東京にいるカラオケのライバルであるM氏が、明日の用事のために札幌で前泊で来てくれました。
居酒屋でまずは再会の祝杯を上げて、近況報告をして互いの健康を祝いました。
しかしメインイベントは、酒席ではなくやはりカラオケ対決。
当然、迎え撃つつもりでカラオケ会場を事前に予約してあって、普段からの練習も積んでいるところです。。
対決フィールドのカラオケ機械は「DAM Stadium」で、「精密採点DXーG」での点数を競います。
最初のうちは互いに声が出てきませんが、M氏持参ののど飴を舐めながら、温まったところでそろそろ点数が上がってきました。
カラオケの祭典システムである「精密採点DXーG」は、歌の基礎点に加えて「音程」「ビブラート」「表現力」によるボーナスが最大3点程度与えられて、これが最終点数に大きく効いてきます。
つまり機械の癖を良く知り、それに高い評価を得られるような歌い方が大事になるわけです。
最初のうちは拮抗した勝負が続き、95点台が連続して出るようになったM氏に対して私も96.113で対抗。
しかしすぐに96.203を出されて、最高点でも逆転を許しました。
やがて、私の方は最高でも94点台しか出ず、方やM氏は95点台を揃えて来て、劣勢が鮮明になりました。
お互いに、高点数が出た場合は写真に撮って、評価内容をチェックしながら次に進みます。
どうやらM氏は、私よりも機械の歌評価アルゴリズムに詳しくて、「表現力」の項目に私の弱点があることが判明しました。
「なぜ僕の方が表現力が低いんだろ」
「抑揚だよ、抑揚。画面の範囲のなかでの抑揚が効いてくるように思うね」
そこで抑揚を意識した歌い方をしてみると、確かに表現力が向上しています。
「課題曲」と称して、二人で同じ歌を歌って点数の中身を確認しますが、やはり私の場合は抑揚ポイントで点数が伸びないことが最後の一伸びを欠く結果となりました。
今日は残念ながらM氏の勝利、ということで勝負が決しました。
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悔しい思いをしながら、家に帰ってきてから、「精密採点DX」の攻略方法をネットで調べてみると、なんと「精密集計DXの作者がLIVE DAMの「精密採点DX」で高得点を取るコツ・攻略法を詳しく解説した」というサイトがありました。
なるほど、ここ→ https://clubdam.info/static/advice.html を見て、次回の対決までに喉を鍛えておくことにします。
"敵を知り己を知れば、百戦危うからず"と申します。
カラオケも喉を中心に身体をコントロールするスポーツ性がありますから、機械の特性に合わせて歌えるように、練習を重ねることにします。
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ところで、一次会の居酒屋にあった「金宮サワー」に感動。
M氏からは、「え?知らないのか?リキュールを割る甲類焼酎のなかでは一番人気の酒だぜ?」と笑われましたが、知りませんでした。
こんなお酒を出しているお店が札幌にあったとは。ここでも勉強不足が露呈しましたなあ。
次回は捲土重来だ!