弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

「誰でもできる著作権契約マニュアル」を文化庁が公表しています

2006年07月04日 | 法律情報
文化庁が「誰でもできる著作権契約マニュアル」なる物を公表しています。

「誰でも…」なんて書くと、「不当広告だ!」なんて言う人がいるかも知れませんが、まぁ、無料で公開している資料なので、その辺は大目にということで。。。

ところで、最近、絵画の盗作騒動などで、著作権に関する意識が高まってきているようです。
特に、インターネット上でホームページやブログを行っている一般の方は、知らず知らずに著作権侵害を行っている可能性が極めて高い状況になっています。
知らない間に著作権侵害を行い、後日クレームを受けないためにも、このマニュアルの最初の「第1章 総論」だけでも読む価値はあるように思います。

なお、「法の不知は許さず」という法格言があります。
つまり、法律違反であることを知らなかったと弁明したところで、通用しないと言う諺なのですが、著作権侵害については、まさしくこの法格言が当てはまる分野です(著作権法違反の場合、民事上の損害賠償の対象になると共に、刑事罰もあります)。


文化庁「誰でもできる著作権契約マニュアル」へのリンク
http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/keiyaku_manual.html
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