リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

(あまりお勧めは、、、)

2010-05-09 16:27:11 | その他
 こんにちは。
 暑いですねえ、、、て、ちょうどいいときがない。暑いやら寒いやら。

 今日は久しぶりに高校の同級生としばしだけ歓談。
 以前会ったとき、昔の隈の手製詩集の原本がない(実家のものはみんな捨てられた)、という話になって、ならCDに焼いてやるよ、と、それを呉れた本日。
 書いた詩は忘れてたけれど、見れば鮮明に覚えているような、不思議なもので。

 それにしても留まるということがない人生だなあ、と改めて思ったところです。
 なんでももう少し掘り下げたらいいのにねえ、、、自分のことですが。
 
 ともかく、K川くん、どうもありがとうございました。


 さて、本日は、エンバーミング、って今覚えた言葉ですが。死体の化粧。
 気の弱い方はやめたほうが。
 
 学生の頃、死体洗いのバイトの話があって。今は都市伝説になって病院の死体洗いの話になったそうですが、ちょっと違った普通のバイト話。神奈川で米軍の死体を洗うと日給1万円出る、という話。ラーメン屋の時給が480円ほどの頃。家庭教師週1回の月給が平均1万円でした。とゆうとたいしたことないようにも聞こえるなあ、でも、月5万円の収入ならブルジョワといわれたからねえ。この話はその後院生の頃もあって、1万6千円でした。
 ホルマリン臭いのを我慢すれば1万円か、と悪くはないな、思ったところですが、今回図書館で借りた本によるとそんな甘いもんではなく、死体といっても戦場で土中に埋めて退却したものを半年後とかに掘り出してきたものだから、触れば緑や黄色や茶色の色とりどりの腐敗液が流れるやつだそうで。それを洗う。「また新しいウソを」、って、埴原和郎東京大学人類学名誉教授の本(「骨を読む」多分)、ですので、文句はこの人にいってください。
 
 かの教授によると、そんなのは洗えば骨だけになってしまうのですが、それを人間の形に並べて包帯で包んで立派な棺に入れて米国本国へ送り返すのだそうです。教授(この本は朝鮮戦争のときので、当時人類学・院生)の仕事は、その死体(骨)が、記録が伝える人物と同じかどうかを同定して証明書を書くことだそうで。遺族にはその証明書付きで返すのだそうです。なかには爆弾で数人吹き飛んでたりで、それをなんとか集めて1人1人の人間にするんだそうです。
 もっとも、神奈川の施設はもっと新しい死体か損傷の少ない死体だそうですが、それにしても、腐敗しきったものに違いはなく、、、と思うと、1万じゃ安い。
 
 でも、すごいねえ、見捨てた戦死者を、取って返して掘り出して、エンバーミングして、立派な棺にいれて故郷に戻すんですって。
 米帝といわれようと、しないよりましだな。
 まあ、金持ち国だからできる贅沢さ、とか、それだけの人数しか死んでいないからできるのさ、とか、悪口は言えるけど。でもしないよりましだな。
 とゆうことがベトナム戦争初期まではあったそうです。それ以降は、知りませんし知りたくもありませんが。 
コメント
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