リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

相変わらずで

2019-03-09 16:06:25 | 断片
 こんにちは。花粉ですね。昨日すっかりやられて今日は熱も出たので、花粉によく効く風邪薬を正式に飲めます。花粉症とアレルギー薬の副作用とじゃ、どっちもどっちで。なんか弱くていい薬ないですかね。アレグラかあ、、、
 きのう懲りたので、今日はどんなにお日さんが照ってても外へ出る気になりません。ゴミ捨てにいったけど。
 
 さて、ニュースでは、大阪市長と県知事が交代するって? 相変わらずばかばかしいね。
 ただの県知事権力を増悪(ぞうあく、ね。「増す」という字)ざせようとしてるだけなのに。で、成立したら松井がまた戻るんでしょう。あ、見ないで書いたら「府知事」っていうのか。ばかばかしい。
 こういう矛盾はどこでも起きてるんだから、本気だったら、全国市町村の権限を小さくするように主張すべき。そうしないのは大阪地域一帯を牛耳る権力が欲しいだけ。たかだかの県権力だけどね。ちっせえ。
 
 次。2、3日前、最低賃金を全国一律にしろ、と共産党。東京と鹿児島では現状200円以上違う、と。危ないことをいうなあ、と思ったら、昨日「厚生労働省は都道府県ごとに異なっている最低賃金について、一部の業種は全国一律とする検討に入った。7日の自民党議員連盟会合で説明した。4月に新たな在留資格が創設され、外国人材の受け入れが拡大するなか人材を定着させる狙いがある。」(日経)。そうらいわんこっちゃない。乗せられただけ。
全国一律低額最低賃金制。東京と熊本(秋田でもいいが)と一緒なわけないだろ、と誰だって思うぞ。すべての理屈というのは実際がどうかじゃあないんだから。たしかに田舎は交通費はかさむだろうが、そして一般に田舎じゃ近くに住まいはないだろうが、それでも近くに住んでる人間や自家用車持ってる人間だっているんだから。
 共産党はなんで全国一律が好きなのかねえ。
 そういや、なかなか悪名が響いてこない「同一労働同一賃金」とかね、諸、小労働官僚は自分は関係ないから、コトバに乗せられているだけ。「ヒビキがいいぜ」。何が「同一労働」だよ。ただの「同一職種」なだけじゃないか。みんな人によって労働内容も労働の出来不出来も違うんだよ。で、違って何が悪い? 本来の労働官僚の言葉は、「同一労働時間同一賃金」だよ。労働左翼もそんな基本を忘れ果て、いや忘れたフリで、悪口のわの字も出やしない。おかげで、高度労働・裁量権労働とその他一般労働の分断の嵐。
 学生さんには何怒ってるかわからないでしょうね。先祖回帰。戦前の職員VS労働者制。同じことだがホワイトカラーVSブルーカラー制。戦前より悪いのは、今の労働者層は、自分の労働技術を無視されているので、およそ仕事がつまりもしない。
 ってよそみちへいってしまった。
 
 こんなのもありました。「著作権法改正を進めようとしている文化庁が、自民党に正確ではない説明をした」。長いので一部の例だけ挙げると、審議会で「法改正に「積極的な意見」のうち【学者】の発言とされた四つが、1人の2回にわたる発言を論旨ごとに四つに分割したものだったという。」「文化庁が示した方向性に賛同している委員の意見は余すところなく紹介しているのに、「慎重な意見」を出した4人の意見は省略し紹介すらしていない」(朝日)。官僚が腐り切ってやがる。何やったってアベが守ってくれるからね。権力のオートノミー。権力はそれを人民に見せ付けることにより自己の権力を自然に確立することが出来る。社会学の基本です。隈社会学だが。
 
 さて、本日のためになる話。ここんとこ一人で食事しててヒマなので、食料の味をつい味わったりして気づきました。安いものは不味い。
 安い野菜、安い果物、安いハム、安いチーズ、安いレトルト食品、全部まずい。高いものを食べてないので高いとどうかは知りませんが(醤油だけは以前に気づいて、料理の苦労が台無しにならないよう変えたので知っています。高い醤油(ノンアルコールのやつ)は普通に美味しい)。
 で、そういうことはどっちでもいいのですが、問題は複数で食べるとそういうことに気づかない、ということで。それはそうで、不味かろうが食べ物だから人間に不満があるほうがおかしい。素材が美味いとか不味いとかって何さ。というわけで、お一人の方は誰かと暮らしたほうがいいですぜ。そっちのほうが絶対本来だから。
  
 ともかく、今年は、あるいは去年から、わたし的には厄年ですね。まるで、はたち前のよう。いくらでも悪いことが湧き上がるという、あらあらまあまあ。前厄に本厄。それじゃ来年も悪そうだな。もう年齢上、厄年なんて残ってないんですけどね。
 そういうことで、そろそろガンかなんかになってあせって次回作品を作って、ああ間に合った、みたいに死ぬのかもしれない。それも、ある意味、僥倖と思うべきかも知れないし、ま、間に合ったということで。
 きのうおととい、構成の壁を少し乗り越えたので、そこはかとなく余裕。
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