北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ふるさと納税を使って、厚真町に災害支援寄付をしてみる

2018-10-04 23:53:28 | Weblog

 

 

 北海道胆振東部地震で大変な被害を受けた胆振の町村ですが、いろいろと仕事上でお付き合いがあって、お世話になった厚真町にふるさと納税サイトから寄付をしようと思いました。

 以前は「さとふる」というサイトでふるさと納税をしていたのですが、ここには災害支援のサイトがありません。

 災害支援では、お礼の品をもらわずに寄付だけをするというもので、おまけに当該自治体ではなく、代理自治体に寄付をすることができます。

 被災自治体に直接ふるさと納税をすると、被災自治体に寄付を受領して証明書を発行する事務が発生してしまいます。

 復旧・復興で忙しいのに、寄付をすることでひいきの引き倒しになりかねません。

 そこで、代理自治体による代理寄付という仕組みがあります。

 代理寄附とは、被災していない自治体が、被災自治体に代わり寄附金を受け付けることで、被災自治体の業務の負担を大幅に減らし、いち早く寄付者からの支援を被災地自治体に届けるという組みのこと。

 で、今まで使っていた「さとふる」というサイトではこの仕組みが使えないので、これが使える「ふるさとチョイス」というサイトに新たに登録してこちらを使ってみることにしました。

 寄附をしようと思う厚真町には、代理自治体として、福岡県大木町や茨城県、茨城県境町などが選べるようになっていますが、今回は大きな自治体で茨城県経由で寄付を送ることにしました。

 

 

 厚真町の代理寄付として茨城県を選択して、必要事項を打ち込んで、支払いはクレジットカードで、「yahoo!公金支払い」経由で会計事務が行われます。

 

 災害支援寄付の場合は、お礼の品はなしです。少し経って落ち着いたところで、厚真のジンギスカンの返礼品もあてにしようかな。

 無事に手続きを終えると、支払い完了メールが届いて寄付完了です。

 わずかではありますが、現地の復興を願います。

    ◆

 ふるさと納税は高額返礼品が問題になっていて、前野田総務大臣が制度の変更を検討する、と言ったまま交代になりました。

 これから先、どうなるかわかりませんが、返礼品に釣られながらもこうやってふるさと納税のシステムを身近に感じられるようになったのは事実です。

 その結果、自ら確定申告もするようになったし、税を身近に感じられるようにもなりました。

 私は返礼品が高額でも、地元の産品だったら、結局お金は地域に落ちるわけですし、やはりその結果、地元の産品が知られるきっかけにもなると思います。

 返礼品だけではなく、自治体の特色を生かしたコト消費につながるようなサービス提供もいろいろと工夫されるようになっていて、単純に返礼率の問題だけではないように思います。 

 ふるさと納税で寄付をすることに慣れてくると、このような災害時の寄付もやりやすくなります。

 まずは実際にやってみた、という人を増やす工夫が大事だと思いますが、総務省の官僚たちは嫌なのかなあ(笑)。

 たくさんの人に、ふるさと納税を知ってもらえると良いのですが。

 

コメント
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