イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2024年04月13日 | 2024釣り
場所:加太沖
条件:中潮8:08満潮
潮流:7:05転流 9:09上り0.5ノット最強 11:20転流
釣果:サバ4匹 チダイ1匹

本当なら今日は加太に行くつもりはなかった。コゴミを採りに行くはずだったのである。午前4時過ぎには家を出ようとすべての準備をして最後に車のスマートキーを持って家を出ようと思ったら、ない・・。どこにもない。どこかで落としたかと思うものの、先週の金曜日、ディーラーでワイパーゴムの交換をして家に帰ってきたのだから家の中にあるには違いない。しかし、どこを探すといっても僕の家での行動範囲は限りなく狭く、それでも時間だけが過ぎてゆき、これはもう山には行けないと判断して急遽行き先を変更したというとわけだ。



結局、スマートキーは車の中に放置したままになっていた。どうも、スマートキーの機能として、ひとつを車の中に残して別のスマートキーでロックをかけると車の中のスマートキーは機能しなくなるらしい。僕は家の中に車を置いているときにはドアロックをかけない癖がある。奥さんは常にドアロックをする人なのでこんな現象が起こってしまったのである。ちなみにスマートキーを車内に残しているとドアロックはかからない。
しかし、よく考えているというか迷惑というか、こんなまったく普通のひとならこんな行為はしないだろうというような事象に対してまでアルゴリズムを設定しているというのはなんとも日本の自動車というところだ。そして、常々思っていたのだが、このスマートキーというのはなんとも使いにくい。今回のことも、セルをキーでひねって回す車なら家に帰ってきてキーを抜いて自分の手の中に入っているはずだし、万が一車の中に残してしまって別の人がドアロックをかけてしまってもスペアキーがあれば開けることができる。キーシリンダーに差し込まなくてもいいから車を降りるときに忘れてしまうのである。ディーラーではスマートキーを手渡さずに車の中に置いたまま引き渡してくれるのだが、それもよくない・・。手渡してくれるとすぐにポケットに入れるのだが・・。
スペースキーを作ることはできないし、釣りに行くときでも、濡れると壊れるから気を遣う。
なんだか自動車の価格を釣り上げるためのギミックにしか思えないのである。

ということで家を出る時間はかなり遅くなってしまった。



もともと釣りに行くつもりもなかったので潮流の時刻も調べていなかった。出港直前にはじめて見たというていたらくなのである。
転流時刻は目の前なのでとりあえずは四国ポイントで流れだしを待って北に上ろうと考えた。

釣れているのかどうかわからないが今日も船団ができている。



その一角から始めるが魚探の反応はなくもちろんアタリもない。まあ、ボチボチやっていこうと思いながらも少しアグレッシブに攻めすぎた。漁礁が見えてきたができるだけ底をキープしようとしたらいきなり根掛かりしてしまった。ああ、もったいない。道具箱には残りはひとつ。これは大切に使わねばと今度は漁礁の上ではかなり底を切ってやり過ごそうとしたときいきなりアタリが出た。それもかなり引く。ドラグを緩めて対応するがここは漁礁の上。あまり糸を出すと根掛かりしてしまう。途中から強引にやり取りを始めたがなんだか引きが変だ。これはきっと魚が大きいのではなくて何匹か掛かっているようだ。
海面下に見えてきたのはサバであった。それも4匹掛かっている。そしてサバが複数となると案の定、最後の仕掛けはぐちゃぐちゃになってしまっていた。

予備の仕掛けはもっと前に作ったいまいち釣れそうにないものしかない。とりあえず取り替えてみるがやっぱり釣れそうな気がしない。こういうのは思い込みが大切なので少し早いが真鯛狙いに向かった。

テッパンポイントには土曜日にもかかわらず全く船が見えない。



これはあまり期待が持てない。そのとおりで今日もナカトまで上っていくがアタリはない。



仕方がないので再びテッパンポイントに戻って早い目に退散しようと思って仕掛けを下ろすとアタリが出た。桜鯛にしてはかなり小さと思ったら本当に小さいチダイであった。
これはもう少し粘る甲斐があるかと気合を入れ直すがその後はアタリがない。それからしばらくするともう少し南の場所ににわかに帝国軍が終結をはじめた。



ひょっとして釣れているのかと僕もそこへ移動。帝国軍と完全に同化するのは怖いので少し離れたところに陣取ったのだが、それが悪いのかこれは帝国軍の罠だったのか、アタリがないので午前9時45分に終了。

この場所は僕の魚探にはマークのないところだし漁礁もシモリもなさそうなところだったのだが、なぜここに帝国軍は集結してきたのだろう。本当に僕たちのような悪人を一網打尽にしてやとうと考えたりしていたのだろうか・・。

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