ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

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初歩の投資教室 28 いったい何に投資したらいいの? 山崎元氏の推薦商品

2012年11月16日 | お知らせ
今回は、山崎元氏の『買ってもいい運用商品全リスト』です。

   山崎元氏が週間ダイヤモンド誌の氏のコラムで7月28日に書いている内容、「買えるリスト」をまずはそのまま紹介します。

  最初に記しているのは、買ってはいけない以下の注意点と具体例です。

① 運用の中身のわからない商品・・・仕組み商品(仕組み債券・預金などを含みます)、ヘッジファンド、プライベートバンク
② 実質的な手数料のわからない商品・・・生命保険の大半
③ 同類の商品よりはっきり手数料の高い商品・・・投資信託の9割以上
④ 独自性があっても手数料が高すぎるもの・・・例の記載なし
⑤ セロサムゲームの投機リスクをとるもの・・・FX、ゴールド


さらに外貨預金と外債は③④⑤の観点からダメ、と指摘。

次に買える商品のリストは

短期金利物として

1. 銀行預金、一人一行1,000万円まで
2. MRF
3. 個人向け国債の変動10年債、固定5年債


リスクを取って高いリターンを目指すもの

4. 株式
5. 投信ではTOPIXもしくは日経平均のインデックスファンド、ETF
6. 先進国・新興国の外国株インデックスファンド


判断がやや難しいが

7. REIT

   さてこれを見てみなさんはどう感じられるでしょうか。今回は私のコメントをする前に、みなさんからコメントを聞かせていただきたいと思います。

   コメントをよろしくお願いします。
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4 コメント

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Unknown (ななし)
2012-11-16 11:37:18
全く判らないのにド素人がコメントしてもいいですか?

リートの内容が(国内?国外)どういう地域が組み込まれているか判んないので何とも言えないのですが・・・

私は九州に住んでおります。

それはもう、貸店舗、売りビル、売地、の貼り紙の嵐です。

仮に林様が「リートがお奨めだよ」って言ったとしても、少子高齢化など肌で感じた不気味さで私は買いません。だってじっちゃんばっちゃんあの世に行っちゃって空き家も増えてますよ。
私には税金対策といって、借金してまで貸しビル貸しアパートの大家さん業をしてらっしゃる方が今後どうなるのか・・不思議な気持ち一杯です。


東京近辺で自然災害などの有事・・(大地震や原発事故、あと南海トラフってのなど)の際には九州に行き場を失った人がどっとなだれ込むなら九州は見込みありだぞ^^っておバカな考えもよぎったり、まして世界全体経済沈滞ムードの中、インフレにも耐えれるよう自分家族の分ぐらいの食糧確保という意味で庭で自給自足したがいいんじゃないと考えたりもしてる位なんですよ。

絶対リートというなら、今東南アジアが元気だし、先進国こけたら新興国もこけると言うなら今のうち東南アジア関連リートをさっさと買ってさっさと売りにげならそれもアリかな?

ただこの林様のブログのタイトルは(ストレスフリーの資産運用)なので^^・・

しかし、このように情報化社会で皆が一斉に動いて世の中の動きが早い中で、完全なるストレスフリーで資産運用なんて成立しにくいだろうな~~(^_^;)なんて思っちゃったりもする中、「いやいやどっちにどう転んでもいい様に準備する事(心の準備含めて)自体がストレスフリーの資産運用だ」って思っちゃったりも(^_^;)

私「ななし」の東南アジアリートの話をする事って、もう靴磨きが株価の話をし出したタイミングと似たようなもんですかね^^

リートのド素人おばちゃん所感でした。



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誰がリスクを担ったら良いのか (彷徨)
2012-11-16 21:51:51
現物、もしくは現物に近いもので、できるだけ上場していて流動性が高く、どんなときにも売り逃げができるもの、ということになるのでしょうか。それにあえて加えれば素性のはっきりしたもの、ということになるのでしょうか。

要はこれだけ経済がグローバル化していて、世界的に景気後退懸念が高まっている中で自分でリスクがどこまで取れるのか、よく見極めて投資するほかない、ということなのでしょう。確かに間違ってはいないと思いますが、、、、。

しかし、皆してこのように投資に対し慎重姿勢を続けていては世界経済はいつまでたっても景気回復軌道に乗ることはできなくなってしまいそうで、別の心配が出てきてしまうような気がしてなりません。
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シンプル (モンド)
2012-11-17 23:46:21
流動性が高く経費が低い商品を基本とし、経済は全体的に上昇していくという方向に賭ける、といった方法かと感じますので、その賭けに賛成するかどうかは別として、シンプルでありかと思います。

この考え方からすると、株式については「個別株式」だとすると、選球眼が必要でしょうから少々難しめかと。
リートについては、現在すでに上がっていっている部門ですので、出入りのタイミングの問題になりつつあるのかなぁと思います。
この二つは入れるなら、インデックスより低い割合のサテライト組として考えるのかなと思います。

外貨預金は、最後に円に替えるのであれば、指摘の通り手数料の点からもアウトだと思います(外貨で将来使うならありかと)。

外債は、確かに売り買いの際の債権自体の価格で、どれだけ証券会社に抜かれているかわからないような気がしますので、素人はそこらへんは不安です。
ただ、為替のリスクはとるものの、ゼロサムではないと思いますし、国外への投資比率を上げることを考えると考慮してもよいツールかと思います。
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意図がわかりません (山ちゃん)
2012-11-18 15:47:37
「うーん」というところでしょうか。
 どなたかがおっしゃったように、いつでも売り逃げできるということなのか。それとも、日本国債には、当分の間、危機はないという判断なのかがわかりません。ただ、マーケットが崩壊する時には、一般の投資家が、売り抜けられるものなのか、いや、そんなことは不可能ですよね。
 日本株への投資も有効ということならば、これが国債の暴落はありえないということなのか、国債が暴落しても、株式は、そんなに下落はしないということなのか。
 銀行預金をペイオフの範囲内としているということは、銀行を信用できないとしているということですが、国家財政が破たんすれば、ペイオフなんて、実施不能でしょう。
 なんか、すっきりとは、わかりにくい推奨ですね。
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