リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

9割の人々の席巻

2016-04-29 21:10:30 | その他

こんばんは。いよいよGW。うれしいことで。わたしはカレンダーどおりお休み。とりあえず今日は浮世のことをクリアする日。

 さて、実はこの5月というのはすぐに日焼けすることが示唆しますように人間には大変危険な時期で、日向を歩くとすぐに体内に水分不足をきたすものです。6月の晴天ともなれば気温も30度を越えてくそ暑いので気づくのですが、5月では、年寄りは水分不足に気づかないで血管に血栓を生じさせる。さらに車で渋滞道路を帰るなんてのは最悪ですね。なんてことは例によって、世間の人は知りませんが(検索してみました)。みなさまにおかれましては、親御様が出歩く折には喉が渇かなくとも水分を摂取するよう、ご指摘ください。
 以上、本日の役に立つブログでした。ではみなさま、連休を有意義にお過ごしください。

 以下どうでもいい話。
 先週ブログ記載後、NHKのニュースがうざい。
 「熊本県と大分県では活発な地震活動が続いていて、震度1以上の地震はこれまでに770回を超え、」 ってやつ。昨日だかは930回とかいってた。なんでいいたがるかねえ、「不安を煽ってないか。東日本や阪神は、、、」って書こうとしたら今となってはネットで批判がどんどん出てくるね。誰だってそう思うさ。少し気なり頭なりを使えや。会長のヨタに根拠を与えるだけだぞ。
 
 、、、なんて続けると常連の方は、「うるせえ、いいわけ無用。遊びやがってまたサボんのか」とお思いでしょうか。
 じつはサボる気ではなく必死な思いで、うそですが、それなりに勉強せん、と借りた本がくずで。「またか」ってそうなんだからしょうがない。藤野渉とか島田豊とか星埜淳とかその他のことです。みんな代々木ですから借りたほうが悪いといえばそうなのですが、上部構造論で「アカデミック」なのは代々木しかいないからしょうがない。党員以外の生存者はくるっと引っくり返ってますけどね。
 でも呆れ返ったなりにこの間のバカバカしさも加えて、下記の仮説として、見限ることができました。

 というわけで、本日の付録。
 表現商売人には2通りある、ということで集約しました。
 1 真理に奉仕する人間。私等のような人間たち。私以外は実証的な社会学者のことです。
 2 社交グループに奉仕する人間。自称理論家のほとんど全部です。ジンメルもバカでなければこういう違いを明示し、社会科学に貢献できたのですが。
   ま、ともかくも、そういう人間。
   
 わたしなどは、今まで 「後者は(社会)科学者であるわけがない。ただの評論家だ」、ということで気にも留めませんでしたが、評論家が圧倒的に大学教授等をしている近代を考えるに、それはおかしい。彼らもバカなりに社会の一員であろう、と。「おう、さすがの年寄り」 と思いませんか? 若い連中はそこまでは思いもよるはずがない。
 ともかくも「真理を越えて」 社交グループに貢献することが、人間のある種の一群ないし大群の、人間の9割以上を占めつつ、さらに理論の分野までに食い入ろうとするそんな人々の、近代的姿容であり、ポイントは、他の権力的賞賛の消えた近代ではそれは一般常態である、と。
 ここまで喝破した人間はいないのではないか。
 
 「バ~カ。当たり前だ」? しかしその当たり前さが分からなかった。不覚。 ときおり不思議を愚痴っていたように、社会科学徒と言うものは、あまりにも当然に、真理に奉仕するものだと思っていたのですから。
 でも言い訳ですが、世代というものはそういうものです。戦前の文化はみんな「聖真理」ですよ。戦前の文化というのは全ての日本文学古典を指します。夏目漱石や太宰治。中原中也のことです。みんな真理を自分で掴もうとしている。しかし現代人の大半は、真理など屁とも思ってないのではないか、と。
 まあ、そんな明治大正の人々ではなく、人民の意識は近代化したにもかかわらず変わろうともしなかった昭和の「知識人」の奴らが悪いのかもしれませんね。東大なり京大なり、いやさ、各種旧制高等学校なり、日本共産党なり、ブントなりトロツキスト連盟なり、その他、派生する友だち連合の馴れ合い表現趣味者たち。
 
 というわけで、しかし上部過程論のテーマであるべき本件は、私論には加えません。
 私はもう上部構造論以上、論は展開しないつもりですので、私には永遠の仮説です。
 そんなんどうでもいい。そんな仮説の解答は誰のご飯も改善しないからね。
    ただ、そう思うと、よりいっそう、ご訪問のお客様に代表される読者の部類の方だけが、人類の頼りですね。
コメント
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