イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖~小島沖釣行

2018年11月25日 | 2018釣り
場所:加太沖~小島沖
条件:中潮 7:46満潮 13:23干潮
潮流:08:47 上り3.2ノット最強 12:39転流
釣果:タチウオ 12匹


「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 虧(かけ)たることも なしと思へば」
藤原道長がこの歌を詠んだのはちょうど1000年前の今頃だったそうだ。この人が死んだあと、武家の時代がやってきたということは政治的には大した業績を残してはいないのだろうが、これだけの不遜さがないと権力というものは持てないのだろうな。俺が!俺が!と言える人のこころが今一つわからない。



そんなことはどうでもいいのだが、ここ数日風邪気味で、やっと休みになったから安息日といきたいのだが、天気予報はすこぶる上々、無理をしてでも行かねばならないということで朝一は加太で真鯛、転流時刻前からは小島沖でタチウオと欲張ってみたけれども、疲労感が半端ではない。体中の関節が痛くてだるい。いつもなら魚を捌いてから燃料補給のために港に戻るのだが、そんな気力は残っていなかった。スタンチューブから水漏れしているので締め直さなければならないのだけれども仕方がない。エンジンまで浸かってしまうようなことはないだろうか・・・。

夜明けが遅くなり午前6時過ぎに出港。天気は予報のとおりすこぶる上々だ。



今は上りの時刻なのでテッパンポイントからスタート。今回は新しい仕掛けのテストを兼ねていたのだが、残念ながらアタリを得る前に漁礁に引っ掛けてしまった。当分はプロトタイプを工夫しながら使えるものかどうかを試してみたいと考えている。



結局、真鯛のほうは小さなアタリが1回あっただけで午前9時を迎えてしまった。



これ以上粘っても厳しいのだろうと思い、あっさりとタチウオ狙いで小島沖へ移動。
しかし、こっちもアタリがほとんどない。海が穏やかな日はアタリがなくて荒れている日はアタリがある。それが法則ではないのだろうけれどもなかなかうまいこといかない。
ベルトサイズの2匹目が釣れたのは午前10時を回ってからだ。まだ元気があったのでリリースしてあげたご利益だろうか、もう帰ろうかと思い始めた午前11時半ごろ少しアタリが出始めたような気がした。せっかくなので粘ることにしたものの、アタリは続かない。また帰ろうと思った午後0時半ごろ、またアタリが出始めた。今度はかけ上がりになっているところとはっきり場所がわかってしまった。
そうなれば重点的にそういう場所を移動しながら数を稼いでゆく。小島仕掛けも効果的だ。今日は4匹に1匹はこれに食ってきた勘定になる。



しかしながらやっぱり体がだるい。イワシを最後まで使い切ろうと思ったけれども4匹を残して午後1時20分に終了。


帰りの道中、今日もイルカの群れに遭遇。
なんと30メートルほどの至近距離で大ジャンプ。写真におさめることはできなかったが大迫力であった。

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