弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

全く正反対の判決が東京地裁で…ハンセン病訴訟

2005年10月25日 | その他
韓国及び台湾に住む人が、ハンセン病補償法に基づく補償を求めた訴訟について、本日、東京地裁で全く正反対の判決が出ました。

報道によると、争点はほぼ同一だったということなので、何故、判断が分かれたのか不可思議であり困惑する所もありますが、悩ましい問題です(どうやら、各訴訟を担当した弁護士の力量の問題を越えて、各々の裁判官の「ものの見方」が大きく異なるようです)。

なお、担当裁判官によって、何故ここまで大きく結論が分かれるかというと、日本国憲法76条3項では、個々の裁判官は独立して判断しなさい(=他から影響を受けてはならない)と規定されているからです。
このため、今回の裁判であれば、同一内容の裁判について、他の裁判官がどの様に考えているのか気にすることなく、自らの信念を貫いて判決を出した結果、正反対になってしまったということになります。

おそらくは控訴必至の事件になると思われますが、憲法上の建前には配慮しつつも、高裁では統一的な判断が出るように願うばかりです。


関連リンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000029-mai-soci

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米国下院でチーズバーガー法案(通称名)が可決!

2005年10月25日 | その他
日本の話ではなく、アメリカの話です。

正式な法律名称は不明ですが、要は、「肥満になったことはハンバーガーを供給した業者の責任だ!」として、ハンバーガーが業者を訴えることを禁止した法律案のようです。

肥満になりたくないのであれば、ハンバーガーを食べなければ良いだけであって、身勝手な主張だなぁ…と思うのですが、これは島国日本人の発想なのでしょうか!?
日本もアメリカ型の司法制度を目指して司法改革が行われていますが、将来、日本でも「肥満の原因は○○だ!」と主張して、法廷闘争に持ち込む人が現れるのでしょうか?(今の社会風潮からすれば、そのような主張をする人の代理人弁護士はやりたくない…)

日本ではこのような法案の話自体が出ない、節度ある社会であればと思うばかりです。
ちなみに、この法案を考えたのは、やはり食品業界側からの政治活動なのでしょうか。。。


関連リンク
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081129946815.html

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