イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

ウキ作り。完成

2009年01月22日 | Weblog
最後のコーティング作業。
お尻をペグでふさいで、頭に爪楊枝を刺してどぶ漬けの準備。
どぶ漬けのあとは少し吊り下げて乾燥。

その後ペグを抜いて乾燥専用の台の上へ差し込んで頭の爪楊枝を抜く。
専用の台は2ミリのピアノ線の先をグラインダーで削ったものを木の板に打ち込んで剣山のように作ったものである。

そのままでは乾燥台の上で針と固着してしまうのでもう一度頭に爪楊枝をさして抜き取る。
たこ焼を作る要領というか、ガラス工芸で心棒を前後ろに付け替えるというか、そんな感じである。
とにかく穴の周りと乾燥に使っている爪楊枝やピアノ線と本体を固着してしまわないように注意する。

これを上下を交互に10回繰り返して皮膜を厚くしてゆく。
爪楊枝とペグの刺し加減が難しい。強く刺しすぎるとあとで抜けなくなるし、ゆるくしすぎるとどぶ漬けの途中でコーティング材の中へ落ちてしまう。
また、気を使っていてもパイプの中にコーティング材が流れ込んでしまうので毎回細いステンレス線で穴の掃除もしなければならない。
今回購入したコーティング材はかなり古かったようで粘度が高く余計にパイプの詰まりがひどかったように感じた。

2回コーティングしたところでオモリの負荷と作成モデル名、作成日(正確にはこの字を書き込んだ日)を記入する。
オモリ負荷は5G、4回目のデザイン変更なのでⅣ、浮力の調整も変更したのでバージョンが2.0、字を書き込んだ日が2009年1月3日ということになる。
正月早々僕も暇なもんだ。

10回目のコーティングが終わって完成。
去年の12月14日に作り始めて今年の1月18日に完成した。
作成期間約1ヶ月。楽しくあそばせてもらった。
あとはこれで魚が釣れれば万々歳なのだが・・・。
コメント
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