレン」です

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/875b9e6680cc7c8de7a86bd9367aa650

 

ドレスデン・シュトレン祭【前編】

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/8ebb4cfa5121e362202bb0cc330125e0

 

ドレスデン・シュトレン祭【後編】

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/749c775076a70da0000714b4c6ba711f

 

ドイツのシュトレンいろいろ

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/15e1373534146c6e487bdc0554fde672

 

フランス版「シュトレン」を買ってきました

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/063c0ded3f3ac257eda15e6e1947943f

 

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カップ酒を飲み比べーその10(名倉山 普通酒/にごり酒)

2020-12-21 18:27:42 | ワイン&酒

カップ酒を飲み比べーその9(末廣DR.野口カップ/榮川カップ) から続きます

 

秋のイオンの会津フェアで入手したカップ酒の第3弾です。

今回は、会津若松市にある「名倉山酒造」の2アイテム。

 

会津印「名倉山」普通酒  /  にごり酒「原蔵」(げんくら) 

名倉山酒造(福島県会津若松市)

 

各180mlで、普通酒が210円、にごり酒が320円(いずれも税別)

 

 

普通酒は、アルコール度数/15~16%未満

日本酒度/-0.5、精米歩合/65%、酸度/1.0

 

にごり酒は、アルコール度数/18~19%未満

日本酒度/-14.7、精米歩合/65%、酸度/1.4

 

にごり酒の方がアルコール度数が高く、日本酒度のマイナスの数字が大きいです。

つまり、にごり酒はかなり甘い、ということです。

 

 

どちらもアルミのフタのみで、プラスティックの蓋キャップはついていません。

2日かけて2本を飲み比べるつもりなので、残ったらラップをかけて輪ゴムで留めるしかないかしら、と思っていたのですが…

 

普通酒の方は、冷やから常温、お燗までおいしく飲めるということだったので、最初は冷蔵庫から出した冷たい状態で飲み、だんだんと温度を上げていく予定でした。

一口のむと、やさしい口当たりで、心地よいほんのりとした甘みがありますが、透明感のあるスッとしたキレがあるので(キレイな酸味のおかげ)、どんどん飲み進めてしまいます。

ああ、途中でお燗しなくちゃいけないのに…、そのままカップが空いてしまいました

 

 

「原蔵」は、にごり酒の原酒で、オンザロックがオススメとのこと。

よく振ってから飲むべし、なのですが、その前に上澄みを少しだけ飲んでみたところ、普通酒よりは甘めといったところ。

にごりの部分をかき混ぜてから飲むと、甘さが強くなりましたが、激甘という感じではなく、非常に好ましい甘さです。

 

 

氷を入れてオンザロックにすると、少し甘さの感じ方が抑えられます。

が、とろりと口当たりいいのは相変わらずで、止まりません~

こんな日もあっていい、と開き直り、にごり酒も飲みほしてしまいました…

 

 

名倉山酒造の酒造りのテーマは、本物の旨味「きれいなあまさ」への絶ゆまぬ挑戦だそうで、

コメ本来の甘みと酸味のバランスの取れた酒、が特徴とのこと。

 

2つのカップを一度に飲み干し、普通酒をお燗するタイミングを逸してしまったのは、私のせいではなく、名倉山酒造のせいです(笑)

 

次の機会があれば、ぜひ再度の挑戦をしてみたいですが、次もまた途中で止まらない可能性がありそうです。

となれば、普通酒を2カップ用意する必要があるかも。

それか、一升瓶(1,740円、税別)を買ってしまうとか?(笑)

いやいや、さすがにそれだと飲みすぎ必至なので、カップ酒に止めておくのがよさそうでしょうね

 

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【人工股関節置換】手術の順番は大事です

2020-12-20 17:43:57 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術から6カ月が過ぎました から続きます

 

昨日の 【半月板損傷】手術から1年が経過しました で書いたとおり、

 

この12月で、左の人工股関節置換手術から6カ月が、右膝の半月板損傷手術から1年が過ぎました。

ちょうど半年の間隔で膝と股関節を手術したことになります。

 

そもそもは、右膝を痛め、検査をしたら半月板が水平断裂していることがわかったため、手術のできる大学病院を紹介されて、というのが最初でした。

大学病院で改めてレントゲンを撮ると、元からある股関節の問題があり、ちょうどいいタイミングなので、両方とも治療してしまいましょう、となったわけです。

 

膝と股関節、どちらも手術をすることにしましたが、

医師からは「どっちを先に手術しますか?」と訊かれました。

 

私の股関節は、よくある経年劣による変形股関節症ではなく、原発性のものです。

幼児期に一度手術を行なって以来、ン十年、たま~に出現する痛みと付き合ってきましたが、今すぐどうにかして!という強い痛みや不具合ではありません。

方や、半月板断裂による右膝の痛みは、生活する際に困るほどのものでした。

まずは膝の痛みの方をどうにかしたい!と医師に訴え、膝の手術が先に決まりました。

 

結果、この判断は非常によかったと、実感しています。

 

理由は、昨日も書いたように、膝半月板手術からの快復期間がとても短かく、正座をする以外の動作は早くできるようになったからです。

手術の翌月にはヨーロッパ往復の国際線に難なく乗れるほど(スーツケース重め)でしたからね。

 

人工股関節置換手術の方は、6カ月が経過した今なら国際線に乗れると思いますが、重いスーツケースを持ち上げることは、まだ厳しいと思います。

 

また、股関節の術後のリハビリでは、手術した反対側の脚(右)に負荷がかかるため、半月板を痛めたままの膝の状態では、リハビリができなかったと思います。

右膝の手術から6カ月が経過し、ほぼほぼ元に戻った状態で左股関節の手術を受けたため、右脚がリハビリの負荷に耐えてくれたと思います。

 

ということから、人工股関節置換手術を考えている方で、下半身の他の箇所になにかしらのトラブルを持っている場合は、手術の順番をよく考えることをオススメします。

 

 

 

余談ですが…(笑)

ユニクロオンラインで買い物をしたら、軽量ダウンアウターを収納できるバッグ(左)がノベルティーとして同封されていました。

右は以前から持っているウルトラライトダウン用の袋です。

ダウン用のこのバッグ、ポケットに入れていて、いつのまにかどこかに落としていた、ということが過去に2度ほどあって、袋だけを買えないものかしら?と常々思っていたのですが、今は「収納バッグ(ウルトラライトダウン)」190円(税抜)として販売されているんですね。これはありがたい。

でも、似たような袋が、100均商品で売られているかも?

とにかく、この手の袋は便利なので、何枚あってもウエルカムです

 

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【半月板損傷】手術から1年が経過しました

2020-12-19 21:47:29 | 膝半月板損傷

【半月板損傷】手術から8カ月経過 ー正座できる! から続きます

 

右膝の半月板損傷で手術を受けた昨年の12月から、ちょうど1年が経過しました。

コロナでバタバタしていたせいか、1年の経過がとても早く感じます。

 

この6カ月後に、左の股関節を人工関節に置き換える手術をしましたが、人工股関節手術の経過と比べると、膝半月板損傷の手術はかなりのハイスピードで回復していくように感じます。

 

というのも、膝半月板手術の翌月(今年の1月ですが)には、何の問題もなくヨーロッパ出張に行けるほどだったからです。

十数時間かかる往復のフライトも、重いスーツケースを転がし、持ち上げる動作も、ほとんど問題なくできました。

もちろん、歩く動作も杖なしで普通にできました。

 

これと同じことを人工股関節の手術の翌月にしようとすると、完全にお手上げです。

 

つまり、膝の半月板手術(私の場合は切除手術)からは回復が早かった、ということです。

 

とはいえ、まだ、右膝の痛みをなにかしらのタイミングで感じることがあります。

しかし、痛みをまったく感じない日もあります。

 

痛みは、手術前に感じてた、なにもしない状態でも重たい鈍痛&疝痛がある、という種類の痛みではなく、膝を曲げた時にピキっと走る痛みです。

続く痛みではないため、無理な体勢を取り続けなければ、すぐに痛みから開放されます。

 

そんな状態なので、「そういえば、1年前に膝の手術したんだっけ?」と、ふと忘れそうになるほど、かなり過去の出来事のように感じてます。

 

 

これから手術を予定している方、手術を受けたばかりの方は、どのくらいで元に戻るのか、心配されていることと思います。

個人差はあると思いますが、術後1年で、手術をしたことを忘れそうになるくらいには戻ってくると思いますので、頑張って治療&リハビリにあたってくださいね  

 

今週食べたシュークリームは、中のクリームがかなり偏ってました(笑)

 

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ムートンファミリーの末っ子ワイン「ムートン・カデ」を楽しむコツ

2020-12-18 22:50:01 | ワイン&酒

先日、ピエール・エルメ・パリのマカロンとのマリアージュセットでご案内した、

ボルドーワインの「ムートン・カデ」を改めて紹介します。

 

Mouton Cadet Rouge  2017 (France, AOC Bordeaux)

 

使用ブドウは、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン。

 

 

「ムートン・カデ」は、仏ボルドーでメドック格付け第一級シャトー「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」を所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が手掛けるカジュアルワインで、1930年に誕生しました。

 

赤ワインのほか、白ワイン、ロゼワインがありますが、今回は赤ワインを紹介します。

 

バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社といえば、ボルドー格付け第1級ワイン「シャトー・ムートン・ロートシルト」で、1855年の格付け時では第2級でしたが、その後の格付けの見直しで、1973年に第1級に昇格しました。

「シャトー・ムートン・ロートシルト」は、かつては手の届く価格帯のワインでしたが、今はもう私の手の届かないところまで行ってしまいました…

 

その「シャトー・ムートン・ロートシルト」をトップに、その下にムートンファミリーのワインが階層を形成していますが、もっともカジュアルなポジションに位置するのが、ムートンファミリーの末っ子(Cadet=末っ子)「Mouton Cadet」です。

 

上述したように、「ムートン・カデ」の誕生は1930年で、日本への上陸年は把握できていませんが、私がワインに興味を持ち始めたころには、すでに日本市場にあったと記憶しています。

おそらく、30年近く前からあったかも?(この時はまだ赤ワインのみ)

 

とにかく、ムートン・カデはずいぶん前からあるロングセラーワインで、価格もカジュアルでした。

カジュアルゆえ、ワインを飲み始めた当初はともかく、それ以降は、ほかのワインへの興味の方が強くなり、あえて手を出さないカテゴリのワインに、だんだんとなってきました。

 

 

その間に、ラベルデザインがスタイリッシュに変わりました。

変わったのは、ラベルだけでなく、中身も、です。

 

今回、マカロンとのマリアージュということで、久しぶりに「ムートン・カデ・ルージュ」を飲みましたが、かなりいい方向に変化しています!

 

 

抜栓した直後は、ワインがキュッと身を固くして閉じこもっているのを感じました。

セラーから出したばかりで温度が低く、グラスに注いでも、そっけないままの状態でしたので、この日は早々に諦めました。

 

翌日(抜栓2日目)、持っている中でかなり大きめサイズのボルドーグラス(ボウルの高さがあります)に注いでみました。

しばらく置いてから口をつけると、前日とはまるで違うワインのようです。

果実味が甘くふっくらと開き、ジューシーな酸と気品あるタンニンのバランスが取れ、育ちのよさを感じさせるキレイな味わいの赤ワインになっています。

 

その次の日(抜栓3日目)も、前日と同じグラスに注いで少し置いてから飲みました。

あ~、やっぱり、おいしい~

 

 

3日かけてわかったことは、このワイン(赤の場合)を飲むには、いくつかのコツが必要ということです。

コツといっても、難しいことではありません。

 

避けるべきは、低温の状態のワインを小さなグラスに注いでサッと飲むこと、です。

 

その逆の状態、冷たすぎない状態で、ある程度の高さのある大き目のボルドー型グラスに少し注ぎ、しばらく待ってから少しずつ口に含むように飲むこと、がポイントです。

 

また、ワイングラスが空になってから次を注ぐのが基本ですが、グラスにまだ少しワインが残った状態で注ぐと、前のワインが新しいワインの橋渡しになるように感じます。

 

今回は大ぶりのボルドーグラスでしたが、脚なしのボウルだけの大ぶりグラス(プラスティックも可)でも大丈夫です。

 

ポイントは、ワインの温度とグラスの形状と大きさ、です。

スッとゲストに出せば、「このワイン、すいぶんお高いのでは?」と言われるかもしれません。

 

2017年はしっかりした濃い色調

 

ムートン・カデはショップの店頭でよく見るブランドで、標準小売り価格は1650円(税抜)。

サービスのコツを掴めば、この価格で正統派ボルドーを楽しむことができるので、覚えておくと損はありません

 

 

※輸入元:エノテカ

 

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圧倒的コスパ!のカリフォルニアワイン10本を紹介します

2020-12-17 23:04:33 | ワイン&酒

昨日は、圧倒的コスパ!のスペインワイン10本を紹介します でしたが、

今日は、10月末に都内で開催されたカリフォルニアワイン試飲会で見つけた

圧倒的コスパ!のカリフォルニアワイン10本を紹介します

 

一般的な知識としては、カリフォルニアワインは高価なものが多い、と思っている方も多いかもしれません。

たしかに、有名ワイナリーの高価なワインもあります。

が、探せば、お買い得なカリフォルニアワインもたくさん見つかります。

 

 

左より)

デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ

ナーリーヘッド 1924 バーボン・エイジド ダブル・ブラック カベルネ・ソーヴィニヨン 2017

ナーリーヘッド 1924 ダブル・ブラック 2018

ナーリーヘッド オールド・ヴァイン・ジンファンデル 2018

 

3本ともAVAローダイです。

1924はワイナリーがブドウ畑を開墾した年だそうで、禁酒法より前の時代です。

 

左端は、フレンチ&アメリカンオーク樽で8カ月熟成後、さらにアメリカンバーボン樽で4カ月以上熟成させています。「ダブル・ブラック」という名前の理由がわかりますね。ベルネ・ソーヴィニヨン100%の濃厚な赤ワインで、飲みごたえありますが、輸入元希望小売価格は2,400円(税抜)と、意外とお手頃。

 

真ん中は、古木のジンファンデル主体に、メルロ、ルビーレッド、シラーをブレンドした濃厚系の赤ワイン。同2,300円(税抜)です。

 

右端は、ジンファンデル85%、プティ・シラー15%の濃厚ブレンド。

エチケットラベルのブドウの古木が素敵で、高級感ありますが、同1,900円(税抜)という嬉しいプライス。

 

SIX EIGHT NINE Napa Valley Red 2018(Napa Valley AVA)

 

6と8と9を重ねたエチケットラベルがミステリアスな雰囲気。

ジンファンデル39%、カベルネ・ソーヴィニヨン28%、メルロ26%、シラー5%、プティ・シラー2%というブレンドの赤ワイン。

ジューシーな果実味と甘いタンニン、スモーキーさ、スパイス感など、複雑味のあるフルボディタイプ。

同3,400円(税抜)なら充分すぎるでしょう

 

※輸入元:モトックス

 

 

左より)

Josh Cellars  カベルネ・ソーヴィニヨン 2017   同ジンファンデル・ローダイ 2018

 

ソムリエとして活躍していたジョセフ・カーが2005年にナパ・ヴァレーに設立した「ジョセフ・カー・ワインズ」のセカンドワイン的ワイナリーが、2007年に設立した「ジョシュ・セラーズ」。

重すぎないエレガントなヨーロピアンスタイルを得意とするジョセフ・カーが、控えめだけれど表現力は豊かで親しみやすいブランドとして「ジョシュ・セラーズ」リリースすると、たちまち人気に。

「ジョセフ・カー・ワインズ」のワインは5,000円前後ですが、「ジョシュ・セラーズ」のこの2アイテムは、参考価格2,530円(税抜)というカジュアルプライス。

 

カベルネ・ソーヴィニヨン 2017は、カベルネ・ソーヴィニヨン85%にメルロ10%、プティ・シラーをブレンドしたフルボディ。

 

ジンファンデル・ローダイ 2018は、ジンファンデル90%に、メルロ5%、プティ・シラー5%をブレンド。

ローダイは、100年を超えるジンファンデルの古木が存在することで知られています。

個人的な推しは、こちらのジンファンデル・ローダイです。

 

※輸入元:三国ワイン

 

 

左より)J. LOHR 

サウスリッジ シラー2017  フルーム クロッシング ソーヴィニヨン・ブラン 2018

 

栽培地の土壌や気候を調査してブドウを植え、1974年にワイナリーを設立した「J.ローアー」も、コストパフォーマンスのよいカリフォルニアワインの造り手です。

 

シラーは、パソ・ロブレス地区の5つの異なる自社畑のブドウ(シラー100%)を使用した、濃厚でスパイシーな、フルボディスタイルの赤ワイン。

 

ソーヴィニヨン・ブランは、アヨロ・セッコ・リヴァー(モントレー郡)の自社畑のブドウ(ソーヴィニヨン・ブラン100%)を使用し、フルーティーな辛口に仕上げた白ワイン。

 

どちらも、参考価格2,500円(税抜)と、お手頃。

 

※輸入元:株式会社リラックス

 

 

左より)

ITER スパークリング・ロゼ NV   スパークリング・ホワイト NV

 

パッと見て、すぐに心惹かれたのが、こちら「イーター」のスパークリングワイン2種。

どちらもシャルマ方式(密閉タンク)で、アロマ豊かに、フレッシュに仕上げています。

 

ロゼは、メンドシーノからモントレーまでの涼しい地区のシャルドネとピノ・ノワールを使用。

黒ブドウから来るベリーの風味がチャーミングで、ジューシーなロゼスパーク。

 

ホワイトも、メンドシーノからモントレーまでの涼しい地区のシャルドネとピノ・ノワールを使い、さらに、少量のソーヴィニヨン・ブランとゲヴュルツトラミネールを加えています。

複数ブドウを使い、アロマと風味に服雑味を出していますが、ピュアでジューシーな味わいが楽しめるスパークリングワインです。

 

輸入元希望小売価格はどちらも1,980円(税別)。

スパークリングワインは色々なシーンで活躍しますし、この価格ならまとめ買いしてもいいくらいじゃないでしょうか(笑)

 

ペドロンチェリ ドライ ロゼ ジンファンデル 2018 (ソノマ)

 

ソノマの老舗ペドロンチェリ。

エチケットラベルには、創業90周年(1927年創業)のロゴが付いています。

 

ソノマのDry Creekの自社畑とブッシュネル・ヴィンヤードのジンファンデルを使ったロゼで、辛口に仕立てていますが、ロゼらしい滋味なふくよかさ、余韻の長さを楽しめます。

 

ジンファンデルのロゼというと、古くからのカリフォルニアファンには、「ホワイトジンファンデル」なる甘さのある淡い色合いのロゼワインの記憶があるでしょうか。

もちろん、ペドロンチェリのこのロゼには、ホワイトジンファンデルの面影などはまったくありません。

 

ペドロンチェリのワインはいつもコスパがいいと思っていますが、この辛口ロゼも超オススメ。

幅広いフードとのペアリングが可能なので、普段の食卓に、クリスマスや年末のごちそうに、お正月料理にと、柔軟に合わせて楽しむことができます。

輸入元希望小売価格は2,400円(税抜)。

 

※輸入元:中川ワイン

 

 

スペインワイン10選に続き、手頃でコスパバッチリ!のカリフォルニアワインも10本ピックアップしてみました。

気になったワインが見つかったでしょうか?

 

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