吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2015年10月15日/〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉011・関ヶ原古戦場

2015-10-15 04:48:51 | 〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉

 

写真①:「史蹟関ヶ原古戦場決戦地」の石碑と「決戦地」の幟

     =岐阜県関ヶ原町大字関ヶ原で、2015年10月1日午前10時50分撮影

 

〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉11

 :関ヶ原古戦場

  名古屋市中区本丸の「名古屋城」見物を終え、9月29日は岐阜県内の息子宅に宿泊。小雨降る10月1日、前から行きたかった同県関ヶ原町の「史蹟関ヶ原古戦場決戦地」=写真①=を息子のマイカーに乗せてもらって訪れました。

  その前に、関ヶ原古戦場決戦地の予備知識を仕込もうと、「徳川家康最後陣跡」近くにある「関ヶ原町歴史民俗資料館」=写真②=を見学。入場料350円を支払い、入った館内では慶長5年(1600年)9月15日、天下分け目の地・関ヶ原で合戦を繰り広げた徳川家康率いる東軍と、豊臣方の石田三成らの西軍の陣形や合戦の流れが大型ジオラマで解説付きで楽しめたほか、「関ヶ原合戦屏風」や武具も展示され、見ごたえがありました。当時の軍馬の実物大模型にまたがり、馬上の目線の高さを実感できたり、参戦した各武将の家紋はんこを押せるコーナーも楽しめました。

  

写真②:「関ヶ原町歴史民俗資料館」入り口

     =関ヶ原町大字関ヶ原で、1日午前9時25分撮影

  「関ヶ原町歴史民俗資料館」前の駐車場には、石田三成ら関ヶ原の戦いで奮戦した武将たちを壁面に大きく描いた「レンタサイクルハウス」が建っています=写真③=。

  

写真③:関ヶ原で合戦を繰り広げた武将を壁面に描いた「レンタサイクルハウス」

  次に車で北西へ移動し、関ヶ原古戦場決戦地の観光案内所がある「関ヶ原笹尾山交流館」=写真④=を訪問。石田三成が本陣を置いた関ヶ原を一望できる「笹尾山」の麓にあります。お土産品販売コーナーに武将の家紋入りキャップが飾ってあり、黒田長政のキャップを買おうとしましたが、置いていないと言われ、残念でした。戦国武将の人気投票結果の表示コーナーでは、近江国(滋賀県)出身の石田三成がトップ、豊臣秀吉が2位とされ、関ヶ原の戦の覇者・徳川家康の人気が低いのが面白く感じました。

  

写真④:「関ヶ原笹尾山交流館」

     =関ヶ原町で、1日午前9時35分撮影

  この「関ヶ原笹尾山交流館」から歩いて坂道を下った所に、お目当ての「史蹟関ヶ原古戦場決戦地」がありました。「国史跡決戦地」の解説板=写真⑤=には〈西軍有利な陣形で臨んだ戦いでしたが、小早川と脇坂ら四隊の裏切りは、たちまちにして戦況を一変させました〉と記されています。

 さらに〈小早川勢の大谷隊への突入と同時に、西軍の敗色が濃くなり、各軍の兵士の浮足立つなか、石田隊は集中攻撃を受けながらも、最後まで頑強に戦いました。笹尾山を前にしたこの辺りは、最大の激戦のあったところです 関ヶ原町〉と結ばれ、兵どもが夢の跡をしのぶ想いにかられました。

 

写真⑤:「国史跡決戦地」の解説板

     =関ヶ原町大字関ヶ原で、1日午前10時50分撮影

  1万4千もの大軍を待機させ、家康から鉄砲を撃ち込まれ、西軍を裏切った若干19歳の小早川秀秋、三成の盟友・大谷吉継(越前敦賀5万石)、西軍陣営に組みしながら東軍に寝返った脇坂安治など、この「関ヶ原古戦場決戦地」に身を置くと、日本の戦国時代を追体験し、日本史の流れもすっと頭に入りそうです。

 関ヶ原からの帰りに立ち寄った名神高速道路の養老サービスエリア(岐阜県養老町)で、通常サイズの5倍の大きさで人気の「メガメロンパン」=写真⑥=を620円で購入。息子宅で孫たちも含め6人で切り分けて食べましたが、残りが出て翌日に食べたほどのでっかさで、驚きました。所変われば品変わるで、旅の楽しさの一つですね

  

写真⑥:1個620円で販売の「メガメロンパン」

     =「名神高速道路」養老サービスエリアで、1日午前11時10分撮影

  これで、〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉シリーズの続編もピリオドを打ちます。

                                       (終わり)

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