goo blog サービス終了のお知らせ 

リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

口軽しい感想集

2025-05-10 17:23:51 | 断片
 こんにちは、忙しい? わたしは連休はどこにもいかずに家の周りの空を見ていましたが、鯉のぼりがなくて淋しいものでした、アパート・マンションのことですけど。幼稚園、保育園製の小さな鯉のぼりが窓、ベランダにない。もちろん一軒家に庭なんかないので、結局なにもない。日本の文化はどこへいってしまったのか。自民党は何をしている、戦争をするばかりが仕事ではあるまい。ま、いいんですが。

 都会の田舎はいよいよあちこちで雑草が花ざかりです。地面はジシバリ、林にはスイカズラ。ひと昔前は私より上の差別的民主世代が、世の中に雑草という草はない、とか言ってたんですが、そんな年寄りもいなくなってよかった。雑草で何が悪い。頭狂ってんだよ、自分が差別してるくせにそう言えば正義もんになれたからね。
 雑草はわたしの友だち。たとえ「名前」なんかわかんなくともさ。なにそんな「他人」が付けた「名前」など。そもそもそんな「他人」のほうがお友だちじゃないや。
(そういや一昨日も朝日新聞にいたや、鷲田清一。人々を人々というな、って。ばかじゃん。俺の友だちは、はなから人々じゃないわ。他方、助けなきゃいけない人々は、名前などなくとも戦火の中の人々だよ。ほんと差別的民主主義者。)
 元に戻って、ネットに桐の花が咲いたというニュースが。
 ああ桐の花なんて何十年もみてない。桐なんてどこに生えてんのかしら。あ、いや植わってる、というんだろうね、昔は娘の箪笥用に植えたってさ。うちのも相当巨木でしたが、家の建て替えの時切り倒してしまいました。

 ではニュース感想。
 「レタス「73円は奇跡」 連休明けて野菜の流通増加 値下がりに生産者は「苦しい」」(テレビ朝日系)
 そうですか。消費者隈は、ざけんなというだけです。お互い様ですね、さようなら。
 さすがにスーパーもごまかしがきかなくなったようで、野菜は2年前の5割増しを標準とすることで手を打ったようです。
 ほんと、毎回買い物がつらい。

 次。
「ヘビが怖いのは“人間の本能”?「ウロコが恐怖の原因」「本能を身につけ生存競争を勝ち抜いた」」(ABEMA TIMES)
 うそだな。わたしゃウナギもヘビも同じくいやだもの。ウナギにウロコはなかろう。気持ち悪くて見たことはないが。
 他方、本能は確かに本能。昔、子供連れて行った多摩動物園で大きなオランウータンがサル園の垂直の壁をよじ登ってくるアオダイショウを壁を叩いて必死に威嚇しておりました。以後、オランウータンはわたしの仲間です。もちろん、アオダイショウは隣組なので庇護対象者ですが。

 次。世間ではローマ法王が変ったの。
「新ローマ教皇にプレボスト枢機卿 レオ14世名乗る―史上初の米国出身・コンクラーベ」(時事通信外)
 知ってる? ローマ教皇って、カトリック教の独裁者。配下は14億人だってさ。映像みた? この今日にも飢え死にしていくガザの子がいるこの瞬間に、このアメリカ人はもう喜んじゃって顔が壊れそうだったよ、いまでも見れるでしょ。新聞はそんなに悪くないといってるけどね。
 しかしカトリックって、14億人いるってことがわかんね。この21世紀に、あんな魑魅魍魎の言うことをきく人類が14億。はああ、、、
 この信心篤い預言者隈だって新宗教を立ち上げることはできるんだけどね、何が問題かって、わたしには国家がついていない。私に国家があればできることは山のよう。貧しい人々を救って、傷ついた人々を救って、死にかけた人々には死後の安寧を届けられる、それにもちろん戦争の開始だってお手の物。
    ったっく。
 ざけんなよ、カトリック。
 ここで問題、わたしは生まれてこの方プロテスタント文化にまみれていますが、その自分は旧教と新教のどちらが好きでしょうか?
 これがね、カトリックなのだよ。
 なぜか。世界を席巻した68.9年闘争で、若者の味方をしたのはヨーロッパでは旧教なのだから不思議の賜物。
 もちろん、不思議でも何でもない。
 闘争がまともだったフランス・イタリアという旧教国に、何人かまともな思想家がいたというだけ。
 しかしね、人間、受けた恩を忘れるのは、それは宗教の問題ではない。人間の生きる仕方です。恩知らずは人間ではない。

 さて今日も感想集で本題なんてありませんが、しかし良い本を発見。
 最近にない名著。
 高橋敏「江戸の訴訟」岩波新書。これこれ。人間の生活がある本。こういうのを探してた。政治屋はよく熟読玩味したほうが良い。
 こんな名著は参考文献にしたいんだけど、じゃあ何が参考になる、といっても何とは言えない。ただ単に江戸終期の生活がわかるだけ。この生活がわたしの脳の思考実験の基なんだけどね、そんなこといったら、毎日の新聞も、ということになるし。

 今週の借り本のくだらない読書系列は、法学。ほんとに見るに値しない。こんなの私が書いたらただの1節でケリがつく。まだしも政治学のほうがまともにやろうとするなら役に立つ。
 政治権力を裸にする作業なんてどうかしら。
 支配者といって、なんか偉そうに見えるから偉いだけだから。裸にすれば香川大吾の方が強い、って柔道選手権優勝者。豊昇龍とどっちが強いだろうか。結局、関節技をしてはいけない柔道なんか柔道じゃなかろう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちょっとの続きのちょっと | トップ | ある種のルーツ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

断片」カテゴリの最新記事