リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

そんなにまでして購読(売り)たいか

2009-11-26 22:08:22 | 断片
 さっそくですが今日の朝日新聞、
 大阪の行きすぎたタクシー料金過少に、近畿運輸局が待ったをかけたそうです。
 おお、さすが、共同性の日本国官僚、人の痛みを知っている、
 と思えば、天声人語(という朝日新聞の看板コラム)

 折角の競争に国ごときがケチをつけた。
 大阪は商人の町で、競争本位でよいところだ。
 大阪人の知恵を無駄にするな。
 ということだそうです。

 このあほんだらが。
 競争というのは合理化で生産性が向上するから、そこそこの免罪符が与えられるのだ、
 とゆう原則を高校で習わなかったのか。

 だいたい、私のブログは、ネットにないものは要旨しか乗せない原則ですが、
 要旨前の生文章といえば、上記の要旨に、いかにも「いや、だんな、そりゃわかるんでございますがね」といういやらしい商人根性が透けている。
 わかってなんなんだよ、このバカ。
 タクシーでどんな競争ができるんだ。言ってみろよ。原稿用紙百枚やるよ。
 そんな競争できるわけないだろ。
 できるのは、「自動車整備をいいかげんにする」以外は、「グウタラな運転手のクビを切る」だけなのだ。
 初めに安くした会社だけが安いがゆえに儲かる。そりゃネズミ講とおんなじだ。1会社の社長だけが儲かり、その社員は低給に喘ぎ、他の会社はつぶれる。
 お前よお、もう一度言うが、社会で許される合理化というのは、生産性が上がるかどうかなんだよ。そんなこと左翼に教えてもらうんじゃねえよ。

 そんなことを知っていてもブンヤというやつらは勝手なことを書くんだよな。
 それが同じく朝日新聞に載ってる朝日新聞の歴史、安保運動反対声明だ。
 1960年、農民・老人に新聞が見捨てられるのが嫌で書いた反対声明で、「理由はともかくおいて、行動はいかん」てやつさ。
 へい、まいど。「庶民なる者は現象で見るから理由を問うてはいかん。タクシー代が国によって上がるところを突かなければ、我々の給料は出ない」
 ウソじゃないぜ。ウソというならいつでも受けて立つさ。言えよ。自分が恥ずかしくていえないだろ、朝日新聞。
 その記事自体、朝日新聞の内部告発なんだろうけどね。
 ブンヤなんざ死んでもこんなもんさ。

  反吐。
コメント
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