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Speed Concept

2010-08-15 13:38:15 | バイク
スピードコンセプト 試乗しました


場所は六本木のショップ

島レースで痛感したのが、ロードとTTバイクの違い

起伏の少ないフラットで直線路の多い道ではやはりTTバイクの方が有利だと思う
私もトライアスリートの端くれとして、一度、TTバイクに乗ってみたいと思っていた

TTバイクはフレーム形状から言ってもロードのそれとは根本的に違う

TTバイクの候補にあがったのが、サーベロP4とトレックEquinox
サーベロはハワイのアイアンマンでも使用率がかなり多い
それだけ実績があるのだろう
ただTREK好きの私としてはTREKのTTバイクにどうしても一度試乗してみたかった
出来れば新しく出たスピードコンセプトに

来シーズンのことは分からないが、アイアンマンディスタンスに挑戦を続けるのであれば
他のどんな機材よりもまずTTバイクを導入したかった



そこで問題だったが、実際に試乗しないことには
自分に適したサイズが分からないこと
ジオメトリーを見ながら、理論上最適なフレームが自分にとってベストとは限らない

そんな折、まだ日本でも現物(スピードコンセプト)があまり出回ってない中
六本木のショップで実際に見ることができるというお話を伺いました

店長のDJさん
以前は一緒にライドに行ったり、同じレースに出場したりしたこともあった方
現在はこのお店の店長さんです

本来見るだけというお達しがあったにもかかわらず
「乗ってみますか?」
とのありがたいお言葉



ショップ周辺の道路をたっぷり走らせてもらいました

乗ってみた感じですが…

ロードバイクとはまったく違います
はっきり言って、違う乗り物ですね

うまく表現できないのですが、
自然と身体が前傾になり、車体が前へ前へと勝手に進んでいくようでした

何よりロードとの違いを感じたのが、使う筋肉
ロードではどちらかと言うとハムを意識して足を残すようにするが、
スピードコンセプトでは、大腿四頭筋のあたりを使っている感じがした
「アイアンマンの作り方」の彦井浩孝 さんによると
アイアンマンのバイクパートでは大腿四頭筋を主に使うアスリートが上位陣に多い
ランでは、ハムを中心としたバイクとは違う筋肉を使うため影響は少ないとか…



またDHバーを持つポジションでもロードのそれと比べてかなり楽な気がした
前回のバイクパートでは100キロ過ぎたあたりからこのポーズ…特に首のあたりがかなり痛くなって首が自然と下に落ちてしまうような状態になった

はっきり言って
大満足である

こんなバイクは乗ったことが無い
(もっともTTバイク自体ほとんど乗ったことがないのだが)
今すぐにでもかの地に持って帰りたいほどだった



忙しい中DJ店長自らサイズが適しているか見てくれた



今回、試乗させていただいたのはM(54)サイズ
サイズを測っていただきSサイズは若干小さい
Mサイズでポジションをしっかり出せば大丈夫だろうということでした


すっかりオーナー気分
惚れました

今までのTREKのTTはロードでのタイムトライアルとしてプロに提供され、それをトライアスロンでも利用してきた
値段もそれ相応のものでした
今回のスピードコンセプトはTREKのHPでも言っているように
トラアスリートのために作られたバイクです

今シーズは間に合いませんが
(かの地ではスピードコンセプトの名前すら知られていません…販売は来期でしょう)
来シーズンのトライアスロンではぜひとも使いたい
この時から、私の「スピードコンセプト貯金」が始まりました


Speed Consept 9.9

先ほどの公道走行では履いてませんでしたが、本来はこのホイール(Aeolus 6.5, carbon)が付いてきます



Di2もBB下のカバーをはずすとバッテリーが取り付け可能になるという専用設計
リアブレーキはフレームの中にすっぽり納まっています



フロントブレーキも同様
フレームの一部のようです



真後ろから
まったく無駄がありません
素晴らしい!



前から
刃先のように尖った先で空気抵抗を最小限に抑えるとか…
ハンドルの薄さにビックリですね



センサーも内蔵



コツコツ貯めるから待っていてくれ
一緒にレースに出れる日が楽しみだ



DJ店長から
「2010年モデルのマドン乗ったことがありますか?」
ないと答えると
「乗ってみますか?」
とご自身のバイクを貸してくれた

決して私のマドンも嫌いなった訳ではありませんが、
こちらもかなり良い

同じマドンとは思えません…

自分がロード乗りなら迷わずこちらをチョイスしたでしょう
夢見心地の…至福の一日でした

DJ店長&スタッフの皆様、ありがとうございます!

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