とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

ドリしてます。

2009-03-30 22:58:38 | コンサート
昨日は、DREAMS COME TRUEのバンド結成20周年の記念コンサートツアーが静岡エコパアリーナであった。5年前、浜松でのコンサートに行って以来で、楽しみなコンサートであった。早いうちから、開催の予定がわかっていたので無事チケットを確保でき、夕方から夫婦で出かけた。

ドリカムは20年前の3月21日にデビュー。当日は大阪のライブハウスイベントに出演、新人バンドの1組として300人の前で歌っていた。同年、吉田美和が大阪でラジオのレギュラー番組を持ち、ブレークの足がかりになったという。「ドリカム」の略称も大阪で生まれたという。そんなことから、大阪には思い入れが大きいらしく、今回のコンサートツアーは大阪から始まったそうである。そして、静岡は2番目の会場となった。

大阪会場は1万人の観客が集まったそうだが、エコパでも7500人が集まったそうである。アリーナ内はまったくの空きがないくらい人で埋まり、壮観であった。自分たちの席はステージから見ると中央の後方くらいであった。首は曲げずに済むが、人は小さく見える。それでもバックに超でかいスクリーンが配置されているのでドリカムの二人をしっかり見ることができた。

開演から、一気に会場のボルテージは上がり全員総立ちで、ほとんど座っている余裕はなかった。ステージの構成は「タイムマシンに乗って、1989年からのドリカムを楽しむ」というスタイルで各時代のヒット曲をメドレーで披露してくれた。「Eyes to me」、「決戦は金曜日」など知ってる曲も多く大いに楽しめた。また、最新アルバム「DO YOU DREAMS COME TRUE?」の収録曲も織り交ぜていた。20周年ということで、ファンサービスに徹し、ドリカム史上最多の40曲を歌いほぼ3時間にわたり歌い続けてくれた。

ただ、開演後2,3曲目でバックダンサーが一人倒れてしまうというハプニングが起こった。スクリーンでしかよく見えなかったのだが、ダンサーが舞台で転げまわっているのが見えた。変だなとは思ったのだが、これも演出の一つかなと思っていた。しかし、突然演奏が止まり担架を呼ぶ声がしてびっくり。倒れたダンサーは担架で運ばれた。もし、重大な事故であれば、このままコンサートが中止になってしまうのではと思ったが、幸いなことに大事には至らず、コンサートは再開された。倒れたダンサーは、アンコールの時に再び登場して大丈夫なことをアピールしたのでホッとした。こんな状況下でも、ドリカムの二人は慌てることなく観客に情報を流し、コンサートを冷静に進めたのには感心した。この二人はショーマンシップに徹しているのが素晴らしい。終盤間際には、ステージが観客席まで移動してくるという大仕掛けで、大いに沸かせてくれた。我々の席の間近にもやってきてくれたので、吉田美和と中村正人の二人を間近に見ることができた。これだけのスターをなかなか近くで見ることはできないので、今回は思い出深いコンサートになった。