リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

+アルファ

2010-06-23 22:29:04 | 賃金・価値・権力
 今日も自分の勉強予定日で、そこはぐうたらだから、やだな、めんどいな、なんか面白いことはないかな、と開いたinfoseek

 辛坊正記という住友銀行の傍流の人が能書きを垂れております。
 現在は、日本総研情報サービス代表取締役専務とか。

 いえ、前回,せっかく書いた話が,その後確認すると,「所得税上げろ」は共産党も同じように書いていて、さすがといえばいいんですが、それじゃあ、わざわざ読者がこちらへいらっしゃる意味もなく,わたしとて忙しい時間を割く理由もない。

 で,多少追加しとこうかと。

 で,彼氏、いわく,小泉政権を弁護して
「しかし、小泉政権時代の数字をみると、財政収支の改善を図りながら株価やGDP(国内総生産)成長率は伸びており
(←後述)、
高校卒業予定者の就職内定率は劇的に改善し、完全失業率も低下しています。
(←だからニッチ労働=低賃金社会を作ったんでしょ.否定しないよ)
よく指摘される「格差拡大」についても、格差を示す最も一般的係数であるジニ係数は、小泉内閣直前の4、5年間の伸び率と比べると鈍化しています。
(←って、自民党中曽根以降,税制改悪で急激に開いた格差が常態になったってことだろ(ps.ちょっと前回を引きずりすぎ。「税制改悪に代表される施策の効果が一段落して」、かね))
この間欧米でも格差は拡大傾向でした」
(←って、サッチャーやレーガン、ブッシュのことだろうが。いいよ、そいつらよりましだよ,日本には野党がいる(いた?)からな)

一体,こいつは何の言い訳をしてるつもりだ?


 ――具体的にどこが良かったのでしょうか。なる問いに
 
「それまでの、そして今でも多くの政治家は、「みんな幸せに」という幻想を維持するためにバラまきを続け、政府の借金を増やし続けてきたのです。この際「みんな」とは、「『今の』みんな」であって、「『将来の』みんな」には、負担をツケ回そうというものです。」
 (←で、いつの国債発行額が一番高いんだ?? 小泉が首相をしてた2000年以降に急激に伸びて,小泉がやめたらやっと止まった、っていう事実は,日本総研の統計にゃあ出てこないのかい?)(国債発行でようやく、15行上の「成長率も伸びて」おっただけじゃないか。
 
 まったく。世間の人間はなんも知らんと思っておる。みなさまも、イデオローグというやつの言は、まず全部うそだと思ってからお聞きなさるように。
 

 ま、それは、それ,実は,日本総研は、わたしはちょっとファンで、住友系のシンクタンクなんですけどね、基盤が緩いせいか、なかなか本当のことを言っちゃうので注目してきたところです。
 それが、なに、こいつ。
 、、、ってよく見たらこれ「総研」内部部門じゃないの。どこまでも傍流。
 そっか、、、 スタンドプレーはやめろよ。腐らずにきちんとまっすぐ前を向いてたら、いつか偉い人になれるよ。


     、、、あ,もう勉強時間ないや。ざんねん。
コメント
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