ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

本日はハロウィーン!

2014-10-31 09:00:00 | 雑記
先日、東池袋の地下道を歩いていたら、たくさんのカボチャ が出現してビックリ!



顔をくりぬいたカボチャは、ハロウィーンの“ジャック・オ・ランタン”!

そうです、本日 10月31日は「ハロウィーン -Halloween」 でした



11月1日の「万聖節/諸聖人の日 -All Saints' Day」は、すべての聖人と殉教者を祈るカトリックの記念日ということで、「All Hallows」とも呼ばれます。
前日の10月31日が「All Hallows eve」で、それがなまって「Halloween」と呼ばれるようになったとか。
このハロウィーンは、イギリスの古代ケルト人の伝統が元になっているようですね。

かつてはケルトの宗教的な行事だったのが、次代とともに宗教的色合いが薄れ、現代ではこの日本でもすっかりお馴染みになりました。
家族や仲間でハロウィーン・パーティーをする人も多いでしょうか。



私はせいぜいカボチャを食べる程度なのですが、今年は友人が“ジャック・オ・ランタン”をプレゼントしてくれました。



ジャックの中にはお菓子が入っていました



「お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ~!-Trick or Treat?」 ですね(笑)

すでにお菓子は食べつくしましたが、ジャックは部屋の中に吊り下げています。
Kさん、ありがとうございます


生け花風のアレンジがオシャレ -パーティの飾り付けの参考になりそう?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新酒解禁の皮切りはイタリアのノヴェッロから

2014-10-30 12:49:51 | ワイン&酒
ふと気づいたら、今日、10月30日はイタリア ヴィーノ・ノヴェッロの解禁日

以前にも紹介したように、2012 年8 月13 日付イタリア農林政策省省令および同月28 日付官報で公示された新法規により、イタリアの新酒“ヴィーノ・ノヴェッロ Vino Novello”(通称ノヴェッロ)の解禁規定 が、 11 月6 日から 10 月30日 に改定されました。

※解禁日変更の記事 → コチラ

イタリアのノヴェッロは、全20州で生産が可能で、ブドウ品種もさまざまですから、面白いワインに出合えそうです。
今日の帰りがけにでも、ワインショップや百貨店のワイン売り場を覗いてはいかが?



本日のイタリアのノヴェッロを皮切りに、これから世界各地の新酒が次々と解禁になります。

オーストリアの新酒 “ホイリゲ”は、“11月11日11時11分”です。
時間まで指定されているのが面白いですが、実際にはそんなに厳密ではありません。

グリューナ・フェルトリナーがフレッシュ!白ワイン好きにイチオシの新酒です。

※ホイリゲ解禁記事 → コチラ



そして、世界で最も有名な フランスの“ボジョレー・ヌーヴォー”は、11月第3木曜日
今年は11月20日(木)が解禁日となります。

昔に比べると、解禁イベントはおとなしくなってきていますが、日本人一人当たりの年間ワイン飲酒量2.5~2.8リットル(ボトル換算で約3.5本)のうち、おそらく1本はボジョレー・ヌーヴォーだと推測されます。

今はボジョレーだけでなく、いろいろな新酒が知られるようになってきましたので、気になるあれこれを飲むのが楽しいですね。



そうそう、日本でも山梨の新酒解禁 に合わせて、この連休に東京の日比谷公園でイベントが開催されます。
近年は入場制限があるほどの人気イベントになっていますので、お早目にどうぞ。
2014年11月3日(祝日)11時~15時です。
http://wine.jp/nouveau/event/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直輸入ワインがよりどり2本1000円@西友

2014-10-29 16:58:16 | ワイン&酒
スーパーの西友が、11月1日(土)より全国368店舗で、
1本580円の直輸入ワイン10種を、よりどり2本1,000円で販売


ワイン10種とは、ウォルマート傘下である英国ASDA(アズダ)のPBワインのエントリークラスのもので、新商品5アイテム も含みます。

1本あたり500円というのは、手を出しやすいプライスですね

※価格は税抜


画像は新商品です
新商品(★)を含む10本は以下の通り

★ASDA チリ産カベルネソーヴィニヨン(チリ、赤/ミディアムボディ、580円)

★ASDA チリ産メルロー(チリ、赤/ミディアムボディ、580円)

★ASDA チリ産シャルドネ(チリ、白/やや辛口、580円)

★ASDA チリ産ソーヴィニヨンブラン(チリ、白/やや辛口、580円)

★ASDA セレクションリオハ(スペイン、赤/ミディアムボディ、580円)

ASDA グルナッシュテンプラニーリョ (スペイン、赤/ミディアムボディ、580円)

ASDA モンテプルチアーノ(イタリア、赤/ミディアムボディ、580円)

ASDA クラレット(フランス、赤/ミディアムボディ、580円)

ASDA フランス産メルロー(フランス、赤/ミディアムボディ、580円)

ASDA フランス産シャルドネ(フランス、白/やや辛口、580円)



【注意】
SEIYU ドットコム(URL: http://www.the-seiyu.com/)では、「よりどり2本 1,000円」の実施はありません。10種それぞれは580円で販売します。
その代り、以下の6本セットが2,850円で販売されます(通常なら3,480円)。

・ASDA チリ産カベルネソーヴィニヨン
・ASDA チリ産メルロー
・ASDA チリ産シャルドネ
・ASDA チリ産ソーヴィニヨンブラン
・ASDA モンテプルチアーノ
・ASDA クラレット

あれこれ飲みたい人には嬉しいセットかも?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロミオとジュリエットのハートスパーク!

2014-10-28 16:17:30 | ワイン&酒
10月22-23日に池袋のサンシャイン文化会館で開催されていたワインドリンクの展示会「ワールド フーディアンズ2014」で、使い勝手のよさそうなスパークリングワイン を見つけました。


CIELO Prosecco Brut NV Cielo e Terra (Italy, Veneto, DOC Prosecco)

イタリアのヴェネト州のスパークリングワイン“チェッロ プロセッコ”
ワイナリーのブドウ畑からは、“ロミオとジュリエット”の舞台として有名なお城が見えるとか。

それゆえ、エチケットラベルには、ロミオとジュリエットの舞台でつくられたワインであることとが書かれ(1530年だそうです)、金のハートマーク が輝いています
※ワイナリー「チェッロ エ テッラ」は1908年の設立

グレッラ100%。残糖12g/リットルですが、飲んでみると、思ったよりもスッキリとドライな味わいで、飲み口もとても軽やかでした。アルコールは11.0%とライトなので、ランチタイムから楽しんでもいいですね。

輸入元希望小売価格が 1400円(税抜)とライトなのも嬉しい限りで、パーティーの乾杯にも役にたってくれそうです。

また、ハートマーク がキュートなので、女子会で歓声が上がりそうですし、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。
知っておくと、かなりお役立ちのスパークリングワインだと思いました。



もうひとつスパークリングを紹介します。


右)カンティーナ・ディ・ドリアノーヴァ カラリス スプマンテ NV(伊サルディーニャ)

右は、イタリアのサルディーニャ島のスプマンテ(スパークリングワイン)で、シャルドネ100%、シャルマ方式でつくられています。

味わいの点では、左のプロセッコよりもこちらのプスマンテの方が飲みごたえがありました。ワイン通も納得だと思います。エチケットもオトナっぽくて上品で素敵ですね。こちらは 1800円(税抜)



カンティーナ・ディ・ドリアノーヴァ ドリア モニカ 2013(伊サルディーニャ)

こちらは、上のスプマンテと同じワイナリーの赤ワイン。モニカという地場ブドウ品種を主体につくられています。
価格を聞いてビックリ!輸入元希望小売価格が 1050円!(税抜)

果実味がチャーミングな赤ワインで、ほんのり独特のニュアンスがありますが、全然イケまし、普通においしい!ショップに並んでいたら、即買いだわ、と嬉しくなりました


※輸入元:株式会社スマイル

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

極上2001年ワインを探るブラインドの結果は?

2014-10-27 15:29:20 | ワイン&酒
なかなかアップできないでいましたが、今年の3月に都内で行なわれた面白いブラインドテイスティングを紹介します。

それは、ボルドーのトップクラスのワイン10本をブラインドでテイスティング し、得点、順位を付けるもの。
ワインのうち1本だけが明かされていましたが、残り9本の情報はありません。

その1本は、以前に紹介 した “Girolate ”(ジロラット)

「ジロラット」 は、“Chateau Mont-Perat”シャトー・モンペラで知られるデスパーニュ家のトップワインで、メルロ100%。アペラシオンは仏ボルドーAOCアントゥル・ドゥ・メール

2001年がファーストヴィンテージになりますので、この日にテイスティングしたジロラットは、最初につくられたものというわけ。

ブラインドの10本は 2001年ヴィンテージで揃えられ、順々に出されました。

その結果、私が最高点(94点)を付けたワインは2本、93点が1本、92点が3本…と続き、ジロラットは93点。

94点の2本は、Ch. Palmer 2001とCh. Pavie 2001で、その他は下記のようになりました。


左端が「ジラロット 2001」

1位 Ch. Palmer 2001
1位 Ch. Pavie 2001
3位 Girolate 2001
4位 Ch. L’Evangile 2001
4位 Ch. Rauzan Segla 2001
4位 Ch. Ducru Beaucaillou 2001
7位 Opus One 2001(USA, California, Napa Valley)
8位 Ch. Figeac 2001
8位 Ch. Leoville Las Cases 2001
10位 Ch. Lynch Bages 2001

3位とした「ジロラット」は、色が濃く、凝縮感、丸み、タンニンのボリュームを感じました。
みっちり緻密で、ビターチョコを思わせるニュアンスがあり、アルコールがやや高いかも?と思いましたが、非常にしなやかです。熟した酸のニュアンスもありました。



7位のオーパス・ワンだけは、非常にリッチでモダンで、他とは別物に感じました。

1位のパルメは、色はそれほど濃くありません。成熟した風味、かぐわしいブーケが表れていて、フィネスを感じ、王道的ボルドーだと思いました。

同率1位のパヴィは、こちらも明るい色。キノコを思わせるブーケが出ています。キメ細かく緻密なボディに、酸がよく乗った、成熟したボルドーです。余韻も長かったです。

下位のワインは、ボディが痩せていたり、雑味があったり、といったことでマイナスしました。
それでも、10位のワインには88点を付けています。



このブラインドは、デスパーニュ家の当主 Thibault Despagne (チボー・デスパーニュ)氏の発案によるもので、もちろん彼もその場に同席しました。


Thibault Despagne

かつて、「モンペラ2001年」が、ブラインドテイスティングでメドック1級のシャトーに勝ったことを受け、今度は「ジロラット」で試した、というわけですね。

私は「ジロラット」を3位としましたが、10名の参加者のうち、1位をつけた人が1名、2位を付けた人が4名いました。

トップクラスのシャトーに囲まれた中、AOCアントゥル・ドゥ・メールのワインである「ジロラット」がブラインドでこれだけ上位に来るとは、やはり実力があるからでしょう。



この日は、「ジロラット」の過去のヴィンテージのすべて も試飲しました。
こちらはブラインドではなく、オープンで。


「ジロラット」 2001年から2010年までの8本
※2004年と2007年はつくられていません

同じワインをヴィンテージの垂直で飲むと、その年の特徴がよくわかります。
たとえば、寒くて湿度の高かった2002年は収量が少なくなりました。酸度が高く、まだまだ若い印象があります。猛暑だった2003年は、まろやかでなめらかですし、2005年は抜群のバランス!2006年はフィネスのある少し官能的な美人。2008年はタンニンが緻密で濃密で、若々しい酸、しなやかさがあります。2009年はガッチリした印象で、まだひとつにまとまっていない状態でしょうか。2010年は果実味の凝縮感があり、ベルベットのようにスムース。

と、いう感想でしたが、あれから半年が過ぎたので、またそれぞれのワインも変化してきていることでしょう。

「アントゥル・ドゥ・メールでいいワインをつくろう!と思い、2001年にジロラットをつくった。自分が素晴らしいワインメーカーとは思わないけれど、AOCもそれほど有名じゃないけれど、他とくらべて悪くない、と思っている」と、チボーさん。

昨年の秋にチボーさんと会う前は、ワインにも人物にもアグレッシブなイメージがありました。
しかし、前回もそうでしたが、一緒に彼のワインを飲むと、実直さがわかります。
収穫が少なく生産本数が少ない年でもワインの価格を上げない、という話も印象的でした。

「○○で取り上げられたモンペラ…」という紹介のされ方が多かったため、ワインそのものに向き合わずに飲んできた人も多いと思いますが、今こそ、改めてモンペラを飲んでみると、新たな発見があるかもしれません。

「ジロラット」は生産本数が少ないので、なかなか入手しにくいとは思いますが、チャンスがあれば、「モンペラ」と合わせて飲んでみてください。

「モンペラ2011年」の価格は、およそ2000~2500円前後。
「ジロラット」は、ヴィンテージにもよりますが、およそ10000~15000円前後で買えると思います。



秋も深まり、こっくりとした味わいの赤ワインがおいしい季節 になってきました。
季節の食材や、手をかけた料理とともに、上質なワインをゆっくり味わいたいですね



「ジロラット」には、2009年からつくっている白ワイン “Girolate Blanc” もあります。

※ラインナップの紹介は、前回の記事を参照してください → コチラ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケシの実の羽根付きパン@銀座三越「食のイタリアフェア」

2014-10-26 12:01:03 | パン
10月22日から開催されている 銀座三越「食のイタリアフェア」の初日に立ち寄りました。

雨の夕方で、時間もあまりなかったため、残念ながらワインはザッと見ただけ。
バッタリ会った知人は、大きなポルチーニ茸を買った、と言って、重そうな袋を見せてくれましたけれど、懐具合に余裕がない私は、はじめて出合った、この珍しいパンだけを買ってきました。


スタローネ  ジャンフランコ

カット売りで 2.5円/g(税抜)だったので、手頃な400円ほどの1カットを買ってみました。


全型は三角形の 全粒粉40%の天然酵母パン で、1台1782円
土台のパンのを焼いた後、ケシの実で化粧付した薄いパンを表面に乗せて焼き上げています。



ケシの実の薄いパン部分が見た目はもちろん、食べても特徴的でした。
生地はむっちりした食感で、プチプチとしたケシの実が香ばしいのですが、難点は、切る時にケシの実が飛び散ること(笑)

とにかく、見た目のインパクトが大きいので、パーティーに丸ごとドーン!と出すと驚かれること間違いなし



銀座三越のペーパーにも掲載されていました

ジャンフランコ は、90年以上受け継がれた天然酵母のパン職人で、イタリアのトリノの近くに店があります。

2014年5月には日本にも出店しました。よって、このパンは日本製です。
ジャンフランコ氏は期間中に来店するそうですよ。

Gian Franco(ジャンフランコ)
東京都世田谷区用賀4-14-21
http://gianfranco.jp/


銀座三越の「食のイタリアフェア」は10月28日(火)までですので、気になる方はお早めに

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣ごと食べる贅沢なハチミツ

2014-10-25 14:51:07 | おいしい食べもん
ポイントがたまると、ポイント数に応じて自分の好きな商品に交換できるシステムがよくありますが、それを使い、こちらとと交換。数日前に届きました。


国産天然アカシヤ 巣蜜 (330g) 渡辺養蜂場(福島県二本松市)

巣蜜(すみつ) は、ハチミツが巣の中に入ったままの状態のもの。
つまり、巣ごと食べられる自然のままのハチミツ です。これは10cm四方サイズ。



蜜蝋(みつろう)でふさがれた中に、とろ~りとしたハチミツが入っています。
栄養価が高いといわれる蜜蝋ごといただくわけですね。なんと贅沢!

巣の部分の食感は少しザラザラしますが、イヤな食感はありません。

空腹時にひとさじ食べるとハチミツの栄養効果がより高まるそうですから、疲れて甘いものがほしくなった時に栄養補給したいと思います。

福島県の産物を取り扱う「うつくしま良品本舗」の商品で、普通にここで購入すると、5400円(税込)という高級品。
大事にいただかねば


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/30 ドイツパン&ドイツワインのイベント第2弾!

2014-10-24 12:00:00 | パン
もうひとつイベント紹介します。

ドイツパン&ドイツワインをマッチングさせるイベント第一弾を8月に開催しましたが、秋の深まりとともにおいしくなる 赤ワイン に合わせ、ドイツパンとのマッチング第二弾を、引き続きドイツ食品普及協会の森本智子さんとともに11月30日に開催します。



今回は、デリがおいしいと評判の 田園調布 「メッツゲライ・ササキ」 さんを会場に選びました。
ここは、先日も紹介しましたが、固定ファンが多い人気店なのです。

一度行ってみたい!と思っても、田園調布という場所柄、平日の夜はなかなか足を運べない人が多いようですが、今回は、日曜日のランチタイムでの開催ですので、ゆったりとお越しください。

パンは、店に隣接する 「ベッカライ シュタインメッツ」 さんからチョイスします。



ワインは、今回はすべてドイツの赤ワイン を選びました。

白ワインの印象が強いドイツですが、赤ワインも多く生産されています。
その中から、生産地もブドウ品種も多彩で、すべて自然派のワインを厳選しました。

小売価格にすると、そこそこいいお値段のワインたちで、これらをワインバーでグラスワインとして飲んだとしたら、けっこうお高くなると思います。

冬を迎える直前の晩秋の休日、ご一緒にワインランチを楽しみませんか?

今回は少人数での開催ですので、興味ある方は、ぜひお早めにお申し込みください。





ドイツパンでワインが飲みたい  
第2回 「深まる秋にメッツゲライのデリと楽しむドイツパン&ドイツの赤ワイン」


<概要>
さまざまなタイプのドイツパンに食材を組み合わせ、ドイツワインとのマッチングを探ってみましょう。
ドイツパンの基本、当日のドイツパン、ドイツワインについては専門家が解説しますので、初心者の方にもお気軽にご参加いただけます。

<内容>
ドイツパン:3種(予定) ※ベッカライ シュタインメッツ
ドイツの赤ワイン:3種(予定)
パンとワインのマッチングにピッタリのデリ ※メッツゲライ・ササキ

<詳細>
日程:2014年11月30日(日) 12:30~14:30

場所:Metzgerei SASAKI (メッツゲライ・ササキ)
   東京都大田区田園調布3-1-3 Tel.03-5755-5971

人数:15名まで  ※先着順 (ワインを提供しますので 20歳以上限定です)

会費:4800円/1名  ※当日現金

講師:森本 智子 ―ドイツ食品普及協会 代表
    綿引まゆみ ―ワインジャーナリスト

主催:ドイツ食品普及協会

申込方法:Facebookの下記イベントページにて参加申込ボタンを押してください
     https://www.facebook.com/events/729964263744450/

    ※Facebookをされていない方で参加希望の方は、メッセージでご一報ください

[ご注意]
お席が限定されておりますので、直前のキャンセルにはキャンセル料が発生いたします。
よろしくお願いいたします。
●前日(11月29日)12時以降:半額(2400円)
●当日(11月30日):全額(4800円)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/22 「サンクスギビング ターキーデーパーティー」参加者募集中

2014-10-24 10:00:39 | レストラン&店
このところ首都圏では急に冷え込み、すっかり季節が進んでしまったようでしたね。
今年もあと何日…とは、まだ数えたくないですが、楽しいパーティーのことであれば、こちらは積極的に先取りしたいもの(笑)

今回は、日本の普段の生活ではなかなか意識しない“サンクスギビングデー”(Thanksgiving Day)を祝うパーティー を紹介します。

“サンクスギビングデー” は、アメリカやカナダで行なわれる収穫の感謝祭 です。
別名 “ターキーデー” とも呼ばれ、ディナーに ターキー(七面鳥)のロースト などが振る舞われます。


ターキーのロースト

サンクスギビングデーは 11月の第4木曜日 で、2014年は11月27日(木)になります。
なんだか、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日と似ていますね(11月第3木曜日)

そこで、楽しい&おいしいサンクスギビングデーを、日本でも祝おう! と、米国オレゴン州政府協力のもと、「オレゴン バー&グリル」「東京ワインコンプレックス」「サンクスギビング ターキーパーティー」 を11/22(土)に開催します。

この日、普段のメニューにはない“1Dayスペシャルサンクスメニュー”が用意されます
この機会に、ご家族や親しい仲間と一緒に、参加してみてはいかがですか?

※フード&ドリンクの詳細は下記HPをご覧ください




サンクスギビング ターキーデーパーティー

日時:2014年11月22日(土)
   昼の部 13:00~15:30
   夜の部 18:30~21:00

会場:オレゴン バー&グリル
   東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティーセンタービル42F
   http://www.restaurant-mrs.com/wp/restaurant_oregon

会費:昼の部 13:00~15:30  前売り 4,300円/大人、2,800円/子供(6~15才)
    夜の部 18:30~21:00  前売り4,800円/大人のみ
    当日入場券:第一部・第二部共通 5,800円/大人 一部のみ3,500円/子供(6~15才)

※第1部は、ファミリーでの参加も可能です。
※各チケットには1ドリンク分のお飲み物が含まれます。

詳細&申込:下記HPからどうぞ   *フードメニューも掲載されています
      http://event.tokyowinecomplex.com/consmer/141122.html

主催:オレゴン バー&グリル
運営:東京ワインコンプレックス
協力:米国オレゴン州政府


「オレゴン バー&グリル」からは東京タワーがキレイに見えます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NZで日本人醸造家のエコ・ヴィレッジワイン新発売

2014-10-23 10:05:02 | ワイン&酒
海外でワイン造りをする日本人が本当に増えてきました。
だから、日本人醸造家がつくるワインの話題は取り立てて珍しくもないのですが、先日出かけた試飲会で、このワインはちょっと興味を惹かれました。

というのも、ニュージーランドの パーマカルチャー・エコ・ビレッジ(Permaculture Eco Village)でつくられたワイン だからです。



パーマカルチャー は、1970年代に豪州の生物学者が提唱した概念で、パーマネント(永遠の、持続的な)+アグリカルチャー(農業)またはカルチャー(文化)の造語だそうです。

ということから、パーマカルチャー・エコ・ビレッジ は、地球環境に配慮した持続的な暮らしを共通の目的とし、果樹園や牧場、農場などを共同で運営するヴィッレッジ(村)になります。

ニュージーランド南島のネルソン地区に2006年に創設 された「アタマイ(ATAMAI)・パーマカルチャー・エコ・ビレッジ」 では、太陽光発電で電力を得、雨水を濾過して飲料水をまかないます。また、ビレッジ内ではオーガニックのものを限定して使用しています。

イメージとしては、自給自足の“昔ながらの日本の田舎の里山”を想像するといいでしょう。
太陽光発電は別として(笑)



アタマイビレッジには 2004年に植樹を始めた2ヘクタールのブドウ畑 があります。
この畑は地元の方が管理していましたが、高齢になり管理ができなくなったので、後継者を探していました。

ここで登場するのが、日本人の 小山浩平(コヤマコウヘイ)さんです。

青森県出身の小山さんは、英国に在住している時にワインに魅せられ、ワインメーカーを目指し、ニュージーランドに渡ります。NZのLincoln大学の醸造学部で学び、首席で卒業した小山さんは、NZとカリフォルニアで経験を重ねた後、ネルソン地区のアタマイ・エコヴィレッジで自分のワインづくりに挑戦することになりました。

ブドウ畑とワイン造りは、アタマイ・エコ・ヴィレッジの新規事業でした。

2004年に植えた1万本の自社畑のブドウの樹齢が10年となり、クオリティも上がってきたことから、小山さんは、2014年のワインを新ワイナリー 「Atamai Village Wines」(アタマイ・ビレッジ・ワインズ) の初ヴィンテージとしてリリースしました。

収穫作業以外のすべての作業は、小山さんが一人で行なっています。



では、試飲会で飲んだ時の印象を紹介しましょう。


Atamai Village Sauvignon Blanc 2014

ほんのり果実の甘みを感じるワインです。キレイな酸がしっかりあるので、クリーンで爽やかな仕上がりになっています。ソーヴィニヨンのフレーバーはおとなしく、上品なニュアンスでした。

このワインの造り方がユニークで、しっかりと温度管理&発酵管理した発酵樽と、温度管理&発酵管理を全くしない樽(15%)をブレンドしています。アルコール12.3% 残糖5~10g/L。
上代価格3,300円



Atamai Village Pinot Gris 2014

甘くなめらかなアタックの後、やわらかでほどよいボリューム感の甘美でスパイシーなフルーツが、口の中いっぱいに広がります。しっかりしたコク、複雑味があり、甘さもあるのにアルコール度数も高め。ハニーの風味もあります。非常に艶やかなワインでした。

ピノ・グリの植えられている同じブロックに、ピノ・ノワール、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネールが混植されていて、収穫の際に、これらもすべて一緒に収穫するそうです。つまり、混植混醸。シュール・リーを長めにしているので、コクと複雑味があるんですね。アルコール14.3% 残糖12g/L。
上代価格3,300円



Atamai Village Riesling 2014

ミネラルと酸のキレがあり、想像していたよりもかなりドライな味わいのリースリングでした。酸の厚みがあり、骨格がしっかりしています。図太いスタイルではなく、芯のしっかりしたエレガント系。香りもデリケートでした。これから先も楽しみなワインです。

少量生産でのファーストリリースだそうで、アルコール11.4% 残糖5g/L以下。
上代価格3,900円



これら「Atamai Village Wines」の3種のワインが 2014年10月23日に日本全国で一斉発売 されます。

ちなみに、「Atamai」は マオリ語で「フェアネス」を意味するそうです。
日本語では「公正、公平」ですね。
小山さんの名前「コウヘイ」ともシンクロさせているのでしょうか?(笑)


「Atamai Village Wines」、しばらく見守っていきたいワイナリーです。

※輸入元:株式会社サザンクロス
 http://www.southerncrossltd-wine.com/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

wine+oneでBYO公認ワイン&レストランを探そう!

2014-10-22 10:00:00 | ワイン&酒
小売店で購入したワインを飲食店に持ち込むこと を、BYO (Bring Your Own)といい、海外ではおなじみのシステムです。

しかしながら、日本ではこのシステムはまだまだ浸透していません。

店主の知り合いや常連客などの一部の客にだけ認めている店もあれば、まったくNGという店、また、高い抜栓料を払えばOKという店もあります。

ワインショップの店頭で見つけたワインを、誰かと一緒にレストランで飲みたいと思っても(自宅に呼べないケースもありますからね)、持ち込みができなければ、購入するのをあきらめてしまうこともあるのでは?
というところから、これから紹介する 「ワインプラスワン」 のサービスがスタートしました。



先日出かけた試飲会の会場に、「ワインプラスワン」 の展示コーナーがあり、運営している事務局の方に話を伺ってきました。




これらグリーン、オレンジ、メタリックの3色のステッカーシールのいずれかが貼られているワインを小売店で見つけたら、それはレストランへのBYO可能なワイン というサイン です。




ステッカーの色により、持ち込み可能なワインの価格と、持ち込み料が決まります。


【グリーン】 税抜き価格 2,000円未満のワイン → 持ち込み料 800円

【オレンジ】 税抜き価格 6,000円未満のワイン → 持ち込み料 1000円

【メタリック】 税抜き価格 6,000円以上のワイン → 持ち込み料 1500円




持ち込めるワインは、上のいずれかのステッカーが貼られているワインに限られます。

持ち込めるレストランは、「ワインプラスワン」提携飲食店に限られます。

どのワイン&どのレストランでもOKということではありませんので、ご注意ください。



持ち込めるレストランは「ワインプラスワン」のHPに掲載されていますので、早速探してみましょう。
もしかしたら、気になっていたレストランが登録されているかもしれませんよ?

また、3種のステッカーが貼られている小売店も、同HPに掲載されています。
実店舗だけでなく、ネットショップも登録されています。
提携レストランでは、それぞれのルールがありますので、各レストラン情報をしっかりとチェックしてください。

HPには、現在エントリーされているワインも掲載されていますので、まずは飲んでみたいワインから探していくのも楽しいですね。



「ワインプラスワン」の新システムは、わたしたち消費者にはとても嬉しいサービスですが、レストランやワインショップにも嬉しいサービスだと思います。
自分の店も掲載してほしい!と思ったら、無料でエントリーができるからです。

輸入業者や生産者にも、自社のワインをアピールするいいチャンスです。

消費者+ショップ+飲食店+輸入業者・生産者 がつながり“ひとつの輪に”なるって素晴らしい

提携ショップ&レストラン&ワインは随時アップデートされていますので、HPは定期的にチェックすることをオススメします



          ワインプラスワン  http://wineplusone.jp/
          運営:ワインプラスワン事務局 (Tokyo Wine Complex)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チリの超プレミアムワイン「ドンメルチョー」の秘密

2014-10-21 15:26:37 | ワイン&酒


先週、チリのNO.1ワイナリー「コンチャ・イ・トロ社」のエンリケ・ティラド氏が来日し、同社のアイコンワインである「ドン・メルチョー」の秘密を紹介 するセミナーとパーティーが、都内で開催されました。


エンリケ・ティラド氏 -「ドン・メルチョー」醸造責任者 

1883年創設のコンチャ・イ・トロ社は、2013年に創業130周年を迎えたチリの老舗名門ワイナリーです。
1960年代後半には海外市場に積極的に進出し、1987年にはチリ初のプレミアムワインをリリースするなど、常にリーダー的存在としてチリワイン界を引っ張ってきました。
現在は、世界145カ国に輸出し、チリの輸出ワインのシェアは34%を占めています。

そのコンチャ・イ・トロ社のアイコンワイン「ドン・メルチョー」です。
1990年代後半の日本の赤ワインブームの際に、チリのスーパープレミアムワインも話題となりましたが、「ドン・メルチョー」が先駆者というわけです。

「ドン・メルチョー」は専門各誌で高い評価を獲得し続けており、今もなお、誰もが認めるチリ最高峰のワインです。



「ドン・メルチョー」のワインがさまざまな区画の畑のブドウからつくられている ことは、2013年9月にコンチャ・イ・トロ社を訪問した際に話を伺いました。
その区画ごとの元ワイン(7区画あります)、本社でも飲めなかったその元ワインを、今回のセミナーで試飲できたのは、幸運なこと。

今回の、7区画の元ワインを飲む試み はもちろん日本初ですが、チリ以外でも行われることはほとんどないそうです。



「ドン・メルチョー」の畑は、チリの首都サンティアゴの南側、マイポ川の北岸にあります。
この畑がある場所はマイポ・ヴァレーの中で“プエンテ・アルト”と呼ばれ、土壌も気候も、畑の東側にあるアンデス山脈の影響を大きく受けています。

この場所には、第1、第2、第3段丘という3つの段丘がありますが、ドン・メルチョーの畑は、最も高い場所で(海抜650メートル)、かつ最も古い土壌の第3段丘にあります。
古い土壌は成分も複雑で、ミネラル分も複雑なため、複雑な味わいのワインを生み出します。

土壌は、アンデス山脈から流れてきた非常に貧しい沖積土です。
この貧しい土壌が最良のカベルネ・ソーヴィニヨン ―ドン・メルチョーの主体ブドウをつくります。

アンデス山脈から吹き下ろす冷たい風がマイポ川を伝って畑に入り込むため、アロマやフレッシュさを失わずにブドウが完熟する、という、素晴らしい気候条件も備わっています。



2013年に訪問した時のコンチャ・イ・トロ社  奥にアンデス山脈が見えました


プエンテ・アルトの畑の面積は127ha。およそ90%がカベルネ・ソーヴィニヨンで、残りにカベルネ・フランと、少量のメルロ、プティ・ヴェルドが植えられています。

畑には100以上の小区画(パーセル)があり(1ha以下)、それを、表現力やアロマなどの個性を同じくする7つの区画にブロック分けしています。
区画分けの基準は土壌(土壌の階層なども)の違いだそうです。

この7区画のワインをブレンドしたものが「ドン・メルチョー」となります。
ちなみに、区画1-6はカベルネ・ソーヴィニヨンで、区画7はカベルネ・フランです。

その前に、まずは100以上のパーセルのブドウをそれぞれ仕込み(タンクの数が150くらいになるとか)、その中から最も良いものを選んで7区画のワインをつくるそうですから、実に細かく手のかかる作業です。



特別に樽から抜いて瓶詰めして持ってきたという7区画のワイン-2013年を試飲しました

7区画のワインには、それぞれ特徴的な個性があります。
例えば、
区画1は、熟れた果実、赤い果実、上品かつ複雑味があり、甘いタンニンの特徴、
区画2は、黒い果実、チョコレートの風味、時折メンソールのヒントがあります。
区画7のフランは、ワイルドベリー、熟れたタンニン、なめらかさを丸みをワインに与えます。

7つのワインは、色調も違えば、香り、風味、果実味、酸やタンニンの性質なども違いました。

なお、これら区画ごとの性質の違いを出せるよう、使用する樽(フレンチオーク樽)の種類から焼き加減まで、同じものを使い、同じように醸造しているそうです。

ワインメーカーたちが各区画ごとのワインの特徴を熟知しているからこそ、絶妙なブレンドができるわけですね。

そのブレンドについては、フランスのボルドーの著名シャトー(ラトゥールやラフィット、マルゴーなどを筆頭に多数)のコンサルタントを務めるジャック・ボワセノとエリック・ボワセノが、ボルドーの彼らの研究所で最終ブレンディングを決定しています。




この日、7区画のワインの特徴を確認した後は、エンリケ氏がその場でブレンドを行ない、氏曰く、「ドン・メルチョー New Tokyo Blend 2013」をつくりあげる実演を行いました。

区画1-7単体のワインと、7つをブレンドしたワインを比較すると、ブレンドしたワインの方が完全な球体に近い丸みを感じました。
でも、どこか、それぞれの区画を思わせるようなニュアンスを感じさせました。

エンリケ氏も「ブレンドした方がより豊かな表現をし、より出来上がったワインになっている。音楽でいうシンフォニーと同じ で、楽器単体とオーケストラの関係と同じ」と言います。



これら7区画のワインが実際に「ドン・メルチョー 2013」として市場にリリースされるのは、ずっと先のことになりますが、どんな姿で登場するのか、今から楽しみですね。




Don Melchor 2009                Don Melchor 2010   / Concha y Toro

その後、すでに完成版のドン・メルチョーとしては、現行ヴィンテージの2009年と、日本未入荷の2010年を試飲し、ヴィンテージの違いを確認しました。2010年は現在、船の上だそうです。
よく見ると、ラベルデザインも少し違っていますね。

2009年は天候に恵まれた年だったので、果実味がよく熟し、丸くなめらかでボリューム感のあるワインに仕上がっています。
2010年は涼しい年でしたので、少々ストイックな感じがありますが、まだこれからどんどんいい方向に進む予感がします。

「2009年も2010年も、ドン・メルチョーとして最高の年。毎年、上品なタンニンを、それは熟してまろやかだけれども、熟しすぎないタンニンを出せるようにしている。また、ワインの複雑さを表現できるよう、プエンテ・アルトのテロワールを最大限に表現できるようにしている。それは、毎年、カベルネ・ソーヴィニヨンの最高品質のワインをつくること。年ごとの差はもちろんあるが、常に同じパーソナリティになるようなワインづくりを目指している」と、エンリケ氏。


同日夜に開催されたパーティーでは、日本未発売のスパークリングワイン「スベルカッソー」や、エンリケ・ティラド氏が新たに手掛ける「グラバス・デル・マイポ シラー」も登場しました。


Subercaseaux Extra Brut     GRAVAS del Maipo Syrah 2008     / Concha y Toro

「スベルカッソー」は軽快で繊細な果実味と泡が楽しめるシャルマ方式のスパークリングワインで、アルコール度数も12%とライトなので、食前酒やパーティにピッタリ。昼から楽しめそうです。

「グラバス・デル・マイポ シラー」はアルコール15%。色調も濃厚で、一見、パワフルに見えますが、なめらかで丸く、ふわりとソフトなタッチに驚きました。スパイシーな風味はほんのかすか。濃密ながらエレガントなシラーです。



参加者に自らの手でワインを注ぐエンリケ氏

パーティーでは、7区画のワイン、ドン・メルチョー2009&2010、スベルカッソー、グラバスがふんだんに振る舞われました。
このような貴重な機会に参加できたことに感謝いたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリンは飲み物ですか?

2014-10-20 13:28:57 | おいしい飲みもん
スイーツの紹介は週末を私なりのルールとしていましたが、先週スターバックスで飲んだフラペチーノについて書きたかったので、お許しを!


キャラメル & プディング フラペチーノ Tall  540円(税抜)

スタバの秋メニューのひとつで、底にカスタードプリンが入り、ビターなカラメルソースがかけられています。
上部はホイップクリームで飾られ、超ボリューミー!
これはパフェ並みですね

ストローで吸うと、カスタードプリンとカラメルソースが絶妙に混ざり、まさしくプリン味!

プリンは固体の状態で入っているため、スプーンですくって食べることができます。
プリン単体で食べると、ボリュームのある固形物を食べた気になりますが、でも、味わい的には、ストローで吸う方が、プリンとカラメルソースの組み合わせのおいしさを楽しめました。

食べたい、でも、飲んだ方がおいしい、というジレンマを感じながら飲み干しました

後でHPからカロリーを調べてみると、トールサイズで442kcal!
軽くショック(笑)
ショートサイズも作ってもらえるようで、その場合は336kcalです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪州「Bethany」のワインが日本にやってきた!

2014-10-19 18:08:08 | ワイン&酒
カラリと晴れた週末の昼、素敵なランチのお誘いを受けて出かけてきました。

昨年の8月に来日した豪州バロッサのワイン生産者 「Bethany Wines」(ベサニー・ワインズ)の5代目 Geoff Schrapel(ジェフ・シュラペル)氏の共同経営者であり弟でもあるRobert Schrapel(ロバート)一家とのワインランチです。
Robert&Anna夫妻と息子のRyan、彼らの友人家族が日本に遊びに来ていたのです(なんと1カ月ものバカンス!)。

会場は、千駄木の「Ristorante tono;4122」 
私がはじめてベサニーのワインを飲んだのも、ここででした。

未成年のライアン君を除く10名で、こちらのワインを昼から飲み干しました


右から)
Bethany Riesling Eden Valley 2012
Bethany Chardonnay Barossa Valley 2011
Bethany Semillon Barossa Valley 2012
Bethany Old Vine Grenache Barossa Valley 2011
Bethany Cabernet Sauvignon Barossa Valley 2009
Bethany Shiraz Barossa Valley 2010
Bethany GR 12 Reserve Shiraz 2008
Bethany Select Late Harvest Riesling Barossa Valley 2014

ベサニーのワインはひととおり兄のジェフと一緒の時に飲んでいますので、各ワインの詳しい解説は、昨年のリポートをぜひご覧ください。

2013年8月リポート 【前編】 → コチラ / 【後編】 → コチラ



白ワインは、近いヴィンテージの品種違いの3本です。
2012年ヴィンテージのセミヨンは日本では未発売で、今回ロバートが持参してくれました。

Riesling Eden Valley 2012 はやさしい味わいの中にミネラルを感じ、自然に入ってくる飲みやすいタイプ。
Chardonnay Barossa Valley 2011 は非常にクリーンで、酸がしっかりしていました。
Semillon Barossa Valley 2012 は、この日の白ワインの中で、料理との最高のマリアージュ を見せてくれました。



よく熟したセミヨンのブドウを使っているのがよくわかります。樽で熟成させていますが、樽は2年目以降のものなので、それほど強くはありません。フルーツのボリュームがあり、なめらかでリッチ。それでいて、飲み飽きないバランスの良さがあり、フードとの相性が最高でした。


前菜)サーモン・パテ、ライムチキン、キッシュ・ロレーヌ

Robertの奥様Annaが、「サーモンに合うわ。キッシュロレーヌともバッチリね!」と言うので、私も試してみたところ、本当によく合う!
セミヨンって、他の国だとソーヴィニヨン・ブランなどとブレンドされることが多く、ブドウそのものの性質がわかりにくいですが、セミヨン単体のワインが幅広く食事と合わせられるとは、嬉しい発見です。






赤ワイン3種



樹齢80年を超えるグルナッシュの古木からの Old Vine Grenache 2011 は、自然なタッチで入ってきますが、繊細ながらスパイシーな風味がジワジワ広がります。うま味があり、どこかピノ・ノワール的なニュアンスも感じました。アルコール度数14.5%ながら、この繊細さ!
日本人チームから「アスマンスハウゼン(ドイツ)的」という声もありました。



Shiraz Barossa Valley 2010 は、完熟ブドウの甘美な果実味と充分な酸の絶妙なバランスが取れたワインで、デリケートな“しっとり感”を感じました。このしっとり感が、オムパスタの卵と意外にもよく合ったんです。


tono のふわとろオムパスタ ボローニャ風ミートソース

オムレツの中にはパスタが入り、ボリュームたっぷりの一皿。
Shiraz Barossa Valley 2010は、卵だけでなく、ミートソースともよく合いました。
オムレツは白ワインのChardonnay Barossa Valley 2012ともイケましたし、ミートソースはOld Vine Grenache 2011、まだまだ若さのある Cabernet Sauvignon Barossa Valley 2009 ともよくマッチ。



GeoffとRobert兄弟の名前の頭文字を付けた GR 12 Reserve Shiraz 2008 は、チョコレートを思わせる甘いなめらかさがあり、これはもううっとりです。
ロバートは「リッチで甘いソースをかけたビーフ、ラム肉にプラムのフレーバーのソースをかけたものに合うと思う」と言っていました。


毎年リリースしないGR には“X番目”という通し番号がついています -2008年は12番目




デザートのパンナコッタとともにいただく締めのデザートワインは、これまたロバートが手持ちで持参してくれた日本未発売の Select Late Harvest Riesling Barossa Valley 2014
2014年って今年ですよ!いつ収穫したのか尋ねると、4月の終わりとのこと。

昨年飲んだレイトハーベストのリースリングは2005年と、だいぶ熟成したものでしたが、今回の2014年は、さすがにフレッシュでチャーミングな甘さでした。明るいランチタイムにいただくには、若くてフレッシュなデザートワインもいいですね。



日本酒に興味津々のRobert  隣は息子のRyan君



予想をはるかに超える本数のワインを飲み、昼からいい気分に(笑)
さらにいい気分になるのは、2013年に紹介した時には、まだベサニーのワインが日本に輸入されていなかったのですが、その後、2014年6月から日本への輸入が開始されたことにもあります。


2014年9月3日に都内で開催された豪州ワイン試飲会でもベサニーが紹介されました
輸入元は明治屋です。

現在、明治屋の六本木店、広尾店、丸ビル店でベサニーのワインが販売されています。
価格は、リースリングとセミヨンの2500円からGRの9000円まで(税抜)と幅広く、オールドヴァインのグルナッシュなんて2800円(税抜)ですよ?
これは“買い”でしょう

昨年、兄のジェフが「料理と一緒に楽しむワインをつくっている」 と言っていましたが、ベサニーのワインは皆でおいしいものを一緒に食べながら飲むと、笑顔でハッピーになれるワインだと思います。



Ristorante tono;4122の外岡シェフ&マダム、Robert familyに感謝!


Ristorante tono;4122
 東京都文京区千駄木4-1-22
 http://www.tono4122.com/

※輸入元:「株式会社明治屋」のニュースリリース → コチラ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道の駅めぐり -茨城編

2014-10-18 10:09:00 | お出かけ&旅行
実は、道の駅めぐり が、私のささやかな楽しみのひとつ
ここしばらくずっと出かけられなかったのですが、今週、ぽっと空いた日があったので、迷わずGO!
自分でハンドルを握っての中距離ドライブです。

茹でた生の落花生 が食べたくて、いざ「道の駅 しもつま」(茨城県下妻市)へ。

かなり以前にここに立ち寄った時、たまたま買った“生の落花生”を茹でて食べたら美味しくて、以来、生の落花生が大好物になりました。



生の落花生はピーナッツとはまったく違う不思議な食感です。ほっくり甘く、シャキシャキして、むっちり、といった食感が混ざり合い、歯ごたえが絶妙。ほんとうにおいしく、大好き

生の落花生はこの時期限定のものですし、店ではほとんど見かけませんから、土地の農作物が販売されている道の駅は大事な発掘ポイント。
落花生は千葉がNO.1の名産地ですが、第2位が茨城県なんですね。

それゆえ、以前買った下妻にわざわざ出かけたのですが、残念ながら、下妻では発見できませんでした。また、野菜物も以前よりも少なくなっているように思われました。せっかくここを第一の目的に来たのに、残念!

ないものは仕方ありません。
潔く諦め、でも、ついでだからと予定外に立ち寄った 「道の駅 さかい」(茨城県境町)で、生の落花生に出合えました。一袋300円(税別)で購入。帰宅して計量したら、300gありました。

早速、茹でていただきましたが、実が殻いっぱいに詰まっていて、粒が大きい!(上の画像)

落花生はカロリーが気になりますが、生の落花生は、乾燥させた落花生の半分ほど。
栄養価が高く、すぐれた食品ですが、食べ過ぎには注意ですね。


「道の駅 さかい」では、なぜか栃木名物の 「レモン牛乳」のアイスを発見!



レモン牛乳そのものを飲んでみたかったのですが、見当たらず、このアイスを買ってみました。120円(税別)



ソフトクリームの形をしていますが、硬さのあるミルクアイスです。
レモンの風味はたしかに少しありますが、酸味がおだやかで、私には少々ゆるめに感じました。もうちょっとパンチがあるといいのだけれど。容量は160ml、182kcal。



実は、下妻の前にたまたま寄った 「道の駅 まくらがの里こが」(茨城県古河市)が素晴らしく充実していました。
国道4号バイパス沿いにこの7月にできた新しいもので、茨城県の道の駅で最大だとか。

ここは直売所の野菜が安くてびっくりしました。
今回行った3つの茨城の道の駅の中で、イチオシです


直径約25cmある巨大なキャベツが120円

ここで買ったブドウも、とても甘くて感動!
しかも、お安く買えたので、嬉しさ倍増



ここでは施設内で焼いているベーカリーがあったので、人気NO.1の“こしひかりの玄米ロール” を買ってみました。200円(税込) 



パンが焼き立てで温かく、途中、車の中でちぎって食べてみました。
硬い生地かと思ったら、ふわふわやわらかい生地のパンで、硬めが好きな私としてはちょっと残念でしたけれど、これはこれで香ばしくておいしい。生地は真っ白ではなく、玄米のベージュ色。

パンは翌日までもソフトで、サンドイッチにピッタリでした。
店内でもこのパンのサンドイッチが売られていましたが、具がたっぷり挟まり、ボリュームたっぷりで380円という価格は、都内のパン屋ではありえません。
ここはパンの種類がとても多かったので、パン好きな方にオススメ。店内でイートインもできます。



最後は、国道4号を南下し、「道の駅 庄和」(埼玉県春日部市)へ。
ここは行く予定ではありませんでしたが、せっかくなので、寄ってみました。
地元産のものだけにこだわらず、他の産地のものも多く扱っていて、お値打ち品も見られました。
地元産のいちじくや大きな梨のほか、青森産のリンゴ、山形産のおかひじきなどを購入。ここは寄って正解



この日は4か所回り、新鮮な野菜類をたっぷり買えて大収穫でした

これからの季節は、紅葉ドライブも兼ねた「道の駅」めぐりもいいですね。
次はぜひ紅葉ドライブを楽しみたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする