イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2009年01月04日 | Weblog
場所:加太沖
条件:小潮 11:00満潮
釣果:チャリコ 27センチ 1匹

新年4日、やっと天気が回復した。風は東に寄るとのことなので加太まで足を伸ばした。いつもイカばかりでは脳がないし、たとえ玉砕しても男は黙って加太で勝負なのだ。

年末にいつもいろいろ教えてくれるおじさんから加太のポイントを教えてもらっていた。
田倉崎と友ヶ島の南端を直角に結んだ場所に電車を沈めた漁礁があり、田倉崎と地の島と沖ノ島の間を直角に結んだ場所には大きなシモリがあるとのことだ。
今日は、ここを目指した。
エサはアオイソメ。去年何か大きな魚を喰わせているので今回も同じエサで頑張って見るつもりだ。
まずは電車が沈んでいるという沖の方のポイントから探し始めたのだが、魚群探知機にはそんなものは映らない。仕方がないので適当な場所に停船して仕掛けを流し始めた。風も穏やかで潮の流れも穏やかでまことに気持ちはいいが、いつものようにアタリはない。魚群探知機にはさまざまな反応が出るのだが、これは魚ではないのだろうか。よくわからないまま時間が過ぎてゆく。
少しずつ場所をずらしながら探って行くと、周りより4メートルほど高くなっている場所を見つけた。電車かどうかわからないがちょっと根がかりもする。とすぐになにやらあたりらしきものがあった。しかしこれはエサだけを取られてしまった。
使っている針が青物狙いのヒラマサ針なので大きすぎるのかもしれない。エサをつけ直して再度投入するとまたまたアタリがあった。これはうまく喰いついてくれた。引きは大したことはないが上がってきたのは小さいながら真鯛(と、あえて呼ばせていただきます。)であった。
これはうれしい。加太の海から久しぶりに真鯛を引きずり出した。
その後、同じ場所を数回流したがアタリはなく、午前11時を回ってしまったので納竿とした。

たとえ小さくても加太の海で真鯛を釣り上げたことは僕にとって大きな一歩だ。また、元旦に買ったリールの初出動で坊主を免れたのも幸先がいい。ニュータイプに目覚めかけたシャアの心境だ。『見えるぞ…私にも敵が見える!』といったところか??。そういえば、新しいリールのボディは赤い色をしている。まさしく赤い彗星だな。(というのは変なこじつけだな~)
いつかは加太の海でも自由自在に釣りができるようになりたい。そのためにも坊主覚悟でどんどん釣りに行きたいものだ。

なにはともあれ、お正月早々めで鯛。めで鯛。



今日はインドネシアの地震で津波注意報が出たらしい。和歌山で10センチを観測とのこと。携帯電話を持って出るのを忘れたので連絡が取れず、家族からは心配していたと叱られたが、海はまったく平穏。とんだとばっちりを受けてしまった。何かにつけてマスコミが騒ぎ立てるのはよくない傾向だ。
まあ、携帯電話を持って出ていたらすぐに帰って来いと言われたであろうから忘れてきてよかったのかもしれない。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする