イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2018年06月02日 | 2018釣り
場所:水軒沖(沖ノ島沖)
条件:中潮 2:02干潮 7:29満潮
釣果:アジサバ 多数

今日は森に暮らすひまじんさんをお誘いしての釣行だ。
先週の僕の釣果はショボいものであったが、その後出撃した人たちはかなりの釣果を上げていた。季節が進むと型が小さくなるのでとりあえず急いで出撃だ。
何としても釣果を得なければならないので用意周到で行かねばと昨日は菊新丸さんに連絡をして状況を聞いてみた。ちょっと厳しくなって水深60メートル付近まで遠征をしなければならないそうだ。
朝は午前4時10分に出港。天気はすこぶるよい。風も波もなく穏やかだ。これで魚が釣れれば万事よしなのではあるけれども・・。



沖ノ島まで行ってそこから水深60メートルまでというとかなりきついのでまずは水深50メートル付近からスタート。とりあえず仕掛けを入れて入れて菊新丸さんに電話を入れてみた。コールの最中にいきなりアタリだ。
おお、調子がいいではないか!菊新丸さんは63メートルくらいのところでかなりの釣果を上げているようだが、ここでアタリが出るのなら遠くまで行かなくてもというズボラな気持ちが頭をもたげこの場所で続行。
ひまじんさんも2匹釣り上げている。しかし、ここから数が伸びない。ここで潮の流れが収束するのを待つべきかそれとももっと沖を目指すべきか・・・。
再び菊新丸さんに電話を入れるとすでに生け簀が満タンで帰りますとのこと。この時点で午前6時。向こうでは散発ながら反応もあるらしい。僕も東の風に流されてすでに水深55メートルまで来ている。あと5メートル詰めてみようと移動を開始。水深60メートルまで来ると確かに反応があった。40メートル位のところに大きな反応だ。
すかさず仕掛けを入れるとしばらくしてアタリが出た。その後30分ほどはコンスタントにアタリが出て数を稼ぐことができた。

しかし、わずか5分ほどの移動でこんなに反応が変わるものとは驚きだ。まるで水深60メートルを境にしてA.T.フィールドが張り巡らされているような感じだ。
今日も神様、仏様、菊新丸様で釣果を得ることができた。他力本願ではあるのだがひまじんさんにはそこそこの数の魚を持って帰ってもらえてホッとしたのであった。


先月の末、津本陽が亡くなったというニュースが流れていた。「雑賀六字の城」は面白い小説だった。沖から見える章魚津子山から秋葉山にかけてそれぞれの山の頂上には砦が築かれていたそうだ。かつての人々も沖からこの光景を見ていたのだろうか。



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