北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

平成21年明けましておめでとうございます

2009-01-01 23:14:33 | Weblog
 新年あけましておめでとうございます。

 北海道では大晦日の一日は大荒れの天気でした。雨のようなみぞれが降って圧雪路面も緩んでしまい、ぐちゃぐちゃです。まさに2008年を象徴するかのような悪天候。

 正月三が日も吹雪模様で荒れる、という天気予報に暗い気持ちになっていたのですが、天気予報が大はずれで実に穏やかな一日となりました。日中の気温も3℃まであがり雪も溶け気味。

 暗い予報(予想)に反して穏やかで暖かな元旦を迎えられるとは、これはこれで新しい年を象徴しているということにならないかな、などと希望的な観測をするのでありました。

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 もちろん、基本的には世界経済が全体的に底上げされなければ日本経済とて自動車や家電製品などの外需産業が浮揚できず、景気が大きく浮揚することは望めません。しかし、世界で2番目の規模を持つ内需国として、実際には多くの資産を持つ日本国民に対して国内での資金循環を促すような内需誘導策がうまく機能すれば、世界で最も早くこの経済危機から脱出する国になることは十分可能だと思います。

 そもそも今のトヨ●自動車が赤字だ赤字だ大変だ!、と叫んでいるのは、一説にはアメリカのビッグスリーの受け皿にされるのを避けるためだ、と言う噂もあるくらいです。

 大事なことは、日本の底力をやみくもに【信心】して【願う】ことではなく、多方面からの情報を集めて冷静に分析し、現状を認識した上で復活のために【行動する】ということです。

 行動には一人一人が「良いことにお金を使う」ということも含まれます。一人一人が良いことのために使うお金が社会を回ることで、社会環境と経済環境の改善が果たされ、日本経済の体質が一段と強化される、というサイクルに繋がることでしょう。

 ネットの世界では「もうだめっぽい」という意味で「だめぽ」という単語がよく使われますが、単純な「日本経済だめぽ論」ほど有害なものはありません。もちろんこの対極にある根拠のない「俺たちはすごいんだ論」もこれまた有害ですが、この両極端の狭間の中で、意識を高く持って考え、行動したいものです。

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 午前中に実家の近くの神社へ一家揃って初詣に行きました。例年あまりくじ運の良くない私ですが、今年のおみくじは「大吉」でした。

 さて、今年も平凡の中に一隅を照らす幸せを見つけ出してお届けして行きたいと思います。

 どうぞ今年もよろしくお願いします。

コメント
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