リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

冨士見の熊笹にはクマがよく似合う

2009-11-21 22:21:49 | コーヒーブレイク
 こんばんは

 今日はお休みをいただきまして、家人と、秋の日、富士山遠望の旅へ。
 当家は東京地方ですので、近くの大月の高川山というところ。

 登山口に行きますと立て札があって「クマ出没、注意」だと。
 そういうのは慣れておりますので登り始めますと、なかなかの急斜面、わたしは正真正銘のきゃしゃな人間ですが、家人も運動不足なので、ま、そこそこ、いつものようにちんたら歩いて行きますと、頂上近く、
 突然家人が「クマ! クマ! 大きな声上げて! わあ! わあ!」
 と叫び立てます。

 私は目が悪く最長焦点距離25センチのもので下を向いて木の根に引っかからないように歩いておりましたが、0.3秒後には事態を理解し「わあ! わあ!」と叫んだところです。
 家人がいうには「すぐ目の前の道を巨大なクマが凄まじい勢いで横切っていった。あんな必死なクマではもっと大きな声を出さないととても耳に入りはしない。もっと大きな声を出せ」とのことです。
 家人はB型ですので翻訳しますと「目の前20メートルのところを突然熊笹の藪からクマのような黒い生き物が飛び出し横切っていった。あなたのような音楽的美声のyahhhohでは飛鳥のようなクマは気づかないであろう」
 ということです。

 私はクマは好きなのですが、家人がおりますので、本当は木刀が欲しいところを、なにはともあれそこらを探し、石器時代に戻ったように先の尖った石くれを拾って握り締めながらとうとう下山まで持ち運んでしまいました。
 
 ということは、クマだって人間が好きでも、家族がいたらそれどこんじゃねえよ、ということですよね。
 淋しいことです。

 本日のためになるブログ。
 立て札があったら、それは過去の経験ですので、宝くじよりは本当です。クマにはご注意。

   でもかわいいやね。
コメント
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