イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2018年03月15日 | 2018釣り
場所:加太沖
条件:中潮 5:49満潮 11:31干潮
潮流:6:08 上り3.0ノット最強 9:49転流
釣果:ハマチ 4匹 サバ 1匹 サゴシ 1匹

今日はワカメを採りに行こうか加太に行こうか迷ったのだが、気がつけば加太にも1か月近く出撃していない。大きい船のエンジンも回しておかねばと釣りの方に決定。それに明日は雨だ。ワカメが乾かない。
しかし、魚の方も、水温がかなり下がっていると聞いているので心配だ。まあ、ここ3日間は気温の高い日が続いているのでそれに期待しての釣行だ。

そして、暖かい日が続くとタラノメも気になる。港に向かう前に釣竿を持って山の方へ・・・。
第1ポイントは競争が激しい。偉そうにえ言えたものでもないけれども、ここにやってくるやつらはまったく山菜採りのマナーを知らないのではないだろうか。枝をのこぎりで切ってしまっている。画像のほかに数本あった。手が届かないのなら高枝切バサミを持ってくればいい。だからここはどんどん株が少なくなってしまっている。もうす数年ですべての株が絶えてしまうのではないだろうか。事実、ここの前庭の部分のタラノメは全滅してしまっているのだ。



と、言いながら、僕もまだまだ小さな芽を切り取ってしまうのだから同じようなものか・・・。




こんなことをしていたので、出港はかなり遅くなってしまった。今日の潮ではできるだけ早く出ておかねばならないのだが、水温が低くて今日は釣れないのではないかという予感がしていて、まあ、どうでもいいや・・・というかなり捨て鉢な気持ちも混ざっての出港だったのだ。



しかしながら、魚の方は、水温の低下というのはまったくの杞憂であった。魚探の反応はすこぶるよく、幸先よくサゴシが食ってきた。

第二テッパンポイントは船も少なく、アタリの出る範囲は狭いが、ポイントの上を行ったり来たりしながらコンスタントに食ってくる。ほかに釣れている場所があるのかもしれないが、やはり自信のあるポイントは強い。
午前9時を回って底潮がほとんど動いていない感じになり、アタリもなくなってしまった。

この時点で、帰るべきか、下りの潮を待つべきかを考えたわけだが、この前の法事で魚釣りの話題で盛り上がったいとこの家に魚を持って行こうと考えた。前のブログで書いた“やっちゃん”のお姉さんが紀の川市に住んでいる。その旦那さんと“すだのおいやん”の甥は父が生きている頃に数回、父の船に乗って魚釣りをしたことがあるらしい。法事が終わったあとの食事のときに、「お前のお父さんにはよく釣りに釣れってもらったんだよ~。」と酔っ払いながらみんなで盛り上がっていたのだ。
父もこのいとこの家までスーパーカブに乗って魚を届けたこともあったらしい。そんな父親がつないでくれていた縁が再びつながったような気がして僕も魚がたくさん釣れた日にはいっちょう持って行ってやろうかと考えていたのだ。
さすがに橋本までというとかなりの道程だが、旧の打田町までなら家からちょうど30分。京奈和道はなんと便利なことか。



もうすこし暖かくなれば今度は僕の船に乗って釣りをしてもらおうと考えている。一度は細くなっていた縁だが、京奈和道が再び太くしてくれそうなのかもしれない。

午前10時過ぎにはこんなに穏やかな海であったが、昼前から思いのほか南風が強くなってきた。



3月の天気は侮ってはいけない。だから今日の早上がりは結果的に正解だったようだ。

記録:



コメント (2)
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