写真①:JR山陰本線「鳥取駅」南口の外観
=鳥取市で、2015年10月24日午前11時30分撮影
「全国フットパスの集い2015in鳥取西いなば」(実行委員会主催、日本フットパス協会共催)に参加するため、10月24、25両日、鳥取市のJR山陰本線鳥取駅=写真①=を乗降しました。路線バスへの乗り継ぎや時間待ちの合い間に駅前のモニュメントを訪ねました。
「鳥取駅」南口タクシー乗り場横の「駅南モニュメント広場」にあるのが、大黒様と白うさぎのブロンズ像(入江甲作)=写真②=。昭和60年(1985年)の駅南広場整備の際、シンボルとして大黒様が白兎を助ける「因幡の白兎」の話にちなみ設置され、「手づくり郷土(ふるさと)賞」を受賞。
写真②:大黒様と白うさぎのブロンズ像
大黒様のブロンズ像に近づくと、鳥取市生まれの作曲家岡野貞一作曲の小学唱歌「ふるさと」のメロディーが流れてきました。そばに設置されている「日本のふるさとメロディーの箱」が音源です=写真③=。岡野は「春が来た」、「春の小川」、「おぼろ月夜」、「桃太郎」などの童謡作曲や、文部省唱歌の編纂委員としても知られています。
写真③:「日本のふるさとメロディーの箱」(向こうは大黒様と白うさぎのブロンズ像)
童謡「大こくさま」の作曲者田村虎蔵は、鳥取県岩美町出身です。「きんたろう」や「はなさかじじい」などの童謡も作曲。「大こくさま」のメロディーも流す「日本のふるさとメロディーの箱」の上部には、岡野と田村の略歴も刻まれています=写真④=。
写真④:「日本のふるさとメロディーの箱」の上部に刻まれた作曲家岡野貞一と田村虎蔵の略歴