とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

地球温暖化について考える

2009-03-24 21:48:34 | エコ
今日はWBCで見事、日本が韓国を破り優勝した。シーソーゲームの展開で野球の面白さを感じたいい試合だった。ニュースを見るのが楽しみな一日である。

さて、今日の話題はグリムスのキーワードにもなっているようだが、「地球温暖化」について書いてみたい。

今、世間一般では世界の二酸化炭素の排出量が増加して温室効果をもたらし、地球温暖化に向かっているとされている。その原因は、人間の活動に伴って排出される化石燃料等の二酸化炭素が犯人とされている。つまり、石油や石炭を燃やすことによって生じる二酸化炭素を減らすために、国家レベル、企業、個人等の全てのレベルで削減にむかって動き出そうとしている。いろんなデータや最近の異常気象を見ると、たしかに温暖化に向かっているとしか思えないし、自分もそんな気持ちで、省エネやリサイクルに気をつけている。

ところが、一部の学者においては、温暖化傾向にあることは認めながらも、人為的な原因ではないので、二酸化炭素を削減する必要性はないという説を唱えている。その理由を幾つか挙げてみよう。

1.地球寒冷化説
現在みられる温暖化は過去にも自然にみられた寒冷期と温暖期の繰り返しの一部ではないかとする説。過去にも、5000年くらい前や中世の時代にも温暖化の時代があったというのだ。つまり、その時代は温室効果ガスの増加が考えられないので、主因とはいえないという説であり、いずれ温暖化から寒冷化に進むというのだ。

2.地球温暖化説全般に関する陰謀説
温暖化は欧米などの優位性を保ったり、利益を拡大するために利用され、誇張されているという説や軍事産業が低迷した時期と重なったことから、軍事ビジネスに変わるものとして環境ビジネスがターゲットとなり、地球温暖化がその理屈作りに利用されたという説。

3.原発産業に関する陰謀説
二酸化炭素による地球温暖化説が広まった背景には、原発産業による意向が強く働いていたのではないかとの見方がある。二酸化炭素の観測は軍事予算や原子力予算の転用による支援によって行われた。また、度重なる原子力事故などによって下火になった原発業界やウラン市場の低迷を抜け出すために、二酸化炭素による地球温暖化説は、発電時に二酸化炭素を余り出さない原発を宣伝するためにも好都合であったともいわれている。

ちょっと調べただけでも、こんな説がぞろぞろ出てきた。たしかに成るほどと思われる話だ。こういう見方もあるのかなと、ある意味感心した。とはいえ、二酸化炭素=地球温暖化説を否定することもできない。今の時代ものが溢れ、無駄に捨てられたり作られたりしている。そんな時代の風潮はやはり変えていかなくてはならない。省エネやリサイクルを通して物を大事にしていくことは必要である。「地球温暖化」という危機感を持って進むことによって新しい時代の転換期になればいいと、今は強く感じている。