ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

和食&ワイン@銀座 大野

2009-05-31 11:08:57 | レストラン&店
明日からいよいよ6月。
うっとおしい梅雨の季節に入ってきますが、この時期ならではの美味しいものが出てくるのが日本の四季のいいところですよね。



ちょうど1年前の6月の前半、ワインで有名な オザミ・デ・ヴァン の日本料理店
「銀座 大野」 でディナーをいただく機会がありました。

アップするタイミングを外してしまいましたが、ちょうど1年経って水無月が巡ってきたので、昨年のメニューではありますが、参考までに紹介したいと思います。

合わせるワインはHPのワインリストからお好みのものをどうぞ



水無月の献立 (2008年6月)




京水菜 あおりいか おひたし仕立て



枝豆しんじょ他



天然鱧のお吸い物

ハモは本当に季節のものですね。
お吸い物の出汁も上品でした。



本日のお造り

写真画像の色合いがイマイチ良くないですが、実際はもっと美しい色でした。



水炊き風鍋 北海道産地鶏



ヒラマサ岩海苔焼き

この後に、釜炊きのごはんと赤だし、香の物が出てきました。



水菓子

6月といえば、さくらんぼ♪



わらびもち

最後はやっぱり甘いものでシメたいですね(笑)


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銀座 大野

http://www.auxamis.com/ginza_oono/

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塩キャラメルバウム@丸井スズキ

2009-05-30 15:47:16 | 甘いもん
相変わらずスウィーツが多く、しかもバウムクーヘンが圧倒的に多いですが
今日のおやつも、懲りもせず バウム でした



塩キャラメルバウムクーヘン  丸井スズキ(東京都足立区)


直径15cm、 高さ 4.5cm、 重さ 420g という大ぶりサイズながら、
価格は 298円 ほどだったような?

以前、「二木の菓子」で買っておいたものですが、この安さは、さすが二木の菓子
(アメ横で人気の店です)

値段が値段なので、あまり期待はしていませんでしたが、手に持った時のズッシリ感といい、実際に食べた時のしっとり感といい、これは好きな食感のバウムで、かなりコストパフォーマンスがいいと思います



年輪がクッキリ

塩キャラメル味 は、個人的にはあまり好みではないのですが、このバウムに関しては、キャラメルフレーバーがそれほど鼻に付かないですし、塩気もあまり強くないので、まあ合格でしょうか。

違うフレーバーもあったので、今度はそちらも買ってみたいと思いました。



「丸井スズキ」 のお菓子は、昨年 名月どら焼き を紹介していました。
ココのは気軽に買えるから、手軽なおやつにはもってこいですね。

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相変わらずリースリング

2009-05-29 14:32:03 | ワイン&酒
リースリング・リング会議で飲んだワインメモ(3月某日)

試飲会&セミナーイベントまで1ヶ月を切ったこの日は、かなり真剣な会議モードだったため、ワインのコメントを書く余裕がありませんでした。
画像のみでお許しください。



左から

Dr. L Riesling Trocken 2001 Loosen Bros. (ドイツ、モーゼル)

Peter Lehmann Eden Valley Riesling 2006 (豪州、サウスオーストラリア)

Wachauer Riesling Federspiel 2007 Polz (オーストリア、ヴァッハウ)

Kings Ridge Oregon Riesling 2007 (米、オレゴン)



Jules Taylor Wines Marlborough Pinot Gris 2006 (NZ、マールボロ)

The Crater Rim Canterbury Riesling 2007 (NZ、カンタベリー)



この日のシメは オレゴンのピノ・ノワール


Elk Cove Vineyards Willamette Valley Pinot Noir 2006 (米、オレゴン)


会議参加者のみなさま、お疲れさまでした!

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「そらまめ」で飲んだワイン

2009-05-28 11:52:02 | レストラン&店
昨日の料理編に引き続き、今日は 「そらまめ」 で飲んだワインを紹介します。

今はなき姉妹店「ラ・フェーヴ 九段下店」、「ルナティック神楽坂」から移ってこられた
A支配人ならではの企画はここでも健在で、

泡、白、赤の十数種の中から選べる グラスワイン3種2000円セット

が楽しめます

しかも、以前は2100円だった価格が、嬉しいジャスト2000円に!

今回は4人集まっているので、ボトルで頼むことにしました。
1人や2人なら、このセットはかなり便利ですね

ボトルワインは5,000~6,000円くらいが充実しています。



Le Raisin et L'Ange Nedjma Blanc 2006 Gilles Azzoni

1本目フランスはローヌの白ワインで、ヴィオニエが中心です。
色もけっこうついていて、もわもわした濁った外観です。
飲むとシュナン・ブランぽい感じに、すーっと入ってきました。



Gavi 2006 Cascina Degli Ulivi

2本目は、イタリアはピエモンテのガヴィ。
コルテーゼからつくられる爽やか系白ワインとして認識されていますが、これはブラインドで出されたら、まずガヴィとはわからないでしょう。
濃厚な旨味があり、バランスの取れた素晴らしいワインだと思いました。
栽培はビオディナミ。



La Grande Bruyere Blanc 2003 Philippe Jambon

AOCではマコンになる地域ですが、VdTとしてつくられたシャルドネ100%の白。
果実味くっきり、メリハリのあるボディで、アルコールは15.2%!



Roche Noire 2003? Philippe Jambon

これもフィリップ・ジャンボンのVdTワイン。
ただしこれは赤で、ボージョレのガメイ種からつくられていますが、私はこれを飲んだ記憶がないような・・・?




この日はあまり飲めなかったので、食後酒はパスし、私だけデザートに
ミルフィーユ をいただきました 


他の3人は・・・・


Moscato Pssito TAZIO 2003 Il Buonvicino (伊、ピエモンテ)


Passerille Mas Valensole

仏、ラングドック・ルシヨン産、グルナッシュ100%の甘口らしいです。



「そらまめ」では、曜日による以下のようなサービスがあります。
うまく活用したいですね!

月曜夜:琥珀エビス生¥500&ピッチャー¥2500

火曜:定休日。。。

水曜夜:ボトルワインの定価販売!(アイテム・数量限定にて!)

木曜夜:琥珀エビス生¥500&ピッチャー¥2500

金曜夜:グラスワイン5%Off(デザートワイン除くすべて!)




昨日アップした料理&ワイン含めて、1人1万円でお釣りが来ました。

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「そらまめ」

東京都文京区小石川1-16-6

TEL/FAX 03-3812-8751

*メニューや料理の画像、お得情報満載の支配人のブログコチラ


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小石川の「そらまめ」に美女4人(笑)

2009-05-27 10:32:00 | レストラン&店
2年前の6月にオープンした小石川のイタリアン 「そらまめ」に友人たち4人で行ってきました。

* オープニングの時にブログに書いた記事は コチラ



現在、ディナーは、前菜、パスタ、メインから1品ずつ選び、+アミューズ、デザートとコーヒーという プリフィクスが3800円 でありますが、今回はアラカルトで色々と頼むことにしました。



生ハム盛り合わせ



野菜の??

色々な野菜、中にはサツマイモもあり、女性なら嬉しいですね~



鮮魚のカルパッチョ (この日は真鯛)



フルーツトマトのパスタ

冷製かとおもいきや、温かいパスタでした。



生うにのフェットチーネ

店名である「そらまめ」が入り、たっぷりのうにのオレンジ色と鮮やかなコントラストを生み出しているリッチな一皿



ポルチーニ茸のフェットチーネ

リッチなパスタが続きます



魚介の入ったトマト味のパスタ



自家製パンが美味  ・・・買えるみたいです



メインの肉料理・・・たぶん牛肉?



素材の味がしっかりとした料理が多いと思いました。

「ワイン編」はまた明日

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「そらまめ」

東京都文京区小石川1-16-6

TEL/FAX 03-3812-8751

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「ヴィヨン」のバウム@GLAYのTAKUROのオススメ

2009-05-26 09:59:00 | 甘いもん
昨日のお昼のTV番組で、結成15年という GLAYTAKURO氏が出ていました。

甘いものは苦手な中、なぜかバウムクーヘンだけは小さい頃から大好き だったとのこと。
へえ~、意外~

バースデーケーキもバウムクーヘン だったとか (←私もやってみたい!)



ということで、TAKURO氏は、お気に入りという 
「ヴィヨン」 (世田谷区弦巻)のカットバウムをスタジオに持参していました。



ヴィヨンといえば、私は今年の2月のとあるイベントで、
プレーントリオバウム を食べ比べしたことがあります。



プレーン は、キメ細かくみっちり詰まった、香ばしいバウムです



チョコ、コーヒー、ピスタチオ の3つの味が楽しめる トリオバウム
プレーンよりも生地がやわらかく感じました。

いずれも 直径 15cm、 高さ 3cm 
好みでいえば、私はやっぱり「プレーン」 かな。




バレンタインシーズン だったので、プレーンバウムにもトリオバウムにも
チョコプレート が置かれていました
(プレーンの姿は、ホントに清楚でキュートですね~




こんなチョコのプレートが付くなら、次回のバレンタインの プレゼント にも使えそう!
(まだかなり先の話ではありますが・・・)





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スティックバウム キャラメル@エースベーカリー

2009-05-25 15:29:37 | 甘いもん

スティックバウムクーヘン キャラメル  エースベーカリー(愛知県)

長さ 12cm、 重さ 100g、  298kcal/100g

今日のおやつは、一昨日アップした「チョコ」味と同じシリーズの、キャラメル味。

なぜか、こちらの方が重さが20g多く、カロリー低め(チョコは317kcal/100g)

「ミルク風味のまろやかキャラメルバウムクーヘン」ということですが・・・




キャラメルの風味は多少感じるものの、それほどキャラメルのキャラが際立っている感じでもなく、甘ったるくもありません。

しっとり&みっちり感の点ではちょっと物足りなく、チョコ味の方がしっとり感が勝っているので、私がリピートするならチョコ味の方かな・・・

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とある日のリースリング・リング会議

2009-05-24 16:11:38 | ワイン&酒
だいぶ日が過ぎているのですが・・・

2009年4月3日に開催された「リースリング・リング試飲会」の準備会議でのひとコマです(2009年2月)。




左)Chehalem Dry Riesling Willamette Valley Reserve 2006
  (Oregon, USA)

中)Riesling Grand Cru Pfingstberz 2001 Zusslin (Alsace, France)

右)Bergstrom Dr.Bergstrom Riesling 2007? (Oregon, USA)



この日のワイン画像を見直していて、あれ?と思ったのが、真ん中のアルザス

先の3月に開催された「ランデ・ヴー フレンチ・ワイン試飲商談会」の取材に伺ったときに、直接お話を聞いたドメーヌではありませんか!
(ソムリエ協会機関誌「sommelier」108号参照)


マリィ・ジュスランさん /ドメーヌ・ヴァランタン・ジュスラン(アルザス)




2月の会議で飲んだワインが左3月の試飲会の時のワインが右ですが、ラベルのデザインが変わっています。
2001年のはクラシカルな雰囲気がありますが、現在のラベルはスタイリッシュでスッキリしたデザインになっていますね。



一番上の画像で、ラベルの損傷が激しくてヴィンテージがわからない「ベルグストロム」は、たぶん最新の2007年だったような?

この「ベルグストロム」 のワインは、昨年オレゴンからワインメーカーのジョッシュ・ベルグストロム氏と奥様が来日した時にピノ・ノワールを紹介していただきました。
(→その時のご夫妻の写真はコチラ




Yarra Valley Pinot Noir Reserve Release 2006 De Bortoli

リースリング会議といっても、たいてい1本は「赤」ワインが出てきます。
この日の赤は、豪州はヴィクトリア州のヤラ・ヴァレーで定評のある
「デ・ボルトリ」のリザーヴ・リリース


ごちそうさまでした!

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スティックバウム チョコ@エースベーカリー

2009-05-23 14:19:18 | 甘いもん

スティックバウムクーヘン チョコ  エースベーカリー(愛知県)

長さ 12cm、 重さ 80g、  317kcal/100g

今日のランチデザートでした



無印のバウムと比べると、姿かたち&サイズはよく似ていますが、お値段約半分

エースベーカリーのバウムは、つい先日「抹茶味」を食べて好みに合わなかったことが買う際に頭をよぎりましたが、お値段も安かったので、まあいいかなと。



パッケージに 「しっとり美味しいチョコ味バウムクーヘン」とあるように、
これは比較的しっとりしていました。

チョコ味もまずまずだし、甘さもそこそこなので、お値段を考えたら合格かな。
食べ応えもあるのに、カロリーも思ったより低めなのも嬉しいところ



9月から3月の季節限定「チョコがけ」のスティックバウムもあるようですので、今度はそれも試してみたいですね。

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ドイツビールを楽しもう!オクトーバーフェスト2009

2009-05-22 16:06:50 | ワイン&酒


今年も、日比谷公園での「オクトーバーフェスト」が本日から始まります。

おいしいドイツビール&ドイツの食べ物を楽しむイベントで、日比谷公園では今年4回目の開催となります。

この時期はカラリと晴れているので、ビールを飲むには最高かも

お近くの方は、会社帰りにでもふらりとどうぞ



日比谷オクトーバーフェスト

会場:日比谷公園 噴水広場

日時:2009年5月22日(金)~31日(日)

   平日 12:00~21:30 (5/22のみ17:00~)

   土日 11:00~21:00

*ラストオーダーは終了時間の30分前

URL:http://www.nihon-oktoberfest.com/

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第43回 Weingut Zimmerling<2>@「キャッチ The 生産者」

2009-05-21 09:37:45 | キャッチ The 生産者
 

第43回  Klaus Zimmerling  <Weingut Zimmerling> <2>
 
ドイツ、ザクセン地方のワイン生産者「ツィマーリング」の訪問記<2>です

 *<1> から読みたい方は コチラ へどうぞ
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<テイスティングしたワイン>

ザクセンでは「品種名」がワインの名前となっています。

モーゼルやラインガウなど、他の産地では「畑名」が付いているのでわかりにくいですが、ザクセンのラベルは非常にシンプルで明確です。

(クラウスさんのラベルは写真が表で、ワイン名はバックラベルにあります)

また、味わいも基本は「辛口」です。

ラベル表示といい、味わいの点といい、やはり場所柄のせいか、オーストリアワインに近いスタイルのようです。



1) Weissburgunder -R- 2006 
2) Weissburgunder -A- 2006


この 「R」や「A」は、クラウスさんが勝手に付けたもので、ドイツのワイン法とは全く関係ない とのこと。

「R」は「リザーヴに近い」クラスのワインという意味とのことで、家の下の畑のブドウからつくったものは「R」が付いています。

「A」は「アウスレーゼに近い」クラスのワインという意味で、丘の上の畑のブドウからつくったものは基本的に「A」になるといいます。

丘の上の畑は下の畑より収穫が約10日間遅くなるため、その差が2つのワインに若干出ているように思います。



3) Grauer Burgunder 2006
4) Grauer Burgunder -A- 2004


グラウブルグンダーは暑い西の生産地ではうまくつくれず、冷涼な東の産地の方がよくできます。

2004年は夏が暑くなくて、ファンタスティックな10月を過ごしたので、酸がまだしっかり残り、糖のレベルも高く、いいワインができました」とクラウスさん。

いずれも爽やかで好ましいワインに感じました。



5) Riesling 2006
6) Riesling -R- 2006
7) Riesling -A- 2006


2006年は非常にリースリングが熟した年で、通常の年ならエクスレ度が90~100程度なのに、120まで上がりました」とクラウスさん。

5)はリースリングの香りというよりも花の香りが感じられ、非常にフローラルでやさしい感じのワインです。

6)はリースリングらしいワインですが、石油香的なものはなく、繊細な味わいです。

7)は骨格がくっきりしています。



8) Gewurztraminer 2006
9) Traminer 2006


8)のゲヴュルツトラミネールは、小さい粒のブドウが少量しかとれないとのこと 。
これは非常にソフトな口当たりのワインでした。

9)トラミナーはこのあたりではよくつくられている品種だそうで、熟れた白桃のようなアロマがあり、口当たりはなめらかで甘く、酸がマイルドに感じました。



10) Gewurztraminer -BA-2006
11) Riesling -BA- 2006
12) Eiswein vom Traminer 2003


この3つは甘口タイプになります。

10)は桃の感じがあり、やさしくよく熟した甘さのワインで、クラウスさんによると、レバー料理との相性が良いとのこと。

11)はリースリングのキャラクターがよく出ているワインで、ケーキやアプリコットを思わせる甘い風味を感じました。

12)はアイスワインです。このところ、ドイツでも温暖化の問題があり、この2003年を最後にアイスワインの収穫ができていないとのこと。

「2003年はボトリティス菌が付かずに健康なブドウが収穫できました。私がアイスワインをつくるときはボトリティスは付けません」とクラウスさん。

このアイスワインは長い余韻が素晴らしく、さすがの品格があります。




「アイスワインは シュトレン に合わせると最高だよ」と、クラウスさんがクリスマス菓子のシュトレン(村の近くのお菓子屋さんのもの。毎年そこのシュトレンを買うそうです)を切って出してくれました。

確かに見事なマリアージュで、さすがにこれはしっかり飲み干しました。
(もちろん、シュトレンも完食しました!)







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インタビューを終えて

ザクセン訪問の1軒目ということで、かなり緊張してお邪魔しましたが、クラウスさんは非常に真面目で穏やかな人柄の人物で、とてもていねいに説明してくださいました。

後日訪問したワイナリーの人たちからも、「彼はとてもいい人間だ」という話口々に聞き、私がクラウスさんに感じた印象は間違っていなかったんだ、と嬉しくなりました。

実にマイペースで、コツコツと1人でやっているクラウスさんですが、その努力の積み重ねがザクセンワインを代表する生産者としての高い評価につながっています。


奥様のマルゴルツァタさんと

今後、家の敷地内にセラーが完成し、自分のすぐ目の届くところでワインづくりができるようになったら、さらに素晴らしい品質のものができるようになるに違いありません。

これからの動きが気になるワイナリーです。



アトリエでの作業風景

奥様は1992年に東京を訪問したことがあり(彫刻のコンクール)、
「その時に京都に行けなかったことが心残りだったのよ」と言っていました。
とても明るい方で、真面目なクラウスさんとは素晴らしくナイスなカップルに思いました。



2006年のラベルになった木像


ワインは彼ら夫婦の合作といえます




この後も、ザクセンのワイナリー訪問記は続きます。
今回紹介できなかったことは、次回以降に追々触れていきますので、どうぞお楽しみに。



* 取材協力: ドイツワイン基金

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ぜひコチラもご覧下さい               → 「ザクセン取材秘話1」

マルゴルツァタさんの作品をもっと見たい方は  → 「ザクセン取材秘話2」

ピルニッツについてもっと知りたい方は      → 「ザクセン取材秘話3」


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第43回 Weingut Zimmerling<1>@「キャッチ The 生産者」

2009-05-20 09:33:53 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

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  (更新日:2008年2月21日)

第43回  Klaus Zimmerling  <Weingut Zimmerling> <1>

今回のゲストは、ドイツで最も東にあるワイン生産地ザクセンでワインづくりを行っている「ワイングート・ツィマーリング」クラウス・ツィマーリングさんです。


<Klaus Zimmerling> (クラウス・ツィマーリング)
ライプツィヒ生まれ。ドレスデン工科大学卒業。1992年からピルニッツでワインづくりを始め、現在はワイングート・ツィマーリング当主。


ドイツワイン最東の地へ  
ドイツのワイン生産地は13ありますが、その中で最も東に位置しているのがザクセン(Sachsen)で、ポーランドやチェコの国境に非常に近いところです。
ザクセンでのワインづくりの歴史は古くからありますが、栽培面積もワイン生産量も13地域のうちで最も小さいため、なかなかザクセンのワインにお目にかかる機会がないというのが現状です。なんたって、ドイツ最大のワイン生産地ラインヘッセンの1/40の生産量しかなく、日本の長野県のワイン生産量の半分にも及ばないのですから。

このように、ザクセンはドイツワインの中の最小生産地で、しかも他の生産地ともかなり離れているため、ほとんど情報がないのが実情です。
だからこそ、これはぜひ行かねば!と思い立ち、2007年12月、ドイツが本格的な冬を迎える前に、ザクセンに飛びました。



エルベ川とザクセンの発展
ザクセンのぶどう畑は、エルベ川沿いに広がっています。



エルベ川というのは、ドイツを代表する2大河川のひとつで(もうひとつはライン川)、チェコとポーランド国境の山地(ボヘミア北部)から発し、ドイツ東部を縦断しながら北海(ハンブルグの北西にあるヘルゴラント湾)に注ぐ全長1091kmの国際河川です。
かつては東ヨーロッパの水上交通の要で、エルベ川流域の経済は、この川によって発展してきました。


ザクセンのワイン生産地訪問の1軒目は絶対にココ、と思っていたので、まずはエルベ川の上流、チェコとの国境に近いピルニッツ(Pillnitz)を訪れることにしました。
このピルニッツのほんの少し上流にピルナ(Pirna)という場所があり、ピルナがザクセンワイン街道の始点となりますが、このあたりがザクセンで最も東にあるワイン産地です。

今回訪問したピルニッツはザクセンの中心地ドレスデンからエルベ川を約10km遡ったところに位置し、観光的にはバロック様式の「ピルニッツ宮殿」が有名です(下の写真)。



エルベ川の川べりに建てられていますが、ここはかつてのザクセン王が夏の間に過ごした“夏の宮殿”として知られ、現在は博物館として公開されています(5~10月)。
宮殿のテラスの前はすぐエルベ川の美しい風景が広がり、たしかにここは避暑地にはもってこいです。

もっと上流に行くと、チェコとの国境の手前に「ザクセンスイス」と呼ばれる渓谷地があります。エルベ川がつくった厳しい渓谷で、ここも観光客に人気のスポットのようです。


ピルニッツ宮殿前のフェリー乗り場


宮殿のテラスからのエルベ川の眺め


ザクセンワインとは?

ドイツの13の各ワイン生産地域の下には「ベライヒ」(Bereich)と呼ばれる地区があり、その下には「グロスラーゲ」(Grosslage)と呼ばれる統合畑があり、その下に「アインツェルラーゲ」(Einsellage)という単一畑で構成されています。

ザクセンのベライヒは2つありますが(マイセン、エルスタータル)、ピルニッツは「マイセン」(Meissen)に属し、グロスラーゲは「エルプハンゲ」(Elbhange)になります。
ここでは、一体どんなワインがつくられているのでしょうか?

まずは、ぜひ行きたかったピルニッツクラウス・ツィマーリングさんを訪問しました。






ピルニッツのワイン街道の看板



ワイン街道沿いの丘の中腹にはブドウ畑が広がっています


Q.工業系の大学を出ていますが、なぜワインの道に?
A.ブドウ畑を見る機会があり、きれいだなぁ~と感動したのがきっかけです。
その当時はエンジニアの仕事をしていましたが、どうにかしてブドウ畑を買いたいと思ったのです。


Q.どこでワインづくりを学んだのですか?A.
オーストリアのヴァッハウにあるニコライホーフというワイナリーです。
ここはオーストリアのビオディナミの第一人者で、非常に素晴らしいワインづくりをしています。


Q.なぜピルニッツでワインづくりをしようと思ったのですか?
A.ここはザクセンの東の端ですので、研修したオーストリアのヴァッハウからも近かった、という単純な理由です(笑)
まず1992年に4haの畑を拓きました。最も古いのはこの家の建物のすぐ下の畑です。


家の窓からすぐ見える畑(ずっと南、写真の奥がエルベ川)


最初につくった1992年(右)

Q.ブドウ品種は何を?
A.家のすぐ下の畑はグラウブルグンダー(ピノ・グリ)、リースリング、ヴァイス・ブルグンダー(ピノ・ブラン)があり、これは自分で植えました。
家の上の斜面の畑ではゲヴュルツトラミネール、グラウブルグンダー、リースリング、トラミナー、ヴァイス・ブルグンダーなどを植えていますが、つくっているのは白品種のみです。



丘の上までブドウ畑があります


ここは家の横にある畑


Q.白だけとはいえ、ずいぶん多くの品種を育てているんですね?
A.限定してしまうと、それがうまく育たなかった年はワインづくりができなくなってしまうというリスクがあるからです。保険的な意味もあって、色々な品種を栽培していますが、私が最もポテンシャルがあると思う品種は リースリング です。



2007年12月上旬の状態


取り残されたブドウがありますが、これはもう仕込みに使いません


Q.このあたりの気候は?
A.大陸性気候で、夏は暑く冬は寒いです。12月はまだそれほど寒くありませんが、1月になるとかなり冷えます。
このあたりでは雪はそれほど降りません。たまにヒザ下くらいまで積もることもありますが、一冬で数えるほどです。


Q.あなたのワインづくりのこだわりは?
A.研修に行ったニコライホーフがビオディナミでしたので、私もできるだけ自然なつくりをしようと思い、オーガニックで行っています。
収穫量にもこだわり、1ha当たり21~25ヘクトリットルに制限しています。
また、収穫時期も、他のワイナリーでは10月中旬をメインに行いますが、私は11月中旬くらいと、遅めに行います。もちろん、その年の天候によって違い、07年のリースリングは11月上旬に収穫しました。


Q.現在、ブドウ畑はどのくらいありますか?
A.5haです。他の人の手は借りず、すべて自分ひとりでオーガニック栽培を行っているので、これ以上広くなると手に負えません。5haでちょうどいいと思っています。




Q.あなたのワインのエチケットはとてもユニークで印象的ですが?
A.妻が彫刻家なので、彼女の作品をエチケットにしています。毎年変えているので、エチケットを見ると、何年産のものかわかります 。


例えば上の3本は・・・・


左から 2005年、2004年、2003年


Q.今後の予定は?
A.実は醸造所がこの場所になく、ピルニッツ宮殿の地下を借りてワインづくりを行っているので、早くセラーを建てたいと思っています。完成したらここで大パーティーを開きますので、そのときは招待しますよ(笑)



本当にピルニッツ宮殿の地下に醸造施設がありました!



セラー内にはステンレスタンクがずらり



出荷を待つワインもここに保管されます

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第43回~のドイツ訪問記では、たくさんの写真を撮ってきました。
一度にアップしきれないため、各生産者をそれぞれ<1><2>と2回に分けて紹介します。

→ Weingut Zimmerling <2>


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第42回 Chateau Tour Grise@「キャッチ The 生産者」

2009-05-19 15:00:05 | キャッチ The 生産者
「ワイン村.jp」 (社団法人日本ソムリエ協会 オープンサイト)(2004年5月~2008年12月終了)に連載していた「キャッチ The 生産者」(生産者インタビュー記事)を、こちらにアップし直しています。
よって、現在はインタビュー当時と異なる内容があることをご了承ください。

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  (更新日:2008年1月11日)

第42回  Phillipe Gourdon  <Chateau Tour Grise>

今回のゲストは、フランスはロワールでビオディナミ栽培によるブドウづくりを行っている、 『シャトー・トゥール・グリーズ』フィリップ・グルドンさんです 。


<Phillipe Gourdon> (フィリップ・グルドン)
ル・ピュイ・ノートル・ダム村生まれの55歳。
1990年にシャトー・トゥール・グリーズを設立。
現在、シャトー・トゥール・グリーズ当主。


ビオディナミへの取り組み  - Chateau Tour Grise -  

フィリップさんがワインづくりに携わる前の20年間は、家業のキノコ栽培に携わっていましたが、1990年にもうひとつの家業であるブドウづくりにも関わるようになりました。

この頃は、つくったブドウは協同組合に売っていたそうですが、1991年に父から運営を引き継いだのを機に協同組合との契約を切り、自らの手でワインづくりを始めました。

そして現在は、AOCソーミュールの北東にあるル・ピュイ・ノートル・ダム村でビオディナミ栽培を行い(カベルネ・フラン14ha、シュナン・ブラン9ha)、『シャトー・トゥール・グリーズ』の当主としてワインづくりに取り組んでいます。


* ル・ピュイ・ノートル・ダム村
 村全体が丘の頂付近にあり、土壌は石灰白亜質。





Q.なぜビオディナミ栽培を行おうと思ったのですか?
A.祖父の時代の畑は生き生きとしていましたが、1960年代から農薬が多く使われるようになり、私が父から引き継いだ1990年当時の畑は農薬まみれの状態でした。

これはなんとかしないと・・・と思い、まずは有機栽培に取り組みました。
その後、段階的にビオディナミを取り入れ、1998年に完全にビオディナミに移行しました。(現在はEcocertとBiodivinに加盟)  


Q.リュット・レゾネ(減農薬栽培)は考えなかったのでしょうか?
A.リュット・レゾネは、できるだけ農薬を使わないようにしようというものですが、それでも自然界にないものを投与することになります。ビオディナミでは、自然界にないものを投与してはいけないと考えるので、この2つの境界線には大きな意味があります。


Q.大きな意味というのは?
A.そうした物質の投与は子の世代に伝わる危険性があり、すべての生命体への危険性をはらんでいます。そうした理由から、私はリュット・レゾネよりもビオディナミを選んでいる人の方が100倍良いと考えます。

ビオディナミで投与するものはすべて自然のものに限られています。雑草は焼いて取り除き、虫が増えた場合も、ビオディナミでは虫が多いということは生命体が多様性を持っていることと考え、共生するということで解決を見出していきます。


Q.ビオディナミにする理由は、ほかには何かありますか?
A.ワインづくりそのものに係わるものがあります。すなわち、AOCはその地方の伝統をリスペクトして初めて名乗れるもので、ただ品種だけを選ぶものではありません。
テロワールを表現していなければそのAOCを名乗ることができませんし、テロワールの表現にはビオディナミ栽培を行うことが不可欠だと考えたので、私はビオディナミを選びました。

よって、畑にもワインにも、よそから何かを添加するということは一切行いません。


Q.ビオディナミによって大きく変わったものは?
A. です。化学的なものを施した畑は、その土地の特質を土壌に反映することができません。土地の特質を土壌に反映させるには生命体の介在が必要なのです。

生命体の豊かな土壌とそうでない土壌は“匂い”が違います。ビオディナミでない畑は土壌に生命体が全く存在しないため、土の匂いが全くしません。
また、木の木片などは普通はバクテリアなどによって分解されてなくなりますが、ビオディナミでない畑の木片はそのまま残っています」
(土の写真をいくつか見せてもらいましたが、確かに彼の言う通りでした)


Q.ビオディナミに転向して、ワインに変化はありましたか?
A.すぐには結果が現れませんでしたが、ビオディナミに転向して4年が経過した2002年、ブドウが真の力を発揮し始めた!という手ごたえを感じました。
やはり時間がかかります。


Q.醸造では何か特別なことをしていますか?
A.ビオディナミでは、畑はミネラル、アニマル、ベジタルからのプレパラシオン*1によってエネルギーの刺激を受けるため、ワインづくりの90%は畑で完結しています。
ワイナリーではテクノロジーは不要で、我々はブドウがワインになっていくのを見守るだけです。

良いブドウが毎年得られれば良いですが、天候などの影響でそうはいきません。
そこで、木が疲れることなく毎年良いブドウを得るには、収穫はいつ?どのブドウをどのくらい?赤?ロゼ?白の甘口?それとも辛口?など、さまざまなことを見極めねばなりません。それが経験の中でわかってきましたので、人間のやることにも大きな役割があると思います。

毎年同じワインをつくる人もいます。
が、“その年のその区画からのブドウをよく表現したものをグラスの中につくる”ということが私の目指すものです。毎年同じものをつくりたいとは思いません。


*1) プレパラシオン
ビオディナミで使用する特別な溶剤。牛糞や植物を煎じたものなど、いくつか種類があり、雨水で希釈したものを月のカレンダーに合わせてごく少量ずつ散布する


<テイスティングしたワイン>



Chateau Tour Grise Saumur Brut Non Dose 2000
「シュナン・ブラン100%で、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵のスパークリングワインです。ブドウに対して何も付け加えたくないので、酵母も糖も添加しません。

ブドウは熟すギリギリまで待ち、かなり遅くなってから摘みます。ブドウがよく熟したという点を活かし、その力をワインに反映させています。
ハーモニーを取るのに時間が必要なので、6年間カーヴでシュル・リーの状態で寝かせます。
デゴルジュマン(オリ抜き)の後にも何も加えず(ノン・ドゼ:甘いリキュールを加えないこと)、ブドウが最初から持っているものしか入っていません。

これはストラクチャーがしっかりしているので食事の際に飲んでいただいても負けず、食事の最初から最後まで合わせられると思います。地方の特徴をよく表していますが、シャンパーニュと違って好き嫌いがあるかもしれません」(フィリップさん)

かなり濃いゴールドの外観で、香りはふっくらとしています。ノン・ドゼであり、酸が豊かであるにもかかわらず、口当たりはやわらかくで、ふくよかで旨味を感じる味わいを感じました。


Chateau Tour Grise Saumur Blanc “Les Fontanelles” 2002
「ブドウはジュラ紀の硬い地層の上に植えています。土壌は生きていなければならず、土壌を活性化して生かすために3種(ミネラル、アニマル、ベジタル)のプレパラシオンを使います。それによって大きなエネルギーがもたらされます。
そのため、ビオディナミの土壌からできたブドウは酸がしっかりします。白ワインはまろやかさがなく、キツイ味わいだと思うかもしれませんが、何年経ってもおいしいものになります。

この白ワインをつくる際には、色の黄色い、よく熟したブドウ(シュナン・ブラン)を選びました。アルコール発酵は自然に任せ、もちろん何も加えません。年によってほの甘口になったり辛口になったりしますが、2002年は辛口になりました」(フィリップさん)

このワインも非常に濃い色合いをしています。酸がキツクなるということですが、たしかに酸がたっぷりとしていますが、とてもまろやかな味わいでした。




Chateau Tour Grise Saumur Rouge Cuvee 253 2004
「カベルネ・フラン100%の赤ワインで、すべて除梗しています。マセラシオンは40~50日かけ、じっくりと抽出しますので、しっかりしているのに繊細で良質のタンニンが得られます。ルモンタージュ(液体部分の循環)は行いません。
樽の影響は出したくないので、使うなら10年使用樽を使います。
とにかく、ブドウ本来のものを変化させるものを加えたくない、ということにこだわっています」(フィリップさん)

熟した感じの香りが良く、タンニンはたっぷりなのに、やわらかなボディを持った赤ワインで、アグレッシブな点は全く見られません。ワインとして飲みごたえがあります。


フィリップさんのワンポイントアドバイス

ロワールの赤ワインは何も食べないで飲むと強すぎるかもしれませんので、パンを口に含むとちょうどよくなります。
サービス温度は、室温より低めの15℃が適当です。

実は、昼にパリで一番飲まれているワインはロワールワインです。ラングドックのワインは昼には濃すぎます。

北の産地であるロワールでは、ブドウの収穫率を下げるとアルコール度数が高くなりますが、南のワインほどは上がりませんので、ロワールのしっかりした赤ワインは昼でも楽しめるというわけです。





VDT Zero Pointe NV  <参考品>

「シャトー名も地方名も年号も入れられないVDT(ヴァン・ド・ターブル)ですが、ブドウは2007年のカベルネ・フランを100%使っています。アルコール度数は8.5%で、若いうちから楽しんでもらうロゼワインとして4年前からつくってみました。

ロゼワイン用のブドウは赤ワイン用のブドウより8~10日早く収穫します。酸を必要とするワインですので、フレッシュさを残しました。良いと思ったバランスで、アルコールの低くなった時点で発酵を止めました」(フィリップさん)

きれいな色のロゼで、口にすると爽やかな甘さも魅力です。いわゆる“新酒”的なフレッシュなワインですが、こういうワインを日本でも飲んでみたいですね。


VDT Zero Pointe Ze Bulle NV  <参考品>

「まだ完成していないものですが、サンプルとして持って来ました。昨年試作品をつくり、07年から市場(フランス)に出します。これもカベルネ・フラン100%で、スパークリングです。
フィルターをかけると透明になりますが、今は濁っています。1番目のスパークリング(Saumur Brut Non Dose 2000)とは違い、食中ではなく、食前や食後などに楽しんでほしいですね」(フィリップさん)

これもきれいな、でもかなり色の濃いロゼ。プチプチとした泡が爽やかで、ナチュラルなジュースという味わいがチャーミング。



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インタビューを終えて

Zeroは、新しいもの、ほかとは違ったものをつくりたい、というイノベーター的な気持ちでつくったワインですが、ワインの愛好家がちょっと飲みたいなぁと思う時に開けていただけるといいかなと思います。もちろん、飲み慣れていない人にも飲んでいただけるものに仕上がっていると思います。
先にリリースした Zero Pointe は著名レストランのグランシェフたちにもとても好評です」とフィリップさん。

ビオディナミの生産者はきっちりしている、という印象が強いですが、フィリップさんは、肩の力を抜いて気楽に飲める、ゆる~い雰囲気をかもし出している 『Zero』 (ブドウはもちろんきっちりビオディナミですが)もつくっていて、ワインも人も“自然体”だなぁと思いました。

しかも、“ゼロ”という名前も“何も手を加えないもの”に通じ、なかなか遊び心があります。

このユニークな『Zero』がまだ日本で手に入らないのは残念ですが、今回これをテイスティングできたことは、なかなか意味深いものがありました。

今後のフィリップさんの展開に期待が高まった出会いでした。



奥様のフランソワさんと

「自然に囲まれた村での暮らしも彼のワインも気に入っているわ」(フランソワさん談)


取材協力: 大榮産業株式会社
コメント

抹茶バウム@エースベーカリー

2009-05-18 16:02:56 | 甘いもん
今日のおやつは、エースベーカリーの抹茶味バウムクーヘンでした。



抹茶バウム  クロレラ入り  エースベーカリー(愛知県)

直径約13cm、 重さ約140g、 100gあたり435kcal



抹茶の風味はしっかりあり、ちょっとホロ苦く、甘さは控えめ

冷蔵庫で冷やしてから食べましたが、生地はどちらかというと ふんわり系 で、しっとり感も少ないように思います。

私のバウムの好みはみっちり&しっとり系なので、これは好みでなく、
また、甘さの点からもちょっと物足りず・・・
抹茶の量が多いから苦いとか?(or クロレラの量?)

エースベーカリーのバウムの中では、この抹茶味は私のワーストで、
残念ながら、リピなし決定かなと・・・




とはいえ、人によって好みは違うので、あまり甘くないものがいい人なら、もしかしたら気に入るかもしれません。

気になる人はお試しを

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ワインの子供「クラノオト」ふたたび

2009-05-17 11:55:28 | ワイン&酒
山梨県の勝沼町にある 「フジッコワイナリー」 は、私のお気に入りワイナリーのひとつです。

佃煮屋さん、というイメージがちょっと・・・ですが、なかなかいいワインを造っているのです。

このブログでも何回か登場していますが、
特に印象的だった 「クラノオト」甲州辛口バージョンを2回ほど試飲する機会がありました。



左)クラノオト 甲州辛口 750ml  フジッコワイナリー (1,575円)

通常販売されるワインはアルコール発酵が終わっていますが、この「クラノオト」シリーズは、発酵途中のワインを瓶詰めしているため、瓶の中で発酵がそのまま続きます。よって、無濾過です。

瓶の底にはオリが残り、口に含むと発酵で発生した軽い炭酸のプチプチ感があります。

普通はワインを造っている人たちしか飲めないものですが、それをあえて販売しよう!としたのが 「クラノオト」 シリーズになりました。



この 「甲州辛口」 は、さっぱりした口当たりのドライタイプで、キリリと冷やして白身の魚の刺身などに合わせたいかなと思いました。

以前に飲んだ 「デラウエア」 とはまた全然違いますので、お好みに合わせてチョイスしたいですね。
個人的には、やさしい甘さの残る「デラウエア」がとても好みで、本当にほっとさせられます。



写真の真ん中と右は同社の 「スパークリング濁り」 で、無ろ過・酸化防止剤無添加のスパークリングワインです(王冠キャップ使用)(各375ml、945円)。

白は「ナイアガラ」種を、ルージュは山梨産100%の「ベリーA」と「アリカント」種を使っています。

ナイアガラ はほんのりとした甘口で、「クラノオト デラウエア」に近い味わいですが、こちらの方が泡が強め。
これはもう、休日の昼下がりにでも、そのままゆるゆる飲みたい気分にさせてくれます。

ルージュ は赤スパながらも意外とスッキリとしたライトな飲み口で、アペリティフにはもちろん、カツオのたたきとかにも合わせられそうかも?



この3本は、どれも生産本数限定の人気商品で、発売されるとすぐに完売してしまうようですから、見かけたら即ゲット!をオススメします。


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