弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

弁護士倫理研修

2012年10月05日 | 経験談・感じたこと
大阪弁護士会は、5年ごとに必ず弁護士会主催の倫理研修を受講しなければならないことになっており、私は今年受講義務が発生しています。

当然のことながら受講申込みを行ったのですが、本日、倫理研修で使用する問題文が配布されました。




とりあえず問題文をざっとだけ読んだのですが…

・民事に関しては、直感的に「ダメやろう、これは…」というのは分かるのですが、具体的な根拠規定や条文までは出てきません。

・刑事に関しては、裁判員制度導入を機に刑事事件は完全引退を行ったため、やはり直感的に「危ないだろう…」ということは分かるものの、根拠規定はもちろん、根本的な出題者の問題意識までは今一つ掴み切れていません、



自分自身へのリスクヘッジのためにも、素直に受講して、恥をかいて勉強してこようと思います。





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大阪の弁護士が、秩父支部で「訴状陳述」と叫ぶ(予定)

2012年10月03日 | その他
事務員から、「本当にやるとは…」と絶句(?)されたのですが、色々訳あって、

◆さいたま地裁秩父支部

の案件を担当することになりました。




さいたま地裁の本庁さえ行ったことがないのに、埼玉県内での裁判所デビューが、まさかまさかの秩父支部とは…。

ところで、秩父支部ってどうやって行けばいいのでしょうか?

路線検索を行っても、時間帯によっては池袋から西武特急と出たり、新幹線で熊谷まで行って秩父鉄道と出てきたり、何だか不思議です。
(いくら田舎者とはいえ、池袋と熊谷が全然場所が違うことくらい分かります。ただ、熊谷って「暑いところ」というイメージしかありませんが…)


当然のことながら秩父に行ったことがないので、半分観光気分になってしまうのですが、一方で出張中に溜まるであろうメール相談と電話応答ができないことを考えると、正直イヤ~な気分にもなります。

帰阪するのが嫌かも…(苦笑)。






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また大阪弁護士会所属の弁護士が逮捕… _l ̄l○

2012年10月01日 | 法律情報
配信ニュースを見て、知りました…。

実名報道ですが、一応引用は匿名で(実名を知りたい方はリンク先で確認して下さい)


◆弁護士が地裁文書偽造…大阪地検逮捕



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破産申し立てに関する大阪地裁の決定書を偽造して依頼人に渡したとして、大阪地検特捜部は1日、大阪弁護士会所属の弁護士●●を有印公文書偽造・同行使容疑で逮捕した。同弁護士会も、家木容疑者が別の依頼人の金融機関口座から、計約1000万円を着服したなどの疑いがあるとして調査している。

特捜部の発表では、●●容疑者は、自己破産申し立ての事務を依頼してきた男性に対し、2010年12月、同地裁が債務の支払いを免除するとした別人宛ての「免責許可決定書」の氏名欄を、男性の名前に書きかえ、コピーして渡した疑い。

特捜部は、●●容疑者が破産処理が順調に進んでいるよう装ったとみて手口や動機を詳しく調べる。

同日記者会見した同弁護士会の桑山斉副会長らによると、●●容疑者は10年2月~今年9月、成年後見人を受任した大阪市内の女性の口座から約50回にわたり計約1000万円を引き出し、裁判所への報告をしなかったという。弁護士会が、業務上横領の疑いもあるとして調査している。

別の依頼人の個人再生手続きに関する決定書を偽造したとの情報も今年3月に寄せられ、弁護士会が刑事告発を準備中だったという。この件の調査に対し、●●容疑者は「体調の問題から仕事が滞り、やってしまった」と話したという。

(2012年10月1日 読売新聞)

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配信記事や弁護士登録情報を参照する限り、年齢は私より上ですが、「期」が私より4つ下ですので、まだ若手弁護士に分類されるかと思います。

事件放置や横領といった弁護士の問題行動が、どんどん若手弁護士にまで広がっているような気がします。


弁護士会は、(はっきり言って偏りすぎている)オピニオンや政治的意見を公表することにエネルギーを注ぐより、弁護士会としての「不祥事対策」へ力点を置いた方が良いのではないでしょうか…。






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