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KonaChallenge 激動の3年間

2021-02-28 15:33:19 | KonaChallenge
火曜日の祝日、KonaChallengeフィードバックミーティングの最終回が行われました。
トライアスロン雑誌「LUMINA」の企画で、2018年に「KONAチャレ・プロジェクト」として始まり、今年の3月を持って終了となる。そのため、今回のKonaChallengeフィードバックミーティング(オンライン)でこのプロジェクトも一区切りつけるということになりました。
残念ながら、当日私は朝から一日仕事(訪問鍼灸マッサージ)で参加出来ませんでしたが、レギュラーメンバーとして、「KonaChallenge」での活動の振り返りをパワポでまとめ発表して頂きました。







後日、「LUMINA」の記事には、当日参加出来なかったにも関わらず私のことを取り上げて頂き、「KONAに行けそうなアスリート」として紹介して頂きました。

KonaChallengeの3年間(2018~2021)は私にとって激動?!の年でした。
プライベートで言えば、転居、転職、育児でライフスタイルがガラリと変わったこと。
トレーニング関係では言えば、
・コーチングを受ける
・仲間とのかかわり
・様々な制限
が大きな変化となりました。
その結果、こだわりとかプライドとか…自分を覆っていた殻をやぶり、等身大の自分を受け入れることが出来ました。
それは単にフィジカルのことだけではなく、自分の欠点だったメンタルの面でもプラスになりました。
何より、どんな状況下でも”楽しみたい”と思えることが出来たことが、47歳になって思考が凝り固まったと思っていた自分にとっても驚きでした。

長年、競技に携わり結果もある程度残してきたことが、かえって自分の視野を狭めていました。他を寄せ付けず、ただひたすらに練習を積み重ね、自分の成功体験から作られた枠の中でしか考えられなかったのです。今思えば、その間のトレーナー業も同様で、人に伝えるのは”自分”という枠の中でのみだったと思います。
ですが、KonaChallengeのメンバーに選出され、指導・伝える立場が逆となり、今度は自分がアドバイスを受ける側になりました。スイム、バイク、ラン、フィジカルとそれぞれのプロが自分では気付かないような視点で課題を見つけ修正する機会をくれました。
同時期にはじめた、アメリカのオンラインコーチング「Endurance Nation」では、今まで自分が信じて行ってきたトレーニングの在り方を180度変えるような斬新なメニューを提供してくれました。
何でも一人でやってきた、やれてきたと思えてきた”自分理論”という壁を壊し、人の考えや意見を受け入れる…そんな簡単なことが今まで出来ていなかった。
こうあるべき…なんて思っていた自分が、実は一番成長を妨げていました。
自分が変われば、いつでもアップデート出来るんだということに気付かされました。

KonaChallengeに関わる前、トレーニングは一人で行っていました。
一人の方が気楽だと思っていましたし、もっと言えば誰かと一緒に行うことのメリットなんてあるのだろうか…とすら思っていた時期もありました。
竹谷さんやKonaChallengeメンバーとの出会い、Kona常連アスリートや年代を越えたトライアスロンを通した交流が、自分の中のトレーニング対するモチベーション(熱量)を引き上げてくれました。Konaへの思いが何倍にも膨れ上がり、その思いを語り合いたいと思える仲間が居ることが、こんなにも励みになるのだと気付きました。
Ironmanは個人競技です。ですが、スタートラインに立つまでどれだけ多くの仲間がサポートしてくれていたのか、レース中、くじけそうな自分の背中を何度も押してくれ、レースを終えれば、真っ先にこの思いを伝えたいと思える仲間がいることは、とても幸せことなのだと思いました。
Ironmanという最高の”遊び”を存分に楽しみたい!そう思わせてくれた仲間との出会いに感謝しています。

現在私は”四足のわらじ”(四つの仕事)の日々です。
週七日…休み無く仕事しているため、トレーニング時間は仕事が始まる前の早朝のみ。
2〜3時起床で、2時間前後のトレーニングという制限。これが唯一の自分の時間です。
昼間の実走も、仲間とのトレーニングも出来ません。
冬は夜明け前の暗闇の中、日の出を迎えることなくトレーニングを終えることもあります。
三種目のトレーニングをこの中で行うので、基本は二種目積めて行うことが多いです。
短時間でいかに効率良く集中して行うか…コーチとも相談しトレーニング内容を厳選しました。今までのトレーニングスタイルを極限まで切り詰めて、もっともシンプルで効果をあげるためにどうすればいいのかを考えました。
その結果、トレーニング時間が倍以上あった時期よりも、今のこの制限下の方が、パフォーマンスが上がっていきました。これには自分も驚きました。
夏休み終える前日の子どもが慌ててたまった宿題を片付ける時のように、私も逆境の時こそ力を発揮出来るタイプなのだと痛感しました。
また、仲間と練習出来ない分、仲間の頑張っている様子を思い出しより励みにすることが出来ました。また、少しでも練習の質を高めようと、KonaChallengeの計測でアドバイスを頂いたことを再現出来るように意識出来たこともプラス要因だったと思います。
COVID-19の影響をはじめ、私自身のライフスタイルも変わり、様々な制限がありますが、そのことがかえって自分の能力を最大限に発揮する契機となったと今は思っています。



いつレースが再開されるか…当たり前の日常が戻ってくるのはいつなのか…
誰にも分かりません。
ですが、自分のKonaへの思いは全く変わっていません。
むしろ、より身近にKonaへの道のりを歩んでいる実感があるくらいです。
依然として、Konaは高い壁ではありますが、この3年間に起こった自分の変化が確実に夢を叶える大きな力になったことは間違いありません。
Ironmanをはじめた時に、YOMEと約束した「Konaに連れて行く」。
二人で叶えるのではなく、新たに家族に加わった息子も一緒に、今度は三人で叶えます!

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