イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「ステラ増刊 2013年10月号 あまちゃんメモリアルブック 」読了

2013年10月04日 | Weblog
NHKサービスセンター 「ステラ増刊 2013年10月号 あまちゃんメモリアルブック 」読了

もう、なにも言うことがない。懐かしい日々がよみがえる。

本を読みながらこんなに涙が出てくることは珍しい。あらすじを読みながら、夏ばっぱが大漁旗を振ってアキちゃんを見送るシーン、春子を見送るシーン。これに涙するのはあたりまえだが、勉さんがユイちゃんのナポリタンに粉チーズをふってあげるところまで涙が出てくる。

あまちゃんには人の生き方の哲学が詰まっている。
アキちゃんの生き方には不易流行が、ユイちゃんには知足、袖が浜の人々は無為自然に生きている。まさしく老子、荘子、それにつながってゆく禅宗にもとづいた生き方だ。そして一方ではタダでは起きない北三陸鉄道や観光協会のの人々、太巻さん、アメ横女学園の面々にはぬぐいきれない人間の煩悩をあらわにしている。
こんなところが人々に支持をされている理由のひとつだろうか。

この本を読んでいる最中、ほとんどの時間は電車の中で携帯音楽プレーヤーであまちゃん関連の音楽を聴きながら読んでいたのだが、あらすじを読んでいる最中、太巻さん登場のシーンのときに潮騒のメモリー太巻独唱バージョン、最終回の段ではドラマと同じく読み終わる頃にオープニングテーマが流れてくる。こんな偶然が起こりうるだろうか。まさしく僕はあまちゃんに出会うべくしていままでの人生を送ってきたのかもしれない。
そういえば、今の会社でアクセサリーの販売にたずさわっていたとき、初めて母親に買ってあげたアクセサリーも琥珀であった。だから、僕は久慈市というところは琥珀の産地だということを知っていた。秋田県にあると思ってはいたが・・。やはり、まさしくこれは運命だ。

これからのテレビドラマはあまちゃんより面白いか面白くないかで議論され、これからの日本人、いや、世界の人々は人種や宗教で分けられるのではなく、あまちゃんが好きかそうではないかで分けられることになるのでる。



あまちゃんのあとにあまちゃんは無く、あまちゃんのあとにあまちゃんは無い。
これが結論である。

今回のブログは、「分かる奴だけ、分かればいい。」んです。
あしからず・・。
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紀ノ川沖、雑賀崎沖釣行

2013年10月04日 | Weblog
場所:紀ノ川沖、雑賀崎沖
条件:大潮 5:36満潮
釣果:タチウオ 8匹 クチ7匹

前夜、帰宅途中の風は北のほうからそこそこ吹いていた。台風はどうなんだろうとか、親戚の叔母さんが午前10時までに野菜を取りにきなさいとか、いろいろあったので、今日はタチウオオンリーでいこうかと思ったが、タチウオだけではあまりにも早く終了してしまうので一度、クチを狙ってみることにした。
仕事から帰ってきて急いで仕掛けを2丁作って午前3時半に起床。

港の出口の橋が工事中で、夜の風景はなにやら場末の盛り場のような感じになっている。



今日から当分の間は潮騒のメモリーズとともに釣行だ。



航行中の鼻歌も宇宙戦艦ヤマトからあまちゃんのオープニングテーマと潮騒のメモリーに変わってしまった。

今日は紀ノ川河口からのスタートにした。
午前5時頃から仕掛けを引き始めたが、釣れていた時間は40分間ほど。今年はやっぱり厳しいのだろうか・・。
最低20本は釣りたいものだ。

クチのほうは新々波止の先端からスタート。
餌を買いに入ったお店で声をかけると、誰も出てこない。ちゃんと電気は点いているし、扉も開いている。テレビの音もしているので、奥に入っていくと、テレビの前でおばさんが熟睡している。
こっちも300円しかお金を使うつもりがないので起こすのも申し訳ない。
入り口の自動販売機で赤イソメ300円というのを買ってみた。300円のエサがこれしかなかった。本当は青イソメがほしかったのだが・・・。赤イソメ??これは何なのだろうか???



釣り場でフタを開けてみると、マムシっぽい。しかし、このエサ、SUPERとと書いてあるわりには全然スーパーではなかった。全然元気がない。ビロンビロンに伸びてしまっている。
売れ残り?のようだ。

しかたがないのでこれを使って釣りを開始。水深は21メートル。
1回目のアタリはすぐに来た。
なんともこんな何のへんてつもないところでよく魚が釣れるものだ。
だが、ここは北風をまともに受けるので雑賀崎の沖へ移動。
こちらでもアタリは飽きない程度にやってくる。
沖に流されては元へもどりを3回ほど繰りかえしてエサが底を尽いてしまった。
もっと生きのいいエサを使うともっと釣れるのではないだろうかという印象だった。

この魚、見かけによらずよく引く魚だ。フロロの3号を1回だけだが切られてしまったほどだ。
食べても不味い魚ではなく、ちょこっと釣りをするのにはいい獲物のようだ。
コメント (2)
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