イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

住金一文字釣行

2024年04月06日 | 2024釣り
場所:住金一文字
条件:中潮4:57満潮 10:47干潮
釣果:チヌ 2匹

今週は金曜日にズル休みをして3連休は初日タラノメ、二日目、三日目は釣りだと思っていたのだが大きく狂ってしまった。
金曜日はタラノメを目前にして高枝切りハサミが壊れてしまって何も手にできなかった・・。



最後に残していたポイントはこれがないとひとつも採れないのだ。泣く泣く引き上げて二日目は釣りに行けたがこれもドタバタしながらの釣行で、三日目は風邪をひいて一日中寝て過ごした。
なので今日のブログは二日目のみのことを書くしかないのである。
二日目の釣行でドタバタした理由であるが、Nさんから土日のどちらかは住金一文字へ行くで、という連絡をもらっていて、決定は前日にLINEするからと知らせてくれていた。金曜日の夕方、スマホを見ていなくて、これは日曜日だなと思い加太に行く準備をしていた。準備を終えて念のためと思ってもう一度スマホを見てみると明日行くよとメッセージが入っていた。
それを見て急いでフカセ釣りの準備を始めたのである。準備といっても必要なものは全部物置から出しているのでいつでも行けるのであるが・・。

いつもの通り、午前9時に港に集合。エサを買うのはわかやまペイだ。



これを使うとポイントが10倍になるので少しはお得になる。

今日は過去2回の場所よりも少しだけ先端に釣り座を取ってみた。

 

「春は沖から」という箴言に倣ったのだ。と、言っても、スリットの上は怖いのでそれほど遠くには歩いてゆけない。今思うとこの時くらいから風邪の症状が出ていて平衡感覚が怪しくなっていたのかもしれない。狭い足場にはどんどん慣れてきていたはずなのだがこの日はやたらと怖かった。まあ、結局、これには何の意味もなかったのであるが・・。

潮は少しだが沖の方に流れている。いい感じだと思うのだがそれに反してまったくエサ取りもない。anotherNさんは僕よりさらに先端に座っているが同じような状況らしい。
しかし、この人は流石だ。30分ほど後に早くもチヌを釣り上げた。その後はまた沈黙が続いたが午前11時半ごろアタリがあった。同時にanotherNも竿を曲げている。この時がひとつの時合だったのかもしれない。
※見出しの左の画像はその時に2匹一度に掬った魚なので僕が釣ったのはどちらかの1匹だけである・・)
アタリがないものだからそろそろ反対側に移動しようと思っていたところにアタリがあったのでもう少しここで粘ることにしたけれども結果としてはここで見切りを付けなかったというのが悪かったようだ。NさんとanotherNさんの話では、チヌだけを狙うとするなら反対側のほうがいいらしい。かなり遅れて見切りをつけて移動したが、ここでもアタリのない時間が続いた。



撒きエサが無くなりこれが最後のひと流しだという時に鮮明なアタリがあった。そしてこれで今日は終了。
しかし、この時点でNさんとanotherNさんはそれぞれ8匹ずつ釣り上げていたそうだ。それにしても4倍の差というのは悲しい。港に戻って仕掛けの中身を聞いてみると、若干、僕の仕掛けよりも深いところを釣っていたようだが、それよりも撒きエサの打ち方や仕掛けの流し方に何かの違いがあるのだろう。
釣りには海面上の形而上よりも海面下の形而下のほうがはるかに大切なのだが、それをまざまざと見せつけられたという感じだった。
フカセ釣りはやっぱり僕には難しすぎる・・。加太もだが・・。

しかし、この風邪はしつこい。2年前の熱は一晩寝ると治ってくれたが今回は三日経ってもあまり良くはならない。体の中にタイマーが装備されていて、60歳を境に回復力がなくなるのだというようなことを信じないが、この2年間の年月は無残というほかがない。なんだか衰えと落胆ばかりが目立つ今年の春である・・。


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