弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

連休を挟むと、どうしても…

2009年11月26日 | その他
弁護士になってから、特に独立後にその傾向が強いのですが、連休が入ると、その前後がどうしても仕事が立て込んだり、予定が埋まったりして、煮詰まってしまいます。

今年最後の3連休も案の定で、昨日、一昨日と予定外の仕事が入ったりして、まさしく「慌てふためいて」いました。
(なので、ブログの更新もできなかったのですが…)

それにしても、ここ最近、まさしく不況型とも言うべき相談が多くなってきているように感じます。

一言でいえば、企業再生なのですが、何処までがOKで、何処までいったら脱法あるいは違法と言われてしまうのか線引きが難しく、非常に悩み多い事例が増えています。
しかも、私の場合、中小企業が多いため、単純に民事再生や会社更生などの法的手続きを用いることが困難な場合が多く(中小企業の場合、これらの法的手続きをとってしまうと取引先が手を引いてしまい、事業継続が難しくなるパターンが多いと言われています)、「あーでもない、こーでもない」と考えている内に、あっという間に2~3時間は経ってしまいます。

おそらく、企業再生の事例を扱っている弁護士であれば、あっという間に方針を出して解決に向けて動き出すのだと思いますが、パッと道筋(答え)を導き出せない自分の能力のなさに、もどかしさと未熟さを感じています。
(まぁ、これも一つの経験なので、後々役に立つとは思うのですが…)



ところで、全く話が変わるのですが、私は毎朝、至誠堂書店のWEBにアクセスし、法律関係の書籍の新刊状況を確認するようにしているのですが、今日、出版された書籍の中に、「久保利弁護士の法務手帳(2010年パイロット版)」ものが掲載されていました。

書籍名だけからは、どの様な内容の本なのかさっぱり分からないのですが、久保利弁護士といえば、著名な弁護士ですから、何が書いてあるのか興味があります。

裁判所の地下の本屋であれば置いてあると思いますので、少し立ち読みしてみたいと思います。



※よろしければこちらもご覧下さい。
インターネット・電子(IT)取引、労務・労使・労働問題、フランチャイズ、債権回収を中心業務にしている弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の法律情報ページ

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