吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2015年10月13日/〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉009・ノリタケの森

2015-10-13 10:19:18 | 〈尾張・美濃・飛騨・町歩き〉

 

写真①:「ノリタケの森」入り口に掲示された園内案内地図

     =愛知県名古屋市西区則武新町3丁目1番36号の「ノリタケの森」で、2015年9月29日午後2時撮影

 〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉9

 :ノリタケの森

  9月29日から10月2日まで、細君と3泊4日の岐阜旅行に行ってきました。2012年10月4日からの「尾張・美濃・飛騨へ5泊6日の旅行」以来3年ぶりです。きょう13日から、〈尾張・美濃・飛騨・町歩きスポット〉シリーズの続編を掲載します。

  9月29日朝、福岡市の博多駅から新幹線に乗り、愛知県名古屋市の名古屋駅に午後1時半に到着。まずは、同市西区則武新町3丁目にある「ノリタケの森」を訪れました。入園無料で、入り口に園内案内地図=写真①=が掲示されています。

  「ノリタケの森」は、陶磁器メーカー「ノリタケ」が創立100周年を記念して文化と出会い、森に憩う公園、レストラン、ミュージアムなどの複合施設として同社に隣接する工場跡地約4万平方㍍にオープン。コナラ、ケヤキなどの樹木や草花がきれいな園内に入ると、右手に「六本煙突モニュメント」が建っており、高さ45㍍あった旧工場のシンボル・大煙突を約10㍍に切って残したという煙突の一つを背にして記念撮影=写真②=。

  

写真②:園内に建つ「六本煙突モニュメント」の一つ

  敷地内にある陶磁器工場・「クラフトセンター」(4階建て)=写真③=の1~2階では、生地の製造から絵付けまでの製造工程が見学できました。

 

写真③:敷地内にある陶磁器工場・「クラフトセンター」の外観

  「クラフトセンター」3~4階は、明治時代に作られた豪華な花瓶や飾り皿、大正から昭和初期に製造された洋食器など貴重な陶磁器を展示した「ミュージアム」になっています=写真④=。

 

写真④:「クラフトセンター」1~4階の案内板

  「ウエルカムセンター」(5階建て)=写真⑤=では、「ノリタケ」発展の歴史や事業が分かるビデオや展示品が並んでいました。幕末の御用商人だった森村市左衛門が、明治9年(1876年)に貿易商社「森村組」を設立、弟の豊(とよ)とニューヨークで輸入雑貨店「森村ブラザーズ」を創業後、兄弟で日本陶器合名会社(現ノリタケカンパニー)を明治37年(1904年)に設立し、日本での本格的な洋食器製造を始めた「ノリタケ」の歩みに感服しました。

  

写真⑤:「ノリタケ」発展の歴史が分かるビデオや展示品が並ぶ「ウエルカムセンター」

  敷地中央にある「多目的ホール」には、「ノリタケの森」の歴史を紹介する影像が上映され、食器や食卓関連商品がそろう「ノリタケ」直営店、レストラン、カフェ=写真⑥=などが入居。屋外のカフェ・テーブルでお茶を飲み、休憩しました。

  

写真⑥:屋外にカフェ・テーブルもある「多目的ホール」

  「多目的ホール」の近くには、「噴水ひろば」の芝生庭が広がっています=写真⑦=。

  

写真⑦:「噴水ひろば」の芝生庭園

  芝生庭園と水路を隔てて、明治時代に建てられた「赤レンガ棟」の建物が並び、落ち着いた気持ちにしてくれます=写真⑧=。

  

写真⑧:芝生庭園と水路を隔てて並ぶ「赤レンガ棟」の建物

  最後に、陶芸、絵画、彫刻作家のアート作品を展示中の「ノリタケの森 ギャラリー」=写真⑨=を観覧しました。

 

写真⑨:「ノリタケの森 ギャラリー」

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