ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

新刊「投資は米国債が一番」幻冬舎刊
「証券会社が売りたがらない米国債を買え」ダイヤモンド社刊
電子版も販売中

ひろさん、佐藤大輔さん、彷徨さん、ななしさん、まとめて返答です

2013年06月13日 | ニュース・コメント
相場はジェットコースターからボブスレーに乗り換えたようですね(笑い、ごとじゃない)。

  明後日から2週間、敵前逃亡の旅に出ますので、コメントにまとめて返答をさせていただきます(笑)。

まずひろさんへ

ひろさんからいただいた以下のコメントは、私にとって最高に嬉しいコメントです。

>分かりにくい専門用語を並べて煙にまく市場分析が多い中、いつも私のような完全な素人にも分かりやすく市場の実態をお教え頂きありがとうございま す。いつも感じますが、この国のためには、ここでの考え方がもっと一般の人にも広まることを切に祈念します。


特に、「この国のためには、ここでの考え方がもっと一般の人にも広まることを切に祈念します。」の部分は、まさに私が目指す核心部分です。

  もともと私の著書のドラフトは「ストレスフリーの資産運用」というタイトルで、この国の投資があまりにもバカげた「証券会社のためにする投資」に終始しているのを、なんとか世界標準のまともな投資にしたい、という内容がメインでした。

  残念ながらタイトルでちょっとそれに触れる程度の「証券会社が売りたがらない米国債を買え」となりましたが、それはそれで出版社のマーケティングのプロにお任せしてよかったと思っています。

  できればその後第2弾で、もっともっと安全で「ストレスフリーの資産運用」を広める本が出版できればと思っていますが、なかなか取り上げてもらえません。そこで原稿は書き溜めながらも今はブログに集中しています。

  是非みなさんのお力をお借りして、私の考え方をもっと日本中に普及できればと思います。そうすれば、投資で泣いたり、投資うつになったりする人が少なくなると信じていますので、

「明日も応援よろしくおねがいします!」と野球選手のようなことを言わせてください(笑)。

  みなさんのおかげで、累計のアクセス数も30万件を超えるまでに至りました。今や「投資のリテラシー」を持つことは、文明人にとって必要不可欠です。日本ではそれを儲け主義の権化である証券会社に任せていますので、間違った投資術を勉強することになります。

「証券会社に負けない投資術」を学校の必須科目にでも加えないといけませんね(笑)。


佐藤大輔さんと彷徨さんへ


お二人は私の「投資をしなければいけないという切迫感」という言葉によって、ハタと我に返ったようですね。そう思っていただき、本当によかったです。私が投資に対する考え方の中で大切にしている部分です。今後もご自分の考え大事にしながら、ときどきこの言葉を思い起こしてください。



ななしさんへ

>「長いスパンで物を見る」と「細かくエクセルで管理」

いいですね、「ストレスフリー流」になってきていますよ!

ではご質問への回答です。

①米ドルでやるのかその国の通貨でやるのがよいのか。
新興国通貨はマイナーだし、ちと心配。


ちと、どころか大いに心配です。新興国の通貨はこう言ってはなんですが、まだまだジャンクレベルですので、生活に必要な金額を除いて投資をするべきではありません。

②日本がこけるとアジア新興国もずっこけるってありなんですか?
そうなった場合の為替の相関関係が全く判りません。


次回予定の(笑)「日本のずっこけ」は、世界を大激震に巻き込みます。その時は、「草木もなびく米国債」以外はすべて売られると思って間違いありません。特に信用力のない新興国通貨は暴落の先頭を切ります。ユーロも連想ゲームには持ってこいの対象です。

以上、安田さんを除いて回答できましたでしょうか?

御用の方は、お急ぎくださいね!

コメント (2)
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