とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

青笹山登山

2009-03-07 23:13:58 | 山登り
先週に引き続き、今日も登山だ。今回は、静岡市の北部にある青笹山1550mに登った。北は十枚山、南には真富士山があり日帰り登山には格好の山域である。

静岡市内から梅ヶ島温泉方面に向かい、真富士の里をすぎて有東木集落から葵高原まで車で行き、葵高原の路肩に車を止めて歩き始めた。

朝方風が強かったが、登りはじめたころは風も止み、空も晴れあがり上天気の出だしだった。舗装道路を40分ほど歩く。最初はふつうの舗装道路であったが、しだいに土砂崩れの場所が出てきたりして危険な箇所を通り過ぎた。さらに進むと雪の量が増えてきて地蔵峠入口手前から道路は雪原となっていた。

ここで、アイゼンを装着した。念のためみんなに持ってくるように伝えてあったのが正解だった。これから先はアイゼンがないと登れないほど雪があった。しばらく前の寒波でこの山域にもかなり雪が降ったようだ。

地蔵峠に着いて一休みをしたが、ここから南アルプスが良く見えてしっかり記念写真を撮っておいた。

そしてしばらく歩くと、雑木ごしに富士山が良く見えた。

先週見れなかったので今回はラッキーであった。だがこの景色も何時までも続かず、次第に雲が出てきて、いつしか富士山も雲の彼方に消えていた。この青笹山まで登るコースは登山口から山頂まで1から20までのナンバー標識がつけられているので、数を追いながら登ることができる。


14番の細島峠あたりからガスが立ち込め、山頂につくとまったく視界が利かなくなっていた。朝と打って変わって冬山の雰囲気である。


山頂は広い草原で周囲の笹も刈り取られているので、ガスがなければ360度の展望であろうと思われたが、今日はまったく見えなかった。しかも、真っ白い雪原なので休憩をするとかなり冷えてくる。それでも、お腹はすいていたのでガスでお湯をわかし昼食とした。おにぎりや、カップラーメン等の定番の食事以外に、今回はNさんが持ってきてくれたロールキャベツを暖めて食べたので体が温まった。

またYさんのハムはビールの摘みになって食が進んだ。食後のコーヒーを飲み終わると撤収を始めた。いつの間にか1時間ほど過ぎていた。出発が少し遅かったので、その後山頂に登ってくる人もなく我々が最後のようであった。天気も回復する様子はなく、ガスの中を早々に下山することにした。帰りは、来た道を少し戻り、葵高原に直接下山する近道コースを下りることにした。急坂の雪の道を慎重に降りていった。ワサビ田の清流の下を抜けてしばらく舗装道路を歩くと無事駐車場についた。

今回の歩行時間は約4時間半で、雪山を無事に楽しく歩くことができてよかった。