ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

夏に嬉しいスーパー白イタリアワイン

2013-07-31 12:15:00 | ワイン&酒
6月くらいに飲んだこちらの白ワインが、スーパーでワンコイン以下で購入したものにもかかわらず、意外といけました


Terracotta Trebbiano d'Abruzzo 2011 (イタリア、アブルッツオ州)

ほどよいボリュームの果実味と、適度な酸のバランスがよく、クセもないので、スーッと飲め、幅広い料理に合わせられます。

私は家で飲みましたが、家庭の普段のゴハンにもまったく違和感なし。
アルコール11.5%と軽いのもgood。

ワンコイン以下でこの味わい、使い勝手の良さは優秀じゃない?

トレッツビアーノ・ダブルッツォは、カジュアルなイタリア料理店やピザ屋などでよくお目にかかるイタリアの白ワインのひとつ。
特に暑い夏場は、こういったライトで口当たりのいい白ワインが嬉しいですね。

懐にもやさしく、デイリーな家飲みにオススメ
スクリューキャップなのも便利です。



ちなみに、“テラコッタ”は土を焼いた素焼きの生地の一種。
エチケットに壺が描かれていますが、古い時代には、ワインはテラコッタ製の容器で仕込まれていました。このワインの名前は、そこからとったのでしょうね。


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8/15 震災復興チャリティワイン会「岩手・宮城・福島に虹をかけよう」

2013-07-30 15:25:38 | ワイン&酒
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の子供たちを支援するためのチャリティワイン会 が、8月15日に都内で開催されます。

私もこの会の幹事としてお手伝いをしており、当日も参加します。

平日ですが、一緒に同じ東北のワインを飲み、被災地の子供に元気を与えませんか?



震災復興チャリティワイン会  「岩手・宮城・福島に虹をかけよう」
~ 震災被災地の子供に元気を ~

日時:2013年8月15日(木) 15:00~17:00

会場:アラスカ パレスサイドビル店
   東京都千代田区一ツ橋1、東西線竹橋駅直結 パレスサイドビル9F

会費:5000円+ご家族で 復興支援ソングCD(2000円)1枚をお買い上げください
  ※復興支援ソング「Triple Rainbow」の売上金は全額被災地の子供支援に回ります

ワイン:山形県・高畠ワイナリーより6種

   ・スパークリング「嘉 スパークリング ピノ・シャルドネ 2012」
   ・白「高畠亜硫酸無添加シャルドネ 2012」
   ・白「高畠クラシック 上和田ピノブラン 2011」
   ・ロゼ「月結びロゼワイン」
   ・赤「高畠亜硫酸無添加マスカットベリーA 2012」
   ・赤「高畠クラシック メルロー&カベルネ 2011」

フード:簡単なオードブルプレート、チーズ6種類、アラスカ名物特製カレーライス

主催:「日本ワインで虹をかけよう」実行委員会

後援:毎日新聞社 みやぎびっきの会 日本ワインを愛する会 

特別協賛:高畠ワイナリー(山形県)

協力:アラスカパレスサイドビル店ほか

募集:60人 (先着順) ※事前申込制

申込方法:(1)~(4)を記載し、下記メールアドレスまでメールにてお申込みください

     (1)お名前 (2)合計人数 (3)連絡先メールアドレス (4)申込者の携帯番号
      e-mail:  kyochan923@nifty.com

     ※メールのタイトルは “震災復興チャリティ試飲会 参加申し込み” としてください



「高畠ワイナリー」の醸造責任者、川邊さんがワインの解説をしてくださいます。

被災地の子供を支援する活動を続ける 「みやぎびっきの会」が 復興支援ソングCD「Triple Rainbow」を8月10日にリリースします。
このアルバムの中から同会理事で音楽プロデューサー兼ボーカルの小柴大造さんが3曲を会場で歌います。



※「みやぎびっきの会」は、会長のさとう宗幸さんを中心に稲垣潤一さん、小柴さん、山寺宏一さんらが被災地の子供を元気にしようと活動を続けている一般社団法人です。
http://bikkifund.net/niji.html


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人気のピッツェリア「ナプレ」他全4店でパルマハムフェア

2013-07-29 14:54:01 | レストラン&店
今年設立50周年を迎えたイタリアの パルマハム協会 (パルマ市)が、株式会社ベラヴィータ(東京都港区)の協力を得て、同社4店舗にて “パルマハムフェア” を8月1日から展開します。

パルマハムは、伝統製法に基づき、限定生産地にて職人が丹念に時間をかけて熟成する、添加物を一切含まない100%ナチュラルのハムです。
パルマハム協会では、パルマハムの美味しさと安全性をアピールする様々なプロモーション活動を展開しています。





ベラヴィータグループ “パルマハムフェア

期間:2013年8月1日(木)~8月31日(土)

開催店舗:下記4店舗

ピッツェリア・トラットリア 「ナプレ南青山店」 (東京都港区)
ピッツェリア・トラットリア 「ナプレ東京ミッドタウン店」 (東京都港区)
トラットリア・ピッツェリア・バール 「サルヴァトーレ」 (東京都目黒区)
ピッツェリア・トラットリア 「ポジリポエ ナプレ」 (横浜高島屋8F)

フェアメニュー:下記参照


パルマ産生ハム(1枚売り)


パルマ産生ハムとメロン             パルマ産生ハムと水牛のモッツァレッラチーズ


パルマ産生ハムで包んだスプマンテのリゾット


ピッツァ・ロマニョーラ (パルマ産生ハム、モッツァレッラ、ミニトマト、パルミジャーノ・レッジャーノ)

※提供するメニュー、及び金額は店舗によって多少異なります



ひときわ暑い今年の夏!
消化しやすいタンパク質、豊富なミネラル、オレイン酸を含むパルマハム をおいしく食べて、この夏を乗り切りたいですね

※以前「ナプレミッドタウン店」に行った時のリポートは コチラ


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庭の植物が元気!

2013-07-28 12:22:23 | 雑記

今年は庭のミニトマトがとても優秀!

1本しかありませんが、これが元気で、次から次へと実を付けてくれます。
もう、店で売っている10パック分くらいは食べているかも?(笑)
この暑さが大きいかもしれませんね。



ブルーの朝顔が今朝ようやく開花

ほかの色は6月から咲いていましたが、この色はようやく。
白いふちどりのあるブルーは涼しげで、好きです。



この色は何色と表現したらいい?

今年はじめて咲いた色。
早い時期から咲き始め、しかも毎日たくさん花をつけ、とても元気!



この色も高いところまで元気にニョキニョキ伸びてます

ゴーヤも植えましたが、まだ実の姿は見えません。
棚のブドウは虫で全滅しました。
今年の柚子はたくさん実をつけそうです。

よい夏休みを




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夏の風景~今週もお疲れさまでした!

2013-07-27 18:45:34 | 雑記
なにかと忙しかった今週…


土用の丑の日には鰻

久しぶりの鰻は静岡産。
外国産は安いけれど、そうそう頻繁に食べるものではないので国産を奮発。
といっても、スーパーで買い求めたお買い得品ですが(笑)

次の丑の日(夏の二の丑の日)は8月3日(土)です。



飛鳥山公園 (東京都北区)

公園が目的ではありませんが、近くに用事があり、せっかくなので立ち寄ってみました。
春は桜の名所となりますが、夏は人もいなくて静か。
木陰はスッと汗が引きます。



都電荒川線 (飛鳥山公園前)

父方の祖父母は私が生まれる前に二人とも亡くなっていますが、祖父は都電の車掌をしていました。その頃の職員の宿舎は滝野川にあったようで、父はこのあたりで生まれ、育ちました。こちら側には初めて来ましたけれど、なんだか懐かしい。



某居酒屋で飲み放題

とある会で出かけた店のドリンクは飲み放題。
ワイン(白、赤)もあったので、1杯ずつ頼みましたが、白は甘ったるく、赤もなぜか甘い!せめて辛口なら食事との相性がよくなるのにね。ほかにハイボールやチューハイ各種、カクテルなどもありましたが、ビール(アサヒ スーパードライ)が一番おいしく飲めました(笑)


皆さん、よい週末を



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U1000円で楽しめるスペインの発泡ワインCAVA

2013-07-26 10:00:22 | ワイン&酒

今年の夏は、近年の中でも非常に厳しい暑さの年となっていますが、こういう年にピッタリなものといえば、1000円以下で楽しめるスパークリングワイン でしょう!

もちろん、ビールでも、モヒートでも、テキーラをグレープフルーツジュースで割ったカクテルでもいいですが、できればワインを飲みたいなぁ~という方には、スペインの発泡ワイン“CAVA” を提案します。カバなら、1000円以下でいろいろと見つけられます。

例えば、ワイン好きにおなじみの「やまや」で買ったコチラもアンダー1000円でした。


CAVA JAUME SERRA Brut Nature (スペイン)

北東部のペネデス産、マカベオ40%、チャレロ30%、パレリャーダ30%、瓶内熟成18カ月。

“ブリュット・ナトゥーレ”ということは、残糖3g以下/リットルの極辛口の白のスパークリングワイン なのですが、私が飲んだこのボトルは、あら?意外とソフトなタッチじゃない?泡のキメも、酸もゆるやかに感じました。
私の好みとしてはもう少し引き締まった感じが欲しかったですが、ボトル差でしょうか?

でも、アルコール11%とライト。
軽快でサッパリ飲めるこの手のお手頃なカバは、暑い季節の家飲みなどにいいですね。
キリリとよーく冷やして飲むのがポイントです。

では皆さん、どうぞよい週末を~

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日本製の海外土産スウィーツ

2013-07-25 18:28:50 | 甘いもん
先日お土産にいただいたもの。


ご存知 シンガポールのマーライオン


正体は お菓子の “ゴーフル”


製造元は 「神戸風月堂」?

英語で書かれたバックラベルの説明によると、シンガポールのタカシマヤが「神戸風月堂」から輸入したもの で、つまり、このゴーフルは神戸からシンガポールを経由して東京に到着した、ってこと?!


缶の中身は直径8.5cmほどのプティゴーフル

バニラ、ストロベリー、チョコレートのフレーバーのクリームをサンドしたゴーフル3枚が1パックとなり、それが2パック入っていました。

似たような商品は多いですが、風月堂のゴーフルは外側部分の味がおいしい~ 
3種のクリームの中では、私は断然“バニラ”派


ベビーパウダーよりほんの少し小さいサイズ

すでにゴーフルはすっかり食べてしまい、缶だけが残りました。
捨てるに忍びず、なにに活用しようか悩み中です



面白いことに、このゴーフルをいただいて帰る途中の駅で手にしたフリーペーパーの誌面で、これの 渋谷バージョン を見つけたんです。

缶のデザインが、渋谷の街&モアイ の2タイプでした。
モアイはちょっとインパクトがありました(笑)

この渋谷バージョンは東急線沿線のみでの限定販売のようですが、渋谷駅の東急百貨店東横店なら確実に置いてありそうな気がします。

もしかしたら、色々な街(国)のバージョンのゴーフルがあるかもしれませんね


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メキシコはワインもあるんです!「ラ・セット」

2013-07-24 19:03:45 | ワイン&酒
ここ2年の間に、日本市場でのテキーラ消費量がグングン伸びています。

テキーラはアルコール度数が高いお酒として知られ、数年前にはとある事件でマイナス方向にフォーカスされましたが、そのイメージを払拭したのは、日本テキーラ協会の素晴らしい活動の賜物でしょう。
※日本テキーラ協会の林会長によるテキーラ指南は以前の記事を参照ください→コチラ

テキーラはメキシコ産。よって、「メキシコ=テキーラ」 という図式がわたしたちの頭の中に出来上がっていますが、実はメキシコでもワインがつくられており、しかも、メキシコはアメリカ大陸で最も古い歴史を持つワイン産地。意外でしょ?

ということで、本日はメキシコのワイン「 L.A. CETTO」 (ラ・セット)を紹介します。



メキシコで最も古いワイナリーの創設は1888年ですが(Bodegas Santo Tomas)、近代ワイン産業が本格的に始まったのは 1920年代半ば です。

ラ・セットの前身になるワイナリーを創設したドン・アンジェロ・セット(1900-1972)がイタリアからメキシコに移住したのも、この時代、1924年のこと。

アンジェロは自分の故郷、北部イタリアのトレントのブドウづくりの技術を生かし、1928年にメキシコのバハ・カリフォルニアの地にブドウを植えます。
バハ・カリフォルニアはメキシコ北部の太平洋側に位置し、アメリカとの国境に近く、すぐ北はサン・ディエゴ。

「サン・ディエゴ」といえば、スペインのフランシスコ会の司教たちがキリスト教布教のための伝導所(ミッション)を初めて建てた所(1769年)。宣教師たちはアメリカの西海岸を北上しながら次々とミッションを建てていきますが、布教の際に使われたのがワインです。当時スペイン領だったメキシコのバハ・カリフォルニアでは、1769年よりも前にすでにワインづくりが行われていた、ということですね。


ラ・セットのワインのバックラベルに描かれた地図でおおよその場所がわかります

赤いマークが、ラ・セットが多く所有している畑のあるグアダルーペ・ヴァレー

グアダルーペ・ヴァレーは太平洋から22km内陸に位置し、北緯32.5度、海抜350m、土壌は砂質や粘土質、地中海性気候で、11月から3月が雨季となります。

夏の日中の気温は30℃を超えますが、夜になると14℃くらいに下がるため、この昼夜の温度差がブドウの生育にいい環境となっています。
冬の日中は8~10℃くらい、夜は0~5℃と、日本の首都圏の真冬とよく似ています。暑いイメージがあるメキシコですが、冬はちゃんと寒いんですね。



さて、「ラ・セット」では、第二次大戦後の1951年に次男のルイス・オーグスティンが加わり、1965年に有能なイタリア人ワインメーカーを迎え、1972年には初めて海外にワインを輸出します(隣国アメリカのロサンゼルスでしたが)。

1981年には3世代目のルイス・アルベルトが加わり、現在の「ラ・セット」は、3000エーカー(約1200ha)の自社畑を所有し、海外27カ国に輸出する、メキシコ最大のワイナリーとなっています。

また、大きいだけでなく、国内外のさまざまなコンクールで300以上もの賞を獲得しており、名実ともにメキシコNo.1のワイナリーといえます。

そして、実は今年の3月に東京で行われた“世界最優秀ソムリエコンクール”のファイナルの問題で、ラ・セットのトップキュヴェ「DON LUIS CETTO」が登場 → コチラ ※場面4の間違い探し

メキシコはソムリエならしっかり押さえておかねばならないワイン生産国であり、
その中でも「ラ・セット」は、確実に覚えておかねばならないつくり手なんですね。
「ラ・セット」では多様な品種のブドウを栽培し、多彩なワインをつくっています。

今回は(といっても昨年のことになりますが)、来日した輸出担当マネージャーの話を聞きながらいくつか試飲しました。


Luis Garcia Garcia Export Manager - LA CETTO Wines



LA CETTO Sauvignon Blanc 2011

フレッシュでバランスのよいソーヴィニヨンは、幅広い料理に合わせられそう。
ルイスさんのオススメマリアージュは “ワカモレ”(アボカドディップ)。


“ワカモレ”は中南米のサルサ料理のひとつ  トルティーヤチップスと
「アボカドの青臭い感じとソーヴィニヨンのハーブの風味がよくマッチする」とルイスさんの談



LA CETTO Viognier Private Reserve 2011

プライベート・リザーブのヴィオニエは、上のソーヴィニヨンの生産量の10%。畑が限定され、収穫も醸造も特別なワインです。アルコール13.5%。
手をかけているのがよくわかり、ボディがしっかりして凝縮感がありながら、繊細さもあります。



チーズを振りかけた“シーザーサラダ”はヴィオニエにオススメ



LA CETTO SANTA CECILIA Cabernet~Malbec Red Wine 2010

カベルネ・ソーヴィニヨンとマルベックをブレンドした、ミディアムボディの赤。
気軽に飲めるタイプで、家庭の食卓でも活躍しそうです。アルコール13.5%。



LA CETTO Cabernet Sauvingon / Petit Syrah / Zinfandel

単一セパージュの赤ワイン3種。 
カベルネはオーク樽熟成12か月後、瓶熟成6~8カ月、プティ・シラーとジンファンデルはオーク樽熟成6カ月後、瓶熟成6カ月。
各品種の個性が楽しめます。

面白いのはジンファンデル。産地も最北のテカテ(Rodondo Valley)になります。
「カリフォルニアのジンファンデルよりもライトで丸みがあるミディアムボディ。合わせる料理は幅広く、やわらかくて飲みやすい」とルイスさん。“メキシカン・ピノ・ノワール”と呼ばれているとか?


赤でもこのジンファンデルは“真鯛のグラタン風”にぴったり



LA CETTO Nebbiolo Private Reserve 2006

創設者がイタリア移民だったので、やはりあります、イタリア品種。ネビオロです。
フレンチオーク樽で16カ月熟成後、瓶熟成24カ月!

アルコール14.5%。色は濃厚で、とろみがあり、口当たりはベルベットのよう。少し甘さを感じるまったりとした味わいですが、エレガントで洗練されたフルボディ。これはおいしい! 今回いただいた中では、これが抜きん出ていました。各コンクールでもいろいろと受賞しているようです。


ネビオロは 骨付き豚肉の薪直火焼き“セルドアサド”と相性バッチリ ―各種ソースで


赤ワインの「樽」の使い方については、プティ・シラーのプライベート・リザーブ(今回は試飲なし)のみアメリカンオークで、それ以外はすべてフレンチオークです。
新樽の使用率は、品種によって、またワインによっても異なります。
例えばネビオロPRに関しては新樽60%。

(輸入元:リードオフジャパン株式会社)



メキシコでは、さすがにテキーラの消費が多く、グレープフルーツで割るカクテルドリンクなどでもよく飲まれているようです。ラム酒のコーク割、ブランデーのコーク割なども定番とか。
夏のビーチならピール!ですって。日本と同じですね(笑)

メキシコ国内のファインワインメーカーは、ラ・セットを含めてまだ数社しかないそうですが、ワインの消費は伸びており、ホームパーティーなどではワインが出てくることが多くなっているとか。
日本に入ってきている数は多くありませんが、見つけたらぜひチャレンジしてみてください。



ラ・セットのワインは、2012年10月に六本木にオープンした メキシカングリル&ワイン 「La Cocina GABRIELA Mexicana」 (ラ・コシーナ・ガブリエラ・メヒカーナ)」で飲むことができます。

店では、メキシコ伝統料理のほか、日本初の「カルネ・アサーダ」(肉のグリル)もいただけます。


店内中央に「炉」を配置 ―ブロック肉を豪快に薪で焼き上げるスタイル!

食材はほとんどメキシコ産、店内にはメキシコの調理グッズや雑貨などが配置され、エキゾチックな雰囲気でした。

------------------------------------------------------
La Cocina GABRIELA Mexicana  (ラ・コシーナ・ガブリエラ・メヒカーナ)
東京都港区六本木7-15-10 クローバービル2F
http://www.gabriela.jp/index.html

※地下1階には姉妹店となるテキーラバー「AGAVE」があります


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IWC受賞の日本酒三昧@新橋の立ち飲み

2013-07-23 13:00:00 | ワイン&酒
昨日紹介した 和酒バル「KIRAZ」 で一緒に飲んだ友人(日本酒の超スペシャリスト!)に誘われ、同メンバーで日本酒を飲みに、今度は新橋へ(もちろん別の日)。

新橋といっても、駅前ではなく日比谷通りに面した西新橋の雑居ビルの地下の店。
ここも、知らない人は絶対に入ってきそうにないでしょう。
しかも立ち飲みの店!

この日は友人の知り合い関係が集まり、話題の日本酒を皆で飲む、という按配。
※飲んだ日本酒は、もしかしたら持ち込みかもしれません



私が到着した時にはすでにテーブルの上に一升瓶や4合瓶がドン!と並んでいました



特別本醸造 「かたふね」 竹田酒造 (新潟県上越市)

まず注いでもらったのは、新潟のもの。
酸があり、フルーティーで、するりと飲みやすい。
ということは、私の好みのタイプです。
「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2013 サケ部門 本醸造 ゴールド」



純米酒 「出羽桜 出羽の里」 出羽桜酒造 (山形県天童市)

“出羽の里”は新しい米の品種名のようです。
ふくよかなタイプで、ボディはややゆるめ。酸を感じないからでしょう。
「IWC 2013 サケ部門 純米酒 ゴールド」ですが、私の好みからはちょっと外れます。お酒はやはり嗜好品ですね。



無濾過 純米酒 「本洲一」 梅田酒造(広島県広島市)

広島県産の千本錦を65%まで精米し、広島吟醸酵母で仕込んだ無濾過の純米酒。
口当たりがよく、これも私の好きなタイプ。“無濾過”も好みのものが多い気がします。
「IWC2013 サケ部門 純米酒 ゴールド」です。



大吟醸 「福小町」 木村酒造 (秋田県湯沢市)

「IWC2013 サケ部門チャンピオン!」「平成25年 全国新酒鑑評会 金賞!」という情報を聞きながら飲んだせいか、とてもおいしく感じました(笑)
酸があり、ほかの要素とのバランスがよく、ええ、これは確実に私好みです。



超特撰 純米大吟醸 「聚楽第」 佐々木酒造 (京都府京都市)

ご存じ、俳優の佐々木蔵之介さんの実家。
「IWC2013 サケ部門 米吟醸酒・純米大吟醸酒 ゴールド」です。



大吟醸 「澤姫 下野ひとごこち米磨き40%」 井上清吉商店 (栃木県宇都宮市)

とろり、なめらか。つややかな日本酒で、これも好きなタイプ。
「IWC2013 サケ部門 米吟醸酒・純米大吟醸酒 ブロンズ」。




ほかにもあったかもしれませんが、記録してたのは上記の6本。
前回の「KIRAZ」での飲み比べ、ここでの飲み比べで、自分の好きな日本酒のタイプがわかってきたのが大きな収穫です。
今度は自分ひとりでも注文できそうかしら?(笑)


浦ちゃん  ※立ち飲み
東京都港区西新橋2-7-4 CJビル B1F


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和酒バル「KIRAZ」で楽しむ日本酒+スペインバル料理

2013-07-22 18:58:00 | ワイン&酒
ワイン好きは日本酒好きな人が多く、私の友人、知人たちも同様なのですが、当の私はまったく詳しくもなく、自分の好みもよくわからない、というレベル(笑)

そこで、ある友人が、ちょっと面白い日本酒のバルに連れて行ってくれるというので出かけてきました。

その店は、恵比寿と目黒の中間にある 和酒バル 「KIRAZ」 (きらず)

恵比寿からテクテク歩き、大通りから住宅街に入ったところを少し迷いながら探すと、明かりのついた店先に到着。

十数席のこじんまりした、木のテーブルがシンプルな店内には若い女性客が多い!
奥の大きなテーブルでは、若い男女(会社員風)8名くらい?による合コン?らしき集まりがしばらくして始まりました。日本酒の店なのに、この客層は意外じゃない!?


日本各地の日本酒がバイザグラスで飲めます  -グラスは本当にワイングラス

色々なことに驚きながら(笑)、友人のガイドと店のスタッフの話を聞き、まずはスパークリングの日本酒をチョイスしました。


白麹酒母 特別純米 「亜麻猫」 (あまねこ) 新政酒造 (秋田県秋田市)

クエン酸を生成する焼酎用の白麹菌を使用し、焼酎の一次もろみの手法による酒母からつくられた、瓶内二次発酵のにごりスパークリングです。精米歩合60%。


テーブルで目の前で注いでくれます

ソフトな口当たりで、少し甘さのあるフルーティーな味わいです。食前酒にピッタリですが、食中酒でも楽しめます。前菜で出てきた海老によく合いました。
とても飲みやすく、スイスイいけますが、アルコール度数15%なので、要注意(笑)
ラベルにネコのイラストが入っているので、ネコ好きの人にオススメ。



「純米酒 90」 新政酒造 (秋田県秋田市)

1杯目と同じ蔵元の純米酒で、 「90」という数字は精米歩合。
日本酒は米粒をほどよく削ります(精米)が、よく見る数字は50~70%くらいなのに、90%ということは、ほとんど削っていないということ?低精白の日本酒って雑味がありそうでは?

飲んでビックリ!なめらかな口当たりで、凝縮感があり、ツヤッツヤの味わいです。なんてピュアなんでしょう!ほどよい酸味とフレッシュ感が心地よく、これは好きなタイプ。アルコール度数15%。



純米吟醸 無濾過 生原酒 「澪標」 (みおつくし) 世界一統 (和歌山県和歌山市)

長野県産の美山錦(米)を使い、精米歩合は55%。アルコール度数は17%。
今までの2杯と比べると、ガッチリ骨太の辛口。名前と味わいにギャップが(笑)
個人的には、酸味があって口当たりのいい新政の方が飲みやすくて好みでしたが、日本酒好きの人には、この「澪標」の味わいもたまらないのでしょうね。



特別純米生 「一白水成 ささにごり」 福禄寿酒造 (秋田県秋田郡)

秋田県産吟の精(精米歩合55%)と秋田県産酒こまち(同58%)使用。
年1回、季節限定のしぼりたて無濾過生酒で、うすにごりタイプ。

ボディはしっかりしていて、ピュアで、酸味があり、これは私の好みにドンピシャ!
フードともよく合います(ゴルゴンゾーラポテトがおいしい♪)




5杯目は銘柄名&画像を記録し忘れましたが、 “山廃仕込み” と記憶しています。

山廃仕込みは日本酒の製法のひとつ。※詳しい製法は割愛します
飲むと、ほどよい酸味があり、複雑味、うまみがあり、濃密な味わいです。
これはじっくりチビチビと飲みたい酒かも。



色々と飲み比べると、自分の好みのタイプがわかってきますね。
私は、酸味があり、口当たりのよい軽やかなタイプが好みのようです。



さて、料理ですが、「KIRAZ」では スペインバル料理と日本食材の融合 をテーマとしています。



グラスもワイン用グラスを使っているせいか、テーブルの上に日本酒とスペインのバル料理が並んでいても、まったく違和感なし!



酸味のきいた“パン”がおいしい  ―これが突出しらしいです


前菜の盛り合わせは超オススメ         ズッキーニのラタトゥイユ風


マッシュルーム                    ゴルゴンゾーラポテト


ホタルイカのアヒージョ               ラム肉のロースト

日本酒を飲み、料理をいただき、友人たちとの心地よい時間を楽しみました。
連れて行ってくれたMさん、日本酒の解説をしてくれたスペシャリストのTさんありがとう!





この店は、徳島県の 「三芳菊酒造」 の身内の方が経営しています。
よって、三芳菊酒造の生酒がフルラインナップで用意されているらしいのですが、今回は味わえなかったのが少々心残り。
店のスタッフも、身内の酒を敢えて勧めてこないのがある意味スゴイ!
また次回の楽しみにしましょう。



和酒バル 「KIRAZ」 (きらず)
東京都目黒区三田2-9-5 1F
http://www.kirazu.net/index.html


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ドイツ街歩き -Deidesheim

2013-07-21 10:47:19 | お出かけ&旅行
ビンゲン・アム・ラインバート・デュルクハイム に続き、ドイツの街 を紹介します。

バート・デュルクハイムから約5km南下すると、Deidesheim (ダイデスハイム)の街があります。
ここはワイナリーが集中していて、街中にも軒を並べています。


街中にあるワイナリーの入り口


ここもこじんまりとした静かな街です


歴史を感じさせる建物が多く見られます


そぞろ歩きに疲れたら 街の中心のマルクト広場で休憩


エスプレッソを頼んだら ビスコッティがついてきました


実は 5つ星ホテル「ダイデスハイマー・ホーフ」 でいただきました!
とはいえ、カフェタイムでしたし、テラス席でしたからお気軽です


ダイデスハイマー・ホーフ内の 「SCHWARZER HAHN」 は星付きレストランとして有名です

元ドイツ首相のコール氏はこの地域出身ということもあり、この「シュヴァルツァー・ハーン」が大のご贔屓。地元に帰る時は、いつもここに足を運んでいたとか。

私もこの日の夜はダイデスハイマー・ホーフの中でディナーをいただきました。ただし、「シュヴァルツァー・ハーン」ではなく、1Fにある少しカジュアルな「Restaurant St. Urban」で。
でも、館内のあちこちに、コール元首相をはじめ、ここを訪れた世界のVIPの写真が飾られていて、やはり特別な場所なのだと思いました。



この日のディナーは、とある現地ワイナリーの方と一緒でした。
彼のオススメで私がチョイスした前菜は“カエル”


カエルのフリット

日本ではなかなかお目にかかれない食材なので、海外に出た時にけっこう選んだりします。
淡泊な白身肉にちょっとスパイシーな味付けがされ、白ワインにピッタリ。


ザオマーゲン

ラインラント=ファルツ州の名物のひとつが、このザオマーゲン。
豚の胃袋に、豚の内臓やハムなどを詰め込んだ料理です。
説明だけ聞くと、引いてしまう人もいるかと思いますが、写真で見るとソーセージのようでしょ?
変なクセもなく、とてもおいしくいただきましたが、かなりのボリューム!直径が10cmほどあり、私は2枚でギブアップ(笑)




街の西側に広がる高台のブドウ畑から見下ろしたダイデスハイムの街

私は、日本の田んぼの風景にも見えるわ、と思ってしまいました(笑)

こんな美しいところで、ドイツのファルツ地方のワインがつくられています。
ワイナリー訪問記はまたいずれの機会に。



ダイデスハイムでは 8月にワイン祭り が開催されます。
この時期に出かける方は、立ち寄ってみてはいかが?

Deidesheim Wine Festival
2013年8月9 ~12日 (Mon, Fri, Sat, Sun) 17:00 - 23:59
2013年8月16~19日 (Mon, Fri, Sat, Sun) 17:00 - 23:59

ダイデスハイム ワイン観光案内
http://www.deidesheim.de/en/the-winestreet-and-the-palatinate.html

DEIDESHEIMER HOF (Hotel)
http://www.deidesheimerhof.de/en/home


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ドイツ街歩き -Bad Durkheim

2013-07-20 11:08:09 | お出かけ&旅行
昨日紹介したライン川沿いの ビンゲン・アム・ラインからずいっと南に下ってみましょう。

巨大なワインの大樽(170万リットル!)のあるレストランがあり、温泉の街でもある、観光地としての魅力いっぱいの Bad Durkheim (バート・デュルクハイム)の街に、現地ワイナリーの方にランチに連れていってもらいました。
バート・デュルクハイムは、ドイツのラインラント=ファルツ州のバート・デュルクハイム郡の郡庁所在地です。

着いた先は バート・デュルクハイムのレーマー通りにある広場でした。


広場を囲むようにレストランなどのお店が立ち並びます


広場の中心にあるこの水場は、もしや温泉?


確認しなかったのが悔やまれますが、おそらく飲めると思われる水(or温泉)が出ていました


平日のせいか、人通りもそれほど多くなく、のんびりした昼のひととき


静かにゆるりと流れる時間がドイツらしくて好きです


こざっぱりしたキレイな街です


涼しい木陰は気持ちよくて快適~


あちこちの店のテラス席でランチを楽しむ人々の姿が見られました


右端に写っているのが案内してもらった店


「Philip's Brasserie」 フランス風の名前


軽く飲み、食べ…


私がチョイスしたのはカレー風味の春巻き風+レンズ豆


私のチョイスではありませんが、茹で卵+ポテト…これは少々微妙かも(笑)




ブラッスリーのお隣のカフェ併設のパン屋さん ―店の前には地元のお年寄りたちがのんびり

せっかくバート・デュルクハイムに行きながら、温泉も大樽も見ずに、ランチだけで終わってしまったのが残念!買い物もしてみたかったなぁ…

バート・デュルクハイムでは、世界最大のワイン祭といわれる “Durkheimer Wurstmarkt”(Wurstmarktヴルストマルクト:“ソーセージ祭り”の意味)が9月に行われます。
デュルクハイマー・ヴルストマルクトでは、ワインもビールも、食べ物の屋台もたっぷり出るとか

9月にドイツ旅行を計画している人は、このお祭りに合わせてバート・デュルクハイムに出かけるのもいいですね。
2013年は、9月6~10日(13~16時)に開催されます。



Durkheimer Wurstmarkt
http://www.duerkheimer-wurstmarkt.de/

Bad Durkheim 公式サイト ※ドイツ語のみ
http://www.bad-duerkheim.com/




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ドイツ街歩き -Bingen am Rhein

2013-07-19 16:18:08 | お出かけ&旅行
今日はカラッと晴れ、30℃にも達しない心地よい日となりましたね。
ふと、数年前の夏に訪れたドイツの街を思い出したので、お蔵入りになっていた画像とともに紹介します。

ドイツのワイン産地を回っていた時に、時間調整で立ち寄ったのが、
Bingen am Rhein (ビンゲン・アム・ライン)の街でした。



東西に流れるライン川と南北に流れるナーエ川が合流する地点にあり、あまり大きくない街の中心部にはさまざまな店やホテルなどが立ち並び、なんだか夏の軽井沢に似ている?と感じました。


建物ウオッチングするだけでも面白い


中世の時代のままの“クロップ城” ―現在は市庁舎


ライン川をはさんだ対岸の斜面はブドウ畑 -見えませんが斜面の下に川が流れています


川幅は400mほど ―船で渡った先が「リューデスハイム」の街になります


リューデスハイムはラインガウ地方を代表するワイン産地のひとつ

ワインを求めてラインガウを訪れる人のほとんどはリューデスハイムに行くと思いますが、対岸のビンゲンからラインガウ随一のブドウ畑を眺めるのも一興では?




ビンゲン側のブドウ畑から -ビンゲンの街が一望できます

ビンゲンはフランクフルト空港から近くてアクセスもいいので(鉄道もOK)、ここを拠点にライン川クルーズなどの観光をしても良さそうですよ。



Tourist Information on Bingen am Rhein
http://www.bingen.de/
※英語バージョンあり


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10年超のブルゴーニュワイン「シャンドン・ド・ブリアイユ」

2013-07-18 17:47:15 | ワイン&酒
少し前の話ですみませんが、5月に仏ブルゴーニュの生産者が来日した際に、オーナーを囲んだパーティーがあり、参加してきました。

生産者は、Savigny-les-Beaune 「Domaine Chandon de Briailles」(ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアイユ)。



サヴィニー・レ・ボーヌは お買い得な良質ワインの産地。

シャンドン・ド・ブリアイユ は、このサヴィニーを本拠地とするドメーヌです。

“シャンドン”という名前が入っていることからわかるように、創設者の伯爵夫人がシャンパーニュの“モエ・エ・シャンドン”と親戚であることから名付けられました。

このドメーヌは、実は10年前に訪問しています。
自分で運転して車を走らせ、静かなサヴィニー・レ・ボーヌの村に入り、ちょっと狭いかなと思う門をくぐると、ボトルのエチケットに描かれているのと同じ姿をした瀟洒なシャトーがありました。


シャトーの中に掛けられていたエチケットをパチリ (10年前の画像)

私を出迎えてくれたのは、フランソワさんと、お母様のナディーヌさん。
今回は、そのフランソワさんが来日しました。


フランソワ・ド・ニコライ氏 (伯爵です)

このたびのパーティーでは、ちょうど私が訪問した際にタンクに入っていたワインが並び、感動の再会となりました。




Savigny-les-Beaune 1er Cru Les Lavieres 2003

サヴィニー・レ・ボーヌ のワインは、ボーヌ側とペルナン・ヴェルジュレス側に分かれます。
“レ・ラヴィエール”はペルナン側。北東向きの畑ながら、“セルパンティエール”と並び、サヴィニー最高のワインを生み出すといわれます。
上質のサヴィニーの赤は10年はもつ、といわれます。この2003年も10年が経過しますが、ちょうどいい飲み頃になってきていると思います。



Corton Grand Cru 2003 *Blanc

今回飲んだ中でこれだけがシャルドネ100%の白ワイン
これも10年経過していますが、そう思えない若々しさがありました。



Pernand-Vergelesses 1er Cru Ile des Vergelesses 2003

サヴィニー・レ・ボーヌの北側、通好みといわれるペルナン・ベルジュレス
シャンドン・ド・ブリアイユは1級“イル・デ・ヴェルジュレス”の代表的なつくり手のひとり。
開くのに時間を要するペルナンだけあり、2003年でようやくちょうどよくなってきた感じでした。



Corton Grand Cru Les Bressandes 2003   2004

濃厚で緻密といわれる“レ・ブレッサンド”の2003と2004年を、贅沢にも比較して飲みました。

2003年は猛暑の年。果実味豊かで、おおらかさを感じます。
2004年は天候に恵まれず、病気の影響もあり、とても難しい年でしたが、この2004年を飲むと、全然おいしい!2003年より閉じ気味ですが、ブルゴーニュのピノ・ノワールらしい旨味があります。2004年はマグナムボトルだったこともあるかもしれませんね。



10年経過のブルゴーニュワインに合わせ、料理もブルゴーニュらしいものが並びました。


超粗挽き 豚肉のテリーヌ             ジャンボン・ペルシエ


エスカルゴ ブルゴーニュバター         サラダとブルゴーニュチーズ


クロダイのカダイフ包み焼き ソースシャルドネ  ブフ・ブルギニオン


熟成豚もも肉のロースト ディジョンマスタードソース


デザート盛り合わせ


パン
※パンは以前にも紹介した 「ラトリエ・デュ・パン」 のもの

※会場は「ラトリエ・デュ・パン」に併設されたビストロ 「ル・プティ・マルシェ」 (東京・六本木)





シャンドン・ド・ブリアイユの貴重な10年前のバックヴィンテージワインは、上記2店と同じビル内にある 「ワインショップ ソムリエ」 (東京・六本木)で購入できます。
※実店舗のほかネット通販もあり

ワインショップ ソムリエ
http://www.wsommelier.com/



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【イベント】7/23日本ワインをガッツリ飲もう!

2013-07-17 10:00:29 | ワイン&酒
すでにご案内していますが、 7月23日(火)に東京で
日本を代表する16のワイナリーのワインが飲める試飲イベント が開催されます。

【出展ワイナリー一覧】
北海道ワイン株式会社(北海道)
株式会社エーデルワイン(岩手県花巻市)
有限会社朝日町ワイン(山形県朝日町)
高畠ワイン株式会社(山形県高畠町)
株式会社井筒ワイン(長野県塩尻市)
NASU WINE 渡 邊葡萄園醸造(栃木県那須塩原市)
本坊酒造株式会社山梨マルスワイナリー(山梨県)
株式会社シャトー勝沼(山梨県)
大和葡萄酒株式会社(山梨県甲州市)
勝沼醸造株式会社(山梨県甲州市)
盛田甲州ワイナリー株式会社(山梨県甲州市)
丸藤葡萄酒工業株式会社(山梨県勝沼町)
蒼龍葡萄酒株式会社(山梨県勝沼町)
アルプスワイン株式会社(山梨県笛吹市)
木下商事株式会社シャトー酒折ワイナリー(山梨県甲府市)
敷島醸造株式会社(山梨県甲斐市)



出展ワインは 200以上

ワインリストの一例を挙げると…

北海道ワイン株式会社
北島秀樹 ミュラー・トゥルガウ
田崎正伸 ツヴァイゲルト
藤本毅 レンベルガー
2005 ペルレ
2006 ピノノワール 他
==================================
蒼龍葡萄酒株式会社(SORYU WINERY)
2012 シトラスセント甲州
2012 勝沼の甲州 樽熟成
NV グラン甲州(シュール・リー)
NV グラン ベリーA
2012 山梨のベリーA 樽熟成
==================================
アルプスワイン株式会社
2012 Japanese style wine 甲州
2011 Assemblage typeR ルージュ
2011 AW Platinum Collection マスカット・ベリー 他
==================================
朝日町ワイン
マイスター・セレクション・バレル・セレクション・ルージュ
マイスター・セレクション・アッサンブラージュ・ルージュ
マイスター・セレクション・シュール・リー・セーベル
マイスター・セレクション・ソービニヨン・ブラン 他
==================================
本坊酒造山梨マルスワイナリー
穂坂シャルドネ&甲州スパークリング
穂坂収穫 甲州
ヴィオニエ&甲州
穂坂収穫 マスカット・ベリーA コールド・マセレーション
穂坂収穫 カベルネ・ベリーA 他
==================================
勝沼醸造
2012 甲州テロワール・セレクション 祝 2,400円
2011 甲州テロワール・セレクション 金山 3,400円
2012 甲州テロワール・セレクション 川久保 4,000円
==================================
丸藤葡萄酒工業株式会社
2012 甲州 シュール・リー
2012 ソーヴィニヨン・ブラン
2011 マスカット・ベーリーA 樽貯蔵
2007 プティ・ドメーヌ・ルバイヤート
2004 メルロー 金ラベル 他



貴重なバックヴィンテージを出してくるところもあるとはスゴイ!
ザッと見ても、かなりバラエティ豊かですね。

この機会に、このところ注目の日本ワインを味わってみてはいかが?

まもなく締め切りですが、まだ若干の余裕があるようです





Wine Village Tokyo「日本のワイン2013」
日本を代表する16のワイナリーと生産者たち

日時:2013年7月23日(火)18:30~21:00

場所:青山ダイヤモンドホール「エメラルドルーム」
    東京都港区北青山3-6-8

費用:4,800円/1名(税込・軽食含む)
    

申込:下記URLの申込フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください
    ※代金引換郵便にてチケット送付
 
    http://event.tokyowinecomplex.com/consmer/130723.html

締切:7月19日(金)
   ※定員に達し次第 受付終了


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