ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

六本木の老舗ワインレストランの料理

2013-03-31 10:15:27 | レストラン&店
海外赴任中の先輩の一時帰国に合わせ、「ミスター・スタンプス・ワインガーデン」 へ。
ワインレストランの草分け的存在として、古くからのワインファンにはお馴染みの店です。

ワインについては改めて後日紹介しますが、まずはお料理の画像で目に栄養補給を




あたたかいフォアグラのムース

寒い日だったので、最初にあたたかいお料理をいただくと、ほっとします。
濃厚でクリーミーなフォアグラのムース、おいしくないわけがありません



シーフードのサラダ バルサミコソース

シーフードが散りばめられたサラダを、メリハリのあるバルサミコ酢のソースがキリッと引き締めています。ホタテの甘みが、樽を上品に使ったシャルドネによく合いました。



ホワイトアスパラの冷たいスープ

ワインも進み、体温が高くなってきたところに、冷たいスープはナイスタイミング(笑)やさしい味わいに落ち着きます。シャルドネにはもちろん、ピノ・ノワールの赤ワインに合わせても美味でした。



ローストビーフ

シンプルな料理なので、ソースの加減でさまざまな赤ワインとのマッチングを楽しめますし、白ワインや日本酒にも合わせられるメニューです。



デザート



六本木のミッドタウン近くの裏通りにたたずむ、アンティークな内装が素敵な店です。
今回はコース仕立てでしたが、もちろんアラカルトもあります。

ごちそうさまでした

 ミスター・スタンプス・ワインガーデン  (Mr.STAMP'S WINE GARDEN)

    東京都港区六本木4-4-2 ヒルサイドパレス六本木 1F


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「第14回世界最優秀ソムリエコンクール」公開決勝リポート

2013-03-30 16:18:45 | ワイン&酒
2013年3月27~29日に東京で開催された 「第14回世界最優秀ソムリエコンクール」 の決勝が、29日に東京国際フォーラムにて公開で行われました。

同コンクールが東京で行われるのは、1995年に田崎真也さんが優勝して以来です。18年ぶりのこととあって、広いホールを埋め尽くす観客が、新しいソムリエチャンピオンの誕生を見守りました。

結果はすでに報告しましたので、今回は公開決勝の内容を紹介したいと思います。



決勝では、3名が1人ずつ順番にステージに登場し、実技や設問をこなしていきます。

登場は、ベルギーの Mr.Aristide Spies(アリスティード・シュピース)、カナダの Ms.Veronique Rivest(ヴェロニク・リヴェスト)、スイスの Mr.Paolo Basso(パオロ・バッソ)の順でした。
※女性の決勝進出は初

場面1
カウンターで3人の客へのシャンパーニュを5分以内にサービスする

用意されているのは、モエ・エ・シャンドンの2003年、2002年、1995年。
1人は酸味がイキイキとしてミネラル感のあるシャルドネのセパージュのものを、
1人はリッチで芳醇で果実味が豊かなものを、
1人はモカやキノコ、ヘーゼルナッツなどのフレーバーのあるものを希望。



どの客にどれをサービスするかは、皆すぐにわかり(2002、2003、1995の順)、後は時間との闘いです。パオロの流れるような手早いサービスはさすが!と思わせました。

※田崎真也さん優勝の年ということで1995年が用意されました


場面2
コース料理(1人20,000円)を注文したグループ客に5種のワインを提案する。
ただし、白ワインは2種まで。



“天ぷら”(キングクラブ、アスパラガス)が登場するのが、さすが日本での大会。
ヴェロニクは前の料理から通してカリフォルニアのロシアン・リヴァーのピノ・ノワール。パオロは、イタリアのフリウリのトカイ・フリウラーノ。フリウラーノの方がピタッとはまると思いますが、ピノ・ノワールはチャレンジですね。




場面3
仏ボルドー、サンテミリオンの赤ワイン、シャトー・ラ・ガフリエール1985(だったと記憶)をデキャンタし、6分以内に6人の客にサービスする。

とにかく手際のよさ、スピードが大事。


パオロはちょっとせわしい感がありましたが、早い、早い!
グラスを置くのも、ワインを注ぐのも、レディファースト、男性は年配の方から。


ヴェロニクはコルクが途中で折れそうになりましたが、無事に抜けた時には会場から拍手が起きました。また、テイスティンググラスに注ぐ際には手が震え、そこで時間切れとなりましたが、その際にも拍手が起きました。彼女には観客を味方につける親しみやすさがあり、応援したくなる魅力があります。


場面4
ワインリストの間違い探し



これはかなり難解!国を見ても、伝統的生産国はスペイン(しかもチャコリ)、ポルトガル、オーストリアくらいで、あとはウルグアイ、ワシントン州、南ア、中国、ニューヨーク州、タイ、メキシコ。
ここまで覚えないと、世界の舞台では通用しないということ。厳しい!


場面5
1】4種のワイン(白1、赤3)のブラインドテイスティングを12分で行ない、品種、産地、年号を口頭で言い当てる。

2】6種のべバレッジのブラインドテイスティングを3分で行い、回答シートに記入する。

回答(上が2】で、下が1】)


4種のワインを見ると、インドはスーラのシュナン・ブラン、イスラエルはヤルデンのピノ・ノワールが入っています。どちらも注目されている産地、生産者で、日本でもおなじみです。まさか世界大会に出るとは!
ヴェロニクは、最初、白をシュナンとしたのに、後でグリューナ・フェルトリナーに変更しました。アリスティードはリースリングか?パオロは日本の甲州と判断。
赤に関しては3人ともガタガタで、なぜかネビオロやサンジョヴェーゼが多く挙がりました。が、アリスティードは4番目の赤ワインを正解である“ボーヌ 1級 2005”に最も近い“シャンボール・ミュジニー2006”と判断しました。

6種のベバレッジも超難解。日本のトマトのリキュールだなんて、わかる方が普通じゃないでしょう。3番目のピコンをアリスティードはズバリ当てていました。




場面6
スクリーンに順々に映し出される15人の人物を口頭で言い当てる。

これはマニアック!でも、つくり手の顔を知ることも大事なこと。ソムリエには幅広い知識が求められているのだということが、この出題からわかります。



以上をこなすのに、1人あたり約45分かかりました。見る方も緊張します。



各選手は長い時間、連続して緊張にさらされるわけですが、その緊張を全く感じさせなかったのが、優勝した パオロ。彼は前回のチリ大会(2010年)で2位。あと一歩で優勝を逃しましたが、それがいい経験となったのでしょうか。今回は堂々たる戦いっぷりでした。


彼の優勝を一番喜んだのは、チリ大会優勝者 Gerard Basset(UK)(右)かもしれません

流れるような接客がパオロの持ち味だと思いますが、早すぎてせわしなさを感じる時があります。早口すぎると聞き取れなかったり、客側がせかされているように感じます。多すぎない言葉で簡潔に説明してくれると、こちらもゆったりとした気分でいられると思います。


2位になったヴェロニクは、手際の良さの点ではパオロに一歩及ばないものの、彼女にサービスされると心地よいなぁ~、と感じさせてくれる点があります。人間味があり、あたたかみ、やさしさがあり、彼女にまかせていいよね、そんなふうに感じました。Humanityが今後も彼女の大きな武器になるでしょう。女性の決勝進出は初!準優勝おめでとう!


3位、31歳のアリスティードは、頼りなさ、ぎこちなさ、硬さを随所に感じました。真面目な好青年で、ていねいな態度にも好感が持てますが、他の2人と比べると、若いゆえの頼りなさが出ていたと思います。でも、彼にはまだまだこれからチャンスがいくらでもあります。でも、世界3位はスゴイ!



それにしても、世界最優秀ソムリエコンクールを東京で見られたのは素晴らしいことでした。ソムリエだけではなく、ワインにかかわる仕事をしている人にとって、貴重な経験となったと思います。ソムリエの中には、次回は自分が!と思った方もいるかもしれませんね。今回の大会が、ワイン業界にとっていい刺激になったのは間違いありません。


戦いの後のパオロ・バッソ

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【参考】
セミファイナル (準決勝)のブラインドリスト


クオーターファイナル (準々決勝)のブラインドリスト



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世界最優秀ソムリエTOP3決定!

2013-03-30 00:10:12 | ワイン&酒
Le Concours A.S.I. du Meilleur Sommelier du Monde 2013

「世界最優秀ソムリエコンクール」 TOP3 が決定しました !

 1位: Paolo Basso, Switzerland/ Switzerland (47 years)

 2位: Veronique Rivest, Canada/Canada (48 years)

 3位: Aristide Spies, Belgique/Belgium (31 years)


Aristide Spies,  Paolo Basso,  Veronique Rivest

女性のヴェロニクが2位入賞とは快挙!
決勝に女性が進んだのも初です

※日本の森 覚さん(35 years)は “第14位”と健闘しました

公開決勝の様子は → コチラ


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Le Concours A.S.I. du Meilleur Sommelier du Monde 2013

2013-03-29 22:22:55 | ワイン&酒
Le Concours A.S.I. du Meilleur Sommelier du Monde 2013
(第14回世界最優秀ソムリエコンクール)

Paolo Basso, Switzerland/Switzerland, won the Best Sommelier of the World !

決勝進出者は、ベルギーのAristide Spies(31 years)、カナダのVeronique Rivest(48 years)、スイスのPaolo Basso(47 years)。

優勝者の発表を待つファイナリスト3名の姿を追いました。


左より、Aristide Spies, Paolo Basso, Veronique Rivest  ―まだリラックスしています


いよいよ!


発表の瞬間に下に崩れたPaolo!


ライバルだったVeroniqueに抱き着き、


Aristideにも抱き着きます!


そして、この笑顔


ガタイのいい Andreas Larsson(2007 Winner,Sweden) に抱えられます


奥様と娘さんの登場に嬉しそうです


コンクールの公式スポンサーであるMoet et Chandonよりシルバートロフィーボトル授与
ボトルには歴代受賞者の名前が刻まれています


本当にいい笑顔ですね~


歴代のチャンピオンたちの祝福を受けるパオロ・バッソ



公開決勝の様子は → コチラ


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ソムリエ世界一はスイスのパオロ・バッソ

2013-03-29 17:07:52 | ワイン&酒
Le Concours A.S.I. du Meilleur Sommelier du Monde 2013
決まりました!

スイスの Paolo Basso (Switzerland)



チャンピオン決定の前後を追いました → コチラ

上位入賞TOP3の結果は → コチラ

公開決勝の様子は → コチラ


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世界最優秀ソムリエ決勝進出は

2013-03-29 15:53:51 | ワイン&酒
決勝会場に来ています。
決勝進出は3名。
ベルギーのAristide,カナダのVeronique,スイスのPaolo。
チャンピオンピオンは誰の手に!?
結果がわかり次第、報告します。
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4/3 リースリングディナー開催@帝国ホテル

2013-03-29 10:46:47 | ワイン&酒
すでにご案内しています 第5回Riesling Ring Tasting と同時開催されるディナーイベント「Riesling Ring Dinner」 をご紹介します。

フランスはアルザスのレオン・ベイエドメーヌ・キンツレーの若き生産者を囲んでの着席ディナーになります。

春を感じさせるお料理と素晴らしいラインナップのワインをお楽しみください。



Riesling Ring Dinner

日 時: 2013年4月3日(水) 19:00~21:30

ゲスト: レオン・ベイエ、ドメーヌ・キンツレー(仏アルザス)

場 所: 「ラ・ブラスリー」 (帝国ホテル東京 タワー地下1階)
      〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
お料理:
     Carrement de foie gras et pain d'epices / gelee de Riesling
     正方形に模ったフォワグラとパンデピス / リースリングのジュレ

     Turbot d'ISHINOMAKI grille / sauce vin blan et jus d'americaine corsé
     石巻産平目に赤座海老を射込んで / 白ワインソースとアメリカンソース

     Supreme de jaune pouet roti accompagne de spatzele
     若鶏胸肉のロースト スパッツレ添え ソースフリカセ

     Fraises jubile a la mode
     苺の温かいデザート ジュビレ風

     Cafe ou the
     コーヒー 又は 紅茶

ワイン:
    Domaine Kientzler ドメーヌ・キンツレー  からは
     1) Riesling 2011
     2) Riesling Grand cru Osterberg 2008
     3) Riesling Grand cru Geisberg 2008

    Leon Beyer レオン・ベイエ からは
     1) Cuvee Leon Beyer 2011(リースリング主体のブレンド)
     2) Riesling 2011
     3) Comtes d'Eguisheim Riesling 2005
     4) Vendange Tardive Riesling 1995
      

定 員:  30名

会 費:  おひとり様 13,000円(税サ込)

お支払:  事前振込をお願いいたします。
ご参加可能な方々には、別途お振込み情報をご連絡いたします。

申 込:  下記URLからお申込みください
      https://form.os7.biz/f/0ac065e3/

締切は3月31日12時です



ディナー申込者には、18:30~の Riesling Ring Tasting (帝国ホテル本館3F)に無料でご参加いただけます。
ただし、ディナー開始までの30分間になりますので、ご了承ください。

詳細は → http://rieslingring.blogspot.jp/

※レオン・ベイエについては、以前ご紹介した記事を参照ください → コチラ

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(追記:2013/4/1)
申し込み受付の締め切りが、4月1日(月)18時に延長されています。





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世界最優秀ソムリエコンクール明日いよいよ決勝

2013-03-28 18:47:29 | ワイン&酒
以前ご案内したように、昨日より、第14回 A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール が東京で開催されています(2013年3月27~29日)。

これは、世界ナンバーワンのソムリエを決めるコンクールで、今回は世界各地から53名の代表ソムリエが参加しています。

大会2日目となる今日は、絞り込まれた12名のセミファイナリストによる筆記および実技試験が行われ、明日の決勝に進む3名のファイナリストが発表されます。
発表が待ち遠しいですね!

 12名のセミファイナリスト は → コチラ

残念ながら、日本代表の森 覚さんは入っていません。

明日の決勝は私も見に行きますので、優勝が決まり次第、こちらにアップします。


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日本とのへえ~な関係のワイン発見!南アのシラーズ

2013-03-27 14:07:54 | ワイン&酒
白ワイン推進委員会主宰、LOVE ROSE事務局を務める私ですので、日頃は白ワイン、ロゼワインを好んで飲んでいますが、このところ注目しているのが、シラー種の赤ワインです。

シラーのワインといえば、フランスの北ローヌ、オーストラリアが著名ですね。
私が先日購入したのは、こちらのシラーズ。


MAN Vintners SHIRAZ 2010 (南ア、Agter-Paarl)

南アフリカの「マン・ヴィントナーズ」がつくるシラーズで、シラーズ99%に白ブドウのヴィオニエを1% 加えています。アルコールは14%。

濃厚な色調で、果実味がたっぷりとしています。が、少々甘いニュアンスが気になるでしょうか。タンニンも丸く、酸もやさしいので、余計にメロウな印象になっていると思います。

個人的な好みとしては、もう少しメリハリのある骨格が欲しいところですが、豊かな果実味が好きな人や赤ワインの初心者には喜んでもらえるワインでしょう。お値段も実はアンダー1000円でした(「やまや」価格)

よって、メロウな味わいを楽しみたい方は平均的な温度で、少しキュッと引き締めて飲みたい方は低めの温度で飲むのがオススメです。

飲み比べして選んだワイングラスは、「Chef & Sommelier」の「アロマップ」シリーズの“オーキー”。重心が低めのポジションにあるグラスの方が、より重厚さを感じることができると思います。



ところで、このワイナリーの名前の “MAN” の意味は何だと思いますか?
私は単純に、“MAN=人間”だと思ったのですが、調べてみたところ、ワイナリーを立ち上げた3人の男性のそれぞれの妻の名前の頭文字でした。

MarieAnetteNicky から取っています。実は、Marieさんは日本人!日本読みだと“マリエ”さんですね。マリエさんのご主人ホセさん(ワイナリーの代表者)は東京に5年いらしたのだとか。
日本から遠く離れた南アのワインが日本人と深い関係があっただなんて、驚きでした



MANの設立は2001年。まだ歴史の浅いワイナリーですが、現在は世界25か国に17万ケースを輸出し、日本は3社が輸入しています。

今回はシラーズをチョイスしましたが、赤ではカベルネ・ソーヴィニヨンの評価がよく、販売数も多いとか。次回はカベルネにチャレンジしてみたいですね。
他には、赤はピノタージュ(ピノ・ノワールとサンソーの交配種)がポピュラーです。

白のオススメはシュナン・ブランらしいので、これもそのうちに飲んでみたいですね


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リースリングセミナーが無料になりました!

2013-03-26 23:11:22 | ワイン&酒


すでにご案内している、4月3日(水)開催の 「第5回Risling Ring Tasting」 で、

第一部のセミナー(業界関係者対象)が “無料” となりました

ただし、セミナーにご参加いただけるのは、第一部の試飲会にご入場の方に限ります
セミナーだけを無料参加、ということはできませんので、ご注意ください。

※セミナーは下記URLからの申し込みが必要です(定員80名)
 https://form.os7.biz/f/12d444c2/

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3/31のチャリティ試飲会に65生産者が出展します

2013-03-26 10:00:00 | ワイン&酒
すでにご案内している
病気の子どもや孤児を支援するチャリティ試飲会 「第5回 酒は未来を救う」 に出展する
65 生産者 が発表されていますので、お知らせします。



日 程 : 2013年3月31日(日) 受付13時~  開場13時30分 ~ 16時

会 場 : 横浜 大さん橋ホール  横浜市中区海岸通1-1-4 
      みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩7分  http://www.osanbashi.com/map/index.html

会 費 : 3,500円(前売券) 4,000円(当日券)   ※e+ チケットで購入できます → コチラ

主 催 : 特定非営利活動法人 酒は未来を救う会  http://ameblo.jp/sakewamiraiwosukuu

寄付先 : がんの子供を守る会 あしなが育英会 赤十字子供の家  被災地の児童養護施設

清酒
浅間山  阿櫻  阿部勘  新政  一白水成  いづみ橋  屋守  尾瀬の雪どけ  開運 
賀儀屋  鶴齢  月山  賀茂金秀  紀土  小左衛門 佐久乃花  七田  七本槍
大那  楯野川  玉川  天宝一  天明  奈良萬  萩乃露  播州一献  富久長 
鳳凰美田  豊香  宝剣  美和桜  陸奥八仙  遊穂  来福  若波

焼酎
赤鹿毛  旭萬年  壱岐っ娘  いも麹芋  くじら  蔵の師魂  けいこうとなるも 
小牧  軸屋  常徳屋  多良川  杜氏潤平  豊永蔵  情け嶋  やきいも黒瀬

日本ワイン
麻屋葡萄酒  アルプスワイン  越生ブリュワリー  塩山洋酒醸造  甲斐ワイナリー 
勝沼醸造  甲府ワインポート  シャトージュン  蒼龍葡萄酒 高畠ワイン 
タケダワイナリー  マルサン葡萄酒  山梨ワイン  ルミエール



これだけ多くの日本酒、焼酎、日本ワインが一堂に集まり、それを飲めるのは贅沢の極み
しかも、チャリティになるのが素晴らしい!

もちろん私も参加します


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タイ料理とタイワイン

2013-03-25 18:32:33 | ワイン&酒
先日、LOVE ROSE の打ち合わせで、都内の タイ料理店 へ。

皆の気分がエスニックに傾いていたことと、そこならロゼワインもありそう?という期待を込めて。



残念!ロゼワインが置いてありません!
仕方がないので、タイの白と赤をグラスでチョイスすることにしました。

私が選んだのは、PB Valley Estate Khao Yai Winery の白と赤。

白のブドウ品種はシュナン・ブランで、ほどよい果実味があり、スーッと飲める辛口。
タイ料理やエスニック系の料理には合わせやすいタイプでした。


PB Khao Yai Reserve Shiraz 2010 (タイ、カオ・ヤイ・ヴァレー)

肉料理にと選んだ赤は、シラーズ。これが思いのほか美味しい!
色調は黒っぽく濃厚で、豊かな果実味+しっかりした骨格のタンニン+上品な酸を持ち、ボディは丸みを帯び、バランスがよく取れています。


アルコール度数は14%
このシラーズ、レベル高い!これならボトルで取ってもよかったくらい


肉料理との相性はバッチリ


しっかり味のついた空芯菜の炒め物(左)やパッタイ(右)にも合いました


ピリカラの青パパイヤのソムタム(左)、生春巻き(右)は、ロゼワインに合わせたかったですね

店には他国のワイン(超大量生産ワイン)も置いてありましたが、やはり白と赤のみ。
せっかくなら、エスニックと相性のいいロゼワイン があるとよかったのに、残念…


タイの シンハービール ももちろん最初に飲みました


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作りたくなる!「見せたくなるお弁当 100」

2013-03-24 12:26:40 | 
“弁当男子”なんて言葉も登場し、近年、お弁当 がブームとなっています。
そんなことから、この本は出版されたのかしら?と思ったのですが…


「見せたくなるお弁当 100」  遠山正道+おいしい教室委員会 著  1200円+税
(文藝春秋刊 2013年3月15日発売)

先週、この本の出版記念会のご案内をいただき、代官山ヒルサイドテラスのプラザホールで行われたプレス会見と出版記念会に参加してきました。
というのも、案内に載っていた お弁当の写真がとてもキレイで、私の好奇心を大いに刺激してくれたからなんです。



「見せたくなるお弁当 100」とタイトルを付けるだけあり、ページをめくると、本当にキレイ

見ているだけで楽しくなってきますが、コレなら作れそうかも?と思えるものもあったり。


おにぎりやごはんものだけでなく、パンや生春巻きまであり、多彩です

それぞれのお弁当には作った人の名前が記載され、その肩書きを見ると、会社員、主婦、グラフィックデザイナーetc...とあります。へえ~、いろいろな人が作っているんですね!



この本の著者である 遠山正道 さんは、スープの店「Soup Stock Tokyo」を展開する株式会社スマイルズの代表取締役社長です。
スープ店の社長とお弁当がどのように結びついたんでしょうか?


遠山正道さん

1969年に誕生した代官山ヒルサイドテラスの設計者である槇 文彦さんが遠山さんの親戚にあたり、また、遠山さんご自身もヒルサイドテラスの住人であることが縁で、「クラブヒルサイド」(代官山ヒルサイドをベースとした会員組織、2008年スタート)から遠山さんに、食のワークショップのオファーがありました。

遠山さんはスープ店の社長ではありますが、自身は料理人でないため、いったんはこのオファーを断りました。でも、“お弁当”なら自分も参加者もフラットになり、同じ目線でコミュニケーションが取れるかも?と考え直し、2012年6月にお弁当のスクール 遠山正道の「おいしい教室」~お弁当の時間~ が始まりました。

講座は月1回、毎回ゲストを迎え、受講生者もゲストも遠山さんもテーマに沿った手作り弁当を持参し、皆で見て、味わって、“おいしい”を考える、という内容です。

ゲストとテーマは以下のとおり

第1回 野村友里(フードディレクター):色と白
第2回 キギ(アートディレクター/植原亮輔、渡邉良重):美しいお弁当
第3回 皆川明(mina perhonen チーフデザイナー):HOUSE!
第4回 松嶋啓介(フレンチレストラン オーナーシェフ):フランス人に食べさせたいお弁当
第5回 小山薫堂(放送作家・脚本家):サプライズ!
第6回 辻義一(料理人/辻留):旬の味
第7回 佐藤卓(グラフィックデザイナー):陰と陽

このことを聞きつけた雑誌「CREA」が、できたお弁当を自社のwebサイトで紹介する連載を開始したところ、アクセス数が多くて人気となり、今回の書籍化になりました。



出版記念会には、第2回のキギさんと、第7回の佐藤卓さんが登壇しました。


左から)佐藤卓さん、キギの植原亮輔さん、渡邉良重さん

受講生30~40人それぞれのお弁当をひとつずつ皆で見て評価し、最後にはワインを飲みながらそれを味わうという、なんとも楽しげな雰囲気からスタートしたのですが、第2回のゲストであるキギさんのお弁当が、今後の流れを変えた、と遠山さんは言います。

キギの植原さんによると、自分たちでは味の面での追求はできないので、見た目をとことん追求した結果、究極のうつわ“卵”に辿り着いたそうです。そして、その美しい形を生かすため、切断の専門機関に依頼して切断しました。そこまでするとは!(笑)


卵のうつわを使ったお弁当  キギ作

入れ物の桐箱も特注品で、卵の置き面は丸くくりぬいてあるそうですが、それでも、そーっとそーっと運んだとか。

「お弁当に完成度を求めた」キギさんに刺激を受け、受講生たちも本番までに試作品を作りながら臨むようになり、どんどんお弁当のレベルが上がっていったそうで、その結果、私たちは、素晴らしいお弁当の数々を本の上で鑑賞することができるんですね


出版記念会の後半では、本の表紙になった 手まり寿司 が振る舞われました



私のお気に入りは、カットしたオリーブの実、オリーブオイルで戻したドライトマト、酢漬けのミョウガ、シイタケの煮つけを載せたもの。
生物を使わないお寿司なら暑い季節やアウトドアにも安心。すぐに使えそうなアイディアです。


「シイタケにはオリーブオイルを垂らしてみてください」と、作者からのアドバイス。
う~ん、イケる!

“和”のお寿司ですが、私の気に入った食材を見ても、“洋”のエッセンスを加えるのもおいしいし、ワインにも合いやすくなると思いました。


左の“白菜のシュウマイ”は遠山さんのアイディア  右は焼いたサバの寿司



この本には、普段のお弁当に使えそうなちょっとしたアイディアから、ホームパーティー、ここぞ!という時のハレの場面でも活躍してくれそうなものが満載です。

持ち寄りのワイン会や、アウトドアのパーティーにもお役立ちですし、春ならお花見にバッチリ使えそうですが(今年はいきなり桜が満開になってしまったのが残念!)、眺めているだけでも楽しい本です。


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オーガニックチョコ「PACARI」比較テイスティング【後編】

2013-03-23 16:56:27 | 甘いもん
【前編】 より続きます


さて、いよいよ エクアドル産オーガニックチョコ「PACARI」 のテイスティング実践です。
出された順番に見ていきましょう。


Esmeraldas 60% Cacao

エスメラルダ のカカオ産地は、エクアドルの北の方で、暑くて雨が多く、湿気の多い熱帯雨林気候になります。そのため、「チョコレートに熱帯の森の入り口に立った時のようなニュアンスがあり、トロピカルフルーツ、バナナなどの風味がするはず」、とパメラさんは言います。

たしかに、森、木、に加え、エキゾチックなニュアンスがありますが、余計なフレーバーのないカカオのピュアな味がしっかりあり、余韻にも長く残ります。



Manabi 65% Cacao

マナビ のカカオ産地は、エスメラルダよりも乾燥した、火山性土壌の傾斜地。ここは生産量が多い地域だそうです。
「フルーティーなフレーバーで、フローラルな香り、ジャスミンの花、少し酸味を感じるはず。フローラルな香りがエクアドルのチョコの特徴」と、パメラさん。

エスメラルダよりもねっとりした感じがあり、なめらかで濃度があり、フルーティーでキャラメルのような風味も感じました。より濃厚に感じたのは、カカオ濃度が少し高くなったからでしょうか。



Raw 70% Cacao

ロー は“生”の意味。チョコレートにおいてのRawは、カカオをローストしないこと。チョコレートを作る際にはカカオ豆をローストしますが、高い温度でローストすると、カカオの風味やポリフェノール成分が飛んでしまいます
Rawと表記するには、規定された温度以下で処理しなければなりません。そのプロセスには、より時間と手間がかかります。クオリティを追求するPACARIでは、その基準よりも低温で(高くとも45度まで)コールドローストしたものを、ローチョコとしています。

PACARIの70%のローチョコは、エスメラルダ、マナビ、ロスリオスの3地域のカカオ豆をブレンドしています。組織がみちっと緻密で、今までの2つよりもより濃厚で、骨格がしっかりしているのを感じます。花の風味があり、カカオがストレートに感じられ、濃厚だけどナチュラルな味わいです。
このチョコは、「International Chocolate Awards 2012」の“Bars - Dark plain/origin bars”部門でGOLDを受賞しています。



Piura Quemazon Barra de Chocolate 70% Cacao

ピウラは、エクアドルではなく、お隣のペルーのカカオ豆を使っています。エクアドルとの国境に近い、ペルーの北、暑くて乾いた気候の産地です。「乾燥しているけれど、緑の下草があり、森を抜けると太陽があります。花やフルーツを感じ、口に入れると酸味を少し感じます」と、ペルー出身のパメラさん。

パッケージには“Single Region Fine Chocolate”と書かれていて、ワインのリージョン(地域)の捉え方とよく似ていると思いました。

ここで収穫されたカカオ豆の特徴は、豆の色が白いこと。よって、チョコレートの色が他のものと比べて薄く、見た目はミルクチョコのようです。ワインの場合、ブドウの皮の色が黒く濃い方がポリフェノール量が多いですが、カカオ豆の場合、豆の色が薄くてもポリフェノール量には関係ないそうです。

食べてみると、コーヒーを思わせるエキゾチックな香ばしさがあり、ピーナッツクリームのようなクリーミーさがあります。が、パメラさんの言うように、はっきりわかる酸味があり、ボディにメリハリがあって、長い余韻を感じました。

「PACARIは カカオ豆にリスペクトしている」 とパメラさんは言います。



カカオ豆にこだわり、リスペクトした結果、このPiuraは、「International Chocolate Awards 2012」の“Best cacao source”で GOLDを受賞しています。



CLOUD / NUBE Cacao 70%

NUBE(ヌベ)は“雲”(cloud)という意味。こちらも“Single Region Fine Chocolate”ですが、産地は開示していません。「口に含むと、ミストがかかった、森の静かな場所にいるような雰囲気を感じ、リラックスしませんか?」とパメラさん。

フルーツ、森、シダーっぽい香りがあり、口当たりはしっとりクリーミーですが、キュッと引き締まる収れん味があり、このチョコの余韻も長い!
「International Chocolate Awards 2012」でSILVER受賞しています。



Lemongrass 60% Cacao

レモングラス を練り込んだフレーバーチョコです。
PACARIでは、カカオ豆だけでなく、チョコレートに使う原材料すべてがオーガニックです
よって、このチョコに使われているレモングラスもオーガニックで栽培されたものです。

香りにはあまりレモングラスを感じませんが、口に含むと、レモングラス!エレガントなレモングラスの風味が、きれいにふわっと広がります。レモン、というと酸味を想像しますが、このレモングラス風味のチョコの酸味は穏やかで、味わいは繊細で優雅。私はレモングラスのフレーバーが大好きなので、このチョコはとても気に入りました。

「International Chocolate Awards 2012」の“Bars - Flavoured dark chocolate”部門GOLDを受賞。世界も認めたフレーバーチョコです。



その他にもさまざまなバリエーションのチョコがあります -右から2つめは「海苔」味!



カカオの産地ごとに土地の特徴があり、それぞれの特徴がカカオ豆、チョコレートに反映されている、というのは、まさにワインと同じ です。

カカオ豆へのリスペクトも、ブドウを大事に育てるワインづくりと共通しています。

産地ごとの比較テイスティングは、ワインだけでなく、チョコでもできますから、これからは、チョコの比較テイスティングも流行りそうでしょうか(笑)

そうそう、ワインにチョコが合う、と言われますが、どんな組み合わせでも相性バッチリというわけにはいきません。
嬉しいことに、今回の発表会では、下記のスパークリングワインが登場しました。


Saint-Meyland Brut NV Bailly-Lapierre (フランス)

クレマン・ド・ブルゴーニュの生産者がつくる白のヴァン・ムスー(発泡ワイン)で、果実味がふっくらとした、ほどよいコクがありました。
これによく合ったのは、ドライフルーツの入ったチョコレート。甘酸っぱさのあるドライフルーツがチョコとワインのつなぎ役となって、これは相性バッチリ。
また、ワインはドライすぎない方がチョコには合うと思います。

こうなってくると、ワインとチョコの比較テイスティング&マリアージュ確認を同時に行なうのも面白いかもしれませんね



PACARI のチョコレートは下記のサイトで購入できます
http://www.puerta.jp/shop/panaderia/list.php

※今回紹介したものの一部のみ取り扱い


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オーガニックチョコ「PACARI」比較テイスティング【前編】

2013-03-22 11:23:43 | 甘いもん
先日、縁あって、オーガニックチョコ 「PACARI」 の新製品発表会に出かけてきました。



「PACARI」(パカリ)はエクアドル産オーガニックチョコレートのメーカーで、2002年設立という若いブランドです(ブランドとしてはフランス企業らしいです)。



私は今回PACARに初めて出会いましたが、チョコレートの世界では非常に権威のあるInternational Chocolate Awards 2012 でゴールドメダルやシルバーメダルを受賞し、注目を浴びています。
それも、オーガニックにこだわっている、というのです。


PACARIの広報担当 パメラさん (ペルー出身、日本の大学に留学していた経験あり)

チョコレートの原料になるカカオは南米のアステカやマヤが発祥で、“神からの神秘的な贈り物”と言わます。



エクアドル(Ecuador)も南アメリカ大陸にあり、赤道直下に位置するため、国名も“赤道”から来ています(英語ではequator)。



カカオ、チョコレートは国としても非常に重要な産物で、量産品のチョコもたくさん作られていますが、PICARIはクオリティを追求しています。

その証明となるひとつに、カカオ含有率があります。
PACARIでは、最初からカカオ含有率60%以上で参入しています。


PACARIが作るのはカカオ含有率の高いダークチョコレート

2つめのこだわりが、カカオ品種
現在、量産可能なハイブリッド品種(交配品種)がのカカオが流行っているということですが、PICARIでは元来のナショナル品種にこだわっています。

3つめが、チョコレートに使う材料はすべてエクアドル産、ということ。
PACARIは、自分たちの手で、エクアドルの産物でチョコレートを作りたい、という気持ちから、家族で立ち上げたメーカーです。

そして、オーガニック
オーガニックチョコは技術的に難しいため、エクアドルではポピュラーではなく、PACARIが初のオーガニックチョコメーカーになります。



エキゾチックで洗練されたパッケージがお洒落でステキ


今回は、新製品を交えながら、産地の異なるダークチョコの比較テイスティングを行いました。
“比較テイスティング”だなんて、まるでワインみたい! ですが、実際、本当にワインと同じで驚きました。



パメラさんのリードで、まず、ひとかけらのチョコを手に取り、香りを嗅ぎます。

次にひとかじりし、口の中でゆっくりと溶かして広げ、飲み込んだ後の余韻を感じます。

ほら、まるっきりワインでしょう?(笑)

テイスティング実践は 【後編】


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