ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

台湾料理でまたまたお気に入りを発見!

2010-09-30 23:28:35 | レストラン&店
小中学校からの友人たちと地元の台湾料理店を再訪しました。
台湾出身の人がやっている小さな店ですが、以前ここで出会った料理がまた食べたくて足を運びました。




 台湾の干し豆腐の和え物 (涼拌千糸)

こちらが以前食べて気に入った料理で、麺のように見えるのが「干し豆腐」。
水分の抜けた豆腐というと、日本では「高野豆腐」ですが、高野豆腐とは全く異なる食感で、むしろ本当に麺に近い弾力が面白いのです。
しかも、味もよく染み込み、何度食べても美味しい!
今度こそぜひ中華素材のお店に「干し豆腐」を探しに行かねば!です。



  台湾の里芋香り炒め (香炒芋頭糸)

メニューの写真がキンピラみたいだったので最初はスルーしたのですが、これは珍しいですよと店の人に勧められ、じゃあお願いしますと頼み・・・、結果、大正解

里芋は「むっちり、ねっとり」というイメージがありますが、この里芋料理は パリパリ・・・とした硬さがあり、飴がからんで甘辛く、芋ケンピのような不思議な食感です。

でも、後を引く美味しさで、クセになります。
これは新たな発見!
次にこの店に行ったらぜひ頼みたい!と思った、新たな出会いでした



豚足の正油煮つけ (五香猪手)

これも以前食べて気に入っていたもの。
八角の風味がしっかり入り、ぶるんぶるんとコラーゲンたっぷりで、相変わらず美味しい~



海老の北京風辛し炒め (公保蝦仁)

ちょっとピリ辛の味付けの海老の炒め物は、海老がプリプリでボリュームたっぷり



五目おこげ

おこげ料理は、アツアツのあんを目の前でかけてくれました。
音もごちそうです。



スープ入り肉まんじゅう (小皮湯包)

これも前回気に入ったもの



TAIWAN BEER

台湾ビールはまろやかなラガータイプでした。



台湾料理は味付けも油っぽさも濃厚ではないので、女性はきっと好きだと思います。
干し豆腐は栄養豊富な上、麺代わりにすればダイエットにもピッタリですし、ムチンたっぷりの里芋も美容と健康にいいのが嬉しいですよね。

次の新たな出会いを楽しみに、また訪れたいと思いました。




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10/2(土) ブルゴーニュワインセミナーあります

2010-09-29 22:09:09 | ワイン&酒
春先に開催したワイン会などで何度もお世話になっている店西麻布(六本木駅から徒歩数分ほど)のワインバー 「provinage」 から、ワインセミナーの案内が届きました。

同店ではオーナーソムリエ氏が「冷涼ワインクラブ」なるものを立ち上げ、
ワイン評論家の田中克幸氏によるワインセミナーを開催しています。

今回が3度目の開催となり、テーマは
「ブルゴーニュワインを理解するための、斜面上下比較」

同一ヴィンテージ、3つの銘醸村の中の斜面の上部の畑と下部の畑を飲み比べることによって冷涼ワインの良さを探るとのこと。

現地を数え切れないほど訪れ、ブルゴーニュを知り尽くしている田中氏の説明は実に理路整然としてわかりやすく、本当にすーっと頭に入ってきます。
初心者も熱烈なブルゴーニュファンも、きっと満足いく話が聞けると思いますよ。




冷涼ワインクラブ主催セミナー第3弾

「ブルゴーニュワインを理解するための、斜面上下比較」

講師:ワイン評論家 田中克幸

日時:10月2日(土)15時~17時

受講料:10,000円(税込)お口直し程度のフィンガーフードが付きます

定員:14名

試飲アイテム(予定):

 Puligny Montrachet Champ Gain’07 Etienne Sauzet
 Puligny Montrachet Les Perrieres’07 Etienne Sauzet


 Chassagne Montrachet Les Vergers ’07 Bernard Moreau
 Chassagne Montrachet Morgeot ’07 Bernard Moreau


 Ruchottes Chambertin ’07 Frederic Esmonin
 Griottes Chambertin ’07 Joseph Drouhin



*詳細はお店のHPをご覧下さい (申し込みは電話かメールでOK)
 → http://www.provinage.com/index.html

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provinage (プロヴィナージュ)

東京都港区西麻布3-1-19 小山ビル 2F
Tel.03-5772-7272

mail@provinage.com


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10/20中国料理&リースリングディナー

2010-09-28 14:00:00 | ワイン&酒関係雑記
つい1週間前は30度を超える暑さだったのに、いきなり秋の涼しさ(寒さ)になり、なかなかカラダがついていきませんよね。
でも、この涼しさが食欲を刺激し、ワインが美味しく飲める季節となりました。

そこで、10月20日(水)にワインディナーを開催します。
今回は 「中国料理とリースリングワインのマリーアジュ」 です

私の大先輩のワインジャーナリスト有坂芙美子氏によるミニセミナーも開催します。
ぜひお気軽にご参加ください。




第4回 Riesling Ring Evening

開催日時: 2010年10月20日(水)19:00~ (18:30 受付開始)

開催場所: 「萬里楼」 (マンリロウ) 北京料理
       東京都台東区雷門1-16-4 立花国際ビル BF1
       (銀座線「田原町」下車徒歩1分)   TEL : 03-3847-7755

参加費: Riesling Ring会員 おひとり様 10,000円 (税込)
     一般ご参加の方 : おひとり様 12,000円 (税込)

定員: 38名 (予定)

料理:コースを予定

ワイン:リースリングワイン6アイテムを予定



料理の内容、ワインリスト、申し込み詳細などは、コチラ をご覧下さい。

私も受付でお待ちしています

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(追記 2010/10/15)

おかげさまで満席となりました!


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新旧スペインワイン【後編】

2010-09-27 11:31:21 | ワイン&酒
昨日は注目したいスペインの白ワイン産地DOリベイロ&ローカル白品種を紹介しましたが、今日もまたローカル品種のワインを中心に紹介したいと思います。

昨日のワイナリーも比較的新しいところでしたが、次に紹介するのも1999年設立の若いワイナリーです。ここは最新技術設備を備え、かつ有機栽培を実践しています。



Bodegas Engeura   (エチケットがカワイイ

驚いたのは、DOバレンシア のワインだということ。

バレンシアオレンジを想像するように、太陽がサンサンと降り注ぎ、かつてはマスカットフレーバーのする大量生産ワインの産地として認識されていたバレンシアですが、このところ飲んだワインで、これははイイと思ってラベルを見ると、バレンシア産が多いのです。

このボデガス・エンゲラは160haの自社畑を2つの地域に持ち、すべてを有機栽培で行い、オーガニック認定もしっかりとされています。
平均標高は650mと高いことが、有機栽培にとってプラスに働き、かつ良い品質のブドウの収穫につながっていると思われます。

このワイナリーでは赤ワインの生産が多く、モナストレル、テンプラニーリョなどのスペイン品種のほか、シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンなども栽培しています。




この土地らしいと思ったのは、モナストレル100%「Paradigma」(パラディグマ)(写真左)。
酸がしっかりとしてエレガントな赤ワインだと感じました。

モナストレル60%にテンプラニーリョとメルロを20%ずつブレンドした「Sueno de megala」 (スエニョ・デ・メガラ)(写真中央)は、フレンチオークの新樽で20ヶ月熟成させているおかげで構成がしっかりし、飲みごたえがあって洗練されたものに仕上がっています。

「Verdil de Gel」 (ベルディル・デ・ヘル)(写真右)は、甘口白ワイン

ベルディル地元ラ・バル・デルス・アルフォリンスのローカル品種で、全地域で45haしか栽培面積ないのですが、エンゲラがそのうち6haを所有しています。

柑橘系の香り に特徴があり、ベルディルを辛口に仕立てた白ワインが素晴らしいようなのですが、この日は辛口タイプはなく、マイナス10℃で寝かせてつくった、自然発酵のスウィートワインのみでした(もしかして、他のブースにあったのかもしれませんが)。

甘口ワインだけに甘い!のですが、酸がしっかりと甘さを支え、素晴らしいバランスです。
香りも豊かで華やかで、実に品のいい甘口でした。

DOバレンシアでは、ぜひこの白品種「ヴェルディルに」注目したいと思います。



スペインワインの伝統産地リオハを見てみると・・・




やはり、じっくり時間をかけて熟成させたリゼルバ(最低36カ月)、グラン・リゼルバ(最低60カ月)は落ち着いた旨さがあり、口にするとほっとします。

この熟成規定があるからこそ、他にはない風味のあるワインが楽しめるんですよね。

が、醸造設備などがハイテク化され、熟成環境も変わってきたため、従来よりも果実味がキレイになり、モダンなスタイルになってきていると思いました。

「Pagos de Vina Real 2002」 (右端)なんていう、単一畑ワイン(Vino de Pago)のカテゴリも新しく出てきましたし、伝統生産者の今のリオハワインを飲むのもなかなか面白いのではないでしょうか?


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新旧スペインワイン【前編】

2010-09-26 17:38:34 | ワイン&酒
私がワインを選ぶときは、
その国、その土地ならではのものが飲みたいな~、と思いながら探すのですが・・・

個人的には白ワインが、それも樽のニュアンスを感じない透明感のある白ワインが好きなので、スペインワインの試飲会でこのワインに出会ったときは、ドンピシャ好みだと思いました。



左)Eduardo Pena  右)Maria Andrea  Bodega Eduardo Pena

スペイン北西部ガリシアの DOリベイロ(Ribeiro)のワイナリー、エドゥアルド・ペーニャ(Bodega Eduardo Pena)のつくる白ワインです。

マリア・アンドゥレアには、Treixadura(トレイシャドゥラ)、Loureira(ロウレイラ)、Albarino(アルバリーニョ)という3つのブドウが、

エドゥアルド・ペーニャには、上記3種+Godello(ゴデーリョ)+Lado(ラド)の5つのブドウが使われています。

桃のような芳香のするアルバリーニョは、5つの中では最もよく知られているガリシアの白品種ですが、その他のブドウはなかなか耳にしないですよね。

トレイシャドゥラはボルドガル北部とスペインのガリシアで栽培され、ゴデーリョはガリシア州とカスティーリャ・イ・レオン州の境を流れる川の渓谷が原産地ですが、他はすべてガリシア原産のブドウです。

トレイシャドゥラは柑橘やパイナップルのアロマが、ロウレイラは月桂樹(ローレル、ガリシア語でロウレイロ)を思わせる独特の風味があり、ラドは高い酸を持ち、ゴデーリョも豊かな酸があり、リンゴのような爽やかなアロマが特徴です。


そんなブドウたちを使ってつくられた2つのワインはどちらもアロマが豊かで、味わいに透明感のあるキレイなスタイルで、すーっとやさしくカラダに染み渡ります。

マリア・アンドゥレアは清らかさが前面に出ていますが、軽くローストした樽を使っているエドゥアルド・ペーニャの方は複雑味があります。しかし、樽のニュアンスは感じず、豊かなできれいな果実味が味わえます。



DOリベイロ では、白ワインはトレイシャドゥラを中心としたもので高級化を進めているようです。
ボデガ・エドゥアルド・ペーニャののつくる白ワインはほどよい果実のふくらみがあり、上品な芳香もあいまって、飲んでいてほっと落ち着くやさしさとエレガントさがあるのがいいですね。

ガリシアではDOリアス・バイシャスの名前が有名でしたが(ここは栽培面積の90%がアルバリーニョ)、その他大勢として扱われていたDOリベイロの白ワインを、これからは気をつけて探してみようと思います。


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スペインのスウィーツ♪

2010-09-25 16:32:31 | 甘いもん
スペインのスウィーツ といって思い浮かぶものといえば・・・

クリスマス近くになると出回る、アーモンドをハチミツで固めたバー菓子の 「トゥロン」 は、スペインではお馴染みのスウィーツですが、日本ではあまり知られていませんよね。



チュロス くらい?

チュロスに付けていただくチョコレート(ショコラーテ)が手前に写っていますが、
実は、この チョコレート もスペインを代表するお菓子のひとつ。

メキシコで発見したカカオを持ち帰り、最初に砂糖と水を加えて飲んだ(ホットチョコ)のがスペインの探検家たちで、これがキッカケとなってヨーロッパにチョコレートが伝わったのだとか。



そうしたことから、チョコレートはスペイン自慢のスウィーツなのですが、大手メーカーの力が強く、国内消費が多い(輸出は生産の20%程度)のが特徴のようです。

味わいの特徴としては、カカオ含有量が高く、甘さ控えめタイプが多い ようです。
このところ、日本でもこの手のタイプのチョコが好きな人が多いように思いますので、スペインのチョコレートは探す価値大かも?


先日行ってきたスペイングルメフェアで見つけたチョコレートたちは・・・


シンプルでスタイリッシュなパッケージ


ポップでカワイイですね


ノスタルジック~ なぜか日本風の柄?(左下)が(笑)




「栗」製品も見かけました。
スペイン北西部のガリシア地方や、北東部のカタルーニャ地方あたりが栗の産地。


栗のシロップ煮やマロンペースト(加糖・無糖)

無糖のマロンペーストは甘さをほとんど感じませんでしたので、製菓はもちろんですが、料理にも使えますね。




普通のシロップ煮の他、白ワイン(コデーリョ)や赤ワイン(メンシア)、ポートワインで漬け込んだタイプもあり、どれも美味でした

そのまま食べてもいいですが、ケーキの中に入れたりしてもいい風味を出すのでは?



もっと色々なスペインのスウィーツ類を食べてみたいですが、フランスやイタリアに比べると、まだまだ日本に入ってきている量や種類が少ないのが残念ですね・・・


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京都に心惹かれるWine&Shot Bar「The door,,」 開店♪

2010-09-24 22:51:57 | レストラン&店


京都のホテル勤務の知人から、「転職しました」と届いた封書を開けると、
なにやら素敵なお店の開店情報でした

2010年9月23日(木)に
「WINE & SHOT BAR The door,,」 が 京都の高倉にGrand Openしたとのこと



京都は数年前に仕事で行って以来、しばらく出かけていませんし、ワインバーやレストラン情報も疎いのですが・・・

京都の四条堀川の「The door,,」の姉妹店のようで、いただいたリーフレットの写真を見ると、
京の町家造りを生かしたしっとりとした雰囲気の素敵な店内に目が釘付けになりました



ショットバーというとお酒がメインで、食べ物はほんの添え物のようなイメージがありますが、ここは違い、亀岡の契約農家からの野菜を使った料理が自慢のようです。

しっかり食べながら、しっかり飲みたい女性にとっては嬉しいですよね



また、今回オープンした高倉店は ワインが充実 しているようですので、関西のワイン好きには朗報では?

京都はこれから秋の観光シーズンを迎えますので、観光で出かける人をはじめ、出張などでも行く機会がある人も多いと思います。
その際には、ぜひこの店をチェックしてきてください。
私もぜひ早く訪問してみたいと思っています。

Mさん、お知らせいただき、ありがとうございます~



「WINE & SHOT BAR The door,,」  高倉店

京都市下京区高倉通四条下ル高材木町224
  075-353-8678

 営業時間 19:00~3:00




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彼岸のおはぎ&塩瀬の羊羹

2010-09-23 14:58:22 | 甘いもん
暑さ寒さも彼岸まで、とはよくいったもので、一昨日、昨日と真夏日だったのに、
お彼岸の中日である今日は、すっかり の涼しさ

収穫の秋、味覚の秋、食欲の秋ということで、秋は栗やサツマイモ、カボチャを使ったほっくりとしたお菓子が多くなりますね。

昨日紹介した「栗」のスイーツも食べたい!ですが、ちょうどお彼岸ですので、
母が おはぎ をどっさりと作りました

あんこ、黒ゴマ、きなこ・・・とありましたが、私の好みはやっぱり あんこ
あんこのお菓子はいつ食べても飽きないわ~と思います。






そういえば、先週は塩瀬の本練羊羹をいただきました。


本練羊羹「松の栄」 塩瀬総本家(東京都中央区)

黒光りするツヤツヤのボディはみっちり硬めですが、口に含むとキメ細かでなめらかに溶けます

羊羹をいただく時は、いつも自分でドリップしたコーヒーを合わせるのですが、羊羹に限らず、あんこモノの和菓子とコーヒーの組み合わせはオススメですよ。

また、朝のコーヒーは、よっぽど時間がない場合を除き、毎日必ず手ずからドリップして淹れたものを飲むことにしています(一応これでも、コーヒー&ティーアドバイザーですし

朝のゆったりコーヒー&甘いものが、毎日のささやかな贅沢かも


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ココロトキメク秋スイーツ♪

2010-09-22 16:53:54 | 甘いもん
本日発売の雑誌 「Tokyo Walker」 の特集は

新着! 秋スイーツ





シュークリームやエクレアなどのシュー菓子、デザート感あふれるスイーツパン等々、
うふふな甘いものが24ページにわたって満載です

コンビニのエクレアたちもかなりゴージャスになっていて(ローソンの「プレミアムエクレア」190円など)、これはスグにでも手に入れたい!

この秋キテるスイーツ情報もあり、ふむふむ、へえ~




モンブラン好きとしては 「栗」 を使ったものが気になり・・・

あれもこれも食べてみたい!ですが、下の3つが超気になっています

「和栗のモンブランソフト」 (400円)銀座文明堂 羽田空港第一ターミナル店

「くるくるワッフルプレミアム『贅沢マロン生ロール』」 (1,260円)R.L. (新宿タカシマヤ)

「銀寄モンブラン」 (630円)ジョトォ(小田急新宿)

期間限定商品も多いので、急がねば!




実は、Tokyo Walker 19号 「世界のTOKYO」のコーナーに
シャトー・メルシャン 北信シャルドネ2008 のテイスティングコメントを書いています(P91)
スイーツ特集と合わせてご覧下さい(笑)

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満月にロゼワインを飲むと願いが叶う?

2010-09-21 22:11:05 | ワイン&酒
スーパーのイオンのキャンペーンに、満月ロゼ なるものを見つけました。

「ロゼワインに満月を映し、飲み干すと願いが叶う」 

というジンクスが女性たちの間で流行しているとありましたが、それは初耳!



たしかに、ワインづくりと月の満ち欠けには関係があるといわれ、月の動きに従って農作業をしたり、ワインを瓶詰めする生産者がいます。
海の干潮・満潮の現象と同じように、月の引力で、例えばワインのオリが舞い上がりやすくなったり、その逆に沈みやすくなったりすることがあるからで、これは納得ですよね。

人間のカラダでいえば、満月の日は出産が多いとか、デトックスやダイエットの作用が大きく働くなどといわれていますが、本当のところはどうなんでしょうか?



話は戻り、満月とロゼワインの関係 は・・・さて、真実はいかに?(笑)

ただ、ちょうど家にロゼワインがあり、今月の満月も9月23日と近いので(9月22日は中秋の名月、この日もOK?)、満月をロゼワインに映して飲んでみましょうか



ロゼシャンパーニュもアリですね

来月以降の今年の満月は、10月23日、11月22日、12月21日

イオンでは、その月の満月が近づくと、ワイン売り場に「満月ロゼコーナー」を設置するようですから、チェックしてみてもいいかも?



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スペインのチーズ【後編】

2010-09-20 14:07:00 | おいしい食べもん
スペインでは「羊乳」のチーズが多いと【前編】で書きましたが、
22のDOP(Denominacion de Origen Protegia)のうち9つと最も多いのは「牛乳」のチーズ。

ただし、もっと正確にいえば、スペインでは牛・羊・山羊の混合牧畜が行われているので、チーズもこれらの乳をミックスした「混乳チーズ」が多くつくられ、しかも混乳チーズがスペインのチーズ消費量のトップに位置しているのです。

とはいえ、「牛の乳」はチーズ製造の中心的存在ですよね。
牛乳のチーズが多いのは、スペイン北部の「緑のスペイン」と呼ばれている地域。
降雨量が多いため牧草がよく育ちますが、山が多い地域のため(カンタブリア山脈)、牛はあまり移動させることができず、それぞれの地域ごとのチーズがあります。

地中海地域は温暖で乾燥しているため山羊が多いのですが、バレアレス諸島のメノルカ島には150年以上の歴史のある牛の乳のチーズ「マオン」があります。


Mahon Menorca (DOP マオン・メノルカ)

メノルカ島でつくられるチーズはすべて「マオン」と呼ばれます。
マオンも、日本に入ってくるスペインチーズの中ではよく名前が知られているのではないでしょうか?
マオンとは、地中海貿易の経由地だった港の名前です。

塩気を含んだ草を食べた牛の乳には独特の海の潮の風味が出るようです。
長熟タイプには(海上輸送のためらしい)表面にオリーブオイルやパプリカが塗られています。



Queso Tetilla (DOP ケソ・テティージャ)

牛のチーズで人気があるのが、別名「尼さんのおっぱい」のテティージャ。
軟質でふっくらした形は、まさに乳房(Teta)

スペイン北西部ガリシアのチーズで、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の旅に行くのなら、帰りにはぜひこのチーズを手に入れたいところです。



San Simon da Costa (DOP サン・シモン・ダ・コスタ)

テティージャと似た形のこの牛乳チーズもガリシア産。
涙のようなコロンとした形がかわいらしく、表面はスモークされています。
これも巡礼の旅のお土産にピッタリ!




上)Queso de Vaca   右下) Queso de Cabra

「牛」はスペイン語で「Vaca」なので、牛のチーズは「Queso de Vaca」。
まとめてみると、

Vaca : 牛
Cabra: 山羊
Obeja: 羊




スペインのブルーチーズでは、DOPチーズが2つ、IGP(DOPより制限が緩いもの、地理的表示保護)チーズが1つあります。

産地は、すべてスペイン北部のピコス・デ・エウロパ山脈地域
フランスのフルーチーズであるロックフォール同様、カビの育成に最適な自然の洞窟があり、海から吹く塩気を含む湿った風がカビを育てます。



Cabrales (DOP カブラレス)

限定された3つの村のみでつくられ、牛乳が中心ですが羊乳製もあり、季節によって山羊乳が混ぜられます。

もうひとつのDOP「Pinon Bejes-Tresviso」 (ピコン・ベヘス・トレスビゾ)も混乳タイプ。
「ピコン」は「刺す」の意味なので、ピリッとしたシャープな味わいが特徴。
カブラレスの方もピリッとした刺激があるものの、濃厚でクリーミーな口当たりらしいので、ぜひ食べ比べてみたいですね。



Queso de Valdeon (IGP ケソ・デ・バルデオン)

バルデオンは、ピコス・デ・エウロパ山脈の南側の支脈の谷の名前。
塩水に漬けたカエデの葉っぱに包まれているのがユニーク。
これは牛乳製です。



スペインでは100種を超えるチーズがつくられています。
各地域それぞれに特徴あるチーズがありますので、スペインを旅する機会がありましたら、ワインだけでなく、各地域のチーズもぜひ探し歩きたいですね。


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スペインのチーズ【前編】

2010-09-19 23:50:31 | おいしい食べもん
先日開催されたスペイングルメフェアに「スペインのチーズ」が出展されるということでしたので、かなり期待していました。

というのも、フランスのチーズに関しては、けっこう色々なものが日本に紹介されているのですが、スペインチーズとなるとガクッと少なくなるので、こうしたフェアは貴重な機会なのです。

その期待通りに、たしかにたくさんのスペインチーズを目の当たりにすることができたのは大きな収穫でした(展示が多く、ほとんど試食できなかったのは残念でしたが・・・)



さて、スペインチーズの特徴について、簡潔にひとことで述べるなら、
「羊のチーズが多い」でしょうか・・・

12世紀から19世紀まで、スペインでは「羊毛」の生産&輸出のために羊を多く飼っていたのですが、羊毛の需要が減るにつれ、羊は「乳製品」生産用に役割がシフトしてきたのです。

そのため、スペインの22のDOPチーズ(ワインのDOCと同様に原産地呼称があります:Denominacion de Origen Protegia)のうち、6つが羊乳のチーズとなっています。

羊乳チーズの代表的なものは「ケソ・マンチェゴ」


Queso Manchego (カスティーリャ・ラ・マンチャ州)

ケソ(Queso)とはスペイン語で「チーズ」の意味。
マンチェゴの名前は、「マンチェガ」種という羊の品種から来ています。


羊の乳は乳脂肪やたんぱく質などの固形成分濃度が濃いため、コクのあるしっかりとした味わいが楽しめます。
マンチェゴのチーズは食べやすくて、かつ旨味があり、滋味に溢れている感じがしました

画像からは見えにくいですが、昔は「エスパルト」という茅の一種を編んだ帯で成型していたため、独特の模様が付いているのが特徴です(今はプラスチックの型で模様を付けていますが)(圧搾タイプ)


スペイン羊のDOPチーズとしては、


Idiazabal(イディアサバル)…バスク地方中部、Roncal(ロンカル)…ピレネー山脈麓ロンカル渓谷

この2つは産地も近く、チーズ自体もとてもよく似ています。


しっとりソフトなTorta del Casr(トルタ・デル・カサール)などがあります

スプレッド状でやわらかな「Queso de la Serena」もスペインで人気No.1ということですが(トルタ・デル・カサールと似ています)、これも食べてみたかった!


DOPではありませんが、こちらも羊のチーズ(Queso de Oveja)
*「Oveja」は「羊」です



スペインには、温暖で乾燥した地中海沿岸地方を中心「山羊」のチーズもあり、DOPでは6が認められています。


Queso Ibores(イボレス)、          Queso de Murcia al Vino(ムルシア・アル・ビノ)

イボレスはスペイン南西部エストゥレマドゥーラ、ムルシアはアンダルシア地方の東側のもの。
ムルシアは表面を赤ワイン(ムルシア産ワイン)で洗っている山羊チーズで、ワインで洗わないDOPチーズ(Queso de Murcia)もあります。


山羊はスペイン語で「Cabra」(カブラ)

上の2つはどちらもDOP認定されていない山羊チーズですが、パッケージの絵とCabraの文字から山羊チーズであることがわかりますね。


こちらと右上の山羊チーズはフランスのサントモールとちょっと雰囲気が似ていますね


続きは【後編】


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スペインのうまいもの(魚介の缶詰&オリーブオイル)

2010-09-18 23:09:42 | おいしい食べもん
このカワイイピンクの缶は何者?



その正体は・・・


スペインのシーフードの缶詰 でした!

海に囲まれているスペインでは、シーフード料理が多くあることは知られていると思いますが、シーフードの缶詰も色々あるんですね。
家にもスペイン産のオイルサーディンの缶詰があったのを思い出しました。

ここは添加物を一切使用しない魚介の缶詰メーカー (Conservega Gallega S.A.)で、厳選されたシーフードを手作業で缶詰にしているとのこと。




それにしても、ムール貝やアサリ等が入っているとは思えないキュートなパッケージですよね(笑)




こちらはまた別の缶詰メーカー(Pena Canned Group S.L.)で、グルメショップやレストラン御用達の老舗ブランド(1920年創業)。

素材の良さを引き立たせるシンプルな味付け(塩味程度?)が美味でした





スペインは良質のオリーブオイルの産地ですが、使うのが楽しくなる、こんな素敵なパッケージのものを見つけました。


こちらのパッケージはスペインのグッドデザイン賞を獲得したとか



Cal Saboi はオーガニック製品でもあるようです



シーフードの缶詰とオリーブオイル、+ワインがあれば、かなり幸せな気分になれますね

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スペインの生ハムは多種多様

2010-09-17 22:49:26 | おいしい食べもん
せっかくですので、スペインの話題を続けましょう。

今週開催された スペイングルメフェアにおいて、色々なメーカーの生ハム類が紹介されていました。



スペインの生ハムといえば、イベリコ豚のハモン・セラーノが有名ですが(ハモン・セラーノについてはコチラで復習してくださいね)

メーカーによってそれぞれの特徴があるのね・・・と、食べ比べて改めて実感させられました。




もちろん、部位によって食感も旨味もまったく違うのですが、私の個人的な好みではヒレの部分でちょっと筋のある部位(画像上)噛みごたえがあり、旨味もあって気に入りました(その下は脂肪が少なくてサッパリしてソフトなヒレの部分です)。



通常、生ハムと呼ばれるのは上記のような状態のもので、ちょっと薄めにスライスされ、肉の色も脂肪の色もキレイで繊細なのですが、



上のメーカーの生ハムは ちょっと厚めにカットされていてボリューム感があり、ジューシー感と旨味がたっぷりと味わえました。



塩気もマイルドだったので、来日していたメーカーの方に話を聞くと、

「ホンモノの生ハムは、塩気はそれほど強くないものですよ」と返ってきました。
(VALTURRA IBERICOS社)




このメーカーの他のものも食べてみましたが、どれも塩気がやさしく、ふっくらジューシー系。



お隣のブースのイベリコの生ハムをいただくと、塩気も旨味もしっかりあるタイプで、熟成感もあり、まったくキャラクターが違いました。

どれが正解というのではなく、それぞれの個性を楽しみ&自分の好みのものを見つける楽しみ があります。
こういう食べ比べは実に楽しいものです


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スペイン注目産地DOウクレスのボデガス・フォンタナ

2010-09-16 23:24:44 | ワイン&酒
スペイン続きで、今日はワインの紹介を。
といっても、実は7月に来日したワイン生産者を今まで温めていたのですが(笑)

今年の7月、スペインはクエンカの 「Bodegas Fontana」 (ボデガス・フォンタナ)から、アジア担当マネージャーのTERESA MAROTOさんが来日し、フォンタナ社のワインを紹介してくれま
した。


Teresaさん

フォンタナ社はクエンカトレドに500haのブドウ畑を持つワイナリーです。
500haのうち80%がテンプラニーリョ。赤ワインが多いですね。

ところで、クエンカ(Cuenca)、トレド(Toledo)って、スペインのどこ?

偶然にも、昨日紹介した紫色のニンニクの産地であるカステーリャ・ラ・マンチャ州にあるクエンカ県の県都がクエンカ。カステーリャ・ラ・マンチャ州の州都でありトレド県の県都がトレドです。



ボデガス・フォンタナ は、このクエンカで30年以上の歴史を持つ家族経営のボデガ(ワイナリー)ですが、1997年に設備の近代化を行い、新しい醸造所を建てた他、畑の再整備も行い、ワインづくりが大きく変わりました。

まず、ブドウ品種によって畑を細かく分け

それぞれの樹齢をしっかり把握し(成長期、成熟期、古木etc...)、

畑ごとの特徴(土壌、日照、畑の向き、降水量etc...)を踏まえたブドウ栽培を行うようになりました。



カステーリャ・ラ・マンチャ州のDOラ・マンチャがスペインワインの最大生産地(スペインワインの50%を生産)となっていますが、フォンタナ社はDOラ・マンチャのワインと、その北端に位置するDOウクレス(Ucles)のワインをつくっています。

注目すべきは、2006年7月にDOを取得した 「DOウクレス」

赤ワインのみがDOに認証されている新しい産地で、まだまだ認知度は低いですが、
「フォンタナ社の貢献により、ウクレスの認知度が上がってきた」とテレーザさんは言います。

DOウクレスは標高が高く(場所により500~1200m)、昼夜の温度差が大きいため、ブドウの生育にいい条件を与えています。

さて、その実力はいかに?



右から)
Mesta Blanco 2008 (Do Ucles)
Mesta Tempranillo 2008 (Do Ucles)
Esencia de Fontana 2007 (Do Ucles)
Dueto de Fontana 2003 (Vino de la Tierra de Castilla)
Pago el Pulpito (Vino de Licor)

上記5本をテイスティングしました。

Mesta Blanco 2008
マカベオ70%+モスカテル30%の白ワインで、ステンレス発酵をしているため、ピュアでクリーン。
香りはフローラルで、ビワや桃っぽいきれいな香りもありますが、酸がキリリとしてスッキリ飲めます。


Mesta Tempranillo 2008
テンプラニーリョ100%の赤ワインですが、フレッシュな花、バラの香りがあり、なめらかな果実味とタンニンのバランスがちょうどいい飲み心地です。
マグナムボトルでいただいたのですが、ビロードのような舌触りで、非常にいい状態で驚きました


Esencia de Fontana 2007
これもテンプラニーリョ100%の赤ワインで、650mの標高にある細かい砂質の畑の厳選したブドウを手摘みしています。
アメリカンオークとフレンチオークで熟成させていて、色濃く、モダンでチョコレートっぽい香ばしい風味を感じました。炭火焼、イベリコ豚などに合いそうです。

アメリカンオークは 酸化させたい時に(リオハ、シェリーなど)、
フレンチオークは キメ細かさとバニラの風味を与えたい時に使うとのこと。


Dueto de Fontana 2003
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ各50%をブレンドした、このボデガのスペシャルなワイン。樹齢50年のブドウを使っています。

スペインでは、フランコ独裁政権の時代があったため、1970年代後半まではブドウ品種も自由に植えられず、カベルネやメルロは1980年代に入ってから植えられるようになりました。
そのため、樹齢30年くらいからのカベルネやメルロがほとんどなのですが、フォンタナでは樹齢50年の樹があるというのですから素晴らしい

このワインは、フレンチオークだけで15カ月熟成させています。
香りに熟した感じがありますが、色はまだしっかり濃く、タンニンや酸もしっかりと存在感を示し、バランス抜群!これは本当に美味しい


Pago el Pulpito
テンプラニーリョ100%のVino de Licor、赤い甘口ワイン(500ml)。
ブドウの収穫は12月。皮が萎れて甘さが濃縮した健全な完熟ブドウ(貴腐菌ナシ)からつくられ、アメリカンオークで24カ月熟成、アルコール16.5%。

酸の支えのある濃厚な甘さ+しっかりしたタンニンがあり、さすが黒ブドウならでは。



個性的な甘口ワインでパッケージもステキなので贈り物にもピッタリ



DOウクレスは、まだまだ私も知らないワインばかりで、土地の特徴も畑の場所ごとにさまざまなタイプがあるようですが、これからは注意して飲んでいきたいと思いました。

ボデガス・フォンタナの現在の醸造責任者は、米カリフォルニアのロバート・モンダヴィのインターンシップ経験のあるRodrigo Espinosa氏(2003年に着任)。
ロドリゴ氏の努力も、近年のボデガの高評価とDOウクレスの認知度アップに貢献しているのでしょう。
この先、注目していきたいスペインワインの生産者、生産地のひとつだと思います。


(輸入元:大榮産業)


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