リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

将棋コンピューターさようなら

2013-04-20 21:27:27 | 断片
 こんばんは。東京地方、外は相当寒い模様ですが、コンクリート製の強み、まだまだ当家の中はぬくぬく。
 本日は、ビジネス靴下が穴開きで払底したところ、雨の中自転車でスーパーに行くのはあきらめ、ネット買いに走りました。
 紳士のみなさまは靴下をどのように手に入れているのでしょうか、今回、通勤途上のスーパーは既にあれこれ寄ったのですが、大衆用の柄つきの薄い靴下など、ゼロであることに気づきました。知ってます? 日本国中ジミ臭いのが流行りなんですね、私以外の日本人て趣味とかセンスとかに無縁な人種なんでしょうか。都会の近縁に住んでて靴下までネットの世話になるとは想像外でした。(3足千円です。が、イギリスデザインを標榜)。私が買うワイシャツはどうにか1ブランドだけイトーヨーカドーで扱ってますが、すでに下着も靴もネット様頼み。スーパーってどなたが客なんですかね。みんな「あるはずの流行」品しか売らなくて。計画経済批判なんてブルジョワ族の児戯ですね。
 いや、あとジジイ共の幼児戯ね。 知ってます? 5本指靴下って。スーパーじゃ富士山のような5本指の山。ずっと家で寝てろ。胸糞が悪い。(私は爺いを憎んでまして)
 
 といっているのを聞いて、おやと思った常連の方、いつもありがとうございます。そう、ここんとこ、わたし土日休みっぽいでしょ? 休みなんです。また仕事がちょいと変わって。
 毎年毎年、よく仕事が変るが大丈夫か、というところですが、ご安心ください、か、残念でした、か、それがなかなか勤務成績は良いことになっておりまして。

 さて本日は上記のように休日なところ、おあつらえ向きの勉強サボりの口実に電王戦、つまり、コンピューターとプロ将棋棋士との対戦があって、危惧どおりコンピューターの勝ち。あ~あ。人間よりコンピューターの方が上か、、、
 ま、これで決着がついてスッキリということはありますが。
 で、その間ずっと2ちゃんでの騒ぎを読んでまして、はあはあ、こりゃ人間だな、と。買った負けたと騒いでいるのは結局人間だけ。コンピューター自身は楽しくも何ともないよな、と。
 
 なにが勝とうが、結局、今の制度は、対象が人間がする戦いだから騒ぐんだよな、ということで。
 と思うと現在の日本の将棋というのは健全なものです。人間同士の勝ち負けにカネを払っているわけで。
 
 近世以前人やら資本主義人の関心というのは、そういう具体的な人間の感情ではなく、カネや優越の動きですからね。
 闘奴隷だって闘犬だって闘鶏だって闘カブトムシだって、勝ち負けが飼い主なり賭けている自分なりだから周りが騒ぐ。
 そのうちコンピューター将棋選手権がメジャーになることがあるとしたら、それはその勝ち負けに人間の感情が移入される根拠がある場合に限り、そこで趣味を越えてカネがとれるようになる。
 今回などは伊藤というコンピュータ使いの非社交性がバレてしまって一騒ぎでしたが、まあ、食えるほどにカネを稼ぐというのは、すくなくとも表に出る人間は人間社会に社交的に巣食う必要がある、というわけですね。
 
 ま、というわけで、もう将棋遊びにコンピューターはお呼びでなく、将棋コンピューター技術者も激減せざるをえない。人間は、改めて人間の将棋を遊びだす。
 すべて世はこともなし。
コメント
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